概要
『S.I.C. HERO SAGA KAMEN RIDER AMAZONS 『獣人症候群(シンドローム)』』に登場する実験体アマゾンの内の一体。
アマゾンにしては人型とはかけ離れており、端的に述べると『仮面ライダーアマゾン』に登場したサンショウウオ獣人ほぼそのまま。能力もサンショウウオ獣人そのままに偽仮面ライダーアマゾンオメガへ変身したり、半端な傷程度では瞬時に再生する能力を持っている。また、紫色の舌を伸ばす能力も有している模様。加えて並の猟銃では柔軟な皮膚に傷を付ける事はできない。
ちなみに、サンショウウオアマゾンは自分で名乗った名前であり、言い回しも含めて妙に昭和怪人くさい。
普段はマモルたちのグループに属する半崎という中年男性の姿に化けており、窮屈な生活で生じたストレスから、キャンプ地を訪れていたカップルを捕食した。曰く、女性の肉の方が美味かったとのこと。
しかし、その行為はマモルに叱責され、鷹山仁に嗅ぎつけられてしまう原因を作ってしまった。
鷹山仁の首を手土産に元いたグループに戻り、グループの主導権を握る事を目的にアマゾンオメガの姿に化けてアマゾンアルファとの戦いに挑んだ。
アマゾンアルファの爪で一度は体を貫かれるも、再生力を活かしてアマゾンアルファを拘束したが、能力をベラベラとくっちゃべったせいで再生能力のカラクリを見抜かれ再生が追い付かなくなるまでズタズタにされそうになり、保護色を使って逃走を試みるも流血は抑えきれず、近くにいたハンターを捕食して回復を試みようとしたが、そこへ本物のアマゾンオメガが登場。舌で締め付けて応戦するが、アマゾンアルファも血痕を辿って現れ、三つ巴の戦いを展開する。得意の変身能力でアマゾンオメガに化けて撹乱するも、アマゾンアルファにサンショウウオ特有の山椒に似た臭いを嗅ぎつけられ、身体中をアームカッターで滅多斬り(作中では大切断と表記されている)にされて死亡した。なお、転がり落ちた首はハンザキの伝承どおり、しばらくの間だけ意識を保っていた。
グループの和を乱した存在ではあったが、本来の目的はマモルたちを遠くへ逃がす為の囮を演じる事であり、根は仲間思いである事が窺える。
