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ジャイガンテロープ

みらいのさばんなのおうじゃ

ジャイガンテロープは、ドゥーガル・ディクソン氏によって「アフターマン」の中で記載された 大型動物。
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概要


ジャイガンテロープ (Gigantelope) は、大型の草食動物で、主に、インドアフリカサバンナ地帯を中心に生息しているウシ科動物の一群でオリックスボンゴと言ったアンテロープ類の子孫の総称である。

環境変化と、乱獲により絶滅した人類時代の

アフリカゾウカバキリン、そしてサイのように大きな体と太い四肢を持つ。また、首の下の皮膚にたるみがあり、そこを通る血管から体熱を放散したとされる。

この首の下のたるみは、先祖となるアンテロープ類のエランド にも似たようなものが見られる。

大型なため、基本的には天敵は存在しないが、

人類時代のキリンゾウよろしく、老いた個体や子供がライオンハイエナ のニッチを受け継いだ肉食性霊長類のホレーンラブーンに襲われることもある。


以下その主な種類を紹介する


主な種類

メガロドルカス・ギガンテウス

(Megalodorcas giganteus)

最も代表的なジャイガンテロープで、その体躯は体重10トンにもなる。下にカールした歪な形の二対の角を持ち、後ろの一対は耳より後ろで垂れ、もう一対は顔の上を越えて大きくアーチ状に曲がっている。これらの角で地面を掘って草の根などを食べる。現在のアフリカでは、イボイノシシがこれと似た行動を取る。

生態系的地位はアフリカゾウのものを受け継いでいる。

サムネの種も本種である。


ロングネッキド・ジャイガンテロープ

グランディドルカス・ロエセルミヴィ

(Long-necked gigantelope :Grandidorcas roeselmivi )

首が長く頭部は小さく、7mの高さにある樹の葉を食べることができる。巨大さ故に天敵が少ないため、戦う必要性のない角は退化し、頭頂部に痕跡状に残っている。

生態系的地位はキリンのものを受け継いでいる。



ショベルホーンド・ジャイガンテロープ

(Shovel-horned gigantelope)

アフターマンの時代設定より少し前に絶滅した。前の角が浅瀬の水草をすくいとるのに適した形になっていた。

おそらく生態系的な地位はカバ を受け継いでいるが、同じカバのニッチには、齧歯類から進化したマッドガルパーが存在しており、

本種はおそらく生存競争でマッドガルパーに敗れ、絶滅した可能性もあり得る。


ランディーホーン:テトラケラス・アフリカヌス

(Rundihorn :Tetraceras africanus )

ジャイガンテロープの一種で、角は四本とも正面を向いており短い。自衛のために使うこともできるが、むしろ求愛行動の際に重要な役割を果す。

生態系的地位はサイ を受け継いでおり、その外見も蹄が二つあること以外はほぼ、サイと何ら変わらない外見をしている。


他にも温帯にわたり、小型化したホーンヘッド類や

山岳地帯に適応し、ヤギヒツジによく似た形態になったグロース。

北極の環境に適応し、アメリカバイソンジャコウウシフタコブラクダを彷彿とさせる外見になった

ウーリージャイガンテロープ

メガロドルカス・ボレアリス

(Megalodorcas borealis )

なるものも存在している。

また、東アフリカが分離したレムーリア島には、祖先の面影を残した、多くのウシ科動物が生き残っており、

同じ反芻類でもシカ科ウサギ類の子孫ラバックとの生存競争に敗れ全て絶滅したのに対して、ウシ科はまだまだ繁栄を続けているようだ。




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