カロリックミサイル	いわゆるミサイル。ミサイルと称されてはいるが、実際は架空元素である「熱素」を弾丸として射出するため、爆発物が封じられるラ・ギアスでも使用できる。なお、昔は普通のミサイルのような描写だったが、現在では見た目が光の弾丸のようになっている。…が、ジャマー等には引っ掛かるなど謎な部分もある。
ディスカッター	ラングラン製風系魔装機が標準装備する実体剣。上位種はバニティリッパー。
ハイファミリア	ファミリア（使い魔）と一体化し攻撃する子機。下位種にファミリアがある。
サイフラッシュ	自機中心の広範囲MAP兵器。貴重な敵味方識別機能付きのMAP兵器で、かつマサキの持つ精神コマンド（「熱血」「幸運」）と相まって非常に重宝するが、よく壊れる。
アカシックバスター	魔法円から現れた火の鳥を敵にぶつける（火の鳥を纏ったサイバードで体当たりする作品も）。攻撃した相手をアカシックレコードから存在そのものを消し去るという設定がある。
コスモノヴァ	1発しか撃てないサイバスター最大の武器。いつどこで装備したのか謎な武装。
乱舞の太刀	「LOE」以降条件を満たせば必殺技として登場。当初はディスカッター乱舞の太刀であったが、バニティリッパーが登場して以降は乱舞の太刀に省略されている。

ポゼッション(精霊憑依)

サイバスターに、精霊「サイフィス」が憑依し、一体化した状態。

ファンからの主な通称は「ポゼバスター」「ポゼバス」。

ポゼッションは、魔装機神に宿る精霊が操者の意思を認めることで発動し、魔装機神に爆発的な戦闘能力の向上を発生させる。その力はあのグランゾンすらも退けるほど。ただしプラーナの消耗が激しく、未熟な操者では発動できたとしても命を落としかねない危険な手段でもある。

初出は『魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』。

マサキの場合は『スーパーロボット対戦α』『スーパーロボット対戦α外伝』『魔装機神Ⅱ』にて特殊能力として再現されている。

この状態になるとファミリアに「アカシック・バスター」を行使させる『アカシック・ファミリア』や、「乱舞の太刀」の真打ちである『真伝・乱舞の太刀』を繰り出せるようになる。

なお、この『真伝・乱舞の太刀』は現在SRWシリーズ最大ダメージを叩きだす攻撃であり、(諸々の特殊な条件をそろえる必要もあるが)その威力は驚異の30万超えとなる。

それ以外にも『魔装機神Ⅱ』では、ファンから公式チートの称号が贈られるほどの高性能ぷりを発揮しており、今後はポゼバスが外部進出するか否かにも注目が集まりそうだ。

また、『スーパーロボット大戦α』および『スーパーロボット大戦α外伝』においては気力の上昇という形で精霊憑依が可能となっているが、精霊の影響力が薄い地上での発動である為か能力の向上は『魔装機神Ⅱ』と比べてマイルド。

その他

下記作品に登場する機体はパラレル・ワールド設定であり、「スーパーロボット大戦」に登場するサイバスターとは（少なくとも現時点においては）直接の関係はない。

アニメ魔装機神サイバスター

搭乗者は安藤ケン。

ゲーム版と似たようなデザインではあるものの、オマージュ元となったダンバインを思わせるような、重厚な鎧をまとった騎士ないし昆虫のような造形になっている。

また、サイフラッシュの設定がゲーム版とは大きく異なり、イメージとしてはオリジナル版のコスモノヴァに近い。

真・魔装機神パンツァーウォーフェア

ア・ゼルスで作られた魔装機神。この世界の魔装機神は異世界から落ちて来た神の腕と呼ばれるオーパーツ（その正体はラ・ギアスのサイバスターの右腕）の技術を解析して作られている。

搭乗者はケイゴ=クルツ=フェルディナン。

機体サイズは本家の半分。機体デザインが変更され、丸みが増し、足先などの随所のカラーが赤紫になっている。

また、本作のラスボス魔装機神イズラフェールは右腕に神の腕を宿し、本家サイバスターに似た部分が多く見られる。

スーパーロボット大戦Z

サイバスターに酷似した特徴を持つ黒い機体、シュロウガが登場。

武装「レイ・バスター」の戦闘アニメ中に上記「真・魔装機神」のサイバスターやイズラフェールと思われる機体、右腕を失い落下していくサイバスターの映像が映されるが、サイバスターが右腕を失う理由や、サイバスターとシュロウガの直接の接点は明かされていない。

Zシリーズが完結を迎えた現在、ファンからはOGシリーズでの直接対決や未解決の諸々も期待されているが、最新作『ムーン・デュエラーズ』時点ではZシリーズは未参戦。同作では精霊の加護を失ったサイバスターの代替動力として非常に邪悪かつ危険な技術に由来する「イミテイション・リチュオル・コンバーター」が搭載されており、今後の動向が注目される。