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「お薬出します!」

CV:田中完、スーツアクター:今井靖彦


概要

ミケラ処方箋鳳仙花カメレオンの3つのモチーフを融合させて作り出したトリノイド第17号。

胸部から上の頭部が横を向いた1匹のカメレオンとなっており、そのまま舌が右腕、右後ろ足が左腕、そして顔に当たる部分にある左前足の裏に単眼と言う外見を持つ。更にカメレオンその物の頭部より上にはこれでもかとピンクの鳳仙花が咲き誇り、その周りにも花弁と葉の意匠が有る。

胴体も処方箋となっており、良く見るとエヴォリアン薬局」と書かれている。


頭部のホウセンカの花が熟すと邪命体の種が実り、その大量の種子を「バルサムランチャー」によって飛ばす。

戦闘でも勝手に病名を決めた後に処方箋を出すなり、上記の台詞と共に攻撃して来る。主な攻撃技として、処方箋をロール状に繋げた拘束技・「処方箋ロール」で相手の動きを封じ、次いで指先から小型のカプセル状のミサイルを発射する「カプセル錠ミサイル」と言った具合に、多彩な技で相手を翻弄。そして極め付けの「錠剤バクダン」は、それ1つでビルを吹き飛ばす程の恐るべき威力を誇る。

また、カメレオンらしく保護色で周囲の景色に溶け込み、姿を隠す能力もある。


劇中では自身の能力を活用して大勢の花嫁を拉致、そして彼女達に邪命体の種を埋め込み、デズモゾーリャに捧げる究極の肉体を孕ませ、そのまま出産させようとした。


活躍

ミケラに生み出されてアナザーアースへ侵攻すると、目的の為に舌状の触手で花嫁を次々と拉致して行く。とある教会で次のターゲットを拉致していると、その様子を居合わせたアスカに目撃されてしまう。

咄嗟にカメレオン特有の保護色能力で姿を消すが、変身したブラックのストームインフェルノによって暴き出された為、「自身を倒すと体内に取り込んだ花嫁も巻き込まれる」と花嫁達を人質に取って脅し、その上で「お前はトリノイドやっつけたい病に罹っている。治療法はトリノイドに倒される事だ」と言って処方箋ロールでブラックを拘束し、カプセル錠ミサイルで攻撃してそのまま逃走する。


この時に上記の目的を知ったアスカとらんるは彼を誘き寄せる為に新郎新婦に成り済ますが、2人の溢れ過ぎるダイノガッツを感知したリジェが正体を知らせてしまい、失敗に終わる。


今度は自ら囮となった笑里を攫うが、彼女の隠し持つ発信機によってアジトを突き止められる。

そうとは知らぬまま、揃った花嫁達に邪命体の種を埋め込もうとするが、其処へアバレンジャーが駆け付けて種を全て掴み取られた事で計画はご破算。虎の子の保護色能力もイエローのペイントビームで封じられ、姿を隠して逃げる事も奇襲を掛ける事も出来なくされてしまう。それでもブラックとの一騎打ちでは彼を圧倒するが、


「幸せの目の前で……それを引き裂かれる辛さを……私は誰よりも知っている!」

「もう、これ以上……そんな哀しみを生み出させはしない!」


愛する者と夫婦になれなかった悲しみと怒りを誰よりも知るアバレブラック(アスカ)が変身するアバレモードでの猛攻を受けた挙句、胴体に突っ込む程の威力の鉄拳を受けて倒される。


直後にジャメーバ菌を含む雨が降り注ぎ、その雫を破片が浴びた事で再生巨大化する。

巨大戦では処方箋ロールで縛り上げたアバレンオーを錠剤バクダンで攻撃するも、アバレンオーがアンキロベイルスを爆竜コンバインした為に形勢は逆転。アバレンオーベイルスのベイルブロッカーでカプセル錠ミサイルを防御された挙句、最期は爆竜必殺ダブルトルネードを止めに喰らって爆散した。


余談

モチーフは上記の通り処方箋鳳仙花カメレオンであり、劇中でミケラが制作の為に使用したカラーはそれぞれ処方箋が処方ロールエキス入り薬害色、鳳仙花がツリフネソウ科スプラッシュエキス入りツマクレナイ色、そしてカメレオンがカメレオン科捕食エキス入りマダガスカル色


声を演じた田中氏は昨年の『忍風戦隊ハリケンジャー』にて、結界忍者ケッカイ坊の声を担当していた。次の出演は17年後、『魔進戦隊キラメイジャー』のSL邪面役である。


関連タグ

爆竜戦隊アバレンジャー 邪命体エヴォリアン ミケラ トリノイド


トリノイド製造番号

16号.ツタコタツ→17号.ショホウセンカメレオン→18号.ラッコピーマン


関連怪人

コピー忍者クリソッツ坊前作に登場したカメレオンモチーフの怪人。


ダイヤールティアラロイド後のシリーズにおいて、同じく花嫁を狙う後輩怪人達。


メ・イバエ・バ:『仮面ライダークウガ』において、同じく17号のナンバーを冠するライダー怪人


薬剤戦師オーガマンルーキー:こちらは薬を処方して怪人を倒すヒーロー。


さらなる余談

この先、アバレンジャー終盤のネタバレを含みます!!





























なお、第28話の内容はアスカ、ジャンヌ、リジェの関係性に迫る回にもなっており、謎の少女がリジェとの関係性を示唆する発言を残したり、ジャンヌがリジェの母親である事が判明するなど終盤への伏線が盛り込まれている。

特にショホウセンカメレオンの使命が「デズモゾーリャに捧げる子を産ませる」事だった(つまり邪命体に人間を孕ませる能力がある)点を含め、デズモゾーリャとジャンヌ=マホロの間に生まれた子がリジェであるかのようにも思われていたが、実際は事情がややこしいことになっている。

わざわざ第28話でアスカの回想シーンでマホロとの肉体関係を示唆するシーンを入れたのは、リジェがアスカとマホロの実子=リジェをエヴォリアンに捕まる以前に身籠っていた事を強調する為の、ミケラ達がリジェの誕生日を祝うシーンを入れたのはリジェがエヴォリアンによってアスカとマホロが引き裂かれた後に生まれた子供である事を示す為の伏線であると考えられる。

なので、デズモゾーリャがマホロに行ったのはあくまで胎内のリジェに邪命因子を植えつけ、出産を促し、急成長させたというのが正解である。(第32話の回想シーン)


関連怪人

ソウジキジゲン12年前に登場した怪人。『新郎新婦を引き裂く(ただしこちらは『花嫁の愛を奪い取る』と少し異なる)という悪事を働く』『登場エピソードは戦隊ブラックが主役で、怪人を誘き寄せる偽の結婚式作戦では花婿役を務める』といった点が共通している。また件の作品では悪の組織女幹部戦隊メンバーと生き別れになった最愛の恋人が洗脳された姿』という、アスカとジャンヌ(マホロ)の関係を彷彿とさせる設定もある。

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