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ギリシャ

ぎりしゃ

ヨーロッパの共和国。首都はアテネ。
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概要

ギリシアとも。古代ギリシャ文化を生んだ土地として名高い。首都アテネは1896年に第一回近代オリンピックが開催され、2004年にも夏季オリンピックが開催された。

紀元前4世紀、アレクサンドロス大王エジプトからインドにまで及ぶ広大な帝国を作りあげ、ギリシャ文化がユーラシア各地に伝播した(ヘレニズム)。

ギリシャはローマ帝国東ローマ帝国オスマン帝国と多民族帝国に支配されていた時期が長いが、ギリシャ語とギリシャ文化は古代から連綿と引き継がれている。東ローマ帝国時代後期には多民族帝国からギリシャ人主体の国へと移り変わり、ギリシャ文化の復興がすすめられ、現代のギリシャ人は東ローマ帝国を自国の前身のひとつとみなしている。

1453年にオスマン帝国に敗れ、帝国が崩壊して以降は長らくオスマン帝国による支配が続いたが、19世紀に入って再びギリシャ人のナショナリズムが高揚し、1821年よりトルコとの戦争を開始した(ギリシャ独立戦争)。紆余曲折を経て、最終的にはイギリスフランスロシアなどの大国の介入によって、独立を回復した。当初は古代と同じように共和制を採用する予定だったが、結果的に大国の思惑などで混乱状態が続き、デンマークの貴族を王族とする王国に変遷した。その後も、王政が廃止され、共和制が復帰するや否や、間もなく王政復古が行われるなど、長きに渡り、政治的に不安定な混乱状態が続いたが、1974年に国民投票で王政が廃止され、本格的に民主政治に移行し、現在に至る。

文化・宗教的には、ギリシャ神話が有名であるが、現代のギリシャは必ずしもオリンポスの神々を信仰しているわけではなくキリスト教正教圏である。長きにわたるトルコとの戦争を収めるべく結ばれた1923年のトルコとの強制住民交換合意書により、トルコ国内の正教徒はギリシャ人と見なされてギリシャに追放され、逆にイスラム教徒はトルコ人と見なされてトルコに追放された。このようにギリシャはアイデンティティ的には古代ギリシャ以上に、正教国家東ローマ帝国の後継者という色彩も強い。しかし、毎回のオリンピックにおいては聖地オリンポス山にて女神ヘスティアの巫女たちにより開催地に送られる聖火が灯される儀式があり、古代ギリシャ文化の継承者としての地位も守られている。

外交面では、欧州連合に加入している。先述のいきさつもあって、隣国のトルコとは現在も因縁の関係にあり、キプロスの分断問題を巡っては鋭く対立する。また国名を巡ってマケドニアとも対立がある。ギリシャ人の観点としては、古代マケドニアはギリシャの一部でありその王として有名なアレクサンドロス大王もギリシャ都市同盟の盟主と見なされる。古代マケドニアの領土のうち南部は現代もギリシャ領であるが、スラブ人が居住する北部はマケドニアの国名を名乗ってユーゴスラビアから独立し、その国名の使用についてギリシャと対立している。

経済危機

近年ギリシャは巨額の赤字を抱えており、深刻な経済状況にある。
2009年には粉飾決算を隠して欧州連合に加盟していたことが発覚し、更に世界にその余波を広げるユーロ危機を引き起こした。
原因は歴代政権の度重なる失策や放漫財政、2004年のアテネオリンピックの負債だけでなく、生来ののんびりした国民性も指摘されており、公務員の人数の多さによる人件費の食い潰しとその勤労意欲の薄さ(昼過ぎには帰宅してしまう)は融資をしている諸外国からも呆れられている。
2011年前後からデフォルト(債務不履行)に陥る危機に晒されており、2015年にはIMFからの15億ユーロの債務も返済できない有様になっており、ギリシャ国内でも銀行休業や引き出し制限が行われる羽目になった。

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