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スティーブン・キング

すてぃーぶんきんぐ

スティーブン・キング (スティーブン・エドウィン・キング/Stephen Edwin King) は、アメリカの小説家。主にモダンホラーの第一人者として知られる。
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概要

1947年9月21日生まれ。メイン州ポートランド出身。

1974年に長編『キャリー』でデビュー。

モダンホラーの第一人者として知られ、その著作は世界各国で翻訳・出版されている。

ホラーのみならず、『スタンドバイミー』『グリーンマイル』『ショーシャンクの空に』といった他ジャンル作品の評価も高い。著作には映像化されたものも数多く、キング自ら映像化に携わることもある。


ほとんどの作品はメイン州を舞台にしており、特に「キャッスルロック」「デリー」という架空の町が頻繁に登場する。

別名義に「リチャード・バックマン」がある。


主な作品

長編

キャリー』1974年

呪われた町』1975年

シャイニング』1977年

『ザ・スタンド』1978年

『デッドゾーン』1979年

『ファイアスターター』1980年

『クージョ』1981年

ダークタワー』1982-2004年

クリスティーン』1983年

ペット・セマタリー Pet Sematary』1983年

『タリスマン』1984年 - ピーター・ストラウブと共著

『人狼の四季』1984年

IT/イット』1986年 - ペニーワイズも参照

『ドラゴンの眼』1987年

ミザリー』1987年

『トミーノッカーズ』1987年

『ダーク・ハーフ』1989年

『ニードフル・シングス』1991年

『ジェラルドのゲーム』1992年

『ドロレス・クレイボーン』1993年

『不眠症』1994年

『ローズ・マダー』1995年

グリーンマイル』1996年

『デスペレーション』1996年

『骨の袋』1998年

『トム・ゴードンに恋した少女』1999年

『アトランティスのこころ』1999年

ドリームキャッチャー』2001年

『ライディング・ザ・ブレット』2000年

『ブラックハウス』2001年 - ピーター・ストラウブと共著

『回想のビュイック8』2002年

『コロラド・キッド』2005年

『セル』2006年

『リーシーの物語』2006年

『悪霊の島』2008年

『アンダー・ザ・ドーム』2009年

『11/22/63』2011年

『ジョイランド』2013年

『ドクター・スリープ』2013年

『ビル・ホッジス三部作』2014年,2015年,2016年

『Revival』2014年


短編集

『深夜勤務』1978年

  • 和訳版では『深夜勤務』『トウモロコシ畑の子供たち』に分冊

『骸骨乗組員』1985年

  • 和訳版では『骸骨乗組員』『神々のワードプロセッサ』『ミルクマン』に分冊
  • 収録作の中編『霧』は『ミスト』として映画化されている

『Nightmares & Dreamscapes』1993年

  • 和訳版では、ハードカバーで『いかしたバンドのいる街で』『ヘッド・ダウン』の二冊に、文庫本で『ドランのキャデラック』『いかしたバンドのいる街で』『メイプル・ストリートの家』『ブルックリンの八月』の四冊に分冊

『なにもかもが究極的』2002年

  • 和訳版では『第四解剖室』『幸福の25セント硬貨』に分冊

『とうに夜半を過ぎて』2008年

  • 和訳版では『夜がはじまるとき』『夕暮れをすぎて』に分冊

中編集

『恐怖の四季』1982年

『Four Past Midnight Four Past Midnight』1990年

  • ランゴリアーズ
  • 秘密の窓、秘密の庭
  • 図書館警察
  • サンドッグ

『Full Dark,No Stars Full Dark,No Stars』2010年

  • 1922
  • ビッグ・ドライバー
  • 公正な取引
  • 素晴らしき結婚生活

リチャード・バックマン名義

『ハイスクール・パニック』1977年

死のロングウォーク』1979年

『最後の抵抗』1981年

バトルランナー』1982年

『痩せゆく男』1984年

『レギュレイターズ』1996年

『Blaze』2007年


ノンフィクション

『死の舞踏』1981年

『小説作法』2000年


映像

地獄のデビル・トラック』1986年 - 監督・脚本

『スティーヴン・キングのキングダム・ホスピタル』2004年 - 製作総指揮


影響を与えた作品

『タリスマン』→宮部みゆきブレイブストーリー

『ファイアスターター』→宮部みゆき『クロスファイア』、荒木飛呂彦『バオー来訪者

呪われた町』→小野不由美屍鬼

死のロングウォーク』→高見広春バトルロワイアル

』→コナミサイレントヒル


余談

  • 日本でも多大な支持を集めており、『広辞苑』にもスティーヴン・キングの項がある。代表作とされているのは『シャイニング』『ドラゴンの眼』。
  • ホラー映画『クリープショー』(監督:ジョージ・A・ロメロ)の脚本を担当し、第2話『ジョディ・ベリルの孤独な死』に主演。長男ジョー・ヒルもホラー漫画を読む少年ビリー役で出演している。
  • MLBのボストン・レッドソックスの熱狂的なファンであり、レッドソックスの本拠地フェンウェイパークの試合に時々観戦に訪れ、テレビカメラにその姿を見つけ出されている。また、『IT』や『ドリームキャッチャー』などで少年の服装にレッドソックスのシャツやジャンパーを着せている他、『トム・ゴードンに恋した少女』でレッドソックスの投手に憧れる少女を主人公として登場させている。
  • 熱狂的なロックファンで地元のロック専門ラジオ局のオーナーでもある。その為か彼の作品を原作とする映画のサウンドトラックには大物ロックバンドが楽曲を提供する事が多い。また作家仲間とバンド「ロック・ボトム・リメインダーズ」を組んでおり、そのバンドのモットーは「メタリカが小説を書くのと同じくらい上手く演奏する」である。(2012年6月活動停止)
  • 『Xファイル』「ドール」の脚本を担当したが、第一稿では主人公であるモルダースカリーを登場させ忘れた。
  • 緑内障を患っている。かなり深刻な状況で近い将来失明の恐れがあるという。
  • 蜘蛛が何よりの苦手。著作にもよく登場する。
  • トランプ大統領をツイッターで批判し続けているためにブロックされた。
  • ビートルズのジョン・レノンを射殺した犯人、マーク・チャップマンにサインを求められた事がある。
  • 1999年に不注意運転で突っ込んできたヴァンに跳ねられ、死ぬ一歩手前の重傷を負う。それ以後、事故に遭った元を取るかのように「ドリームキャッチャー」や「悪霊の島」などの自作内に、過去に大事故の経験のあるキャラクターが度々登場するようになる(「ダーク・タワー」シリーズでは自分自身を登場させ、きっちりその事故の様子を再現している)
  • 代表作の一つに「ダーク・タワー」シリーズがあるが、これはキング自身が「完結に数百年を要する」と言わしめるほどの一大巨編だった(実際長い間シリーズが中断している時期があった)。が、前述の事故に遭ったのちこれが未完の大作になる事を恐れたキングは急ピッチで残りのエピソードの執筆を開始し、見事に完結させた。ある意味「ダーク・タワー」シリーズを完結させた最大の功労者はキングを跳ねたヴァンの運転手氏であるともいえる。
  • ある時期、重度のアルコール中毒とドラッグ中毒に陥るが(それでも執筆は続けていたが、この時期に書いた作品の事は殆ど記憶に無いらしい)、家族の助けでなんとか立ち直る事が出来た。

関連イラスト

ショーシャンクの空にWrong child.

君の名は。シャイニング


関連タグ

小説家

アメリカ合衆国

ホラー小説


スティーヴン・キング - 表記ゆれ


もしかして:スティーヴン・ホーキング - 物理学者。名前だけでなく、割と顔が似ていると言われる。


外部リンク

The Official Stephen King Web Site - 公式サイト(英語)

スティーヴン・キング - Wikipedia

スティーヴン・キングとは - はてなキーワード

スティーブン・キング(スティーブンキングとは) - ニコニコ大百科

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