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シロウのセカイ

しろうのせかい

:(イコール)/シロウのセカイとは、A_zure氏によって製作、公開された探索型RPGである。
目次 [非表示]

誰にもなれないけど、誰かの気持ちが少しだけわかるRPG


概要

A_zure氏によって製作、公開された探索型RPG。モノクロをメインとしたドット絵が使われている本作では、非現実的な建物や風景の中、アイテムを探したりタスクをこなしたりすることがメインとなっている。敵とのバトルシーンもあるが、本格的な戦闘ではなく、敵のセリフを基に正しい答えを選ぶといった、むしろ神経衰弱に近い形となっている。

ゲームが進むにつれ、キャラ達やセカイの背景が垣間見えてくるが、その都度新たに知り得ない物事が出てくる他、このゲームの持つ独特な世界観や、内容が宗教、歴史、風刺を含んでおり、より好奇心をそそる構成となっているのも魅力の1つだ。


エンドは5つ+ゲームオーバー複数。すべてのエンド、アイテムを回収するためには、より多くの情報を探しに行くモチベーションが必要となるであろう。


現在、ver2.00製作中。


ストーリー

箱入りの主人公が大事なウサギと一緒にいるために街へ降りて社会勉強しに行く。

教会関係者やペンキ屋に守られながら、積み木の城で呑気に遊んで過ごしていたシロウだったが、ウサギがバレそうになったことが転機に。大切な親友と離れないために、社会勉強へと足を運ぶ。そこで、彼らは想定外な物事を目にするのであった...


登場キャラクター

シロウ

絵を描くことが好きな、白がベースの物語の主人公。100歳。一人称「ボク」つみきの城に住んでいる。星ノ虫に埋め込まれた記憶を再生することができる。物忘れが激しい上に、ちょっとした問題を起こすようで、ペンキ屋が手を焼いている。


ウサギ

シロウの親友。一人称「俺」。シロウと知り合って1ヵ月しか経っていないが、兄弟のように仲が良い。観察力に優れており、ただのウサギではなさそうに思える。


教主様(タルボット)

白ノ街の宗教の創始者。1500歳。一人称「私」。2人の護衛を連れていることが多い。シロウのことをとても気にかけているようだ。タレ目。500年暗闇に閉じ込められていたところを神アユタヤに助けられた。元老院とは仲が悪く、四六時中監視されているらしい。


御付き1

背の高い方。赤色病にかかった人間を見るとビビるが、あるキャラクターに対しては、ドラクロワ様の芸術作品のようだと感動していた。


御付き2

背の低い方。あることが原因で、より一層教主を守る決意が湧いた。赤に激しい嫌悪を抱いている。


ペンキ屋

シロウとは50年前に知り合った。400歳。一人称「俺」シロウに街に降りて社会勉強をするよう促す。少々ツンデレ。彼の生い立ち故にかなりしっかりしている。


管理人

積み木の城を管理している。受付の窓からは、無数もの手で構成されているように見える。明らかに人間ではない。


濡レ雑巾

浄色場で浄化薬を作ろうとしている知的な少年。一人称「俺」。真っ黒い手が顔を鷲掴みしており、右手が欠損している。(が、彼曰く元から無かったらしい。その真相は...?)

ハルアと共同作業をしている。


ハルア

シロウと同じく真っ白な不思議な子。100歳。一人称「私」。よくハサミを持参している。濡レ雑巾の助手的な立場。シロウの事が大好き。つかみどころがない性格で、どこか遥か遠くを見ていることが多々ある。


アルムヘルム

かわいいものをこよなく愛する街頭守。600歳。一人称「私」。背が高く、大きく羽のついた帽子が特徴的。彼女の性格故に度々変態扱いされる。とんだ馬鹿力の持ち主で、建造物のドアを壊したり、走っただけで周囲の人々が5mほど飛ぶなどといった事を起こしたりもする。


ルイス

うさぎ博士。750歳。一人称「僕」。彼の装いや、部屋の様子からわかるように、ウサギをこよなく愛しており、保護活動にも携わっている。腕を後ろで結んで使えなくしているが、ただ単に変態だからと言う理由ではない。ジェラルドとは幼なじみで兄弟のような仲。アルムヘルム曰く、「精神年齢がいつまでたっても成長しない」。


ジェラルド

バー「great by gats 」のマスター。一人称「俺様」。750歳。それなりの知性とカリスマ性を持ち合わせており、モテるがプライドが高い。鎖状のヘアスタイルが特徴的。両足を靴紐で意図的に不自由にしているため走るとよく転ぶ。にもかかわらずそのままにしているが、こちらにも相当深い理由があるようだ。


ティキ

鬼の仮面を身に着け、全身を布で覆っているお面屋。250歳。一人称「俺」。性格は荒れているが、情には熱い。普段は教師たちなどの仮面を作ったり直したりしている。親友の仇を討つために、犯人と思われる黒イ亡霊を行方を追っている。


カサフタ

学校の生徒。話しかけられることがあまりなく、シロウがそうした時は驚いていた。傘を持っており、人一倍「落とし物」に気を付けている。


おねーさま

学校内のおゆうぎひろばでマキマキしている子。他の生徒たちに「かごめかごめ」を教えた。


ファクシミリ

研究所所長。一人称「ワシ」一見子供で包帯をほぼ全箇所巻いており、お面をかぶるという奇妙なファッションをしている。


レレイ

研究所の班長。一人称「僕」。あの時の失敗を根に持っているらしい。


カシロ

元班長。一人称「俺」。彼の座をレレイに託した。赤色病を患っている様子がうかがえる。


シスル

墓守。一人称「オイラ」。表向きはダサいファッションで有名になっている。どこか皮肉めいてる。とある理由で黄色い花を駆除している。



アネモネ

赤樹ノ森に住む森の長。700歳。一人称「僕」。赤子様と呼ばれている。赤色病にかかっており、髪が真っ赤。昔はアルと仲が良かったが、ある選択が原因で仲たがいしてしまった。


グレゴリアン

赤樹の森でうっかり捕まってしまった背の高い吟遊詩人。一人称「僕」。200年前に義理の息子を白ノ街に置いていった。めちゃくちゃ陽気。なはは~

登場キャラクター(ネタバレ)

ここからはキャラのより明確な情報やゲームの進行により出てくるキャラを紹介する。


警告ここから先ネタバレ含む。エンド&小ネタを全部回収してない!という方は立ち退くことをお勧めします。構わないという方はどうぞ。


















ティシロア

9番目の白様として天上入りした、研究所のレプリカ。生まれつきの使命以外にやりがいを見出せていなかったが、後に出会うある一人から首飾りを渡されることにより、何かを悟った。

物事をはっきり言う性格であり、夢幻にてあの漁師と口喧嘩している様子を見る事が出来る。


グレアム

7番目の白様として幼くして天上入りした、着物のような衣服を着た子。当時50歳であった。

生まれつき足が無く、這いずって行動していたことから、ハイズリと呼ばれていた。ティキとは親友であり、グレアムの発するジョークに対し、止めるよう促そうとしたことがある。


ゼルダ

5番目の白様として天上入りした、ふくよかな印象の女性。当時250歳。幼い頃にジェラルドと出会い、交際を始める。あまり機敏な行動が出来ないことから、他の女性からは煙たがられていたが、アルムヘルムから「お姉ちゃん」と呼ばれ慕われたり、ジェラルドに溺愛されたりなどと、そこそこ幸せな人生を送れていたと読める。胸が大きい。恋人のそばに立つ自信が欲しいという思いから、天上入りを決断。帰還後に結婚することを約束したが...


マシロ

姉であるロシアンナを攻撃から守りながら、二人だけの世界で暮らしていた。神アユタヤを手助けした初代白様、とされているが、実際は窮地に立たされた王様を助けようとしていた。

ロシアンナが「天上入り」してしまった後は、深い憎しみにより、「あの女」と称するようになった。アユタヤとの決着がつき、戻ってきた後、ファクシミリ研究所を立ち上げ、白を移す事をはじめとした研究を施した。黄の因子の影響により、身体の黒化に苛まれたが、アネモネの「赤」でどうにか食い止めることが出来た。しかし、副作用として、見た目が幼児退行してしまった。タルボットを遠回しに守っていた。


ロシアンナ

当時300歳であった。マシロとは対照的に、陽気でマイペース、おしゃれ好きといった、女性らしい性格をしている。その辺の浜辺に落ちている真珠などを集めては、髪飾りにしていた。王様との間に子を儲け、その中の一人があのお方である。また、彼の兄弟となる存在に関しては行方が分かっていない。青を探すために旅立った結果、悲惨な目に遭った。後のウタカタである。


暗闇ノ王

黒ノ街を治めていた巨人。行く手の無かったマシロとロシアンナを迎え入れた。魔法の使い手であった。アユタヤとの戦争で敗れ、最期の力で、アユタヤが二度と侵略してこぬようバリアを張った。右腕が残ったところを、失敗作のレプリカの体を借りて命をつないでいた。その時の姿が、濡レ雑巾である。ロシアンナ曰く、キザで頑固なところがあるのだとか。星の知性の例として、例のあの二人の他に、もう一人言及しようとしたが、拒んだ。ロシアンナを心から愛しており、隙あらばシロウの体を使い、ロシアンナを生き返らせようとしたほどである。


トオメア

かつて暗闇の王の護衛として活躍していた。故郷と静寂を奪われ、白ノ民に対して嫌悪感を抱いている。だが、白ノ民でありながら真っ黒であったクロウを住まわせたりなどと、多少の情けはうかがえる。グレゴリアンから無理やり赤ん坊の世話を任されたことがある。


クロウ

黒ノ民、と思いきや、幼い頃に白ノ街から逃げてきた。一人称「僕(幼少期)」、「あっし」。ドット絵ではわかりにくいが、タートルネックの服に、襷のようなものを身に着けている。生まれつき黒く、様々な方法で白化を試みたが、どれも失敗に終わる。研究所所長に促され、排水溝から黒い海へと赴く。ひょうきんな性格をしており、度々トオメアをからかう。また、シロウの兄であり、ペンキ屋の唯一の友人でもある。それなりに強い。


Δ(デルタ)

アユタヤ更生センターの看守を務めている。赤に異常な執着を持っており、白の300年にて、赤色病が蔓延し始めた際には、たくさんのウサギを討伐した。シロウと対面した際、匂いだけで「蝉」と同様の特徴を見つけ出した。赤キ獣は彼の母。


青ノ民の住人

陶器人形と呼ばれる、アンドロイドのような風貌をした住人達。青ノ町にて、長年もの間、元のに無体に戻る事を渇望している。中には、理性回路が壊れている者もおり、生身の人間に対し攻撃的である。様々な性格をした者がいる。


アユタヤ

宇宙人の間では、黄金の巨人の名で知られている。純白な白でなかったことから、母に月にいるよう言われる。彼女の故郷である太陽にて、白以外の色は好ましくなかったのであろう。白くなるために、星の知性であるシロウを取り込もうとする。花言葉が分からなかった故、黄色い花に嫌悪感を抱いていた。


アネモネ(改)

男性のようにふるまっていたが、実は女性であった。アルムヘルムに恋をしていたが、彼女も女性となっていたがために、気分を害していたようだ。母が罪人ではないと知り、安堵の涙を流す。そして、アルムヘルムとなっている主人公に何か言いかけたが、まだ心の準備が出来ていないようだ。


ジンクス(改)

ペンキ屋。名付け親はグレゴリアン。かなり振り回された挙句、街の中ただ一人取り残されるなどといった凄まじい経験をしている。義理の親に課された、自らのやるべきことに固執していた。元は黒く、肌には白粉を付けている。無論、自分の名前を気に入っていない。


グレゴリアン(改)

かつて暗闇ノ王と共に星の虫の研究をした。バス停前にある乗り物は、彼の先祖たちが作り上げたもので、鍵を受け継がれたが、良く物を無くすので、王様に預けていた。昔はロシアンナとタッグを組んでトオメアをからかっていたそうだ。

シスル

蝉の一人。夢幻にて異変に気付いていたキャラの一人である。

用語

星ノ虫

人々の記憶が埋め込まれている凸凹の不思議な石。

白ノ民

白と共に生きる民。

黒ノ民

かつては黒の街、今は黒い海に住む人々。あまり雪によるエネルギー消費をしないためか、寿命は白ノ民よりはるかに長い。

アユタヤ教

白ノ町の人々が信仰している宗教。アユタヤ神を崇拝する。

その正体は暗闇を照らすための光である。用が済んだら灰と化する。

オトシモノ

たまに上から降ってくるらしい。下手すると死ぬんじゃないかというような大きさのものも落ちてくる。

白様

100年に1度候補が選ばれ、神の身元に運ばれる...とされている。対象は、「必然的に真っ白な人が選ばれる。」

白ノ民にとって有害であり、凶器と言っても過言ではない。生命の宿る、主にウサギや子供に赤色病として発症する事例が後を絶たない。

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