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(ジンジン)「始末書上等!」

(タクミ)「残業歓迎!」

(2人揃って)「かしこまり!」

CV:小島よしお(ジンジン)、山田ルイ53世(髭男爵)(タクミ)


概要

ジェロスの部下である2人のイケメン社員。

冒頭の台詞にもあるように相当な社畜根性が染みついており、上司であるジェロスの側に執事のごとく付き従い、身を粉にして仕えている。


正面から見て左側に立つ薄紫色の髪をしている方がジンジン、右側に立つ水色の髪をしている方がタクミ。

2人とも執事服風の装いをしており眼鏡を掛けているが、よく観るとジンジンがアンダーリムで、タクミがナイロールと、それぞれ異なるデザインになっている。


2人の名前が発覚したのは第24話だが、実際には先輩のジェロスが初めてプリキュア達の前に姿を現した第19話のオシマイダー召喚バンクにて既に登場しており、第24話で喋るまでは、多くの視聴者から演出上のキャラクターと思われていた。

ジェロスに対しては嘘偽りなく心から慕っており、ジェロスからも単なる取り巻きとして扱われているわけではなく、オシマイダーの素体選別や戦闘指揮を任されるなど、一応表向きはきちんと後輩として扱われてはいる。しかしこれは自身の不始末を2人に押しつける口実を作る目的も兼ねており、結果的には一方的にアゴで使われているだけの関係に過ぎない(後述)。


第43話でのジェロスの回想が正しければ、元々はこのような上下関係は存在せず一緒に鍋を突き合う間柄だったようである。

同話の「足を引っ張ってはいけないと思った」という2人の発言からするに、「仕事をしていくうちに能力の差が露呈、ジェロスを立てるための脇役に徹するうちに疎遠になってしまった」というところかもしれない。


人物

見た目こそ執事風で一見クールそうな風貌をしているが、二人とも一人称は「オレ」であったり、後述にもある第26話における二人のセリフにも代表されるように、両者ともにかなり砕けた喋り方が特徴であり、ピンチには狼狽したり、強力な力を手に入れた時には調子に乗ってはしゃぎながら力を乱用するなど、クールとは程遠い三枚目な言動が多い。


本編での動向

第31話では、ジェロスが「無能な部下のせいで任務が失敗続きだ」と社長に報告し、ジンジンとタクミをクビにして欲しいと提言する。社長は「君の好きにすればいい」とジェロスに2人の進退を任せた。

上司の失敗の責任が部下に押し付けられるというブラック企業の悲哀に巻き込まれたジンジンとタクミだったが、なんとか名誉挽回しようとドクター・トラウムの発明品を無断で持ち出し、高速道路を駆け回りながら次々車や人の時間を停止させていく。

これでジェロスに認めてもらうかと思われた刹那、なんと発明品が暴走しトゲパワワを溢れさせ、2人はオシマイダーと化してしまう。

ジェロスにも自業自得として切り捨てられるが最期くらい仲間として役に立つよう命令されプリキュアたちに牙を剥くことに。


無論、「アゴでこき使うような関係」を仲間だとは認めないプリキュアのチームワークによりジンジンとタクミは押さえ込まれ、更に彼女たちの思いが詰まったミライクリスタル・チアフルとメモリアルキュアクロックで浄化される。

2人が暖かな浄化の光に包まれた時、かつて同じような暖かな気持ちになった瞬間があったことを思い出す。それは、仕事中にうたた寝したジェロスに優しく上着をかけてあげた時のことであった。ジェロスに切り捨てられた2人だが、それでも2人にとって彼女と働いた思い出は何物にも代え難いものだったのである。

しかし、当のジェロスにとっては2人がプリキュア達に浄化されても心配する事はなく、むしろ2人の戦いがプリキュアをチアフルスタイルへ覚醒させる事に繋がった事への怒りを感じながら撤退する(後の展開を見るに、自分の成功・失敗に敏感になり過ぎており、ジンジンとタクミの身を気遣う余裕すら無くしてしまったからだと推測できる)。

ジンジンとタクミはジェロスがもはや自分達を受け入れることはないだろうと判断し、彼女と共に働けないならクライアス社にいる意味もないという事で、自らの意思でクライアス社を離れて新たな人生を歩むことになった。


その後は音沙汰がなく視聴者を不安にさせていたが、第34話でバイトとして働く姿が映される。

第43話では2人揃ってクリスマスケーキを販売している。

その後オシマイダー化したジェロスが現れるも、「あんた達が私の部下になったのも、仕事が欲しいからなんでしょ?」と暴れるジェロスに対し、「足を引っ張ってはいけないと思った」と返答。下積み時代のことを引き合いに出して「(互いに歳を重ねて)じいちゃん・ばあちゃんになってもずっと一緒にいましょう」と彼女をハグした。

最終的には浄化されたジェロスを、売れ残りのクリスマスケーキと傘で迎え入れ、再び3人でスタートを切ったのであった。


そして、最終話では、(クライアス社が存在していないパラレルワールドではあるものの)、ジェロスを慕ってついて行く小学生時代の二人の姿が描かれており、本編での世界でも、同様に幼少期からジェロスを慕っていた関係にあったことが示唆されている。


最終形態

ドクター・トラウムの発明品の暴走により2人が合体・巨大化し、オシマイダーと化した姿。

腕が4本になり頭部の両面にそれぞれの顔が付いた両面宿儺のような姿が特徴。


中の人

演じている山田ルイ53世氏と小島よしお氏は、共にプリキュアシリーズ初出演であり、サンミュージックプロダクション所属のお笑い芸人である。ちなみに2人とも過去にもアニメ作品に出演していたことがある。

タクミ役の山田ルイ53世氏は、ニチアサとしては『天装戦隊ゴセイジャー』の天知秀一郎役でレギュラー出演の経験があるほか、その戦隊シリーズのパロディ漫画『天体戦士サンレッド』では、理想の上司として名高いヴァンプ将軍を演じた。ちなみに彼が属するフロシャイムはクライアスと同じ悪の組織でありながらホワイト企業(色々と緩すぎるだけかもしれないが)でもある。

東映公式のキャラクター紹介では本記事同様「ジンジン・タクミ」であるが、出演決定記事やEDクレジットの順番については「タクミ・ジンジン」と逆になっている。

第26話では、猛オシマイダーが倒された際ジンジンが「下手こいた~」と呟いたり、タクミが片手にワイングラスを持ち続けていたりするなど、いわゆる中の人ネタを披露している。

なお、敗北時にはタクミもジンジンの「下手こいた~」に続いて「事情が変わりました、引きましょう」と発言しているが、これは髭男爵のネタ中の山田氏の繋ぎの台詞である「事情が変わった! 続けて?」をもじった一言でもある(※このフレーズは、主に相方のひぐち君がネタ中やネタ振りの前に深刻そうな話題を切り出したときなどに使われる)。


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