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解説

美々野くるみミルク)が変身したミルキィローズプリキュア5の5人分に匹敵する、ある意味チートパワーファイターと位置づけられている。

そんな彼女が本気を出したらどうなるか、それを如実に表したのがこれである。


事の起こりは『プリキュアオールスターズDX』において、横浜みなとみらいで繰り広げられたフュージョンとの戦闘。

キュアブルームキュアイーグレットキュアブライトキュアウィンディにフォームチェンジした上で天空から攻撃を行おうとするが、フュージョンはそれに反応し、口からビームを発射しようとする。

それに気づいたローズはとっさの判断でフュージョンの足下に拳を叩きつけた。その比類無きパワーを発揮させたため、地面は陥没、まさにクレーターのようになった。

これでバランスを崩したフュージョンはビームを撃つことなく倒れ、直後キュアレモネードのプリズムチェーンで固定された後、ブライトの攻撃とキュアドリームのシューティングスターを食らうことになる。


このパンチのインパクトがあまりにも強すぎるためか、以降「ローズと言ったらクレーターパンチ」というイメージが即座に定着することになる。もちろん5GoGo!本編での強さもあってのことではあるが。

だが、そのインパクトの強さとは逆に上記含めて3回しかこのパンチは披露していない。



とはいえ、やはり絵面を含めた印象が強すぎるため、今後も彼女の代名詞となり続けるのかもしれない。



余談

「地面にパンチをぶち込んでクレーターを作る」と言うシチュエーション自体はミルキィローズの専売特許と言うわけでもなくバトル漫画などでもしばしば見られるシチュエーションではあるが、大概はパンチをぶち込んだ本人の力をアピールするための「示威行動」としての意味が強く、実戦の技として使われるシチュエーションは割と珍しい。


ヒーリングっど♥プリキュア』第28話でダルイゼンが似たようなパンチでプリキュア4人を圧倒した。結局、その後のストーリーでダルイゼンとの格闘戦があった訳ではなかったのだが…。


関連タグ

美々野くるみ ミルキィローズ プリキュアオールスターズ













以下最新映画ネタバレ

























映画プリキュアオールスターズF』では、中盤になって今回の敵による事態の真相、そしてそれに至る本当の物語の始まりが語られるのだが、その最初に登場するのがその敵に破れ落下し既視感を覚えるがごとく自らの身体でクレーターを作って大の字に倒れるローズの姿だった

これまでクレーターパンチで自らの強さを見せていたローズがまさに早々に敗れ去りさらにクレーターを作らされる、しかもその後ろにはも破れ倒れており、初めて映画を見た者には今回の敵の強さ(そしてここからのまさかのプリキュア全滅に至る光景)からくる強烈な衝撃と戦慄を与えている。

この光景が公式Xでの画像を使って予告された後、公式X・YouTubeで動画として特別公開されると騒然、ある種の阿鼻叫喚状態となり、ミルキィローズという言葉がトレンド入りするまでになっている。

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