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シャリア・ブル

しゃりあぶる

シャリア・ブルとは、『機動戦士ガンダム』のキャラクター。

概要

CV:木原正二郎 (GUNDAM EVOLVE../15では小山力也)
広川太一郎 (GUNDAM GジェネレーションF)

第39話「ニュータイプ、シャリア・ブル」に登場。階級は大尉。口ひげをたくわえたロマンスグレーのナイスミドル風の容姿であり、若年層に数多く発生例が見られたニュータイプ(のパイロット)としては後のシリーズを通しても異色の存在。また、意味不明な言動やエキセントリックかつ情緒不安定な性格の多いニュータイプ(または強化人間)の中にあって、その落ち着きのある謹厳実直な人柄も極めて異例である。
ジオン公国の擁する木星エネルギー船団の隊長を務め、核融合エネルギー源であるヘリウム3の採取・運搬に従事していた。一年戦争末期、危険な任務に就きながら再三にわたって無事に生還する彼に高いニュータイプの素養が見られることがフラナガン機関の調査で明らかとなり、ギレン・ザビ自ら執務室にて謁見、キシリア・ザビ配下のニュータイプ部隊に送り込まれる。その際にギレンからキシリアの元へ派遣する意味を問われ、その政治的な意図を察するもあえて「閣下の深いお考えは分かりません」とはぐらかして答えている。その後ドロス空母グラナダに着任。キシリアも「木星帰りの男」シャリア・ブルの報告を受け、ララァ・スン以上の戦果を期待していた。

着任早々、戦闘データ記録係のシムス・アル・バハロフを伴ってブラウ・ブロに乗りホワイトベース隊を急襲。オールレンジ攻撃を全開に駆使することでブラウ・ブロの真価を初めての操縦で遺憾なく発揮し、迎撃に出たガンタンクを翻弄、ガンダム以上の防御力を持つガンキャノンの両脚を吹き飛ばす。ガンダムとも戦いシールドを破壊するが、同じくニュータイプの素養が飛躍的に高まりを見せていたアムロに頼みの有線ビーム砲を撃ち落された末に本体の位置を特定されてしまい、攻撃をかいくぐられ左右の分離も不可能な真横から至近距離のビームライフルを浴びて撃破され戦死。しかし、この戦いで無理をさせ過ぎたため、ガンダムの操縦系統はアムロのニュータイプとしての鋭敏な反射神経に追いつかなくなり、オーバーヒートを起こす事態に追い込まれてしまう(その後、応急処置としてマグネット・コーティングが施されることになる)。

出撃する前に彼はシャア・アズナブルとララァに会見しており、ララァの優れたニュータイプの素養を見抜くと共に、シャアにニュータイプの、延いては人類全体の行く末を託していた。シャアは律儀で不器用な彼がギレンとキシリアの間で板挟みとなり苦悩していたことを会見時に見抜いており、あえて彼に死に場所を与える意味で出撃させている。
なお、シャリアとアムロとの戦いでガンダムの操縦系統がオーバーヒートを起こした状態では、シャアとララァが追撃をかければ十分撃破可能であったが、「シャリアがガンダムに敗れた直後にガンダムを撃墜した、とあってはその名誉が汚される」と考えたシャアはララァの進言を退け敢えて追撃をかけず、結果としてガンダムを撃破する千載一遇の好機を見す見す逃してしまう。これによって「シャリア・ブルはガンダムと互角に戦った末名誉の戦死を遂げた」としてその名誉が汚されることはなかったものの、この戦闘後にマグネット・コーティングが施されたガンダムはただでさえ高水準な性能をさらに上げ、結果として後の戦闘でシャアを追い詰めた末、シャアをかばったララァが戦死する結末を招いた。

小説版ではG-3ガンダムを圧倒し破壊しかけるなどの活躍を見せるが、劇場版には登場しない。これについて監督の富野由悠季は、上映時間の不足に加えて安彦良和「シャリア・ブルのエピソードは要らない」との意見があったため、と語っている。なお、テレビ放映が当初の予定通り全52話であれば、シャリア・ブルのエピソードは3話分になるはずだったという。

関連タグ

機動戦士ガンダム ジオン軍 ブラウ・ブロ ニュータイプ 
クスコ・アル パプテマス・シロッコ

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