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スーパーロボット大戦(小説)

すーぱーろぼっとたいせん

団龍彦による小説。 マジンガーシリーズ、およびゲッターロボがクロスオーバーする内容で、TV版マジンガー、及びグレンダイザーの後日談になる。
目次 [非表示]

概要

団龍彦による小説。表紙イラストおよび挿絵、オリジナルメカのデザインは石川賢

マジンガーZ』、『グレートマジンガー』、『UFOロボグレンダイザー』、『ゲッターロボ』、『ゲッターロボG』の5作品の延長線上の後日談。


登場メカ

本作ではダイアナン用のスクランダーが新造された。


登場キャラ

  正体はミケーネ帝国の闇の帝王

  • パリアッチョ

  正体はあしゅら男爵



ストーリー

 ドクターヘルとの攻防、ミケーネ帝国との死闘、グレンダイザーとベガ星との抗争が終わり、平和を取り戻した地球。

 兜甲児と弓さやかは、ともに19歳になっていた。

 甲児は光子力研究所でロボット工学者の道を、さやかは光子力エネルギーの平和利用の実現に向け、父・弦之助の手助けをしていた。


 光子力研究所では、素粒子研究の世界的権威、ライオネル博士により、時間を司る素粒子・

時粒子(クロノ・レプトン)の実験が行われていた。これに莫大なエネルギーを加えたら、対象となった物体は未来へとワープする事が可能になる。

 友人の弓教授の協力で、光子力エネルギーを用いたタイムワープの実験が開始された。

 が、実験場の空間が歪むと、その中心には少女の顔が。

 実験を見学していた甲児とさやかは、その少女に引きずり込まれてしまう。



 気を失った甲児とさやかが目覚めると、原始時代を思わせる森林の中だった。跋扈する恐竜に襲われ、甲児は過去の地球にやって来たのかと思ってしまう。


 そして、原始的な生活を営む人間「ヒュー」と出会う。ヒューの女性は超能力を有しており、身長20mの自律思考する巨大ロボットにして、この世界の支配者「クリーチャー」に虐げられていた。

 クリーチャーたちによるヒュー狩りから逃れ、甲児とさやかは、レジスタンス組織「ゼファ・ジタンヌ」の本拠地がある洞窟に案内される。

 そのメンバーは全員が女性で、超能力が使える者も多かった。

 リーダー、導師ティアナにより、甲児とさやかはゼファ・ジタンヌのメンバーにして、時間を司る超能力者の少女・ミクにより召喚された事を知る。

「いつか時を操る娘が出現し、彼方より勇者を召喚し、開かずの間に導く」

 という、彼女たちの伝説を聞く甲児とさやか。


 そしてこの世界は、クリーチャーたちが支配していると教えられた。

 人間=ヒューは、クリーチャーたちの奴隷や愛玩生物として扱われていると教えられる。

 クリーチャーたちはロボットだが、製造者は不明。中世ヨーロッパの鎧の騎士に酷似し、どこかで勝手に作り出されているらしい。

 そして、クリーチャーたちの支配者が「神聖騎士(ゴーディアン)」。自律思考し、中世の封健社会のように、世界各地を統治しているのだと。


 この世界は、一体なんなのか。時粒子の作用で未来に来たのなら、なぜ自分たちの時代の文明、もしくはその遺物が一切残っておらず、こんな封健社会になっているのか。まかり間違えて過去に来たのだとしても、一体いつの時代なのか。

 訝しく思う甲児とさやかだが、そこにクリーチャーたちによる、ゼファ・ジタンヌの洞窟への大規模攻撃が始まってしまった。


 ティアナの案内で、洞窟の最深部に存在する、「開かずの間」に案内される甲児とさやか。

 開かずの間が開いたそこにあったのは、甲児の愛機であるマジンガーZと、ジェットパイルダーだった。

 ほこりをかぶったパイルダーを起動させ、Zにパイルダーオンする甲児。スクランダーは無いが、甲児はZで発進。クリーチャーと交戦し、圧倒する。

 更に、神聖騎士・ガムランと激突するが、Zの敵ではなかった。

 Zを駆り、ゼファ・ジタンヌのために戦おうと決意する甲児とさやか。


 そして、この世界のどこかで。

 パリアッチョ……道化師のヒューが、自身の主人である神聖騎士に報告していた。

 開かずの間からZが出撃し、ガムランを倒した、と。

 そして、狂おしく笑いながら、


「ついに、奴らがやってきました。これが喜ばずにはいられましょうか」


 主人にそう告げていた。

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