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概要

CV名塚佳織/Kathleen Barr※
種族チェンジリング
正式名称クイーン・クリサリス(Queen Chrysalis)

トリクシー・ルラムーン等も兼任

マイリトルポニー』シーズン2のラスト2話に登場したヴィラン。

タグとしては「クリサリス」が多い。他にも英語表記の「Chrysalis」も多い(「クリサリス」とは英語で「さなぎ」という意味。)。

説明

見ての通りポニーではなく、虫のような姿を持った『チェンジリング』という魔物の一種。

彼らは変身能力を持っており、どこかの誰かに成り代わり、その者に向けられる愛情を横取りすることで力をつける。戦闘能力はあまり高くなく、個々としてはそこまで強くはない(腕っぷしの弱いフラタシャイも応戦できている)が、恐るべきはその個体数の多さを生かした人海戦術であり、劇中ではエレメントまであと一歩というところまできた一同を連行することに成功している。能力の他にも声をも真似て後述のプリンセスケイデンスに変身している。

彼女はその長であり、自らの軍団を総括する立場にもある。

本編での活躍

目を付けたのはトワイライトスパークルであるシャイニングアーマー

彼の婚約者であるプリンセスケイデンスに成り代わろうと目論む(因みに本物は洞窟に閉じ込めていた。)。

前述の通り、愛情を横取りし力をつけると同時に、王室警備隊隊長である彼を衰弱させる事で王都の障壁を破壊しようと画策。

This Day ....

そして愛の溢れる国エクエストリアを民の餌場にすべく策を巡らせていた。


トワイライトと本物のケイデンスに正体を暴かれるという誤算はあったものの、プリンセス・セレスティアを下し、エレメンツ・オブ・ハーモニーの使用も封じ、一度は計画成功の磐石の大勢を築く。

…が、ケイデンスとシャイニングアーマーの愛の力なのか、謎の魔法で遥か遠くへと吹き飛ばされてしまい逆転敗北。


S6E16にてチェンジリングは卵生であり手下のチェンジリングは彼女のであることが判明した。

また、チェンジリングといえど彼女および群れ全体が同じ思想というわけではなくS5E9のマチルダの結婚式に出席した一体(スタッフによればマチルダとの知り合いの間柄とのこと)のほか、S6E16に登場するトーラックスなど、イレギュラーも存在する。

シーズン6

ボスとして再登場。S2では声にエフェクトが掛かっていたがこちらではどういうわけかエフェクトは掛かっていない。

ディスコードの魔法ですら受け付けない玉座を以てエクエストリアを再び侵略しようと試みたが、

ディスコード及びトリクシー、スターライトグリマーらの尽力と部下であるトーラックスがまさかの進化にて計画は頓挫。

部下と住処を失った自分に対し、スターライトから自身の過去を行いを喩えて改心してはみないかと手を差し伸べられるも、クリサリスは手を払いのけてこれを拒否。

スターライトに復讐の念を吐き捨てて何処かへ飛び去って行った。

シーズン8

スターライトに復讐すべくまたまた登場。カメラマンのポニーに化けてサロンに侵入、Mane6達の鬣を抜き取りつつ写真を撮影(なおこの時同席していたスターライトの写真は撮らなかったためピンキーパイに「スターライトを忘れてるよ!」と言われ、明らかに嫌そうな顔をして写真を撮った)。

実はこの写真と鬣はポニーのコピーを作るために必要なもので、木に貼り付けキューティーマークを刻み魔法をかけることで生み出すことができるのだった。

こうして創られたMean6はクリサリスの魔法が普通のポニーと異なることもあり完全にMane6とは真逆である。また外見も色がくすんでいたりキューティーマークが微妙に違っていたりと、視聴者から見ればクローンと呼ぶには些か粗雑なものだった。

キャンプ地であるエバーフリーに派遣したクローン達は本物に紛れて嘘をつき、意地悪をし、キャンプ場を荒らすなどやりたい放題。クリサリスの思惑通りスターライトとMane6達の相互信頼に影を刺す。

ところがクローンのトワイライトが自らを裏切ろうとしていることを知り、エレメントの力で自身を倒すために画策していたクローン達を消そうと姿を現す。本物並の魔力を持ったクローントワイライトの前に追い詰められるものの、すんでのところでハーモニーの木がクローン達を捉え、たちまち元の木片に戻された。皮肉なことに彼女が嫌っているスターライトが信じたエレメントの力によって助けられてしまったのである。自らの魔法を与えて創ったクローンにさえ裏切られた彼女は、「スターライト、私はまたお前に復讐してやるからな!」と捨て台詞を吐く(なお後述のシーズン9にてこの時の木片の一部(おそらくクローントワイライトのもの)を抱えているシーンがあり、コージィグロウに取られかけるとすぐに奪い返す所作から未だクローンに対する未練が残っていると見られる)。

シーズン9

やはりというかまさかというか、シーズン9の終盤にて同じヴィランであるティレック、コージィ・グロウと共に再登場。この時は絵本の悪役、Grogarに化けたディスコードの指示に従い、アーティファクトを集めるが、前述の二人と共にあっさり反逆、ディスコードの持っていたベル(どんな相手だろうと強制的に魔法を奪い取ることができる)を使い今度こそエクエストリアを支配しようと三人で暗躍する。なお、三人で協力しているものの、お互い仲間意識はそれほどなく、エクエストリアを支配し脅威がなくなれば同盟は解散すると先に忠告している。

シーズン9のラストではセレスティア、ルナ、ディスコードによってヴィラン三人まとめて石化され、ついに再起不能に陥った。

アメコミでの活躍

アメコミ版の本編第1~4話までの悪役として復活。

S2E26の後、彼女と一族は愛情たっぷり溢れた子猫達の村(後に登場した猫の国アビシニアとの関係は不明)まで飛ばされるが、そこで子猫達の愛情を全て吸収して全快まで回復し、村ごと絶滅させた後に拠点を作る。

トワイライトに復讐するため…と言うより前回障害となった彼女を排除するため、ポニーヴィルに侵略。

さらにCMCを人質に取ってトワイライトを自らの居城に誘い出すが、彼女の強力な魔法によって再び敗北。

現在はピンキーが置いて来た、憑依された着ぐるみに見張られながら、居城内に封印されている。

Fiendship is Magic

ヴィランに焦点を当てたアメコミ版「Fiendship is Magic」#5にて再登場。禁錮の状態の確認とチェンジリングの歴史についてレポートを作成するためにチェンジリングの城を訪れたmane6と再び対面する。

エクエストリアの伝承によれば、クリサリス率いるチェンジリング達はプリンセス・セレスティアと同じく神話の時代から存在しており、数々の都市を滅ぼしてきたことが判明。その時の姿は現在のようにやつれておらず体もボロボロではなかったが、プリンセス・セレスティアの攻撃によって現在のようになったとされている。

余談

セレスティアとの交戦中には苦しそうな表情を浮かべており、まさか勝てるとは思っていなかったらしい。結局シャイニングアーマーから奪った愛情が予想以上に強かったおかげで普通に撃破したが、勝った後も素でキョトンとしていた。


登場回数は少ないが、禍々しくもワイルドでスマートな美人(?)な外見や、

いかにもな悪役ながらも、民のために女王自ら敵陣に乗り込むという器の広いキャラクター性などから、地味に人気があるキャラクターである。


本編では数少ない、作中最後までヴィランとしての矜持を貫いたキャラクターといえる。


視聴者からは後々のシーズンで再登場し、いつの日か改心するエピソードが来るのでは、との声も上がっていたが、結局ヴィランとして封印されることとなった。


数は少ないが公式で商品化もされている。

補足

Changeling に関する補足

邦訳は取替え子。ヨーロッパの伝承では、フェアリー・シーオーグ・エルフ・トロールといった妖精の子と人間の子が入れ替えられるとされ、これをChangeling(チェンジリング)と呼んだ。

取り替えられた子はたちまち弱ってしまうとも言われる。

欧米で一般的な妖精伝承のひとつ。


(追記)ゴシック系ミュージシャンのVoltaireが2011年に発表したCD「Riding a Black Unicorn」のジャケ絵に描かれたユニコーン風クリーチャーとの類似が指摘されており、二次創作ではこれをネタにしたオリジナルキャラも登場している。

関連イラスト

Chrysalis

クリサリス様ラブその2。

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