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概要

GZから9年後の1984年が舞台となる本編作。

ボリュームは監督曰く「GZの200倍から300倍。」

Xbox360版のみ、国内ではダウンロード専売となる。


アフガニスタンなどを含めた各地が舞台の広大なオープンワールド風ステージが用意されており、さらに時間の概念や天候の変化等の要素がある。

出撃時に現在の時間で出撃するだけでなく夜か昼か選べるが、ファントムシガーによって時間を早送りにする事が出来、環境変化、天候変化(晴れ曇り砂嵐)など自分の合った潜入スタイルに合わせる事も可能になっている。

天候や時間以外にも進行状態やプレイスタイル等によってもミッション内容は変化する。

例えば碌な装備を持たない敵兵ばかりの前半のミッションであっても、物語の進行が終盤となり、催眠ガスを多用するプレイスタイルをとっていた場合は「装甲歩兵や機関銃持ち等の重装備の歩兵が見られるようになり、多くの兵士がガスマスクを装着。増援として攻撃ヘリが登場」といった風に変化する。

これらの変化はマザーベースの兵士の派遣により補給を滞らせる事である程度は制限する事が可能で、事前に設備を破壊すればさらに有利とすることが出来る。例えば派遣のナイトビジョンの補給妨害を成功させておき、事前に拠点の発電機と対空レーダーを破壊しておけば、夜間の侵入の際に照明が機能せずに侵入が容易となり、離脱の際に離れた場所ではなく拠点内にヘリを呼ぶことが可能となる。


TPPでは相手を誘き出すアクションが壁叩きではなく義手を鳴らすものに変更されたことで、壁は無くても音による誘導を行えるようになった。

また、ミッション中に支援要請により上空から様々なアイテムを投下させることが可能。スニーキングスーツなども手配する事が可能になり、一応はヘリ・拠点に戻らずとも現地で装備一式を整えることは可能になった。

更に支援要請で手配させたアイテムは空から降って来るダンボールに入っている。これをぶつけることで敵兵を気絶させる小ネタも存在する。


MGSPW同様、装備品はマザーベースの研究班を発展させていく、ミッション中に設計図を回収することで開発レシピがアンロックされ、軍資金である『GMP』や必要な資源アイテムを消費して開発していく方式をとっている。GMPは出撃や支援要請、フルトン回収、マザーベース拡張などあらゆる場面で必要となるため無駄遣いは禁物である。

開発物によっては対応するスキルを持つ人材も必要となるため、ミッションでのスキル持ちの回収は重要となる。

さらにフィールド上を探索すればダイヤモンドなどの換金アイテムや各種資源、設計資料、動植物を収穫することができ、マザーベースの育成や装備の開発にも繋がっていく。

開発した装備と地の利を生かし、環境を逆手に取った対敵兵の戦略の組み合わせが今作のカギとなる。


フィールド内の移動はヘリや車両だけでなく、段ボール配送による移動も可能。

過去作のように宛先別にダンボールがあるのではなく、マザーベース以外では各地の配送所にある配送票を回収する事でその場所への配送が可能となり、事前に回収しておけば長距離移動の必要な際に大幅な時間短縮が可能となる。警戒モードでは配送が不可能となる、別マップへの移動は不可能といった制限もある。


フルトン回収システム

GZにはなかったフルトン回収システムも追加されているが、今作は回収失敗の可能性が現れた。

これは悪天候である・対象が何らかの要因で衰弱しているなどで成功率が減少するようになる。

また室内では当然ながら天井に遮られるために成功率は強制的に0%になるように変更され、MGSPWによる室内でのフルトン回収という謎の現象は解消されている。代替として、対象の上空にワームホールを出現させて回収するタイプの回収方式があり、これを解禁すればMGSPWと同様に屋内での回収が可能となるだけでなく、天候や対象の状態をある程度は無視しての回収が可能となる。

標的は人だけではなく動物…回収装置の開発を進めると車両、資源コンテナ、兵器、子供なども回収する事も可能になり、実用性が大幅に上がっている。

もちろん標的をフルトン回収することで、プレイヤーのマザーベースに逐次反映されて行き、基地発展に役立つことになるだろう。

また、回収する人員を車両に載せる事で複数人を一つのフルトンバルーンで回収する事も可能で、コンテナ上部でバルーンを使う事で離脱への利用も可能となる。離脱に利用する場合、ヘリを呼ぶためのGMPの消費もなく、回収地点へと向かう必要もなく帰還が可能となる。

バディ装備としてD-Dog及びD-Walkerにはフルトン回収可能となる装備が開発可能。どちらも通常のヘリでの回収のため、室内での回収は不可能となっている。

D-Dogはフルトン回収装置携行型を装備すれば、指示を出すことで無力化した敵兵や捕虜の回収が可能。車両やコンテナなどの回収はできないが回収可能数に制限はなく、スネークのフルトンバルーンの携行数への影響もない。

D-Walkerのフルトン回収バリスタは遠距離から回収可能となるが、クリア時のミッションランクがAが上限となってしまう。こちらは弾数制限があるものの、スネーク用の回収装置の開発状況に対応した対象の回収が可能。


マザーベース育成

MGSPWと同じく、捕虜や敵兵を無力化してフルトン回収、もしくは回収ヘリに連れ込むことで、マザーベースのレベルを上げることができ、各班のレベルに応じて様々な恩恵を得られる。さらに資源とGMPを消費することでマザーベースは拡張され、収容可能人数が増加していく。

なお、ゲーム進行において、マザーベースの育成の方針はプレイヤーによってすこし変わる。(例.戦車を排除するミッションをクリアすれば戦闘班が、動物を一定以上回収すると動物保護プラントが出来るという具合に、ある程度順不同に達成できる解禁条件がある)


また、MGOとは別のオンライン対戦ステージ兼マザーベース発展のサポーターとして「前線基地(FOB)」の要素が存在し、そこではガンカメラ、赤外線センサーなど様々な防衛設備の開発・マザーベースの警備設定などが可能となっている。


マザーベースにおいては、オセロットなどのユニークキャラクター達もおり、キャラクター達の様々な展開も用意されている。


バディシステム

今作において追加されたパートナーシステム。特定のキャラは「タクティカル・バディ」としてミッションに連れていく事が可能になっている。そして途中で呼び出す・あるいは一切呼ばない事もプレイヤー自身で決める事が出来、強制ではない。まさに自由潜入である。

しかし、バディとして連れていくには条件があり、バディとプレイヤーが触れ合い、バディがプレイヤーを信用されるまで関わりを持たないと同行できない。


バディには得意分野が存在する。例えばクワイエットの場合は屋外スナイプを得意としその気になれば敵拠点を一掃することすら可能だが、接近戦は行わず屋内の敵はやや苦手。一方、ウルフドッグのDDは戦闘には不向きなものの、抜群の索敵能力で潜入を手助けしてくれる。

馬の「D-Horse」は随一の機動性を持つ以外では、時間経過により自然と糞をするのだが、プレイヤーへの信用が高いと、バディ指示により意図的に糞をさせることができる。あまり嬉しくはないが、この糞を使用し敵兵の車両をスリップさせ一時的に相手の動きを封じる事も可能。

ロボットの「D-Walker」はミッション中に登場するウォーカーギアのカスタムモデルで自由に呼び出せる武装を搭載した乗り物。ただし敵兵に見つかってしまうと意外と無力で、あっさりと壊されて回収となってしまう事も。


これらバディシステムは、戦場などにおける信頼関係が肝心となってくる。様々な指示が可能となるだけでなく、バディ用の装備の開発にも信頼度が重要となる。

また行動をしくじるとバディが負傷により撤退して一定期間治療により出撃不能となるし、場合によっては戦闘中に死亡する事もある。

その場合はゲームオーバーにはならないが、マザーベースから姿を消してしまうことになると言われている。


チキンキャップ

オプションでチキンキャップをONにしておくと、プレイヤーが何度もミッションでゲームオーバーを繰り返した際、リトライ時に「チキンキャップを被りますか?」と表示されるようになる。

文字通り鶏の被り物で、目がぬいぐるみの様に揺れたり、夜になると居場所を見失わないようにトサカが光ったり(これで敵兵に見つかる事はない)、尻尾部分の羽がゆさゆさ揺れたりする、結構ユニークな被り物である。

この状態では敵兵に見つかっても3回くらいは免除してくれるようである。何故見逃すかと言うと理由はかなり変わっているようだ。お察し下さい

また尻尾部分の羽にはギミックが存在するようである。

ちなみにチキンキャップは砲撃支援や一部所持品を使用した時と同様の扱いで、クリアランクがAランク以下に制限される。


そのチキンキャップを被った状態で更にゲームオーバーを繰り返すと、今度は「ひよこキャップを被りますか?」と聞いてくる。

文字通りヒヨコのキャップで、これをかぶると「敵に一切発見されなくなる」。殴っても触れても発見されないチートモードとなるが、ミッションのスコアは強制的に0になる。


そしてチキンキャップ等を被ったまま最終場面にまでいけるが、MGSシリーズは基本的に殆どのカットシーンをリアルタイム描写する事が徹底されているため、チキン/ひよこキャップはムービー中でも容赦なく反映される。


なお、強制で発見済みとなるボス戦及びそれに相当するミッションではどちらの効果もなく、救済措置としては微妙な点もある。


フリーミッションやSIDE OPSでも使用可能だが、使用した場所から一定距離離れると無効化される。


MGSGZの引き継ぎ

MGSGZのプレイデータをTPPに引き継ぐ事で、特典を得る事が出来る。

パスやチコといったユニークキャラクターを含めた捕虜などを回収することで、

TPP側の特典としてマザーベースのスタッフを入手できる。


ストーリー

XOFの奇襲によってMSFが崩壊してから9年後の1984年。ソ連アフガン侵攻によって東西冷戦は最終局面を迎えつつあった。

3月11日、ある病院で9年間の昏睡状態から目覚めたビッグボスだったが、謎の部隊がその病棟を襲撃。逃れるビッグボスを救ったのは、かつて「バーチャスミッション」および「スネークイーター作戦」を通して知り合った、ソ連に潜入していた工作員オセロットだった。

アフガンに囚われた相棒カズヒラ・ミラーを単独潜入で救い、伝説の復活を世界に示せとオセロットに指示されたビッグボスはヴェノム・スネークとして行動を開始する。

それは、9年前に自分たちから全てを奪い取っていった者達に対する凄惨な復讐戦の始まりでもあった。


詳しくはMGSVを参照。

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