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概要

2億2500万年くらい前(中生代三畳紀)のブラジルに生息していた恐竜で、大きさ2メートルほど。

名前の意味は「南十字星のトカゲ」となかなか洒落たもの。

別に星座に関係しているわけではないものの、南十字星は南半球の代表的な星座であることから、この恐竜の発見記念のような意味合いで付けられたようだ。

特徴

初期の恐竜だがしっかり二足歩行スタイルは確立されており、前足は後ろ足の半分くらい。

推定体重は15~20㎏程度と見られ、足も長いのでいかにも素早そう……と思いきや、後ろ足のつくりや貧弱な骨盤恥骨が未発達)からそこまで俊敏ではなかったようだ。

 

ただし恐竜はまっすぐ下に伸びた足を持つため他の爬虫類に比べてはるかに効率的な運動能力を有しており、後の時代の恐竜たちには及ばないにせよ、当時としてはかなり優れたハンターであった。

 

ちなみにこの当時の肉食恐竜は骨格に古竜脚類(草食恐竜)に似た部分も見られるのだが、これは最初の恐竜=共通の祖先から分かれて間もないゆえの名残のようなものだと考えられている。

 

分類はヘレラサウルスの近縁種とされているが、スタウリコサウルス科に組分けする意見も出ている模様。

なお彼らは早い段階で独自の進化をたどり、滅びていったグループだと考えられている。初期メンバーだからといってみんながみんな後の時代の恐竜たちの先祖になれたわけではないのだ。


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