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※本馬をモチーフとするウマ娘は、サトノダイヤモンド(ウマ娘)を参照。


プロフィール

生年月日2013年1月30日
英字表記Satono Diamond
性別
毛色鹿毛
ディープインパクト
マルペンサ
母の父Orpen
競走成績18戦8勝
管理調教師池江泰寿
生産ノーザンファームファーム
馬主里見治→サトミホースカンパニー

デビュー前

2013年1月30日にノーザンファームにて生を受ける。

父はディープインパクト。

母マルペンサはアルゼンチンの競走馬で、GⅠを3勝している。

2013年7月9日に行われたセレクトセール当歳の部ではサトミホースカンパニー代表の里見治によって2億3000万円で落札された。(1歳の部ではサトノクラウンも落札)

その後、ノーザンファームYearlingの池田厩舎にて中期育成、サトノ冠御用達のノーザンファーム空港牧場R厩舎にて後期育成を受ける。

R厩舎の同期の育成馬には

・GI/JpnI5勝の2017年最優秀ダートホースゴールドドリーム

・JRA重賞史上、最重量馬体重での優勝記録を持つ巨漢サトノティターン

・「サトノダイヤモンドと双璧」と期待された幻のGI馬シャケトラ

等々、サトノダイヤモンドも併せて個性豊かなメンツが揃っており、特にシャケトラとは併せ馬のパートナーとして、まさにしのぎを削りあいながら坂路を駆け上がっていた。


デビューに先立ち、馬名は額の流線が菱形であることから、冠名の「サトノ」と組み合わせて「サトノダイヤモンド」と里見夫人によって命名された。


ディープインパクトメジロマックイーン等も管理した元調教師である池江泰郎氏がサトノノブレス(メジロ牧場最後の重賞馬として知られる)のセールの頃から里見オーナーのアドバイザーを務めており、サトノダイヤモンドの落札も彼からの推薦(当歳の部の第1候補)によるものであった。こうした縁からその息子である池江泰寿調教師の厩舎に入厩することとなる。


現役時代

2015年(2歳)

2015年11月8日の新馬戦は単勝オッズ1.6倍の1番人気でクリストフ・ルメールを背にデビューし初勝利を挙げると、続く条件戦も1.2倍の圧倒的人気に応え、2戦2勝で2歳シーズンを終える。


2016年(3歳)

クラシックシーズンの2016年きさらぎ賞(GⅢ)より始動。ここでも単勝1.2倍の圧倒的1番人気に推されたが危なげなく勝利し、順調に駒を進めていく。


そして迎えた皐月賞では、朝日杯の勝者リオンディーズ弥生賞勝者のマカヒキを抑えての1番人気(2.3倍)だったが、後方から追い込んできたディーマジェスティとマカヒキに屈して3着。


トライアルを挟まずに直行した日本ダービーでは、ディーマジェスティが1番人気、サトノダイヤモンドが2番人気、マカヒキが3番人気と3頭で人気を分け合う形となった。

最後はマカヒキと並んでゴールするもわずか8cm届かず2着。


4か月の休養を経て、秋は神戸新聞杯(GⅡ)より始動。ここを危なげなく勝利し、残る一冠・菊花賞へ臨んだ。

菊花賞は最後の直線でディーマジェスティを突き放し、追い縋るレインボーラインも退け、見事勝利を飾る。

馬主の里見、騎手のルメールにとってもこれが初のクラシック勝利で、また、ディープインパクト産駒の菊花賞勝利も初めてであった。


そして有馬記念で古馬と初対決に臨む。

キタサンブラックや前年の勝者ゴールドアクターを差し置いての1番人気(2.6倍)に推され、最後は後方から粘るキタサンブラックを捉えて1着でゴールイン。

この活躍が評価され、最優秀3歳牡馬を受賞した。


2017年(4歳)

古馬となったサトノダイヤモンドは、凱旋門賞を最大目標に掲げた。

初戦となる阪神大賞典(GⅡ)は単勝1.1倍の圧倒的人気で、シュヴァルグランを破って勝利したが、4月30日の天皇賞(春)はキタサンブラックとの再戦として話題となるも3着に敗れた。

(なお、骨折もあり、オープン入りが遅れたデビュー前の僚馬シャケトラとの最初で最後の対決となった。2頭を育成した佐々木厩舎長は「2頭が同じレース、しかも天皇賞(春)(G1)に出走するとは夢のようです」と語っている)


天皇賞の後は宝塚記念を回避して、池江厩舎での併せ馬のパートナーであるサトノノブレスを帯同馬として渡仏。前哨戦のフォワ賞(G2)は重馬場も響いて4着。

そして本番の凱旋門賞は、15着(18頭立て)とまさかの惨敗。


陣営は有馬記念も見送ることとなり、結局4歳シーズンの勝利は阪神大賞典のみに止まった。


2018年(5歳)

始動戦は中京金鯱賞(GⅡ)。しかし、同じR厩舎出身の後輩スワーヴリチャードに及ばず3着。

大阪杯はこれまで手綱を取ったルメールに代わり戸崎圭太が騎乗するも、またしてもスワーヴリチャードから1秒離された7着に敗れた。

初出走となった宝塚記念は1番人気に推されるも6着に敗れ、この競走を最後にルメールはサトノダイヤモンドを離れることとなった。


秋の初戦は京都大賞典(GⅡ)で騎手は川田将雅

レッドジェノヴァの追撃を退けて約1年半ぶりの勝利を挙げた。


続くジャパンカップは3番人気。

ルメールがアーモンドアイに騎乗するため、ジョアン・モレイラが騎乗するも、アーモンドアイが叩き出した驚異のレコードタイムより約1秒遅れて6着に敗れる。(ただし、一応それまでのレコードだったアルカセットのタイムは破っている。)


そして、有馬記念を最後に引退を表明。騎手はブレントン・アブドゥラ。

ジャパンカップでの敗戦も影響して生涯最低となる6番人気で、結果はまたも6着。

こうしてサトノダイヤモンドは、渡仏前の輝きを取り戻せぬままターフを去った。

結局古馬となってからは一つもGIを勝てなかったが、生涯獲得賞金は8億円を超え、元手を十分に回収。高額で取引された馬は走らないジンクスを覆すことには成功している。


種牡馬時代

引退後は社台スタリオンステーションで種牡馬となる。

初年度の2019年に父ディープインパクトが死去したため、後継種牡馬として期待を集めている。

2022年の中京5Rをダイヤモンドハンズが勝利し産駒初勝利。

2023年にはサトノグランツ京都新聞杯(GⅡ)を勝利し、産駒初の重賞制覇。

2024年からは日高のブリーダーズスタリオンステーションに転厩しての種牡馬生活。


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