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ジオット・セヴェルス

じおっとせゔぇるす

ジオット・セヴェルスとは、ニンテンドーDS用ゲーム、「パワプロクンポケット12」で初登場したサブキャラクターである。 pixivでは、「ジオット」のタグが多い。
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概要

本項では裏サクセスに出演した場合の彼についても触れる。

表サクセス

パワプロクンポケット12

世界最大の財閥「ツナミ」のヨーロッパ支社長として初登場。呪いのゲームの謎を追う主人公の前に武内ミーナの仲介で現れ、ワギリ株式会社を訪ねろと助言をする。

ジョーク好きな中年男であるが、頭のキレは相当なものであり、デウエスの真の危険性について警鐘を鳴らしていた。

また、この時喫茶店で面会しているが、自分の代金を払わずにさっさと帰って主人公に支払いを押し付けるなどセコイ一面がある。

また、護衛にシリーズお馴染みのイワン・イワノフを連れている。



これだけならばただの面白いお偉いさんでしかないのだが、追加イベントや複数の彼女ルートに入ることにより彼の真の姿が見えてくる。


ピンクルート

彼が来日した理由の一つに唐沢博士の遺したタイムマシン研究の成果が書かれたメモリーチップを探すというものがあり、部下のデイライトに命じて捜索させていた。その中でデイライトが正義の味方のピンクと戦い敗北するという事態が発生し、ピンクの活動がツナミの活動を阻害したとして、ヒーローの監視役である大江和那に注意をする。その際、8で解剖されたオレンジの一件に関わっていたことを示唆するような発言をした。

その後ピンクの活躍により和那がツナミを離反したことを知るとデイライトにヨーロッパへ戻ることを指示。正義の味方たちにリベンジのチャンスを、とデイライトは懇願するが、「勝てて当然」と却下する。

しかしデイライトは命令に反しピンクたちを急襲、二度目の敗北を喫する。「負けたという事実」や「命令違反」よりも「頭を下げて許しを乞う姿」にジオットが激怒した瞬間、デイライトは体が破裂して死亡する。この時「姿の見えない護衛」であるエアレイドが登場するが、彼女の仕業かどうかは不明。


パカーディルート

上記の喫茶店での主人公との面会の翌日、カエサリオン一族の生き残りパカーディと共に街を歩いていた主人公の前に再び現れる。気さくにジオットは挨拶するが、パカーディは「人の皮を被った悪魔」とジオットをいきなり罵倒し、パカーディが去った後、「彼女の一族を根絶やしにした」という本気とも冗談ともつかないセリフを主人公に言い、そのまま去って行った。

この後の一連のイベントで彼の背景が明らかになる。



ジオットはヨーロッパのスラム街で育ち、弟と妹と暮らしていた。しかし、その前に現れたカエサリオンの御曹司がジオットの前にビスケットを落とし、十日間飲まず食わずだった家族にあげるためジオットはそれに飛びつくが、御曹司は笑いながらビスケットを踏みつぶし、取り巻きに命じてジオットを痛めつける。

命からがら家族のもとに帰ったジオットだったが、その時弟は餓死していた。


その後、今度は妹がカエサリオン一族に連れ去られる。この時カエサリオンの長女ディータ(パカーディの姉)は難病に陥っており、自分と一致する特殊な血液型の心臓を移植しなければ助からないとされ、血液型が一致したジオットの妹は手術に間に合うように殺され、心臓を摘出されたのである。


これらの一件からカエサリオンへの復讐に取りつかれるようになったジオットはマフィアとしてあらゆる犯罪を行ってのし上がり、そこをジャジメント会長ゴルトマン・シャムールに見出され、超能力部隊の長に就任する。

そしてツナミの誕生により強大な力を手に入れたジオットはカエサリオン一族を一斉に捕らえ、とてもここでは書けないような方法で「飼育」している。


パカーディの部下である呉殺手(ディータの婚約者)がメモリーチップを奪取した(と思われていた)際に、しあわせ島で死亡したとしおくんを元に作り上げられた竜型生物兵器ドラコを仕掛け呉を死に追いやるが、主人公の活躍により倒され、彼を気に入り以降は手を出さないことを約束した。


その数日後、喫茶店にいた主人公の前に現れ、復讐の道の先にあるものを説き、静かにその場を去った。


ちなみにこのストーリーでのバッドエンドはトラウマものであり、ジオットには「メロンパン」「メロンパン工場長」などのあだながつけられることになる。


追加イベント

本編を複数回クリアすると解放されるエピソードにおいては、彼が来日した第一の目的が「野球ゲーム大会開催者(デウエス)の牽制」であることが明らかになる。また、神条紫杏の死についても早い段階で気付いている。

上守甲斐のファンらしく、彼女をツナミの顔としてデビューさせてファンクラブをつくろうと思っているらしい。


その後大神博之が空席であるツナミ会長の座を断固として拒否したことにより犬井灰根により招聘され、エンディングで二代目会長に就任する。その際に「一撃計画におけるやらせの禁止(具体的な内容は13現在不明)」、「グループ名をジャジメントに戻す」という二つの要求をした。


彼の招聘は犬井が不信感を抱く6人組の黒幕・ミスターKへの対抗馬になると踏んだからであり、ジオットは自分、ミスターK、犬井によるジャジメントの支配を三頭政治に例えた。


パワプロクンポケット13

ジャジメントグループ会長として登場。その圧倒的な財力と権力から「世界大統領」と形容されている。

本作では彼自身の登場は少ないものの、直属の部下である巫紅虎(ホンフー)とジナイダが登場し、重要な役割を果たす。

彼自身は冴花ルートと靖子ルート、及びある条件下で発生する追加イベントで登場。


冴花ルートではデート中の主人公と木村冴花に街中でハンバーガーを食べているところを見られ、彼らに話しかけられる。

ハンバーガーを食べているのが似合わないという主人公に対し、「世界一の金持ちは世界一自由」「形式ばった料理は落ち着かない」と話しており、これはスラム街で生きていたという過去から金持ちというものに慣れていないためと思われる。

その後、ジナイダに命じて冴花の父親が正体であると判明したミスターKを殺害させた。

なお、本ルートで旧ジャジメント時代ルッカの副官であったことが明かされ、11にも断片的に登場していることがわかった。


靖子ルートではエンディングに登場。彼女の存在によって自らが計画していたピースメーカー計画(超能力者を使い全世界を破壊する)が成功していたことを知り、「結果がわかっていては面白くない」と計画の中止を宣言した。靖子の望みは図らずも意外な形で叶うこととなる。


千羽矢ルートを一定の条件を満たして迎えると見られる追加エンディングでは、NOZAKIのトップである野崎維織と会談している。その際部下のマゼンタ(本編未登場)によってNOZAKIの支社が一つ壊滅したことを、わざと怒りを買うように謝罪している。しかしあまりに冷静な維織の姿を見て、会談の後「教育が必要」と思い、部下のエアレイドに4番目に仲の良い人物の始末を命じる。その時エアレイドに彼女の妹を殺してはどうかと言われると静かに激昂し却下していることから、未だに妹を失った痛みを引きずっている模様。


その最終目的は不明であるが、復讐を完遂してなお怒りは潰えず、「世界をめちゃくちゃにする」ことを宣言している。

大神美智男以来久々の、パワポケでは珍しい正統派大物悪役と言えるだろう。


パワプロクンポケット14

今回は最終作ということもあってか珍しく序盤から登場し、メインストーリーにも裏のストーリーにも大きく関わってくる。


世界各地で魔球などの子供たちによる「具現化」と呼ばれる怪奇現象が発生し続けたのを受け、「ドリームマシン」を用いたカタストロフ計画に乗り出す。

その計画の正体は、具現化によって生み出される「マナ」というエネルギーを利用してフィクションと現実の境目を無くし、全てが具現化される―――あらゆる願いが叶う世界へと現実を変貌させることだった。


今作では過去に妻がいたことが明かされ、彼女を生贄にして太古の悪霊であるエアレイドを召喚したこと、妻との間に子が生まれるはずだったこと(自夫の覚悟を鈍らせないために妻はその事実を隠していた)も判明する。


また、13のラストで語られていたマゼンタによるNOZAKI襲撃の際に倒されたブルーのスーツを改造して着用しており、彼自身も戦闘が可能になった。

このスーツは、ビーム攻撃に対する耐性だけを極限まで高めた「対犬井灰根用」の特別製であり、ハンナルートで彼と対峙した際には「衛星から広範囲のビーム砲を二人めがけて撃つ」という荒業を使い、自身をスーツで守りながら世界最強とまで言われた犬井を撃破した。

この後、かつて旧ジャジメント時代に犬井に暗殺の標的にされた際部下を盾にして逃げ出して(部下は進んで身代りになった)その部下三人を殺されているため、かねてより犬井に復讐の機会を窺っていたことが彼の口から語られる。


真ルートの最終決戦の際にはルチア、エアレイドの敗北やホンフーの裏切りもあり孤立するが、結果的にカタストロフは発動してしまう。そんな中ジオットを倒しに来たレッドの前で最後の理想を語るが一蹴され、彼と最後の戦いに臨む。


その後、戦いの最中主人公たちの活躍によりカタストロフは阻止され、レッドは戦意を喪失し去る中、ジオットの前にはカタストロフの際出現したゲートと同じものが現れ、自らゲートの中に飛び込み、ジオットは現実世界を去った。


一番好きな食べ物は色も味も覚えていないが母の作ってくれたスープらしい。


裏サクセス

パワポケの「裏サクセス」はスターシステムを採用しており、表の世界とは全く異なる人物として登場するようになっている。その中で、彼はパワポケ12,13で出演している。



ジオット(パワポケ12裏)

カウンシルに所属する大物吸血鬼として第二章に登場。本編での恐ろしくも人情味のある性格は影を潜め、残虐な面がより強調されている。

第一章の後ボロボロになっていたカメダを捕らえて、彼の記憶から現代のスーツ一式を複製し着用しているためグラフィックは表サクセスと全く同じ。

過去に、「人間ドミノ」と呼ばれる残虐な殺人ショーを開催しており、その際に夫と子供を殺されたドリーに憎悪されている。

コウシ、ルプルガ、ベルゼルガという三人の配下がおり、地上の居城で銀の盾と交戦した後地獄の迷宮で銀の盾を待ち受けるが、彼らに討たれた。


ジオット一世(パワポケ13裏)

北方の巨大国家ツンドランドの皇帝。もとは軍人だったが先代の皇帝一族の治世においてクーデターを起こして一族を根絶やしにして頂点まで上り詰めた。こちらは本編同様に、パカーディ(没落した皇帝一族の生き残りとして登場)が復讐をやめ花屋として暮らしていくことを決めた際に花束を贈るなど人情味を見せる。

ツンドランドはグレートクインと戦争中であったが、王女ブサイとの結婚を条件に和平を成功させる。理想主義者のブサイと現実主義者のジオットという構図は後にオペラなどの格好の題材となる。

デジーマでのクエストではホンフーを通じて軍艦を寄付しヒノモト国を荒らさせるが、ホンフーが敗れたことにより失敗した。


ジオット(パワポケ14裏)

シナリオには関わらないが特別な行動を取るとこの世界に飛ばされたジオットを見る事ができる。

カメダからガンダーロボを奪い彼の悪役人生に終止符を打つことになる。

アルバムを見るにホンフー達と一緒に楽しくやっているようだ。


関連イラスト

ジオット・セヴェルス(パワポケ12表)

並んじゃった人

ホルマリン

ジオット一世(パワポケ13裏)

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