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概要

実写映画版『進撃の巨人』俳優長谷川博己が演じるオリジナルキャラクター


原作ではリヴァイが(一個旅団約4000人に相当する)『人類最強の男』として扱われているが、実写版ではシキシマというキャラクターが登場する。

これは実写版の舞台を原作のドイツ風から日本風に変更した関係で、日本人名では絶対ありえない「ヴ」の発音が名前に含まれているために変更せざるを得なかったからとされている。


ただし、本作の壁内の人類は壁に逃げ込んでから超大型巨人襲来までの100年間、一度も壁の外に出ていなかったという設定であり(序盤のエレンは巨人の実在すら疑っていた程だった)、さらに本作の立体機動装置は超大型巨人の襲撃後に対巨人用の新兵器としてハンジが開発したという設定の為、具体的にどういう経緯で彼が人類最強と呼ばれるようになったのかは不明である。


作中でも、実際に巨人と戦うシーンがあまり多くない為、本当に人類最強という肩書にふさわしいだけの実力があるのかはイマイチはっきりしない(少なくとも原作のリヴァイのような他からは完全に飛び抜けた圧倒的な実力などは特に見せていない)。

前編の終盤も、壁外のしかも巨人に周囲を包囲された状況で、目立つ建物の上に突っ立って、エレンの戦う姿を呑気に高みの見物するなど、原作のファンであれば首を捻らざるを得ないような素人としか思えない行動をしていた(これは演出のせいもあるのだろうが)。


そもそも本作の調査兵団は、超大型巨人襲来後に領土奪還の為に設立された組織であり、さらに立体機動装置が開発されてまだ間もないという事もあって、いずれにせよ本作の調査兵団はシキシマも含めて個々の兵士のレベルは少なくとも原作の調査兵団に比べるとかなり低いと思われる。


ちなみに原作では立体機動装置の技術の完全な習得までに、4年間もの過酷な訓練が必要だったのだが、本作では少なくとも壁が破壊されてから2年しか経っていない設定の筈である。

本作の兵士達はどの程度の期間の訓練を積んで、どの段階から実戦投入されたのだろうか?


性格はやたらとキザったらしい言動をする人物で、エレンの事を家畜と呼んで露骨に見下したり挑発したり等、はっきり言って「人類最強」という肩書以外はリヴァイとは完全に別キャラである。


原作のリヴァイとは異なり、ハンジとも特に親しい様子はない。


関連タグ

進撃の巨人 オリジナルキャラクター


























この先、重大なネタバレ

実は反政府組織を束ねるリーダーであり、彼の真の目的は壁の中の世界を完全に破壊して人類を開放する事。さらにエレンと同じ巨人化能力者でもあり、後編にて登場した「白い巨人」の正体。


この白い巨人は、原作における鎧の巨人と女型の巨人を足して2で割ったような巨人だが、原作とは違って超大型巨人と同じ勢力には属しておらず、むしろ敵対する立場である(原作の鎧や女型と違って、最初の壁の破壊にも特に関与していない)。


上記の計画の為に、巨人化の件で処刑されかけていたエレンを巨人の力で救出し、彼を壁の中にあるという特別な部屋に導いて、そこでこの世界の成り立ちや巨人の正体などの世界の真相を記録映像などを用いながらエレンに明かした(彼が何故そのような事を知っていたのかは不明だが、その出生から独自に調べたのかもしれない)。

また、ミカサを助けたのも自身の手駒にする為である。


しかし、エレンに自身の狂気じみた計画を否定され、ミカサの唇を強引に奪ってエレンに見せつけた事で彼の逆鱗に触れ、サンナギの特攻で部下達も壊滅して計画が折れ、剣を心臓に突き立てて自決・・・と思わせて巨人化する。そして白い巨人としてエレン達の前に立ちふさがるも、最終的には巨人化したエレンやミカサ達との死闘の末に敗れる。

その後は、超大型巨人としての正体を明かした中央政府高官のクバルに、どういった心境の変化があったのかエレンを庇う形で不発弾を持って特攻し、相打ちになって死亡した。


ちなみに彼の計画とは、エレンと自身の巨人の力や不発弾を利用して、残りの2つの壁も破壊して巨人達を中央政府が存在する「内の壁」にまで入れる事で、一気に中央政府を打倒するというものだった。この際の人類の被害を、彼は小さな犠牲だと切り捨てていたが、どう考えてもこの計画の実現は全人類の滅亡を意味するものであり、全く小さな犠牲ではない。


というかこの計画の実現は、人類の唯一の生存可能圏の完全なる消失を意味するのだが、彼がこの計画を実行した後はどうするつもりだったのかは不明(普通に考えても真の自由どころか、自分達も含めた全人類の滅亡と、巨人の支配する世界の完成という結末にしかならないと思うのだが)。


この軽率かつ無茶苦茶な計画は、メタ的に言えば後編の尺の中でシキシマとの対決という展開にまで持っていく為に、強引な展開や話運びをした結果と言える(前述のシキシマの最後の特攻も含めて後編は全体的に強引だったり、唐突な展開がかなり多い)。


この辺りも、ただでさえ元々低かった実写版進撃の評価を、後編でより下げてしまった要因の一つとなっている。






映画版小説のネタバレ

彼の本名はハク・イェーガー。


エレンが幼いころに生き別れた実の兄である。


つまり正確にはジーク・イェーガーリヴァイ・アッカーマンを足して2で割ったのがシキシマというキャラだった事になる。ちなみにジークとは反政府勢力を率いているなどの立場も似ている(キャラはリヴァイ同様に全く似てはいないが)。

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