CV：田村ゆかり
人物像
異世界（ディスボード）に存在する十六種族（イクシード）と呼ばれる序列の第六位、天翼種(フリューゲル）の天使。
実年齢は6407歳で、天翼種の中で最後に生まれた個体。通称、『最終番個体(クローズナンバー)』。
天翼種の中でも最強の戦闘力を持ち、大戦時に特筆すべき戦果を残した個体として、当時は他の種族にも多かれ少なかれその名が知られ、恐れられていた。
……だが、それだけの修羅場をくぐってきて、大戦時の血みどろな思い出をさらりと語ってしまう一方で、性格を一言で言ってしまえば、変態淑女である。……もっと言えば、マゾっ気まである。それも、大戦時からそんな性格だったようだ。（詳しくは、原作2巻と6巻、及び、アニメでは6～7話を見てみよう）
そんな性格とは裏腹に、自身らより位階序列で下の種族を毒舌で見下す。
例えば森精種のフィール・ニルヴァレンとか、獣人種のやつらとか……。
大戦が終結してから約6000年後、故郷でのある事件を期に、空と白が異世界に来る5年前、エルキア国立大図書館を先王とのゲームの末に奪い、そのまま住み着いた。
自分たちよりも序列が下の種族を見下していたが、その5年後、空と白との「具象化しりとり」というゲームでの勝負に敗れ、十の盟約によって、彼らの所有物となる。
その一方、ゲームにおける空白兄妹の戦いぶりに感心し、空と白をマスターと呼んで尊敬している。
余談であるが、ジブリールは「聖典」という名の「空白の観察日記」を作っており、空に至っては神格化されている。
……そのあまりの凄まじさを知りたい方は、原作3巻の冒頭部分を読むことをお勧めしたい。
なお、6巻ではかつてのあり様をうかがい知れる。その悪魔っぷりはシュヴィとの対決シーンにて。その後、とどめの一撃に力を使いすぎて縮んでしまい、ロリリール（Ａ）になってしまうのと、その後ある物を見た際に違和感を感じる事になるだが、それはまた別の話。
なお、この悪魔っぷりについて榎宮祐は後書きにいわく、『ジブリールを嫌いにならないでください』とのこと。
また名前は翻訳すると大天使ガブリエルになり、原作者がTwitterにて述べていた。
余談
詳細は白の記事も合わせて見てもらいたいが、「白の髪を描く時間でジブリールが二回描ける」(ほぼ原文ママ)と自身のXで言及している。
関連イラスト
