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ゴダイガー

ごだいがー

ゴダイガーとは、青島文化教材社が生み出したオリジナルのロボットである。
目次 [非表示]

概要

ゴダイガーとはアトランジャーと同じ、青島文化教材社ことアオシマが作り出した、同社のオリジナルロボットである。


アオシマのオリジナルのロボット『アトランジャー』は人気を博し、ミニ合体マシンなど、多くの製品を出すように。

アオシマはアトランジャーに続き、合体巨艦ヤマト』『レイガード』『シャイアードといった、自社オリジナルのロボットをデザインしプラモデル化していった。ゴダイガーもまた、その一つである。

アトランジャーは75年から何度もプラキット化されており、81年にはデザインを一新した「ニューアトランジャー」を発売。ゴダイガーは同社の「おやこマシン」のように、小型ロボットとして同キットに同封され、分解し、同様に分解したニューアトランジャーの各マシンに収納・合体するギミックを有していた。

また、82年にはアオシマの「アニメスケール」シリーズの一体として発売。当時のバンダイ・メカニックコレクション(1/144スケールのガンプラ、及び様々な作品のキット)とほぼ同じ大きさのキットとして、発売された。

ちなみにアトランジャーも、同シリーズで新デザインのものが、『発展型ロボ・アトランジャー』として発売された。ただし、ゴダイガーが1/460なのに対し、アトランジャーは1/420と、スケールが異なる


ミニ合体マシンも発売。

49~52号の通しナンバーで発売された。

  • 49号・ソアラトップ:ブースターに頭部が付いた飛行マシン。本機の生首マシンだが、首は横向きに付いている。
  • 50号・クロスウイング:胴体部を横に寝かせ、ウイングを合体させた飛行マシン。脚部にもウイングが付いている。
  • 51号・エルボーホーク:ジェット戦闘機の胴体に、両腕を合体させたマシン。パッケージではゴダイカッター(剣)を持ったままで合体している。両腕を外しても、普通のジェット機として通用するデザイン。
  • 52号・キャノンベース:両足を合わせ、キャタピラパーツと大砲を合わせた戦車のような陸上メカに。パッケージイラストでは、宇宙空間らしき場所を飛んでいる。

アトランジャーの兄弟機であるが、登場時期が遅かったためにキットの種類は少なく、知名度もアトランジャーに比べ低い。


ロボットとしての設定

アニメスケール版古代ロボゴダイガー

※アニメスケール版のパッケージに記載。

アトランジャーと同様、アトランチスで製造・開発されたロボットで、アトランジャーの兄弟機。アトランジャーと並び、守護神としての役割を与えられている。

機体色は青。武器として剣を装備している。

パイロットは『武田剛』。2113年の宇宙からこの世界の地球に迷い込み、地球侵略を企む悪魔の巨人の存在に驚愕。ゴダイガーで地球の平和を守ると誓った。

発展型アトランジャーは搭乗者がいないが、危機に陥ったその時に、剛はゴダイガーに搭乗・出撃する。

音波・電波レーダーから入力される情報は、胸部の十字架、または体内のサブ・コンピューターで処理される。


…これでは理解できない人がいそうなので、分かりやすく略すると、


ゴダイガーはアトランチスが地球を守る守護神として、アトランジャーの兄弟機として製作された。主武装は背部に装備された長剣で接近戦に長ける。音波・電波レーダーから入力された情報は胸部の十字架、もしくは体内のサブ・コンピューターで処理され、戦闘をアシストする。


パイロットの武田剛は2113年から来た未来人である。この時代の地球に迷い込んだ際に地球侵略を企む悪魔の巨人の存在を知ることとなった。

アトランチス遺跡で偶然発見されたゴダイガーとアトランジャーだが、未だにパイロットは現れていなかった。発掘最中、主のいないアトランジャーが攻撃され窮地に立たされたとき、偶然発掘に立ち会っていた剛はゴダイガーに選ばれる。現代と未来を救うために剛はゴダイガーで地球を守ることを誓う。いまだにパイロットの現れないアトランジャーが動く時はいつなのか…。


ということである。



アオシマコミック版

今道英治氏によるアオシマコミック「レッドホーク 古代ロボゴダイガー」では、ムー大陸の地下秘密基地に、アトランジャーとともに保管されていた。

1982年の地球は荒廃し、巨大企業マーチン・カンパニーが世界を支配しており、そのマシン軍団の前に人々は蹂躙されていた。22世紀のレッドホーク艦隊の新米隊員である武田剛は、蹂躙された人々のSOS信号を受けて救助に向かい、82年の地球にタイムスリップ。マーチン・カンパニーと戦う。

しかし、マーチン・カンパニーの後ろには、黒幕として「暗黒大魔王」が控えていた。大魔王の率いるメカロボ軍団、およびマーチンの息子・ガズラーが操縦する巨大ロボ「ムテキンガー」の前に危機に陥るゴダイガーと剛。しかし、レッドホーク艦隊もタイムスリップして続けて到着。互いに壮絶な戦いを繰り広げる。


アオシマコミック版のゴダイガー、および登場メカ

ゴダイガー

ムー大陸の先住民が建造し、大陸地下の秘密基地に残されていた巨大ロボット。

武器の剣「ゴダイカッター」の他、指先からの光線(名称不明)、胸部の十字架部から放つ必殺光線「ゴダイガーパワークロス」といった武装を有している。

また、アトランジャーのソウルブレードとゴダイカッターを合わせ、そのまま敵を十字に切り裂く『クロスカッターファイヤー』という協力技も持つ。

残されていた(日本語の)説明書によると、「超光子力エネルギーで動き、マッハ20で飛行。操縦は電子でコントロールされ、グリーンはオート、レッドはマニュアル

プラモデルとは、カラーリングやデザインが若干異なる(メイン画像に近い)。

アトランジャー

ゴダイガーとともに、ムー大陸地下の秘密基地に残されていた。

本作のアトランジャーは、アニメスケールプラモデルの発展型ではなく、初期デザインに近い。右手に小型のシールドを、左手に専用剣「ソウルブレード」を持ち、ロケットクリッパー(手首からのロケットパンチ)を放つ。

剛の同僚の女性隊員・マリが搭乗し操縦する。本作では合体マシンのように分離はしない。

(なお、ゴダイガーとアトランジャーは本作ではムー大陸で建造され、暗黒大魔王はメカロボ軍団をアトランティスで建造したという設定なので、過去作品とは矛盾が生じている。そのため、本作は本来の主軸の未来とパラレルワールドである過去とをつなぐ作品と言えなくもない)。

ダイタイガー

ゴダイガーとアトランジャーを搭載する空母で、ともに活躍する。

タイガーシャーク同様に、アトランジャーを下部に、ゴダイガーを上部のブリッジ部分に搭載し、長距離を移動。戦闘時には二体のロボットを射出する。ダイタイガー自体にも、艦首部分に大口径の光線砲を装備しており、最終決戦時に放った。

パトロール・1

剛がマリとともに、レッドホークの空母から発進するのに用いた戦闘機。宇宙空間および大気圏内を自在に飛行し、機銃を装備している。運動性能は悪くはないが、パトロール用の偵察機らしく、戦闘能力はやや低い。マーチン・カンパニーと交戦し、すぐに撃墜されてしまった。

ムテキンガー

暗黒大魔王が、マーチンの息子・ガズラーに与えたアトランティスの巨大ロボ。ゴダイガーおよびアトランジャーと比較し、3倍以上の巨体を持つ。その巨体とパワー、そして両腕から放つ強力な電撃光線により、ゴダイガーとアトランジャーを苦戦させた。

メカロボ軍団

暗黒大魔王が、アトランティス大陸の地下秘密基地に揃えていたメカロボットの軍団。

無数に存在し、形状も様々。ムテキンガーに率いられ、時を越えてやってきたレッドホーク艦隊と熾烈な戦いを繰り広げる。

ソルフレアー・システム

1982年の惑星直列により発生する大災害から人々を守るため、惑星のエネルギーを中和して地球を守る装置。しかし不完全で、地球の一部しか守る事ができない。このマシンが無い限り、戦いに勝っても大災害に巻き込まれ、生き残る事はほぼ不可能。剛たちの世界である地球の未来はそのような影響のない世界であるため、本作の世界は上記の通り別の世界の地球と見ていいかもしれない。



関連タグ

アトランジャー 青島文化教材社

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