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ユウリ……お前と離れるくらいならぁ……!!」

CV:緑川光


概要

Case File 34「暗・殺・者」に登場。元は30世紀におけるインターシティ警察捜査官だったロンダー囚人で、ユウリとはかつての同僚だった。

だが、その本性は警察官にあるまじき傲慢な性格の持ち主で、尚かつユウリに対して異常なまでの好意を寄せ、繰り返しストーカー行為を行っていた警察の風上にも置けない醜悪な外道。娑婆にいた頃、そうした自身のストーカー行為をユウリから上層部に告発された為、上から「捜査官の資質に欠ける」と判断されたために警察を解雇されていた。

警察を追われても尚、彼女に対する想いは消えるどころかますます燃え上がって暴走し、やがて「自身が追い掛けるのを辞める代わりに犯罪者になって、ユウリに追い掛けさせるようになればいい」という身勝手で浅ましい考えから暗殺組織へ入り、やがてその元締めとなって殺人を繰り返すという悪質極まりない粘着ストーカーへと変貌。


こうした罪状から逮捕後、圧縮冷凍の刑を受けていた訳だが、皮肉にも犯罪者に身を堕とした自身の捜査を担当したのはユウリではなかったようだ。囚人番号は[0139]。

メタリックかつスリムな銀色の機械的な身体を持つため、種族は生体ロボと思われる。


活躍

現代において圧縮冷凍から解放されると、再び暗殺組織の元締めとして活動。

暗殺の依頼方法が独特だった為に同僚だったユウリは即座にアベルが黒幕と気づき、暗殺者を装って接触した。

だが、当のアベルはユウリを常に見ていたが故に彼女の行動を先読みしていて、正体を見破った上でユウリに精神コントロールガスを吸わせて拉致してしまう。


そして上記のガスで精神を操ったユウリに暗殺を行わせ、彼女を自分と同じ犯罪者側へと引きずり込もうと目論むも、レッドに暗殺を阻止されたためにユウリと共にその場は逃走。だが程無くしてユウリはレッドに奪還され、そのまま気付け薬で正気に戻されてしまった。

(ちなみに、ユウリが撃とうとしていた暗殺対象は、直人が敵の目を欺くために用意していたマネキンだった)


さらに「お前達みたいな暗殺者集団がいると、俺達も休めないからな」という理由で滝沢直人/タイムファイヤーも加わった。

この事態を受けてピンク以外のタイムレンジャーゼニットをけしかけ、自身もレーザーガンを武器にピンクを苦戦させるも、過去とは違う行動を取る彼女のボルスナイパーの射撃とダブルベクターの斬撃を喰らって敗北する。


直後に上記の台詞と共に左腕から巨大化抑制シールを剥がして巨大化すると、巨大戦ではブイレックスロボのリボルバーミサイルをレーザーガンで撃ち落として見せるも、タイムロボシャドウβのプロディバイダーの射撃を喰らい、怯んだところにプレッシャーカノンを叩き込まれて「ユウリィィィッ!!」と想い人の名を叫びながら圧縮冷凍された。


余談

声を演じた緑川氏は昨年の『救急戦隊ゴーゴーファイブ』にて、龍皇子サラマンデス役で準レギュラー出演していた。3年後の『爆竜戦隊アバレンジャー』ではトップゲイラー役で同じ様に準レギュラー出演している。


関連タグ

未来戦隊タイムレンジャー ロンダーズファミリー ロンダー囚人

ストーカー


悪徳警察官アーノルドK:似たような立場の囚人。こっちは別ベクトルでタチが悪い。


ワイズルー:中の人が19年後に演じる幹部怪人で、同じくピンクに因縁がある点が共通している。

バラカッカ:『超力戦隊オーレンジャー』の怪人で、こちらも戦隊ピンクをつけ狙っている。


力ずくで愛を奪うなんざ、モテねぇ野郎のすることだぜ!:アベルに最も当てはまっている言葉。

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