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概要

女神転生シリーズ』を代表する悪魔「ジャックフロスト」に基づいて生まれた初の派生種。


形態

第一期

魔王 キングフロスト

真・女神転生Ⅱ』から登場し、『デビルサマナー ソウルハッカーズ』、『真・女神転生STRANGE JOURNEY』、『真・女神転生Ⅳ』などに出演。頭に金色のカールウィッグと銀の王冠、右手に王笏、体に真紅のマントと雪の結晶を模したペンダントを着用している。


なお、これらの装飾品の一部は『真・女神転生if...』で関連装備品「Kフロストシリーズ」と銘打たれ、人間サイズで作られたレプリカが飽食界カジノの目玉景品として取引されている。


Kフロストシリーズ

名称部位性能付加効果コイン
Kフロストロッド武器(剣)攻177、ALL力+3、知+1、体+2凍結10000
Kフロストブーツ防15速+3対氷結20000
Kフロストミトン防17魔+3ノーマル30000
Kフロストヅーラ防25知+3対衝撃40000
Kフロストマント防75体+3対火炎50000

カジノ限定品、高額取引、男性専用という厳しい条件に見合った性能を誇り、飽食界進行時点で全て揃えられればバランスブレイカーに等しい力を得られるが、氷結効果耐性、特に氷結無効や氷結反射を備える敵が相手となると、なまじ強力であるが故に途端に窮地に立たされる諸刃の剣と化す。


第二期

ヒーホー!

真・女神転生デビルチルドレン』から登場し、先述の作品以外に出演。

基礎となった『女神転生外伝 ラストバイブル』のファンタジックな世界観を継承する『デビルチルドレン』で「氷の魔界を統治する名君」の設定が与えられ、カールウィッグが白金の三段重ねに、王冠が金に、マントが南京錠付きの堅牢なデザインに一新された。


そして『デジタルデビルサーガシリーズ』で第二期の姿が3Dデザイン化されたことで、モデルが流用された各種3D作品(『ペルソナ3』、『真・女神転生IMAGINE』等)におけるキングフロストは第二期で、逆に2D作品(『女神異聞録デビルサバイバー』、『真・女神転生Ⅳ』等)では依然として第一期の姿が適用される形になっている。


変遷

真・女神転生Ⅱ

種族魔王
レベル22
HP220
MP176
MAGICブフ、ブフーラ、マハブフーラ、デカジャ
EXTRAアイスブレス、アイスバウンド

メシア教の重要拠点『ホーリータウン・エリア』で無差別に猛毒ガスを撒き散らす邪龍バジリスクと同時期に顕現し、大教会礼拝堂を中心に広範、且つ絶大な凍気を発して多くの人命と都市機能を奪う壊滅的被害をもたらす。この被害報告を重く見たTOKYOミレニアムの中枢「センター」の執政官である司教の要請に従い、ベスと共に派遣された主人公アレフ)によって倒される。


しかし、このバジリスクとキングフロストによるホーリータウン壊滅事件こそ、TOKYOミレニアム最高意思決定機関「元老院」による選民救済計画「メシア・プロジェクト」の一端であり、メシアとなるべく創り出されたアレフをメシアたらしめる輝かしい英雄譚を紡ぎ出すためのスケープゴートであった。即ち、この一連の事件は「メシア教上層部による信徒大虐殺」という衝撃的な内容であり、キングフロストはメシア教上層部の何者かの手によって過ぎた力を与えられたジャックフロストが既存の悪魔合体法則を無視して数百体、もしくは数千体単位の同種合体を果たした末に魔王級の魔力を得た人造変異種だったのである。なお、キングフロストの発生について宝島社刊「真・女神転生Ⅱ悪魔大辞典」では、「ジャックフロストが無数に合体し、その体を作っている雪の量を増やしていけば、キングフロストになるのではないかと思われる」と記載されている。


後にリメイクされたGBA版では、周回プレイを条件に入手フラグが発生する隠しビジョナリーアイテムの1つ「氷の王冠」の再現映像を通じて事件とセンターの関連性がより明確に描かれ、事件に暗躍した司教の一部始終が明らかとなった。


本来の姿であるジャックフロストが持つブフとブフーラに、この時点では極めて厄介なマハブフーラ(全体氷結ダメージ+FREEZE)、さらには特技のアイスブレス(1~3回氷結ダメージ+FREEZE)とアイスバウンド(全体氷結ダメージ+FREEZE)が加わり、攻撃の大半が「凍結による一時的行動不能」を前提とした強敵。ごく普通の進行を経て対峙した段階ではレベル、装備品性能のいずれもが乏しく、弱点となるアギ(火炎)系統の魔法を持つ仲魔も頼りない上、魔法と特技の連発でFREEZEの連鎖から抜け出せないまま押し切られてしまう場合が多く、半ば運任せの勝利を願う序盤随一にして作中屈指の難関としてプレイヤーの前に立ちはだかる。


デビルサマナー ソウルハッカーズ

種族魔王
レベル79
HP19409
MP3231
MAGICマハ・ブフーラ
EXTRAアイスブレス、メガトンプレス、高揚の歌、ハテナ・ボックス、自爆

本編クリア後のセーブデータに出現するエクストラマップ「次元の回廊」第一エリアを司る強敵。この作品から、人造変異種ではなく純然たる一個の魔王として登場するようになる。


マハ・ブフーラとアイスブレスにのみ前回の名残を留める一方、アップテンポのファンシーなBGMとは裏腹にメガトンプレス(全体物理攻撃)、高揚の歌(全体HIGHによる強制行動)、ハテナ・ボックス(性格が「冷静」以外の仲魔をCOMPに強制送還)など凶悪な癖を持つ特技を揃え、そもそもステータスが劇的に上昇しているために前回のような単純な氷結対策や火炎攻撃では歯が立たなくなっている。


さらに、HP残量が1/4を切ると急に「今年の冬は寒くなるよ・・・」のメッセージと共に防御態勢を取り、次のターンには「何も知らずに一気呵成の攻勢に出るプレイヤー一行に自爆(全体物理属性で自身の残りHPと等しいダメージ。約2万の1/4なので4桁ダメージは必至で、こちらの最大HPは999である)を仕掛けて道連れを目論む」という捨て身の一手すら備える初見殺しの鑑。


しかし、前回とは違ってプレイヤーレベルや熟練度には幾らも余裕があり、同行する仲魔の選択肢が多岐に渡るというメリットが大きく働く分、魔法では高位のアギ系統やメギド(無属性)系統と自爆対策のテトラカーン(全体物理反射)、特技では炎の壁(氷結軽減)を持つ有能な仲魔を吟味すれば二度目の敗北を味わう確率は低くなる。


デジタルデビルサーガ

種族魔族
レベル?
HP4200
MP10000
SKILL空からの贈りモノ、大冷界、突撃フロスト衆、パワーウェイブ、ブフーラ、ブフダイン、マハブフーラ、マハブフダイン、メギド

本編“ポイント136”クリア後、同ダンジョンで発生するサブイベントの隠しボスとして登場。

ポイント136の新たなキングを名乗ってHip&Hopブラザーズの片割れであるジャックランタンを配下に収めて、一階ホールにある宝箱の解錠を命令している。サーフはその鍵探しのためにポイント136内の悪魔を撃破して回ることになるのが当イベントの概要だが、宝箱の内側の模様がジャックフロストの顔だったり、扉の前の選択肢で“邪悪な気配を感じる”と書かれたりなど、小ネタが多い。


初3D作品ということもあり、物理半減・火炎無効相性、背中の筒から弾き出されたジャックフロスト二体を合体させてより強化された個体を増援に呼ぶ“空からの贈りモノ”、胴体の扉から無数のジャックフロストが飛び出して攻撃する“突撃フロスト衆”、強力な冷気で全てを凍てつかせる“大冷界”を初めとした豊富な氷結攻撃スキル、凍結した戦闘フィールドなどシリーズ作品の中でも際立った優遇をされている。


真・女神転生 STRANGE JOURNEY

種族魔王
レベル40
HP572
MP257
SKILLマハブフダイン、メディアラハン、爆砕拳

※エネミーサーチで登場する個体データ


デザインは真Ⅱと同じ。ジャックフロスト、フロストエース、じゃあくフロストによる特殊合体限定の悪魔。

本編には直接関わらないが、セクター・エリダヌスにおいてエネミーサーチ・タイプAで登場する。

話しかけると「頭が高いホー!」、「人間なんて、みんなオイラの家来にしてやるんだホー!」等、高飛車かつ尊大な台詞を言う。

DDSATシリーズに引き継いで専用スキル“大冷界”を使用するが、追加効果に即死が付加されたことから氷結耐性の無い悪魔に対してはスキル依存のダメージに加えて、討ち漏らした相手にも即死効果が発動する二段構えという無類の強さを発揮する


真・女神転生Ⅳ

種族魔王
レベル37
HP445
MP88
SKILL大冷界、コンセントレイト(38)、氷結ギガプレロマ(40)

デザインは真Ⅱと同じ。また。特殊合体限定悪魔で、本編には関わらないのはSJと同様。

今作ではHP特化型のため初期ステータスでは自慢の“大冷界”を一発撃つだけでMP切れに陥り、防御相性もじゃあくフロストに劣ることから、残念な性能に甘んじている。

しかしながら、真Ⅳ独自のシステム「ウィスパーイベント」によって仲魔のスキルを主人公に継承でき、また悪魔合体によるスキル継承が簡易な今作では合体を繰り返せばレベル40代で最高峰の氷結属性スキルをパーティ全員に実装させることも夢ではない。

特にスキルレベル8まで成長させた大冷界の威力と取り回しの良さは目を見張るものがある。


真・女神転生ⅣFINAL

種族魔王
レベル30
HP319
MP233
SKILLキングブフーラ、ブフーラ、氷結プレロマ、アイスブレス(31)、メガトンプレス(32)、会心の眼力(34)

真・女神転生ⅣFINAL』にも続投。レベルが30、初期HPが319に下がったが、その分MPが233と急上昇し、大冷界の代わりに新規スキル“キングブフーラ”を所有する。

特殊合体の素材が低レベル帯の一般出現悪魔になったことで仲魔にするのが簡易で、“キングブフーラ”が燃費の割に敵全体対象かつ追加効果持ち(ニヤリ時に防御低下)なので、軍勢系悪魔の仕様が強化され、その反面スキル枠のやり繰りに苦労する当作では攻略面において頼れる存在であり、単純な能力値以上のポテンシャルを秘めている。

また、次の物理・銃攻撃が必中かつクリティカルになる補助スキル“会心の眼力”を全悪魔最速で習得。常時命中が不安定な最高難度「終末」における重要スキルの1つで、これが有ると無いでは戦闘の安定感がまるで違う。

更に特殊合体でじゃあくフロストの素材になり、じゃあくフロストはアリスの素材に…と戦闘・合体の両方面で非常に需要の高い悪魔となった。

本編にも久々に絡み、多神連合に唆されて「妖精の森」に隠された宝物を得るために水源を占拠し、ナパイアの依頼を受けて現れた主人公(ナナシ>ナナシ(真ⅣF))と交戦する。氷結攻撃一辺倒なのはご愛嬌だが、戦闘途中から“スマイルチャージ”でニヤリ状態になってキングブフーラを繰り出すというなかなか凶悪な戦法で猛攻をかけてくる。


真・女神転生Ⅴ

種族魔王
レベル33
HP172
MP175
SKILLキングブフーラ、ブフーラ、氷結プレロマ、ぶちかまし(34)、マハタルカジャ(35)、コンセントレイト(36)

DDSAT版のデザインで登場。仲魔としては特殊合体悪魔に分類されるがジャックフロスト、ジャックランタン、ベリスという一般エンカウント悪魔で素材が揃うため真ⅣFに引き続いて作成難易度が低い仕様である。

防御相性に呪殺弱点が付いたものの、全体氷結ダメージ&防御力低下効果を与えるキングブフーラと攻撃力を上昇させるマハタルカジャを持つことからかなり攻撃的なスキル構成になっている。特に単体カジャ系スキルが使いにくい今作においてレベル30帯でいち早くマハタルカジャを会得するキングフロストは貴重な存在である。

作中ではサブクエスト「お魚食べたいなァ」においてコンテナヤードの一角にある冷凍倉庫を自身の冷気で冷やし続けるキングフロストが登場。元々はジャックフロストだったが過去に溶けかかって命を落としかけたところを当時の冷凍倉庫を管理していた“おじさん”に匿われ、東京が魔界に落ちた後もおじさんへの恩返しの為に倉庫の冷却を続けていたとされる。ネコマタの依頼で魚を取りに来た主人公を敵視して襲い掛かり、撃破後の選択肢によっては自発的に主人公へ魚(冷凍キングサーモン)を譲り、恩人がいなくなったことを認めつつもなお冷凍倉庫を守り続ける道を選ぶ。


真・女神転生デビルチルドレン

黒の書でボス悪魔として登場し原宿小学校を拠点に東京を冬の街にした。

アニメではフロストたちの集落の長として登場。


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女神転生シリーズ 仲魔 ジャックフロスト

キングスライム…おそらく元ネタ

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