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スペランカー

すぺらんかー

『スペランカー』とは、恐らく世界で最も貧弱な主人公が登場するアクションゲーム。
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概要

1983年にアメリカのプログラマー、ティム・マーチン氏が開発したアクションゲーム
ATARI 400/800・Commodore64等のパソコン用ソフトとして世に出たのが最初となるが、日本国内ではアイレムから発売されたファミコン版とアーケード版がよく知られており、特に前者はクソゲーの代表格としても知られている。

最近では知名度の上昇に伴って再評価が進んでいるが、主人公があまりにも死にやすい(下り坂をジャンプで降りると死ぬ等。詳細は後述)事から長い間クソゲーの烙印を押されていた。
実際は死んで覚えるタイプのゲーム、いわば死にゲーの一種であり、けっこう中毒性がある。
ミスの原因が分かりやすかったり、ミスに対するストレスを軽減する工夫がなされていたりと、遊んでみるとなかなか丁寧に作られている事がわかる。

ちなみに、死にやすい・怪我しやすい人物等をこのゲームの主人公に例えて「スペランカー」と揶揄する風潮があり、横浜DeNAベイスターズ外野手多村仁志は、度重なる怪我病気で入退院を繰り返す事から本作を知るファンの間ではそう呼ばれている。

また、アイレムのホームページ内で掲載されていた4コマスペランカー先生』でもオフィシャルに『死にやすい』事をネタにされていたりする(逆に「残機がある限り死なない」という解釈をされたりも、基本の身体性能は高いし)。

「週間トロステーション」にゲスト登場を果たした際、トロに触れられただけで死んだ事もある。

なぜ貧弱と言われるのか?

 まず彼は

  1. 自分の身長より低い高さから落ちると死ぬ。
  2. リフトから落ちて(地面に叩きつけられる前に)死ぬ。
  3. 自分の仕掛けた爆弾の爆風に巻き込まれて死ぬ。
  4. 打ち上げた照明弾の付近に居ると死ぬ。
  5. コウモリフンに当たって死ぬ。
  6. 坂の上からジャンプで駆け下りると死ぬ。
………等々、とにかく打たれ弱いのである。
 また、パワーアップアイテムを取るとすごい勢いで移動スピードが上昇してしまい、ジャンプをすると着地の衝撃に耐えきれず死んでしまう為パワーアップと言って良いのか微妙な所である。

ただ、弁護するならばファミコン版『スペランカー』はシリーズの生みの親であるティム氏の意志に反して、スコット津村氏(現Tozai Games特別顧問)率いるアイレムの開発スタッフによって難易度が引き上げられていた事がTozai Gamesの『みんなでスペランカー』公式サイト内で言及されており、「スペランカー=些細な事ですぐ死ぬゲーム」という今日までのイメージは、言わば風評被害とも言える。

また、『スーパーマリオブラザーズ』全盛の頃に生まれたゲームであるという事も「死にやすい」イメージがついた一因ではある。
あんな頑丈な人物と比較されたら多くのキャラが貧弱のイメージが付こうというものである。
だが、そのマリオでさえ初代『ドンキーコング』の頃は床から一段分の高さから落ちれば呆気なく死んでいたのだ。
その為、昔のサイドビュー形式のアクションゲームで「床の穴から1段落ちれば死ぬ、ジャンプで飛び越える必要がある」というのは決して珍しい事ではない。
スペランカーの場合、「見た目が穴と言うより窪みで、しかも底まで落ちる前に点滅して消えてしまう」と言う描写は虚弱と見られて仕方がないものの、ゲームバランス的に「死にやすい」主人公かと言えば疑問の余地はある。

そもそもスペランカーが探検しているのは洞窟の中であるわけで、狭い洞窟の中、ゴツゴツした岩場や足場の悪い所で安易に飛び跳ねたり走って移動したりするのは普通に危険であろう。
そう考えれば、この貧弱っぷりもある意味リアリティがあると言えなくもないだろう。
…その割に「コウモリのフンに触れて死ぬ」と言う点は、「週間トロ・ステーション」にゲスト登場を果たした際に「べとべとしてイヤな気分になる」とダメージが無い事を明言しているのだが。

余談

スペランカー(spelunker)とは「(趣味としてやるアマチュアの)洞窟探検家」、「無謀な洞窟探検者」といった意味である。
また、後述のアーケード版スペランカーは、自分の身長の高さから落ちても死ぬ事はない。

続編

スペランカーⅡ 23の鍵

1986年に稼働を開始したアーケード版の続編。
基本的なルールは前作とほぼ同一だが、ライフゲージの仕様が変更され、攻撃に接触してもゲージの残量がある限り耐えられるようになった。
また、プレイヤースキューバダイビングをしたりスケートボード洞窟内を疾走する等のアクションも追加されている。
家庭用ゲーム機には、現時点ではプレイステーションヴィータ用ソフト『スペランカーコレクション』にのみ収録。

スペランカーⅡ 勇者への挑戦

1987年にアイレムよりファミコン用ソフトとして発売。
ゲームシステムは全くの別物で、典型的な横スクロール型アクションゲームとなっており、プレイヤーは探検家聖職者エスパーの3つの職業から選択可能。
本作では、「徳」の概念が導入されており、鹿等の無害の動物の倒したり、過去冒険者達が遺していったアイテムを取得(死体漁り?)する等の行為でゲージが減少し、「徳」が一定値以下になるとロザリオ聖剣等の武器が使えなくなる、地獄に堕ちた時に復活させてもらえずにゲームオーバーとなる等のペナルティが課せられる。

みんなでスペランカー

2009年にダウンロード販売用ゲームとしてPlaystation Store上で発売。
最大6人までの同時プレイやグラフィックを今風にアレンジした「リニューアルモード」など様々なゲームモードが盛り込まれている。
また、ゲームオーバー時にはゲームスタートからゲームオーバーまでの略歴と死因が表示されるなどアイレムらしい笑える要素も。
後に上級者向け仕様として『みんなでスペランカーブラック』が2010年1月に配信。(現在は配信を終了)
タイトルが示す通り主人公の周りはに包まれて不可視となっており、マップの構造は従来と変わらないながらも難易度は大幅に向上している。

アイレムがゲーム開発から撤退した後もTozai Gamesが『みんなでスペランカー』の販売権を引き継いでいるので、現在でも購入可能。(1,234円:アイレム版にチャンピオンシップモード等の新しいモードが追加された状態で発売。既にアイレム版を購入しているユーザーは無償でアップデート可能)
また、ゲーム本体にEX2~10までの追加ステージを同梱した『みんなでスペランカー オールインワンパック』も併せて発売されている。(2,469円)

まいにちスペランカー

アイレムから版権を引き継いだTozai GamesがiOS/Android/AUスマートパスアプリとして発売。(いずれの機種も400円)
基本的なシステムはファミコン版をベースとしており、コンティニュー機能やロープからの転落を抑えるロープアシスト機能を追加。
更にいくつかの追加ステージが配信されている。(エピソード2以降:各100円)

みんなでスペランカーZ

Tozai Games及びスクエアエニックスよりPS4用基本無料(一部アイテム課金)ゲームとして配信。
後にPSVita版も配信開始しており、クロスプレイとクロスセーブに対応。
ストーリーはスペランカーの10年後となっており(どれの続編かは不明)、虚弱体質の探検家の父の名と遺志を継ぐとなっている。
みんなでスペランカーをベースにカスタマイズやプレイヤーの手助けをするペットなどが追加されている。

関連タグ

ファミコン レトロゲーム 虚弱体質 シャドウゲイト クソゲー
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