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クォース

くぉーす

『クォース』(QUARTH)とは、コナミのシューティングパズルゲームである。
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概要

コナミが1989年にリリースした業務用シューティングパズルゲームで、画面上部から降下してくるブロックにブロックを撃ち込んで四角形にすることで消去できるという落ちものパズルと縦スクロールシューティングを合わせたような一風変わったゲームシステムとなっている。海外では『BLOCK HOLE』のタイトルにて発売。自機が戦闘機になっていたり、BGMが異なるなどの相違点がある。


その後はMSXファミリーコンピュータなどの様々な機種に家庭用移植されており、ゲームボーイ版には『BLOCK HOLE』の自機が選択可能で、BGMもこちらのものが収録されている。2000年初頭には『ブロッククォース』と名を改め、携帯電話アプリゲームとして配信されていた。


ストーリー

199X年、遠い宇宙空間で突如重力崩壊が始まり、大爆発が起こった。その時空間のひずみによってブロック群(クォース)が発生した。このクォースは、周辺のありとあらゆる物体を砕き、飲み込んでいった…それらは地球の目の前まで迫ってきている。このままでは地球はクォースに砕かれ破壊されてしまうだろう。しかしクォースにも弱点があった。ブロックピース(正方形の弾)が当たると同化し、四角形(長方形、正方形)の形になると分子分解が起こり消えてしまうのだった。そして今、人類はブロックピース発射装置搭載の戦闘機を開発し、その最終段階に入っていた……


ゲームルール

上部から降りてくるブロックに自機から発射されるブロックを当てて四角形を作るとブロックが消されて得点になる(この間は画面が停止し、止まっている間もショットが撃てるので連鎖的に消去させることも可能)。四角形を作る際にサイズが大きいとそれに比例して得点も大きくなり(四角形の内部の空白もブロックとしてスコアが計算される)、3個以上のブロックをまとめて消すと消したブロックの個数分得点に倍率がかかるが、あまり欲張りすぎるとピンチになりやすいので注意。


降りてくるブロックは横棒(-)、ギリシャ文字のガンマ(Γ)、キリル文字のパイ(П)、英字のTのように下からピースをくっつけて四角形にできる形で構成されており(単体なら4つピースをくっつければ消せる)、それらが組み合わさった形でやってくる。画面下部の自機移動範囲のラインまでブロックが重なるとゲームオーバー(ファミコン版のソロプレイのように残機制の場合もある)。


なお、画面中央よりやや右に表示されているスラッシュ記号で区切られた数字はステージとその進行度合い(レベル)を表わしており、左側が現在のステージ、右側がレベルとなっている。アーケード版ではレベル9の最後に出現する金色のブロックを消去することで次のステージへと進む。


2人対戦

ブロックを消し合い、相手のブロックがラインを超えたら勝ち。まとめ消しをすると消したブロックの量に応じて相手に目隠しが発生する(自分に目隠しがある場合は目隠しが消える)。ファミコン版ではブロックをまとめて消すと相手のラインが上がり、自分のラインが下がる(初期状態より後ろにはならない)。


ちなみにゲームボーイ版はコナミGBコレクションVol.4に収録されているクォースでは二人プレイがオミットされている為対戦プレイはできないので注意。


関連動画

ファミコン版プレイ動画


アーケード版プレイ動画


関連項目

コナミ パズルゲーム シューティングゲーム


関連作品

コナミワイワイワールド2:パスワード入力画面が『クォース』を模したものとなっていて、各ステージの最後に表示されるブロックの配置パターンに従ってマス目にブロックを撃ちこんでいく。


がんばれゴエモンゆき姫救出絵巻:作中で遊べるミニゲームのブロック崩しは本ゲームがモチーフと思われる。


ボンバーガールパインが作成し、チェイスチェイスジョーカーズ麻雀ファイトガールに参戦する際に乗っていたタイムマシンは本作自機がモデルと思われる。


日常(あらゐけいいち) ヘルベチカスタンダードなの祐子プレイしている絵や自機の天使がヘルベチカスタンダードのキャラクターになっている絵が投稿されている。

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