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サトノダイヤモンド(ウマ娘)

うまむすめのさとのだいやもんど

メディアミックスプロジェクト『ウマ娘 プリティーダービー』に登場するキャラクター「ウマ娘」の一人。モチーフは2010年代後半に活躍し、馬主であるセガサミーホールディングス会長・里見治氏に初めてのGⅠタイトルをもたらした競走馬『サトノダイヤモンド』号。
目次 [非表示]

「みんなが私の勝利を信じてる。だからダイヤは、輝きます!」

プロフィール

キャッチコピー芯の強さはダイヤ級!ジンクスに挑むお嬢様
誕生日1月30日
身長158cm
体重増減なしですよ?
スリーサイズB87・W54・H84
靴のサイズ左右ともに21.0cm
学年中等部
所属寮栗東寮
得意なこと約束を忘れないこと、クレーンゲーム
苦手なこと雨、人混みを歩くこと
耳のこと透明感のあるツヤを常に纏っている
尻尾のこと至高の触り心地(キタサンブラック・談)
家族のこと父は名士であり、ウマ娘界の慈善家でもある
ヒミツ①お父さまからもらったジュークボックスが宝物 / ②ラーメンが上手くすすれない
自己紹介サトノダイヤモンドと申します。最初から決まった運命なんてありません。未来は、私の走りで輝かせてみせます!
CV立花日菜

ある資産家の家に生まれ、愛情たっぷりに育てられた箱入りウマ娘。

そのためか、世間知らずな一面を覗かせることも。

素直でおっとり、お嬢様然としているが、その内側にはダイヤモンド級の意思の強さが秘められている。ジンクスを破り、家族の夢を叶えるため、今日も彼女は挑戦する。

ウマ娘ポータルサイトより)


概要

サトノダイヤモンド

サトノダイヤモンドは、メディアミックスプロジェクト『ウマ娘プリティーダービー』に登場するウマ娘。実在の競走馬サトノダイヤモンド」号をモチーフとする。


2021年1月、アニメ『Season2』にてメジロマックイーンに憧れるトレセン学園入学前のウマ娘として初登場。

2021年3月、ゲーム版でトレセン学園に入学後の成長した姿で登場、2022年3月に育成ウマ娘として実装された。

2023年10月、アニメ『Season3』ではキタサンブラックと共にダブル主人公を務める。


名家サトノ家の令嬢で、愛称はダイヤちゃん。キタサンブラックとは同級生(ただしメイクデビューは1年遅れ)の幼馴染で大親友、トレセン学園の栗東寮のルームメイト。


後述の通り史実のサトノダイヤモンド号が約2億円で取引された超良血馬で、馬主セガサミーホールディングス代表取締役会長である里見治氏という日本有数の資産家であることから箱入り娘のお嬢様という設定(馬主名義は当初は個人名義だったが、2017年に馬主事業を法人化し名義を「株式会社サトミホースカンパニー」に変更。2023年に同社を解散させ個人名義に戻している)。

ダイヤちゃん

この辺りを反映してか実家のサトノ家は資産家と設定されており、メジロマックイーンの育成ストーリーではクレーンゲーム筐体ごとプレゼントしてくれる。後に一コママンガにて自宅に筐体があることが発覚しており、ゲーム関連の企業などを経営しているのかもしれない。


また、里見オーナーがサトノダイヤモンド号に出会うまでは良血馬をいくら買ってもGⅠを勝利出来ないジンクスがあったことを反映してか「ジンクスを破り家族の夢を叶える」ことが目標とされている。


それもあってか、どんなことにでも「やってみなければ分からない」と臆さず挑戦してみるという姿勢の持ち主。

しかし若干世間知らずで素直な性格のため、ゴールドシップの意味不明な提案を本当に実行してしまい、当のゴルシからも「なんてやべーやつなんだ」と引かれるほどの破天荒さ(ゴルシ特攻ぶり)を随所で発揮している。


サトノグループ・サトノ家

URAへの運営協力や慈善事業といったレース文化の発展に貢献している、『ウマ娘』世界でも有数の一大コンツェルン。メジロ家と比べるとまだ歴史の浅い新興の家系ではあるが、競走ウマ娘界の発展に並々ならぬ力を注いでいる一家。


ただ、新興ということもあって実際にレースで一流の成績を出した者がいなかったようで、「一族の中からGⅠを勝利する名ウマ娘を輩出する」ことを何よりの宿願としている。そしてその一族の悲願を成就せんと一家の期待を一身に背負っているのが、サトノダイヤモンドである。


一族もダイヤには相当な期待をしているのか、アプリゲーム版の育成ストーリーにおいてはトレーナートライアルと称して選抜レースの後に一人ずつ個人面談を行うなど、彼女のトレーナー選びには細心の注意を払っていたことが窺える。


なお、メジロ家とは中々良好な関係を築いているらしく、劇中ではダイヤの母がマックイーンに直接試験官を依頼している。マックイーン側もサトノ家の事情に詳しかったりと、両者共にお互いの家風には詳しいようだ。


容姿・デザイン

サトノダイヤモンドさん

淡い鹿毛姫カットのロングヘア、前髪には自身の名前の由来となった(後述)ダイヤモンドの形の星がある。おっとりとした表情や色白なことも相まって深窓の令嬢といった雰囲気である。


サトノダイヤモンド

勝負服は黄緑色・萌え袖・長裾の豪奢なドレス。ドレス系勝負服の中で一番裾が長いのだが、一番の特徴はフリルや刺繍等の装飾の多さだろう。モチーフ元が高額取引馬ということを反映してか全ウマ娘中でも屈指の豪華さであり、名前通り首には大粒のダイヤまであしらわれている。

この勝負服の初登場となったアプリゲーム版では、サポートカードで部分的に見えていた時から「作画コストがヤバイ」と言われていたが、後に3Dモデルが登場した際は簡略化無しであることが判明し「サイゲの執念を感じた」という賞賛と「スマホが爆発するかも」という心配の声が同時に上がった。


【ウマ娘】巫女ダイヤちゃん

ストーリーイベント第21弾『Happy new future 〜朝焼けの絆〜』開催に伴って実装された巫女装束。デザインはキタサンブラックの通常勝負服「錦上・大判御輿」とほぼお揃いになっている。


无题

育成シナリオ「プロジェクトL'Arc」で登場した、凱旋門賞出走のために用意した新規の勝負服。この衣装から、ダイヤはゲーム版では4人目となる勝負服を3着持つウマ娘となった。


  • 私服(ゲーム版)

私服ダイヤちゃん


  • 私服(アニメ版Season3)

ダイヤちゃんのお絵かきまんが💎


キタサト私服ミニキャラ


パジャマダイヤちゃん


  • お菓子作り衣装

さっとの


メイドダイヤ~!

どちらのミナリンスキーさん?

アニメ版

Season2

Happy birthday!

誕生日1月30日
身長135cm
CV立花日菜

純情可憐なお嬢様。

物腰柔らかな言動に反して、精神は頑固。

メジロマックイーンの大ファンで出走するレースは必ず応援に駆けつけている。

キタサンブラックとは親友でありライバルであるとも思っている。

アニメ公式サイトより)


キタサンブラックと共にアニメSeason2に登場、ゲーム版よりは共に幼い時代として描かれていた(年齢は不詳だがトレセン学園にはまだ入学できない程度)。出番自体はキタサンブラックより少ないとはいえ、基本的にはいつも2人一緒に行動をしている。キタサンブラックのことを「キタちゃん」と呼んでおり、当の本人曰く「ライバルで一番の友達ですっごく大事な子」として認識されているらしい。絆創膏を持ち歩いていたり座るときは正座だったりと要所要所で育ちの良さを感じられる場面も見られる。

キタサト成長の図


前述の通りマックイーンの大ファンだが、天皇賞(春)で彼女を打ち負かしたライスシャワーに対して泣きながらも拍手を送るなどレースへの礼儀もこの時点で持ち合わせている。


アニメ最終話では成長した姿で登場。トレセン学園に入学した直後の話が1stアニバーサリーのショートアニメで描かれた。キタサンブラックもそうだが、短期間でどことは言わないが憧れのマックイーンを悠々追い抜く程に成長している。


そして…


Season3

外から3番、サトノダイヤモンド!

「わたしはサトノ家のチームカペラで、悲願のGⅠ制覇のために!」

親友でもありライバルであるキタサンブラックと共に主役に抜擢。メジロマックイーンに憧れているものの、マックイーンが属するチームスピカではなく、サトノ家が運営するチームカペラサトノクラウンと共に所属する事になる。(トレセン学園に入学した後に、キタサンブラックと共にチームスピカに体験入部していた)



どこかで見たアイマスク

寮でもキタサンブラックと同室で、互いのぬいぐるみを枕元に置くなど、チームは分かれても変わらず仲が良い。キタサンブラックが部屋に提灯を吊るしているためか、就寝時には変なアイマスクを着用している。

【ウマ娘】口笛吹けないダイヤちゃん

なお、大まかな性格は後述のゲーム版と共通だが、第6話の予告では口笛が下手なことが判明した。

キタサン「ダイヤちゃん吹けてないよ!!?」

第3話にてキタサン達から1年遅れる形でデビュー。危なげない走りでデビュー初戦を快勝した。

第4話、皐月賞に挑むも直線で弾かれる不利(※)を受け、後方から差してきた2人に交わされて3着に敗れた。審議の結果着順は変わらなかったが、取材陣に堂々とした態度で「日本ダービーを見てください」と告げ、壁に突き当たっていたキタサンブラックもそんな彼女を見て奮起した。


※不利の原因はリオンディーズM.デムーロ)の斜行で、サトノダイヤモンドC.ルメール)とエアスピネル武豊)が被害を被る。サトノダイヤモンドはリオンディーズより先着したため、馬券圏内である3着以上(1着ディーマジェスティ/蛯名正義、2着マカヒキ/川田将雅)は3着サトノダイヤモンドも含め到達順位通り確定。4位入線の加害馬リオンディーズは5位入線の被害馬エアスピネルと入れ替わる形で降着処分を受けた。


第5話では日本ダービーに挑み、最終直線でツウカアとの競り合いの末2着に敗れる。レース後に落鉄していたことが判明し、サトノのジンクスの手強さを痛感した。


第6話では最後の一冠たる菊花賞へ向けトレーニングに励む。しかしある日、テレビの占いコーナーで運勢が11位になったのを見た事で、「ジンクスを破る特訓」として縁起の悪い行動をとったり、わざわざマチカネフクキタルコパノリッキーに相談して不幸を呼ぶ方法を聞いたり、学園の七不思議に片っ端から挑んだりと奇行を繰り返しキタサンを心配させた(占いコーナー12位のキタサンはそのとばっちりを受けまくる羽目に)。

ジンクスを破ることに固執した結果ジンクスに振り回されていたが、憧れの人であるメジロマックイーンに諭されて心機一転。自分の力を信じて菊花賞に臨み圧巻の末脚で完勝。遂に一族の悲願を果たす。歓声と拍手がに響く中、サトノダイヤモンドはターフの上で号泣。サトノクラウンやサトノのトレーナーに抱擁されながら喜びを分かち合った。


第7話。GⅠ初制覇の勢いのまま有馬記念へと突入し、遂にライバルのキタサンと激突。だがいつものノリで握手を交わそうとするキタサンに対し、ダイヤは差し出された手には目もくれず…。

7話

「……私が勝つよ。キタサンブラック」

親友の「キタちゃん」ではなく、打倒すべき相手「キタサンブラック」として、鋭い目でキタサンを見据えてこう言い放ち、キタサンを戦慄させる。

そしてレースでは溢れんばかりのプレッシャーとその末脚でキタサンやシュヴァル達を打ち負かし有馬記念を制覇。改めてキタサンに大きな課題を与えることとなった。


ゲーム版

キタサンブラックとともに成長した姿で2021年3月30日よりSSRサポートカードが実装。

育成ウマ娘としては2022年3月7日に実装された。

特に育成ウマ娘の方は、1周年で育成参戦となったキタサンブラックのピックアップ期間直後の実装であった為「キタサンで使い果たして石がもう無い。サイゲは鬼か」という嘆きがそこかしこから聞かれた。

また、過去3度ダブルピックアップを経験しているがその度に相方の方が注目されるジンクス(現在継続中)がある。このジンクスを破れる日は果たして来るのか。


育成ウマ娘

2022年3月に実装された☆3育成ウマ娘。

詳細は該当項目にて。


固有スキル

  • 晦冥を照らせ永遠の耀き

最終直線に入ったとき好位置につけていると強い意志で速度が上がる、先頭が近い場合はすごく上がる。

    • 逃げ以外なら安定した発動が見込めるが、タイミングが最終直線突入時のため適性通りの差し、または効果が上がる先行での運用がおすすめ。
    • 読みは「かいめいをてらせ えいえんのかがやき」。「晦冥」は暗闇のこと。

2022年12月29日に実装された☆3育成ウマ娘。

詳細は該当項目にて。


2023年9月に実装された☆3育成ウマ娘。

詳細は該当項目にて。


固有二つ名

願い叶える宝石

育成ランク[S]以上の継承ウマ娘から想いを継承し、

菊花賞天皇賞(春)ジャパンC(シニア級)を勝利し、

有馬記念を二連覇する

  • 継承する「育成ランク[S]以上のウマ娘」はレンタルでも可。
  • クライマックス編以外の達成可能な育成シナリオ(プロジェクトL'Arcは後述)では菊花賞、クラシック級の有馬記念、天皇賞(春)の目標着順が3着以内となっていることと、シニア級JCが目標レースではない点に注意。達成を目指す際にはシニア級JCの予約を忘れないように。
  • なお、プロジェクトL'Arcでは最終レースがシニア級の凱旋門賞(10月前半)である関係上、それ以降に開催されるシニア級JCおよび有馬記念に出走できないので達成不可能。

サポートカード

  • SSR[その背中を越えて]サトノダイヤモンド

ストーリーイベント「Brand-new_Friend」の開催と同時に追加されたサポートSSR。タイプはスタミナ。

イラストのレースは下記動画にある2016年の有馬記念がモチーフになっている。


連続イベントでは名前に因んでレアスキル鋼の意志が入手可能。

…しかし、ストーリー中のイベントで貰える上に実装時点では金スキルの中でも屈指の弱スキルの烙印を押され、かなり残念なことになっていた(そんなに体力が減っていない序盤に暴発するため、「早めの意思」などという俗称がついた)。


更に間の悪いことに、登場時はもう一枚のSSR「[迫る熱に押されて]キタサンブラック」とのダブルピックアップであり、しかもキタサンブラックの方は汎用性も高く判りやすい高性能、そこに排出率が本カードとキタサンブラックで通常のPUの3/4ずつという厳しすぎるガチャの仕様が重なって、実装当時はエアシャカール以上のガッカリ扱いされていた。


その他、教えてくれるスキル面では「中距離コーナー」「晴れの日」「良バ場」「小休憩」など使い道のあるスキルが多めだが、これといって希少性の高いものは少なめで、スキル目当てで編成するかというと疑問が残る。


ただし、彼女の真価は高い初期絆ゲージと得意率アップによる友情トレーニング発生率の高さ。スタミナを安定して大きく伸ばすことができる。

スキル目的ではなく、スタミナを盛る目的で(スーパークリークを入れることは前提で)2枚目以降のスタミナサポートとして選択肢に入るサポートカードである。


特にチャンピオンズミーティングでは弱いモブが皆無なため競り合いが頻発し、競技場用程度のスタミナだとほぼ確実に途中で脱落してしまうため、彼女の評価が大きく上がることになった。

また、1周年のアップデート時の調整で残念扱いだった鋼の意志が強化。スタミナを盛る編成ではまだまだ活躍の場があると予想されていたが、2周年を過ぎた現在は他に強いスタミナタイプのサポートカードか増えており出番は滅多に無くなってしまった……と思われたが、プロジェクトL'Arc実装後は自身がシナリオリンクであることや取得できるレアスキル「注目の踊り子」は必要ポイントが少なめで評価を伸ばしやすいことから、同シナリオ実装直後のトレーナー試験では評価点トップ10以内にも編入例が見られるなど実装から2年以上経った今が全盛期と言える活躍で、キタサン目当てにガチャを引いてこちらを完凸していた古参プレイヤーの溜飲を下げさせた。


  • SSR[SPECIAL DREAMERS!!]サトノダイヤモンド

1st Anniversaryキャンペーンにて、ログインボーナスと記念ミッション第2弾の報酬として配布されたSSRサポート。タイプは賢さ。


取得できるレアスキルは差し限定だが扱いやすい回復スキル「潜伏態勢」。スキル全般も長距離差し専用にシフトし、用途は限定されるがスキル面はかなり使いやすい。


ただし得意率が最大20、やる気効果アップもないなど練習性能は上記のスタミナSSRと比べて大幅減で、単純に賢さを盛るには不向きなカードとなっている。

固有ボーナスが「サポートカード種別が4種類以上編成されている時」と条件を満たせば活かしやすいので、うまくこれを活用したいところ。


  • SSR[百花の願いをこの胸に]サトノダイヤモンド

ストーリーイベント「ワタシモミンナノ」の開催と同時に追加されたサポートSSR。タイプは賢さ。


競走馬サトノダイヤモンド

2013年生まれの鹿毛牡馬16世代)。父ディープインパクト、母マルペンサ、母父オーペン

管理は栗東池江泰寿厩舎。

主戦騎手はクリストフ・ルメール

主な勝ち鞍は2016年きさらぎ賞神戸新聞杯菊花賞有馬記念、2017年阪神大賞典、2018年京都大賞典川田将雅騎乗)。


日本最大の競走馬生産牧場であるノーザンファームに生まれ、父はもはや説明不要の名馬、母も現役時代アルゼンチンGⅠを3勝した一流馬、そして祖母の父サザンヘイロー種牡馬としては南半球を中心に大成功を収めた「南半球のサンデーサイレンス」という生まれながらどころか交配が決まった段階からGⅠ制覇を期待されるような良血馬。額の流星をダイヤモンドに見立て、冠名の「サトノ」と組み合わせて名付けられた。


セレクトセールという選りすぐりの馬だけが上場を許される競り市で2億2140万円で購買され、三冠馬オルフェーヴルを管理した池江泰寿調教師の元で管理されるという日本の競走馬としては最高のエリートコースを歩む。

2015年、同年にミルコ・デムーロと共に日本での通年騎乗免許を取得したばかりだったクリストフ・ルメールを鞍上にデビュー。このレースには高額取引馬ロイカバードが出走していたため、「(総額)5億円対決」と称された。デビュー戦を完勝すると、連勝で迎えた3戦目のGⅢきさらぎ賞で再度5億円対決を制し、2016年のクラシック戦線に無敗で乗り込む。

クラシック戦線ではGⅠ皐月賞は直線で不利を受けてディーマジェスティの3着、GⅠ日本ダービーは落鉄の影響もあってか、僅か8cmの差で川田将雅騎乗のマカヒキに敗れ2着。

2016年5月29日 東京競馬場

実況:三浦拓実(NHK)※2022年にラジオNIKKEIに移籍


不運な敗戦で春2冠を逃したものの、秋はトライアルのGⅡ神戸新聞杯を勝利し、GⅠ菊花賞も完勝。冠名「サトノ」馬初のGⅠホースとなる。また、鞍上のルメールもこれが菊花賞初勝利となった。

2016年10月23日 京都競馬場

実況:吉原功兼(関西テレビ


GⅠ有馬記念ではキタサンブラックを破りGⅠ2勝目を挙げ、関係者の大きな期待に応え最優秀3歳牡馬を受賞した。

2016年12月25日 中山競馬場

実況:塩原恒夫フジテレビ)※このレースをもって競馬実況を引退

この時の勝利インタビューでルメール騎手が涙ながらに語ったフレーズはゲームにも登場する。

気になる方は調べてみるといいだろう。


4歳時の2017年はGⅡ阪神大賞典を完勝。GⅠ天皇賞(春)ではキタサンブラックと2度目の対決となったが、終始外を回らされるコースロスが響いて3着。秋は海外GⅠ凱旋門賞にも挑戦したが前哨戦のGⅡフォワ賞で6頭立ての4着、本番でも18頭立ての15着と大敗。

5歳時の2018年、春はGⅡ金鯱賞スワーヴリチャードの3着、GⅠ大阪杯はスワーヴリチャードの7着、GⅠ宝塚記念は同期で神戸新聞杯2着だったミッキーロケットの6着と精彩を欠いてしまう。秋初戦のGⅡ京都大賞典で久々の勝利を挙げたものの、GⅠジャパンカップジョアン・モレイラブラジル)騎乗)ではルメール騎手が騎乗した三冠牝馬アーモンドアイのレコードタイムの前に6着と敗れ、続く有馬記念(ブレントン・アヴドゥラオーストラリア)騎乗)でブラストワンピースの6着を最後に引退・種牡馬入りした。


フランス遠征後に精彩を欠いてしまったとはいえ、引退までに8億6512万円の賞金を稼ぎ、「高額取引馬は走らない」というジンクスを打ち破った。

(余談だが、新馬戦ときさらぎ賞で対戦した5億円対決の相手ロイカバードもオープンまで勝ち上がっており、高額取引馬の中では走った方である)


なお史実だとキタサンブラックとは1歳違いで、双方の父親が全兄弟である。

サトノダイヤモンドが高額取引馬なのに対し、キタサンブラックは約350万円程度だったと言われる格安馬だったが、馬主に念願のGⅠ勝利を届けたという共通点がある。

史実で対戦経験のあるウマ娘

強調はサトノダイヤモンドが先着したレース。◎は勝鞍。☆は勝ち馬。

〈◯〉はナカヤマフェスタの育成ストーリーに登場するウマ娘。

〈△〉はアニメ3期に登場するウマ娘。

サウンズオブアース……16年有馬記念◎、18年ジャパンカップ有馬記念

キタサンブラック……16年有馬記念◎、17年天皇賞(春)

シュヴァルグラン……16年有馬記念◎、17年阪神大賞典◎、天皇賞(春)

           18年大阪杯京都大賞典◎、ジャパンカップ有馬記念

サトノクラウン……18年宝塚記念ジャパンカップ

ヴィブロス……18年宝塚記念

・◯後輩ウマ娘A/△ツウカアマカヒキ)……16年皐月賞東京優駿☆、18年有馬記念


余談

最も「若かった」ウマ娘

ウマ娘のモチーフとなった競走馬は発表時点ですでに亡くなっていたり、プロジェクトの長期化でゲームアプリリリース前に亡くなってしまった馬も多いが、モチーフとなったサトノダイヤモンド号は2013年生まれ。これはゲームリリース当時、現役を退いているモデルとなった競走馬の中では最も若く、本馬実装後もまだ現役で同期のダービー馬マカヒキエアスピネルがレースで活躍していた。

そのせいか、ウマ娘化したサトノダイヤモンドが競走馬の姿のマカヒキと一緒に描かれるという不思議な組み合わせのファンアートが、マカヒキが引退する2022年までいくつか投稿されている。

ダイヤちゃんの袖ダービー馬マカヒキ


また、ウマ娘では初のディープインパクト産駒をモチーフとしたウマ娘でもある。


加えて種牡馬としても初年度産駒が2022年にデビューし、GⅠ阪神ジュベナイルフィリーズシンリョクカが2着と好走。2023年にはサトノグランツがGⅡ京都新聞杯を制して産駒のJRA重賞初制覇を飾った。競走馬として現役を退いたとはいえ、経済動物(種牡馬)という意味では現役の第一線に居る馬である。

それを除いたとしてもオーナーがゲームとしてのライバル企業であるセガサミー会長という事でも意外な選択肢であった。


なお実装時点では最年少だったが、現役馬(当時)からデアリングタクト2017年生まれ。2023年に引退)が登場したことにより次点となった。


略称

サトノでもダイヤモンドでも全く区別が付かないため、競馬ファンからは主に「サトノダンド」を略してサトイモと呼ばれている。ウマ娘の方でもこの呼び方をするプレイヤーは多いが、字面から蔑称と受け止められることもあるので気を付けよう(というか実馬の方のサトイモも当初は割と蔑称だったし…)。

サトイモちゃん


今のところシーキングザダイヤなどの実装がないので、当面は公式の「ダイヤ(ちゃん)」呼びで支障はないと思われる。

キタサンブラックと併せた「キタちゃんサトちゃん(キタサト)」という愛称が根強いが、新たなサトノ家のウマ娘が登場した事により、この呼称は下火になっていくかもしれない。


SNS等での扱い

ヤンデレダイヤ

SNS上などでは「トレーナーへの愛が重いウマ娘」として表現されていることが多々見受けられる。規約を守って度を超した表現をしないようにしたい。逆にこの規約を盾にして作者へ誹謗中傷をすることも慎むべきである。


そのほかに、トレーナーに猛烈な勧誘をかけたところから、某暴太郎と同じ扱いをされたり、熱烈なセガ信者としてネタにされることがある。


セガネタの数々

今まで記述してきた通り実馬の馬主がセガサミーホールディングス会長であったためか、サトノダイヤモンド関連のプロフィール、育成ストーリー、イベントなどにはセガに関連するネタがそこかしこに存在する。

  • ヒミツ①のジュークボックス……セガの前身である「日本娯楽物産」社が最初に開発したジュークボックスが「セガ1000」。これがヒットし、ここから名前を取って「セガ」が誕生した。
  • 1コマ②「家にあるものと同型機」……ぱかプチを取るクレーンゲームは見た目もサウンドもUFOキャッチャーのパロディ。STARHORSEコラボではスタホ側でクレーンゲームも遊べるが、こっちに至ってはBGMが本物のUFOキャッチャー完全移植
  • 保健室イベントの「電脳レース娘『ぱかジン』」「ダブルレバーで操作」……「ツインスティック」で操作する「電脳戦機バーチャロン」の主人公機「テムジン」が元ネタ。
  • グランドマスターズシナリオ……そもそもSTARHORSEコラボなのでセガネタが入っても不思議ではないのだが……
    • サトノグループが開発した「メガドリームサポーター」……セガが販売したゲーム機、メガドライブ+ドリームキャスト。
    • 「サトノグループのソフト開発部門はつねに時代を先取りし、先取りしすぎと言われるほどに発展してまいりました」……セガの先進的な発想と、先進的過ぎて収益が安定する前に撤退してしまう間の悪さ(そしてこなれた頃に他社に持って行かれるさま)はファンの間では語り草である。「セガはいつだって10年早い」セガの本気も参照。なお、HMDによるVRゲームも1990年代にアーケードゲームとして発売済みである。
    • メガドリームサポーターの起動メッセージ「Welcome to Mega Dream Suppoter……Get ready!」……スペースハリアーのスタート時ボイス「Welcome to the Fantasy Zone, Get ready!」のパロディ。
  • トークギャラリーの②はときメモが元ネタとなっており、ダイヤのいう「想いが行き違う展開」は「プレイヤー側からの告白」で見ることができるが、これはセガサターン版での追加要素である。
  • セガ推しの強い彼女だが、中の人である立花日菜氏はセガのゲームに出演したことがない(ロストジャッジメントではDLCとしての出演、コトダマンはmixiに移行した後の出演だったため)。

関連イラスト

サトノダイヤモンドちゃんサトイモちゃんNo messageサトノダイヤモンド

サトノダイヤモンドサトノダイヤモンドちゃんダイヤちゃんセンシティブな作品

賢さの因子ばっかり継承して無敵になったサトノダイヤモンドちゃんサトノダイヤモンド(成長期)【ウマ娘】サトノダイヤモンドちゃん【かわいい】ダイヤちゃん

ダイヤちゃんでうまぴょい!おれの愛馬が…キタちゃんサトちゃんセンシティブな作品


関連項目

ウマ娘プリティーダービー ウマ娘

ウマ娘プリティーダービー(アニメ)


キタサンブラック(ウマ娘)


メジロマックイーン(ウマ娘):同じ菊花賞勝ち馬という繋がりだけでなく、マックイーンを管理した池江泰郎調教師が定年引退後に里見治オーナーのアドバイザーとなった後にサトノダイヤモンドと出会うことになり、息子である池江泰寿調教師に預けられることになったという深い縁がある。


池江泰寿厩舎

トーセンジョーダン(ウマ娘)

オルフェーヴル(ウマ娘):凱旋門賞に挑戦したという共通点もある。


サトノ家

サトノクラウン(ウマ娘):同じ里見治氏・サトミホースカンパニーからのウマ娘。


同期(16世代

ヴィブロス(ウマ娘):同じディープインパクト産駒繋がり。史実では1回だけ対戦。


血統繋がり

ヴィルシーナ(ウマ娘):同じディープインパクト産駒繋がり。


競馬関係者

クリストフ・ルメール:史実における主戦騎手。その縁で「ルメールも楽しメール!」を持ちネタに、キタサンブラックの主戦騎手である武豊と共にウマ娘CMに出演している。しかもサトミホースカンパニーの勝負服を着用するという徹底ぶり。

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