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サバイバー(DbD)

でっどばいでいらいとのさばいばーいちらん

非対称オンライン対戦ゲーム『Dead by Daylight』に登場するサバイバー一覧。
目次 [非表示]
  • 1 概要
  • 2 生存者一覧
  • 2.1 Dwight Fairfield(ドワイト・フェアフィールド)
  • 2.2 Meg Thomas(メグ・トーマス)
  • 2.3 Jake Park(ジェイク・パーク)
  • 2.4 Claudette Morel(クローデット・モレル)
  • 2.5 Nea Karlsson(ネア・カールソン)
  • 2.6 Laurie Strode(ローリー・ストロード)
  • 2.7 Ace Visconti(エース・ヴィスコンティ)
  • 2.8 William "Bill" Overbeck(ウィリアム・オーバーベック)
  • 2.9 Feng Min(フェン・ミン/凤 敏)
  • 2.10 David King(デイビッド・キング)
  • 2.11 Quentin Smith(クエンティン・スミス)
  • 2.12 Detective David Tapp(タップ刑事)
  • 2.13 Kate Denson(ケイト・デンソン)
  • 2.14 Adam Francis(アダム・フランシス)
  • 2.15 Jeffrey "Jeff" Johansen(ジェフェリー・ヨハンセン)
  • 2.16 Jane Romero(ジェーン・ロメロ)
  • 2.17 Ashley J. Williams(アシュレイ・J・ウィリアムズ)
  • 2.18 Nancy Wheeler(ナンシー・ウィーラー)
  • 2.19 Steve Harrington(スティーブ・ハリントン)
  • 2.20 Yui Kimura(ユイ・キムラ/木村 結衣)
  • 2.21 Zarina Kassir(ザリーナ・カッシル)
  • 2.22 Cheryl Mason(シェリル・メイソン)
  • 2.23 Felix Richter(フェリックス・リクター)
  • 2.24 Élodie Rakoto(エロディー・ラコト)
  • 2.25 Yun-Jin Lee(リー・ユンジン/이윤진)
  • 2.26 Jill Valentine(ジル・バレンタイン)
  • 2.27 Leon Scott Kennedy(レオン・S・ケネディ)
  • 2.28 Mikaela Reid(ミカエラ・リード)
  • 2.29 Jonah Vasquez(ジョナ・バスケス)
  • 2.30 Yoichi Asakawa(ヨーイチ・アサカワ/浅川 陽一)
  • 2.31 Hadie Kaur(ハディ・カウル)
  • 2.32 Ada Wong(エイダ・ウォン)
  • 2.33 Rebecca Chambers(レベッカ・チェンバース)
  • 2.34 Vittorio Toscano(ビットリオ・トスカーノ)
  • 2.35 Thalita Lyra(タリータ・リーラ)
  • 2.36 Renato Lyra(レナート・リーラ)
  • 2.37 Gabriel Soma(ガブリエル・ソーマ)
  • 2.38 Nicolas Cage(ニコラス・ケイジ)
  • 2.39 Ellen Ripley(エレン・リプリー)
  • 2.40 Alan Wake(アラン・ウェイク)
  • 3 関連タグ
  • 概要

    Dead by Daylight』に登場するプレイアブルキャラクターのカテゴリの一つで、本ゲーム内でマッチングした最大5名のプレイヤーの内、1名を除く全員(最大4名)が担当するポジション。


    意味は「生存者」。残り1名のポジションであるキラー(殺人鬼)の追走をかいくぐり、閉鎖されたマップから脱出することが目的。4名それぞれで協力して、マップ上に点在する発電機を修理し、電子ロックで閉ざされたゲートを解錠することになる。

    キラーとは違い固有の能力はなく、基本性能は全ての生存者が一律で同じである。


    サバイバーたちは、経歴は違えどそれぞれの人生を謳歌していたごく普通の一般人である。ひょんなことから本作の首魁たる謎の存在「エンティティ」の生み出した裏の世界(閉鎖空間)へ繋がる濃い霧の中に迷い込んでしまい、「儀式」のための生贄として残忍な殺人鬼の標的にされた哀れな被害者たち。たとえ生贄に捧げられようとも、首尾よく脱出しても、気がつけば再び焚火の傍らに五体満足で座っているという。また「エンティティ」も脱出成功したサバイバーをキラーが追えないように妨害するなど、単純な関係にはないようだが……?


    上述通り基本的な操作性は横並びながら、(キラーほどではないが)老若男女、出身地から職種と個性豊かなキャラクターが続々登場している。外見についても、溌剌としたスポーティな人物から如何にもインドア派といった大人しい雰囲気の人物、整った容貌の美男美女からしょぼくれた中年、際立って個性の強いコミカルなキャラクターなどバリエーションは豊富。


    なお、中期以降のコラボレーションにより参戦したサバイバーの中には、従来より本作の殺人鬼たちのような凶悪な力に対峙してきたキャラクターも何人かいるが、そもそも本作ではそれらに対抗しうる武器は登場しないので、他の一般人同様逃げ回るほかない。


    生存者一覧

    Dwight Fairfield(ドワイト・フェアフィールド

    [DbD] Ready to Work

    初期実装サバイバーの一人。


    冴えないナード風のメガネ男性。しかし決して気弱ではなく反骨精神を持っている。

    子供の頃から運動も勉強も苦手ないじめられっ子で、社会人になってからもそれは変わらなかった。他のナードと違うのはやられっぱなしではなく気に食わない相手には必ず何かしらの反撃をしているという点。その反骨精神で気に食わない職場の上司に反撃した結果、職場の上司から密造酒を飲まされ、森に置き去りにされたまま行方不明になってしまう。


    一定範囲内の味方を透視できる「絆」や、味方と協力すると味方の行動が早くなる「リーダー」「有能の証明」等、協力プレイに特化したパークを持つ。


    Meg Thomas(メグ・トーマス

    Meg Thomas

    初期実装サバイバーの一人。


    気の強い体育会系の女性。

    母子家庭で育ち、陸上選手として大学の特待生にも推薦されたが、母の看病のためにアスリートの道を諦めた過去を持つ。日課であったランニングをしに出かけ、そのまま霧の森に迷い込んだ。


    運動・逃走に長けたパークをもつ。数秒間走る速度を上げる「全力疾走」のスキルが特に強力で、初速ではキラーでも追いつけない。


    Jake Park(ジェイク・パーク

    Dead by Daylight - Jake Park

    初期実装サバイバーの一人。


    人里離れた森で一人自給自足の生活をしてきた青年。

    元々は裕福な家庭で何不自由なく暮らしていたが、父の期待に耐え切れず家出し現在の柵のない生き方を選んだ。数年を森で過ごした後に突然失踪、唯一連絡をとっていた母親の訴えもむなしく捜査は打ち切られてしまう。


    負傷した際のうめき声を小さくする「鋼の意思」、特定の攻撃を受けた際の叫び声を小さくする「魂の平穏」など、サバイバルに特化したパークを持つ。工具箱なしに破壊工作が出来る「サボタージュ」も強力。


    Claudette Morel(クローデット・モレル

    8ㅁ8

    初期実装サバイバーの一人。


    豊富な植物学の知識を持つ科学オタクの女性。

    後日追加されたエピソードではADHDの傾向があり、母親からは時として冷たく接していた事、それと「普通の女の子」としてあって欲しいと心配される一方、父親は彼女の才能を認め献身的に支援していた事が明かされた。内向的な性格で、ネット上では「サイエンスガール」の名で活動して人気を博していた。都心へ向かうバスを途中下車して気まぐれで散歩していたが、そのまま霧の森へと迷い込んでしまった。


    救急キットなしで自身を治療できる「セルフケア」や負傷した味方を透視できる「共感」など、治療を補助するパークを持つ。そのため初心者に選ばれやすい。


    Nea Karlsson(ネア・カールソン

    Colorful NEA!

    2016年8月19日の無料DLCで追加。


    スウェーデンからアメリカに移り住んだ移民の非行少女。

    母国や友達と引き離された疎外感から不良となり、壁に落書きをして回るなどの軽犯罪を楽しんでいたが、廃墟と化した(かつての「ナース」の勤め先)精神病院に向かったのを最後に消息を絶った。


    しゃがんだ状態での移動速度を速くする「都会の逃走術」や、高所から落下した際の着地硬直を軽減した上で加速する「スマートな着地」など、逃走と隠密に長けたパークを持つ。


    Laurie Strode(ローリー・ストロード

    DBD  ローリー

    2016年10月25日のDLCで追加。

    1978年のホラー映画ハロウィン』(ジョン・カーペンター監督)からのゲスト参戦。


    映画のヒロインで、同じく実装されたキラー「シェイプ」ことマイケル・マイヤーズの実妹。

    2歳の頃、6歳の兄マイケルによる姉の惨殺事件を機に、両親は彼を隔離施設へと送り二度と会うことはなかった。両親が死んでから不動産屋のストロード夫妻の養子となり、マイケルとの繋がりを抹消してきたが、施設を脱走し15年ぶりにハドンフィールドに現れたマイケルにより再び多くの悲劇が彼女を襲う。


    サバイバー側が不利になる場面で効果を発揮するパークを持つ。キラーに担がれた際に一度だけ脱出するチャンスをつくる「決死の一撃」は強力。


    Ace Visconti(エース・ヴィスコンティ

    Dead by Daylight

    2016年12月9日のDLCで追加。


    イタリアンなちょい悪オヤジ風の男性。彼も母親想いだが決して頭が上がらないようだ。

    生来のギャンブラーで、自分の幸運を信じて博打と詐欺で身を立てていたが、ある時「借りてはいけない相手」に追われる羽目になり、沼地の廃墟まで逃げ延びる。そこで「ハグ」の呪印に手を出したことで、エンティティの霧の森に誘われることになる。


    「幸運」を体現するパーク揃い。運を挙げる「最後の切り札」は良いアドオンが付いたアイテムを手に入れやすくなる効果があり、「手札公開」は感知系パークの有効範囲を広くする優れものでもある。


    William "Bill" Overbeck(ウィリアム・オーバーベック

    Dead by Daylight_ビル(L4D)

    2017年3月9日のDLCで追加。

    ゾンビFPS『Left 4 Dead(以下L4D)』からのゲスト参戦。


    鋭い眼光の老兵。愛称は「ビル」。

    本編終盤、仲間を逃がすのと引き換えに死んでしまったはずが霧の森で目を覚ました。


    自らが危機に陥った時に効果を発揮するパークを持つ。特に救出直後のサバイバーが一度だけ攻撃に耐えられるようになる「ボロタイ」こと「borrowed time(与えられた猶予)」は多くのキラーにトラウマを残した。


    Feng Min(フェン・ミン凤 敏

    ミンちゃんが煽ってくる

    2017年5月12日のDLCで追加。


    プロゲーマーとして活躍する中国系の少女。

    eスポーツに魅了されてその世界に飛び込み、「シャイニング・ライオン」の異名を持つプロゲーマーとなる。しかし勝ち続けるというプレッシャーに押しつぶされ、夜の街を彷徨い歩くうち、霧の森へたどり着いた。同時実装の「ドクター」のモデルである実在の中国人医師の被害者である廃ゲーマーの少年少女がモチーフと推察されている。


    発電機や板を破壊したキラーを一定時間透視できる「警戒」や、発電機の作業音を小さくし失敗時の爆発を一定確率で防ぐ「テクニシャン」等、発電機の攻防に優れたパークを持つ。

    2018年にtwitterで行われた非公式人気投票の生存者部門1位を獲得している。


    David King(デイビッド・キング

    デビキン

    2017年7月28日のDLCで追加。


    正義感が強く無鉄砲で好戦的な筋骨隆々が自慢の大男。多少、ナルシストでもある。

    大変な母親想いで、いつ何時でも母親を思い続ける大変な母親思い。彼氏持ちでもある。

    富豪の息子でスポーツ・学問にも秀でいてなおかつ弱い者いじめが大嫌いと言う一見して非の打ち所のない人物。実は同性愛者だが、それが原因となり父親と対立している。

    この対立が原因となり、彼の父親は妻である母親を責めるようになる。

    この事は彼の中で非常に大きなトラウマになってしまう。

    一時はラグビーのスター選手となるが、これが原因で試合中にトラウマがぶり返し、審判に短気を起こし襲いかかったことでリーグから追放。

    以後は彼氏の自宅に転がり込み、こっそり母親から援助してもらったり彼氏にナイショで借金取り立ての請負いや違法格闘技で拳闘をしたりなどして日々の生活費を稼いでいた。

    過去には、彼氏とは借金取立てや違法格闘技をする事を責められ電話での大喧嘩になった事もあるが、それはそれとして彼なりの幸福な人生を送りつつ、日長パブで飲んだくれる生活を続けていた。

    そして、ある日突如として消息を絶った。


    一瞬だけ無敵になり前方へダッシュする「デッドハード」、常に負傷状態となる代わりに血痕を残さず更に這いずり状態から自力で復活できる「弱音はなしだ」といった、しぶとく生き残る為のパークを持つ。


    Quentin Smith(クエンティン・スミス

    クエンティン

    2017年10月27日のDLCで追加。

    ホラー映画『エルム街の悪夢(2010年版)』からのゲスト参戦。なお映画本編と比べて顔が別人と見間違える程にブサ....変わってしまっている。


    フレディ・クルーガー(同じくキラー「ナイトメア」として登場)の影に悩む男子高校生。

    原作映画でヒロインのナンシーと協力してフレディを打ち倒すが、逆恨みしたフレディにより新たな標的に選ばれてしまい、連日に渡って追い詰められ萎縮。計画の総仕上げとして夢の中に出現させたバダム幼稚園でいよいよ殺されそうになるが、土壇場で抵抗し一泡吹かせる活躍を見せた。しかし直後にエンティティが現れ、フレディと共に霧の森へ連れ込まれてしまった。


    異常状態からの回復を早める「不寝番」や、木箱の探索速度を上げつつ初回の木箱から必ず救急キットを入手できる「調剤学」といった、状態異常に強いパークを持つ。


    Detective David Tapp(タップ刑事

    DeadbyDaylight David Tapp タップ刑事

    2018年1月24日のDLCで追加。

    映画『SAW』シリーズからのゲスト参戦。なお本名は「デイビッド・タップ」だが、上述のデビキンとの差別化のためか、本作では「DETECTIVE(≒刑事、探偵)」と通称の方で表記されている。


    連続殺人犯「ジグソウ」を追う元刑事。

    その正体を探るために心身ともに大きな犠牲を払い、後には引けず退職後も独自の捜査を続けていた。映画第一作目のラストで瀕死の重傷を負ったが、何故か霧の森で目覚めることになる。アマンダ・ヤングピッグ)とは当初、ジグソウのゲームの数少ない生還者として職務質問の場で面識があった。


    発電機を修理すると一定範囲内にある別の発電機を透視できる「刑事の直感」、殺人鬼の心音範囲に留まることで「スキルチェックのgood判定をgreat判定へ変換するトークン」を貯められる「張り込み」など、発電機の修理を効率よく行えるパークを持つ。


    Kate Denson(ケイト・デンソン

    Kate Denson

    2018年6月のDLCで追加。


    金髪巻き毛のお姉さん。金のためではなく社会的弱者、病人等みんなを楽しませて元気付けるために歌を歌いたいという自己犠牲精神すら持ち合わせる聖女。

    子供の頃から歌が好きで、多くのコンクールで優勝するほどの実績を持ちながら、優劣を決めたり金銭を求めることは己の心情に反するとして、高校卒業後はプロの道には進まず各地を転々と旅して廻り、自ら作ったフォークソングを披露し、帰郷するとボランティアやチャリティー活動に勤しむなどしていた(この旅の最中に「クラウン」の標的にされるも辛うじて逃げ出している)。故郷の森の中で一人、ギターを演奏していたところをエンティティにより連れ去られて行方不明となる。


    障害物を越えたのちに足跡を一定時間消す「ダンス・ウィズ・ミー」、窓枠や板の在りかを表示させる「ウィンド・オブ・オポチュニティ」など、キラーを煙に巻きやすいパークを持つ。


    Adam Francis(アダム・フランシス

    授業中のアダム・フランシス先生

    2018年9月19日のDLCで追加。


    日本の鹿児島県で教師として働くジャマイカ人の男性。ケイトと同じくやはり自己犠牲精神を持つ聖人。これが結果として災いとなって霧の世界に招かれてしまう。

    父親を幼くして亡くすが、大学時代に偶然発見した父の蔵書で日本文学に興味を持ち始める。叔父の教育を受けながら勉学に励み教職者となり、海外赴任の枠を獲得して念願の来日を果たした。文化の違いに四苦八苦しながらも徐々に順応し(この頃に香川の大学に講師として訪れ生前の山岡凜こと「スピリット」とすれ違っている)、ようやく軌道に乗り始めた矢先、列車の脱線事故に巻き込まれてしまいその際に少女をかばった後、そのまま消息を絶った。


    キラーの心音範囲に留まることで石を投げて陽動できるようになる「陽動」、味方救助によって自力でフックから確実に脱出できるようになる「解放」といった、キラーを攪乱することに長けたパークを持つ。


    Jeffrey "Jeff" Johansen(ジェフェリー・ヨハンセン

    ジェフに新スキンをありがとうございます!!!

    2018年12月12日のDLCで追加。


    身なりはおっかないが温厚な性格のカナダ人男性。通称「ジェフ」。

    かつて「リージョン」の4人と同じオーモンドで生まれ育った同年代でもある。険悪な家庭環境から逃避するようにヘビメタの世界に没頭し、デザイナーとしての才能を開花させる。アルバイト先で知り合ったリージョンの依頼を請け、アジトに彼らのロゴを描き交流した。その後は両親の離婚で故郷を離れていたが、父の死をきっかけに数十年ぶりにオーモンドの土を踏んだ。昔依頼された「初仕事」のことをふと思い出して4人のアジトであった廃墟へと向かい、行方不明となった。


    フック救助によってそのフックを破壊しキラーを一定時間透視する「ブレイクダウン」、キラーによるオーラ探知を一定回数だけ無効化できる「ディストーション」など、フックから救助された後に有利に動きやすくなるパークを持つ。


    Jane Romero(ジェーン・ロメロ

    ジェーン・ロメロ

    2019年3月20日のDLCで追加。


    著名なTV司会者・セレブリティ。豊満なバストとヒップの持ち主。

    有名女優の娘として生まれるが、早々に自分と父を捨てた彼女を恨みながら、同じ業界に飛び込む。冠番組を持つほどの人気を博すが、自分の番組に母が出演した時に血縁関係を否定されて動揺。父に真相を聞くために車を走らせている最中消息を絶ち、壊れた車のみが残された。


    仲間を治療すると自分の傷も癒える「連帯感」、ロッカーから飛び出してキラーに体当たりするとキラーがスタンする「真っ向勝負」など、キラー側の強パークに間接的に対抗できるパークを持つ。


    Ashley J. Williams(アシュレイ・J・ウィリアムズ

    死霊のはらわた2

    2019年4月3日のDLCで追加。

    ホラー映画『死霊のはらわた』の主人公アッシュ・ウィリアムズその人。30年後を描いたドラマ『死霊のはらわた リターンズ』からのゲスト参戦。


    森の中のコテージでうっかり死者をよみがえらせる儀式を行い、姉や友人を失いながらも生還。

    30年後、酒の勢いでまたまたうっかり儀式の呪文を口にした事で死霊軍団と戦う羽目になり、瀕死状態のまま霧の森に落っことされた。頼みのチェーンソーもショットガンもない為、殺人鬼に物理的抵抗が出来ない。仕方ないね。


    キラーから特定の状況で一定回数攻撃されると一度だけ攻撃を無効化する「英雄の奮起」、瀕死での自己回復ゲージをもがきゲージに変換する「フリップフロップ」など窮地に強いパークを持つ。特に「英雄の奮起」はお手軽な割にキラー泣かせだったこともあり、発動条件が厳しくなってしまった。


    Nancy Wheeler(ナンシー・ウィーラー

    2019年9月18日のDLCで追加。

    Netflixドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』からのゲスト参戦。


    ごく普通の女子高校生。

    優秀な成績を収める模範生だったが、ひょんな事からホーキンスに潜む闇と対峙する事になる。親友を失うなどの悲劇に見舞われつつも、異変の中心である国立研究所に乗り込み、そこから霧の森に迷い込んだ。


    生き残り・隠密に特化したパーク持ちで、条件つきでロッカーに隠れると体力が回復する「内なる回復」、自分の足跡が見える上に移動速度が上がる「自己認識」など、組み合わせによっては非常に強力な武器となる。

    スティーブ、デモゴルゴンと共に販売が終了した。


    Steve Harrington(スティーブ・ハリントン

    SCOOPS AHOY

    2019年9月18日のDLCで追加。

    上述のナンシーと同じく『ストレンジャー・シングス』からのゲスト参戦。


    ナンシーのボーイフレンドで、同じ高校に通う高校生。

    成績優秀な上に学校でもモテモテで、ともすれば鼻もちならないイヤな奴だが、恐怖を振り払って友達を助けに行くなど、根は熱い。国立研究所に向かったナンシーを助ける為に向かい、彼女と同じく霧の森に迷い込んだ。


    味方を救助しつつ囮になる為のパークを持っており、「監視者」では救助した仲間の痕跡を消しつつ自分を強調表示してキラーの注意を引き付ける事ができる。自分がフックで耐久中に近くに仲間が来るとフックのゲージが止まる「親近感」はキラーにとって大きなプレッシャーになる。

    ナンシー、デモゴルゴンと共に販売が終了した。


    Yui Kimura(ユイ・キムラ/木村 結衣

    待機中

    2019年12月4日のDLCで追加。


    岐阜県飛騨市出身の日本人の女性プロレーサー。

    気が強い性格で、プロのバイクレーサーになるために学校を中退して家を飛び出し、違法なレースに参加しながら夢を追い続けていた。女性バイカーチーム「サクラ7」を結成し優勝を重ね、自分をつけまわしていたストーカーを撃退したことをきっかけとし、男性にナメられない「強い女性」のシンボルとして注目を集める。チームの存在を知りスポンサーを買って出る人物が現れ、晴れてプロレーサーの仲間入りを果たした矢先、東京でのレース参加中に不気味な黒い霧に包まれ、気が付くと見知らぬ森の一本道を一人で疾走していた。そこで、鎧甲冑で武装した「」と遭遇する。


    倒れた板を元に戻して再使用できる「強硬手段」のほか、負傷時の血痕を消せる「怪我の功名」は隠密の助けとなる。


    Zarina Kassir(ザリーナ・カッシル

    ザリーナ「人々のために」

    2020年3月1日のDLCで追加。


    ブルックリン育ちのレバノン人女性。

    その複雑な生い立ちから現在まで人種差別問題に思うところがあり公で積極的に活動してきたが、ドキュメンタリー作家として第一歩を踏み出した。父が車道に突き飛ばされ死亡する事件が発生し、裁判での加害者の態度や刑罰の軽さに憤りを覚えたザリーナは、「ヘルシャー刑務所」に収監された犯人と面会し、誘導尋問で計画的犯行だったことを自白させ、これを元に作った映画は国際的な称賛を集めた。

    この出来事から、周囲から映画化を期待され様々なエピソードが提供されるようになり、その中にあった19世紀後期に起こった「狂乱アイルランド人虐殺事件」の話に強い興味を抱き、その実行犯でもある元受刑者(デススリンガー)について調べようと再びヘルシャー刑務所を見学し、そこで見つけた独房で姿を消した。


    発電機修理を失敗したように見せかける「おとり」や、自身を負傷させる代わりに味方を即座に治療する「人々のために」などの自分を犠牲に仲間を救うためのパークを持つ。


    Cheryl Mason(シェリル・メイソン

    silent hill ヘザー

    2020年6月17日のDLCで追加。

    コナミのゲーム『サイレントヒル』シリーズの登場人物で、『3』の主人公“ヘザー”その人である。


    かつて「魔女」とされた少女、アレッサ・ギレスピーより分離した存在。

    赤子の状態でハリー・メイソンとその妻に拾われ、シェリルと名づけられて育つが、7歳の時にサイレントヒルに迷い込み、変わり果てたアレッサと融合してしまう。その後再び赤子となってハリーに救出され、再び育てられる事になったが、アレッサに「神」を孕ませた「教団」からの逃亡生活が続く。そうした中でハリーからサバイバルや戦闘のテクニックを教わり、髪を染め偽名を使うなどして「教団」から逃げ続けたが、17歳(戸籍上は24歳)の時に発見されてしまい、ハリーを殺されてしまう。

    決着をつける為にサイレントヒルに向かい事件を解決したが、父を死なせた罪悪感に苦しみながらもカウンセラーとしての活動を続ける。ある時かかってきた電話の向こうから聞こえる声に導かれるようにして、気がつけば霧の森に迷い込んでいた。罪悪感が『2』における自罰意識の象徴である三角頭エクセキューショナー)を呼び寄せた可能性も示唆されている。


    サバイバーの中でも屈指の苦難の道を歩んできた事もあってか、呪縛の影響下で瀕死から回復できるパーク、オブセッションと相互に知覚できるパークを持つ。特定の条件で、修理していた発電機にエンティティを「召喚」し、キラーもサバイバーも触れなくする(=保護する)パークは、かつて二度も「神」をその身に宿した為かも知れない。


    Felix Richter(フェリックス・リクター

    フェリックス

    2020年9月9日のDLCで追加。


    ドイツ生まれの天才建築家の青年。

    古代から存在する「インペリアッティ」なる組織に強い繋がりを持つ両親の加護の下で育ち、留守の多かった両親との時間を埋めるため、書斎の本で世界の文化や建築の歴史を学び才能を開花させる。10代中頃に両親に連れられダイアー島での組織の親睦会に参加させられるが、そこで後述のエロディー含む同年代の4人の「除け者」たちと馬が合い、大人たちに内緒で島内の探検に乗り出した。過去の負の産物と思しき謎の施設(かつて「ブライト」が人体実験を行っていた場所)を探索していた最中に巨大な爪が襲いかかり、駆け付けた親たちは奇妙な道具で子供たちを守りきったがそのまま行方不明となる。

    大人になったフェリックスは恋人が妊娠したことを機に、良き父となるため今こそ過去を払拭せんと、ダイアー島の復興建築の依頼を受け因縁の地へと足を踏み込んだ。霧の奥に現れた父の背中を追い、フェリックスはそのまま姿を消した。


    ピンチになるほど回復速度が上がる「苦肉の策」、アイテムを使い切ってもある程度回復する「耐久設計」などのパークを持つ。


    Élodie Rakoto(エロディー・ラコト

    推しキャラ

    2020年12月2日のDLCで追加。


    マダガスカル生まれフランス育ちの活動的な歴史研究者。

    フェリックスと同じく「インペリアッティ」の一員である両親と共にパリの富裕層として暮らしていたが、上述の組織の会合でフェリックスら「除け者」たちとの謎の施設の探検中に両親を失うことになり、エロディーは事件のキッカケを作った責任感から両親たちを救う手立てを探し続け、オカルト的な分野の研究に没頭していく。

    成長後は遺跡ハンターとして活動し、蒐集家のハズラ・シャーが報酬に掲示した古代書物を手にするため、17世紀に処刑された「悪魔の双子(ツインズ)を産んだ魔女」の遺骨を盗りに古い地下墓地に侵入する。しかし、最奥へ向かう途中に「古き者」を崇拝するカルト集団「ブラック・ヴェール」に捕まり、逃亡を図るも脇腹をナイフで刺され瀕死となる。最後の力で地面に何かの印を描くと突然足元が砂のように崩れ、冷たく濃い何かに飲まれていった。エロディーはそれが、かつてダイアーで目撃し、後のオカルト研究で存在を知った「アレ」であることを直感した。


    解放済みのチェストを更に調べられる「査定」、ロッカーに入ったふりをする「欺き」などのパークを持つ。


    Yun-Jin Lee(リー・ユンジン/이윤진)

    リー・ユンジン

    2021年3月31日のDLCで追加。


    韓国の大手芸能事務所「マイティー・ワン・エンターテインメント」の女性プロデューサー。

    自身はアイドルにはなれなかったものの、ハク・ジウンの才能を見出し「トリックスター」として世界的スターに押し上げた。しかし、ツアー中に周囲で殺人事件が頻発していたことや、ジウンがそれに関与していると思しき証拠が見つかったことから、問い質すべきか今の栄光を捨てるかの葛藤に悩まされる。その後、ジウン主催による経営陣へ向けたプライベートライブが開かれたが、そこで開催されたのはトリックスターによる殺人ショーだった。一人最後まで残される中、ジウンが自身に向き直り死を覚悟するが、二人の周りに黒い霧が沸き上がった。その中に歓声が聞こえ、闇を喜んで受け入れた。


    板でキラーを怯ませると、移動速度が上昇する「大ヒット」、他のサバイバーが吊られる度にトークンを得て、発電機修理を有利にする「出世街道」などのパークを持つ。


    Jill Valentine(ジル・バレンタイン

    Jill Valentine portrait

    2021年6月26日のDLCで追加。

    CAPCOMのゲーム『バイオハザード』シリーズの登場人物で、『1』や『3』などで複数回主人公を務める。


    S.T.A.R.S.として壊滅的なバイオハザードからメンバーを救出したジルは、ラクーンシティに戻り残された生存者を救い出したが、“追跡者”と通称されるB.O.W.ネメシス」によって追われることになる。

    地下室に逃げ込み、寒い部屋に入ると、黒い霧に包まれ、感覚を失っていった。


    発電機に罠を仕掛け、キラーを怯ませる「地雷爆破」、トーテムを壊すと遠くにある他のトーテムを感知する「カウンターフォース」などのパークを持つ。


    Leon Scott Kennedy(レオン・S・ケネディ

    [Log 1]  レオン・S・ケネディ

    2021年6月26日のDLCで追加。

    ジルと同じく『バイオハザード』シリーズの登場人物で、『2』や『4』などで複数回主人公を務める。


    警察官としての勤務初日からゾンビの大群と対峙するレオンはこのバイオハザードを調査するため、閉鎖されたアンブレラ社の研究所に潜入した。

    そこで突然、黒い濃霧が立ち込め、方向感覚を失った。


    治療中の音を一切出さなくなる「忍苦の時」、発電機をある程度修理すると閃光手榴弾を作れる「スタングレネード」などのパークを持つ。


    Mikaela Reid(ミカエラ・リード

    DBD|ミカエラ・リード

    2021年10月20日のDLCで追加。


    怖い話の披露や魔術に興味を持つ女性。

    有名なストーリーテラーが物語を披露するイベントに参加する事になり、話す内容を考えているうちに、悪夢や奇妙な現象、友人の失踪といった出来事に悩まされるようになる。

    そしてイベント当日、彼女が物語を語り終わると、大勢の観客の前で、黒く濃い霧に飲み込まれていった。


    全てトーテムに関連するパークを持ち、新たに「恵み」というトーテムに特殊な効果を付与するパークが実装された。範囲内で自己治療が可能になり、治療速度も上がる「恵み:癒しの輪」、範囲内で足跡やオーラを消す「恵み:シャドウステップ」などのパークを持つ。


    Jonah Vasquez(ジョナ・バスケス

    ビル爺 ジョナおじ

    (イラスト右側の人物)

    2021年12月1日のDLCで追加。


    暗号解読担当のCIA局員。

    生まれ持って天才的な数式の解読能力を有していたが、16歳の頃に宛名不明で送られてきた謎の暗号だけは長年解読できずにいた。CIA所属後は数々の政治的思想や犯罪集団の思惑により家族と故郷を失い、以降はそれらの不幸を忘れるように責務に没頭。その後、上層部からの任務で少年期に解けなかった例の暗号が再び浮上し、それが地球上の座標を示していることを読み解きチリに旅立つが、そこは砂と骨しかない墓地(「アーティスト」の芸術家としての終焉の地)だった。その場所で得た情報から解読法を理解し、数字を見るとそれは自分の誕生日と今日の日付を表す数字だった。

    直後、目の前に子供時代の景色が広がった。これまでの不幸が悪夢だったのだと、懐かしさと嬉しさからその景色に飛び込んでいくが、周囲からは黒い霧と血のにおいが迫っており、罠だと気付いた頃には最早逃げ場を失っていた。


    負傷した際の加速時間を伸ばす「打開策」や、仲間のスキルチェックミスをカバーする「是正措置」などのパークを持つ。


    Yoichi Asakawa(ヨーイチ・アサカワ/浅川 陽一

    DBD落書きまとめ

    2022年3月9日のDLCで追加。

    映画『リング(1998年版)』に登場した主人公・浅川玲子の息子が成長した姿。


    東京の大学に教授として務めていたが、教え子が伊豆大島で行方不明になる事件を機に、かつて自らも被った山村貞子(キラー「怨霊」として登場)の呪いが終わっていないことを察知し戦慄。その後は超常現象にまつわる研究に没頭。また父・高山竜司の霊から助言やエールを受けるようになる。

    協力関係を結んだ他の超常現象研究者から、先日の大島の事件と類似したスコットランドの失踪事件の話を聞いた陽一は現地に飛び、地元漁師の協力を得て現場の灯台のある海に漕ぎ出すも、灯台の点滅と合わせて突如発生した高波に攫われ海に投げ出される。曖昧な意識の中、陽一は灯台の上で手招きする父を追って階段を昇り、黒い霧と、口を開いた海の中に飲み込まれていった。


    キラーを怯ませると一定時間痕跡を消せる「父の助言」、負傷者に自身の位置を感知させる「共感的つながり」などのパークを持つ。


    Hadie Kaur(ハディ・カウル

    ハディカウル

    2022年6月8日のDLCで追加。


    しかめた顔に付いた複数の傷が特徴のインド人の心霊研究家。

    物心付く前に、大学教授である母の仕事の都合でカナダのケベック州に引っ越したが、10歳のある日、パーティーの帰り道で父の運転する車が雪にタイヤを取られ事故を起こし、両親が帰らぬ人となってしまった。親友だったマリーズの両親に引き取られ、義兄ジョーダンをはじめ義家族がよく接してくれたことで失意から立ち直るも、あの事故以来ハディは常人には見えない何かが見えてしまう能力が覚醒する。特に暗闇の中にいると、まるで別次元からその何かの力が流れ込んでくるように感じた。

    高校卒業後、ハディはこの能力の謎が亡き両親にあると考え、インドへの旅費を集めることに。この際ジョーダンの考案した地元の心霊スポットを調査し、その記録を叔父を通しウェブ番組で紹介してもらったことで、心霊現象に関心深いリスナーの間で大ヒットを記録した。ハディもまた、その心霊スポット巡りで己のルーツと世界を侵食する別次元についての探究心から、番組を制作した叔父の会社の後押しもあり、世界中のあらゆる心霊スポットを調査するようになった。

    アルプス山脈の掩蔽壕を調査していた時、彼女の母国語であるパンジャブ語で助けを求める声を聞く。聞こえる方角を辿ると、そこにはあのパーティーの帰り道で事故死した両親の姿があった。あの日、自身が体調不良を訴えたせいで二人を死なせてしまった後悔の言葉を漏らすと、息絶えた父の目がカッと開き「お前のせいだ」と呟いた。そしてハディはそのまま、氷の巻きひげに絡め取られるように闇の中へ落ちていった。


    Ada Wong(エイダ・ウォン

    dbd BIOHAZARD エイダウォン

    2022年8月31日のDLCで追加。『バイオハザード』シリーズの登場人物。


    エイダ・ウォンは何もかもが謎に満ちている人物だ。過去も国籍も、誰に忠誠を誓い何が動機なのかも、そして本名でさえも謎に包まれていた。彼女はアンブレラ社に敵対する企業スパイだったのか?アルバート・ウェスカーに忠実だった?それとも彼女は、二重スパイだったのだろうか?そして、なぜ寄生体プラーガを追っていたのか。エイダは明らかに訓練された暗殺者だった。高度な武術の訓練を受け、武器の扱いもプロそのものだ。ロス・イルミナドス教団の調査中、エイダは捕まり、儀式の生け贄として殺されそうになった。しかし、最終的に逃げ出し、その後二度と姿を現すことはなかった。それもまた謎である。


    Rebecca Chambers(レベッカ・チェンバース

    レベッカ

    2022年8月31日のDLCで追加。『バイオハザード』シリーズの登場人物。


    神童だったレベッカ・チェンバースは、18歳で大学を卒業した。新人警官である彼女は「SpecialTacticsAndRescueService」の最年少メンバーとして、ブラヴォーチームの衛生担当に配属された。S.T.A.R.S.からアークレイ研究所に派遣されたブラヴォーチームは、一連の悲惨な殺人事件を調査した。

    とある廃列車の探索中に、レベッカはアンデッドの怪物や突然変異を起こした動物たちを発見した。ところが逃げ込んだ先は、さらに恐ろしい場所だった。アンブレラ社の古い地下施設で彼女が目の当たりにしたのは、ショッキングで忌まわしい光景だった。ブラヴォーチームのメンバーを探すため、レベッカは彼らの声を頼りにどこからともなく現れた謎の黒い霧の中に入っていった。覆いかぶさるような霧の中を進むと、突然、後ろから威嚇するような足音が聞こえてきた。本能的に銃に手を伸ばしたが、ホルスターには何も入っていなかった。武器が消えていたのだ。振り返ると同時に低いうなり声が聞こえ、レベッカは巨大な棍棒のような武器が振り下ろされるのを素早く避けた。やっとのことで立ち上がると、暗闇の中で点滅する光に向かって駆け出した。


    Vittorio Toscano(ビットリオ・トスカーノ

    ビットリオ・トスカーノ

    2022年11月23日のDLCで追加。


    14世紀イタリアの考古学者 兼 領主。

    武芸を嗜んだ二人の兄に反し、哲学に明るいビットリオは「暴力は無能な者が頼るものに過ぎない」という心情から戦いを好まず、代わりに学問に打ち込んでいた。騎士の見込みのない息子の将来を案じた父の計らいで、古代の遺物の収集家である叔父レンゾの下に送られたビットリオは、そこで書物を読み漁って古代の哲学や知識を学び、「知識の守護者」と呼ばれる謎の組織の存在と、彼らの思想が名前を変えながら継承されていたこと、そして彼らの目的が人類をより高い次元へと高めることであることを知る。金と権力の渇望から紛争の絶えない世界の現状を変えたいと願ったビットリオは、より一層守護者の知識を求めるようになり、レンゾの伝手で探検隊を編成し、彼らの遺物の発掘に乗り出した。

    数々の古代遺跡から遺物を集める中でビットリオたちは、守護者たちとは真逆に世界を崩壊させようとするカルト集団、また彼らの野望を食い止めるべく、守護者たちが隠した次元間移動の秘密を握る「楽園の石」の存在を知る。このことを記した石版を見つけて間もなく、レンゾが奇妙な黒蛇に噛まれた猛毒で息絶えてしまい、ビットリオは彼の相続人として領主の座についた。そして隊員の身の安全を守るため、傭兵の騎士タルホーシュ・コバッチ(ナイト)を隊に迎えた。

    楽園の石の在処がポルトガルの古代墓地と突き止めるも、聖地として墓地を守護する現地の民に遮られてしまう。ビットリオは平和主義の性分から、彼らとの戦いを避けようとするも、タルホーシュは命令を無視して民を惨殺。それどころかビットリオを地下牢に閉じ込め、石の秘密について口を割らせようとした。ビットリオは空腹と孤独、絶望に耐えながら、タルホーシュの目を盗んで石に刻まれたシンボルを床に描き、楽園への道を開こうと努めた。そして死の間際、ビットリオは黒い霧とともに別次元へと誘われる。しかしそこは、彼の思い描いた楽園とは程遠い血と悲鳴が溢れかえる地獄であった。


    西暦1343年生まれというサバイバーの中ではぶっちぎりで古い生まれであるが、霧の森は時空が歪んでいるので実年齢不詳。なお霧の森での生活はそれなりに長いらしく、中世出身にもかかわらず拾ったジャケットとジーンズを着こなす伊達男である。


    Thalita Lyra(タリータ・リーラ

    2023年3月8日のDLCで追加。後述のレナート・リーラの姉。


    母親の影響で、人々がコミュニティで絆を育むのを見るのが大好きだったタリータ・リーラにとって、10代の頃に弟との仲直りの方法として叔父から教わった凧揚げは、彼女の人生の始まりとなるものだった。

    凧揚げの動画をウェブサイトに投稿すると、その動画は瞬く間に有名となり、彼女は一時時の人となった。凧揚げに関する彼女の知識と経験は、多くの人々の関心を寄せたのだ。さらにはモデルエージェントの目にも留まり、広告の写真撮影、CMへの出演など、彼女はモデルとしてもその名を馳せることになった。このまま彼女のコミュニティはブラジル全土に広がっていくのだと、疑いもしなかった。

    しかし、多くの仕事が彼女に舞い込んでくるうちに、いつしか彼女を有名にした凧揚げに触れる機会は少なくなっていった。業界人との関係作りや、周りから好奇の目で見られることに、彼女はうんざりしていた。有名人になるとは、ただ良い事ばかりではなかったのだ。

    彼女はモデルを辞め、レナートと共に凧揚げ用品の専門店『ファンカイト・リオ』を開いた。店が繁盛し、凧揚げに興味を持つ人が増えることに、有名なタリータの名前は一役買っていた。第一回目の凧揚げトーナメントには多くの人々が集まり、彼女は同じ趣味で集まった人々に囲まれて過ごすことがとても嬉しかった。ようやく、彼女の夢見たコミュニティが実現された瞬間だった。

    大会の終了後、タリータとレナートが後片付けをしながら空を見上げると、そこには奇妙なドローンが浮かんでいた。2人は先に凧でドローンを落とした方が勝ちという勝負をし、結果タリータが勝った。ドローンは煙を上げながら近くの森に落ちた。レナートがそれを追いかけると、森から血まみれの男とともに、奇妙な機械装備に身を包んだ女が現れた。ドローンはこのハンターの「目」だったのだ。

    危険を感じたタリータはレナートの手を引いて逃げ出した。2人は遠くに見えたレンガ造りの工場に逃げ込み、ハンターから身を隠した。彼女が周囲を窺うと、すぐ傍に太陽が注ぐ明るいビーチが現れた。彼女は弟の手を引き、ビーチに向かって駆けだした。砂が薄暗い霧に姿を変えたことにも気付かずに。


    Renato Lyra(レナート・リーラ

    同じく2023年3月8日のDLCで追加。前述のタリータ・リーラの弟。


    レナートは幼少期から科学者のように振る舞い、他人や世界を観察するのが好きだった。それ故に彼はクラスに馴染むことが出来ず、引っ込み思案な性格になった。ただ、彼は姉のタリータのことが大好きだった。

    彼はもっと人と関わるべきだと考えた両親は、彼が13歳の頃に叔父が経営するカイトショップをタリータと共に手伝わせることにした。2人はよく口論したが、叔父の提案で仲直りの手段として凧揚げを楽しむようになった。彼はすぐに凧揚げの事も大好きになった。

    姉が有名人になった後は、彼は両親の提案で高校卒業後にボランティアを始めた。彼がそこで培った経験は、後に人生の岐路に立たされた姉の良き相談相手となった。

    姉が店を始めた時、姉が彼にビジネスパートナーになることを提案した。彼は喜んで快諾した。彼の優れた分析力は、店を軌道に乗せるのに一役買った。一回目の凧揚げトーナメントは大成功をおさめ、彼は多くの人々から感謝を伝えられた。彼は空を見上げながら、達成感に浸っていた。

    大会の片づけをしていると、ふと頭上に奇妙なドローンが浮かんでいることに気づいた。彼と姉が考えることは同じで、先に凧でドローンを落とした方が勝ちという勝負をした。姉がドローンを落とし、近くの森に落ちていくのを見ると、彼は妙な胸騒ぎがした。そのドローンを追いかけると、森から血まみれの男とともに、奇妙な機械装備に身を包んだ女が現れた。彼が呆然としていると、姉が彼の手を引き、見覚えのない遠くの工場に連れて行った。

    2人が工場に隠れていると、突然姉が彼に言った。ビーチよ、と。彼女は彼の手を引いて駆けだした。だが、レナートは姉が何を言っているのかが分からなかった。ビーチなんてどこにもない。彼の目に映るのは、2人を包み込もうとする暗い霧だけだった。



    Gabriel Soma(ガブリエル・ソーマ

    2023年06月14日のDLCで追加。


    SFホラーな背景を持つ未来人のサバイバー。他の惑星を調査し植民地化拠点を建設する企業「ハクスリーインダストリーズ社」の機械技術者で、両親が住む故郷・地球を離れプロキシマ・ケンタウリcの拠点に勤めている。……と本人は信じ込まされているが、その正体は植民地の労働力としてプロキシマ・ケンタウリcで作られたクローン人間「ガブリエルJ15L19」であり、両親と暮らした記憶は植え付けられたものである

    新惑星の植民地化計画に配属されたガブリエルは、少人数のチームで自然豊かな惑星ドヴァルカを訪れるが、相次ぐ事故によりチームの大半が死亡してしまう。ガブリエルは事故の手掛りを探してドヴァルカに放った自律型ロボットたちの調査記録を確認していたところ、これまでの事故が全て1体のロボット「Hux-A7-13」の仕業であったことを知る。未知の異質な言語によってプログラムを書き換えられたHuxは人体を切り刻んでDNAを抽出し、クローン施設を利用して有機体と無機体を融合させた新たなボディを建造する凶行に及んでいた。

    チーム最後の生き残りとなったガブリエルは燃料施設に火を放ち、Huxの爆破に成功する。しかしそれでもHuxの機能停止には至らず、火に包まれて増々怒りに燃えるHuxに畏怖の念を抱きつつも、ガブリエルは霧の中へと逃げ込んでいった。


    Nicolas Cage(ニコラス・ケイジ

    2023年7月25日のDLCで追加。実在するハリウッドスター。


    数え切れないほどの賞を受賞し、興行収入は何十億ドル。世界各地で百を超える映画に出演してきたニコラス・ケイジは、ありとあらゆることを経験してきた。…そう彼自身も思っていた。

    しかし最後に彼の手に渡った脚本は、まったく異質なものだった。題名は『彼方への降下』。その脚本を読めば読むほど、ニックはその世界にのめり込んでいった。それはまるで彼の感覚がすべて、脚本に飲み込まれていくかのようだった。

    ニックはすぐにエージェントに電話した。そして日が昇る頃には、太平洋へ向かうプライベートジェットの中にいた。

    『彼方への降下』のスポンサーは疑わしい投資家だとエージェントは警告したが、彼は気にしなかった。この映画には無料でも出演するつもりだったが、エージェントに説得され、それはやめた。

    着陸態勢に入ったジェットから見えた岩だらけの島は、ロックダウン状態なのではないかとニックが疑うような様子だった。土の滑走路の横には、見たこともないロゴが付いた研究テントが並んでいる。ジェット機から降りるとすぐに、彼は武装した警備員に『彼方への降下』の監督、ポーリン・スタンパーのところに連れて行かれた。ポーリンは、政府の職員のようにお堅い感じの白髪の女性だった。

    スタンパーの運転する車でニックは撮影現場へと向かった。彼らの車に2台の黒いジープがついてくる。未舗装の道路は放棄されたキャンプ地を通り抜け、滝のふちに沿って進み、鬱蒼とした森の谷をジグザグに下っていく。車から降りたニックと警備員たちはスタンパーの案内で、映画の撮影場所へと足を進めた。それは古代寺院の崩れかけた遺跡がある不気味な洞窟だった。

    ニックはすぐに撮影を開始する気満々だった。スタンパーは、彼の気に障らないよう、撮影は翌朝始まる予定だと丁寧に伝えたが、ニックは一切聞く耳を持たない。すぐに撮影クルーが集められ、日が沈み始めたころ、ニックの待っていた言葉が放たれた。アクション!

    ニックは台本通りセリフを一言一句正確に演じていく。彼の口から闇の呪文が滑らかに零れ落ちる。彼は赤いインクの入ったカップに指を浸し、石の祭壇にシンボルを描く。彼は撮影現場でこれまで経験したことがない感覚に襲われた。そして…

    ニックが見上げると、寺院の壁が輝き、そこに彼が祭壇に描いたようなシンボルが現れた。

    ニックは、この輝きの特殊効果は後から映画に加えられると思っていた。何かがおかしい。

    彼は脚本通り、壁に近づいてシンボルに触れる。すると、黒い霧が…本物の黒い霧がシンボルから立ち上り、彼の腕に巻きついてきた。彼は信じられないという表情で霧を見つめた。これは誰かの悪ふざけに違いない。彼はカメラの後ろに目を向け、スタンパーと撮影クルーを探した。彼らは、ちょっとしたイタズラが上手くいき笑っていることだろう。

    しかし、そこに彼らの姿はもうない。黒い霧だけが彼の周りを覆っている。こんなの本当に起こっているはずがない。これは単なる映画だろ…

    ~おしまい~



    Ellen Ripley(エレン・リプリー

    2023年8月30日に追加。映画『ALIEN』の登場人物。


    エレン・リプリーはノストロモ号の最後の航行において、二等航海士として搭乗していた。未知の地球外生命体が乗員の1人に寄生した際、リプリーは検疫規定に従おうとしたが、彼女の主張が通ることはなかった。実は、船を制御するAIの「マザー」には別の優先事項があったのだ。

    防疫を怠ったことにより、悲劇が訪れる。宇宙船の副長に寄生したエイリアンは、彼の胸部を食い破って飛び出し、ノストロモ号のどこかに姿を消した。エイリアンが大きく成長するにつれ、船内は恐怖に包まれていった。乗組員は一人ずつ殺され、最後にリプリーだけが残された。

    たった1人残されたリプリーは絶望の淵に立たされながらも、猫のジョーンズを連れ、ノストロモ号の自爆装置を起動した。その時彼女は、エイリアンが一枚上手であることに気づいていなかった。

    彼女の乗る脱出艇が宇宙を漂う中、ノストロモ号が爆発してオレンジ色の火の玉が生まれ、辺りを埋め尽くすように拡大した。その振動で脱出艇はガタガタと震えたが、やがてノストロモ号が虚無に消え去ると脱出艇も沈黙に包まれた。

    リプリーはベルトを外し、フロンティアに戻る長旅に向けて準備を進めた。しかし突然、船内の影で何かが動いた。エイリアンだ。

    リプリーはこっそりとロッカーへとたどり着き、宇宙服を装着する。そしてエイリアンが襲いかかったその瞬間、彼女はエアロックを開け、エイリアンを冷たい宇宙空間へと放り出すことに成功した。脱出艇の安全を確保すると、リプリーは宇宙貨物船ノストロモ号の最終報告を録音し、冷凍冬眠カプセルに入った。すると、眠気を刺そうような薄暗い霧が彼女の体に巻き付くように這い回り始めた。押し付けられるような疲労感が彼女にのしかかる。悪夢は終わり、彼女は目を閉じる…また悪夢の中で目を覚ますとは知らずに。



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