機体データ
概要
形式番号は「MS-07C-5」。英語表記は「GOUF Experiment Model」。
ツィマット社がジオニック社からライセンス生産を請け負っているグフをもとに次期主力生産機のテストベッドとして改修したもの。
1機のみが製造され北米の試験場でテストされていたのみで実戦運用はされていない。
シールドを除きグフの武装各種を廃した代わりに、後のドムが使用するヒートサーベルを有している。
外見はグフから腕部兵装と頭部ブレードアンテナ、腰部の動力パイプを取り払い、ドムのモノアイレールと肩部装甲、背部スラスターを取り付けたようなものとなっているが、肩部はそれぞれスパイクが1本ずつ取り付けられており、ヒートサーベルのマウントラッチはドムのそれと比べ箱状で大型になっている。
脚部スラスターは片足それぞれ5基となっており、グフにもドムにも無い本機種の特徴となっている。
これやグフ飛行試験型のデータが、やがてプロトタイプドム及びドムの開発に貢献することとなる。
THE ORIGINのMSDでは更に本機とプロトタイプドムを繋ぐドム試作実験機という機体が新たに設定されている。
余談
元は大河原邦男がTV版ストーリーブック2巻で描いたグフとドムの中間デザインのMSだったものに、設定を与えたものである。
立体化
ガンプラ化こそされていないものの、ROBOT魂として1/144に近いスケールで立体化はされている。
ROBOT魂ではザクマシンガンとシュツルムファウストが武装として追加されている。
関連タグ
イフリート(ガンダム)…別の意味で「グフとドムの中間に位置する」MS