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概要

シジミチョウ(小灰蝶)とは、鱗翅目のうちシジミチョウ科に分類されるのこと。

世界に約5,200種が分布し、日本には80種ほど、迷蝶として飛来する種も含めると90種ほどが記録されている。


成虫は小型種が多く、の縁辺部や胴体のが目立つ。幼虫芋虫)は腹面が平たい楕円形で頭部や脚が下に隠れ、ワラジムシカイガラムシの様な姿をしている。


蝶の中ではシジミタテハに近縁で、これが本群に含まれることもあるが、近縁の別科として分かれるのが一般的。


生態

基本的には他の蝶と同じく、幼虫は様々な植物を食べるが、中には落ち葉果実キノコ地衣類などを食べる種も存在し、なんとの幼虫は鱗翅類内でも異例のである。


幼虫がと何らかの関係を持つ好蟻性の種が大半を占める事が最大の特徴で、蟻に甘いを提供し、その見返りとして天敵から守ってもらう(の種は蟻から餌を貰わないと死ぬ)共生関係の種が多いが、中には蟻の巣に連れ帰られた後に、匂いや音で仲間と誤認させながら隠れて蟻の幼虫を捕食するや、匂いで仲間と思わせて蟻に守られる裏で、蟻と共生するアブラムシやカイガラムシを捕食する種中毒性がある蜜を分泌し、摂取した蟻を自らに依存させ、天敵撃退の為に強制的に使役する種(洗脳された蟻はバーサク状態になり、幼虫に近づく天敵を激しく攻撃し、自らの巣にも帰らなくなる)などの、共生とはとても言えない物騒な生態を持つ種も存在する。



著名な種類


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鱗翅目  シジミタテハ

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