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シェルブールの雨傘

しぇるぶーるのあまがさ

1964年に公開された、フランスのミュージカル映画。カンヌ映画祭でグランプリも受賞した名作。
目次 [非表示]

概要

監督はジャック・ドゥミ、主演はカトリーヌ・ドヌーヴ。

全盛期のアメリカミュージカル映画に影響を受けて隆盛した、1960年代のフランス製ミュージカルの中でも、最高傑作のひとつに数えられる名作。

第17回カンヌ映画祭でパルム・ドールを射止めている。


すべての台詞が歌によって表現され、普通の台詞は一切ないという当時としては非常に挑戦的な造りであったが、結果としては大成功を収め、現在ではミュージカル映画史上において画期的な作品に位置づけられる。


またこの頃のミュージカル映画は、モノクロ映画からカラー映画への過渡期にあったこともあり、総天然色を誇るかのように画面全体がとてもカラフルに構成されているが、今作はその中でも、色使いが特に優れて美しいと言われる。

冒頭、多様な色の雨傘が行き交うオープニングは名シーンとして知られる。


2016年(日本では2017年)に公開され大人気となった『ラ・ラ・ランド』に強い影響を与えた作品の一つでもある。

ストーリー

フランスの港町シェルブールに住む、17歳のジュヌヴィエーヴと20歳のギィは、恋人同士だった。

ジュヌヴィエーヴは傘屋で、ギィは自動車整備工場で働いていた。2人は貧しいながらも、互いを強く愛し、幸せな恋をしていた。


やがて、ギィが2年間の兵役につかなくてはならなくなった。

2人は深く悲しみながらも、再会を約束して、別離を受け入れた。


しかし、深く強かったはずの2人の恋は徐々にすれ違っていく。

関連イラスト

シェルブールの雨傘カトリーヌ・ドヌーヴ 映画「シェルブールの雨傘」1964年

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