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この記事には『星のカービィ トリプルデラックス』の真・格闘王への道の重大なネタバレを含みます。

ネタバレを避けたい方や未クリアの方は閲覧を控えることをお勧めします。


















































概要

タランザのおくる ささげものは、言葉は、

かのじょにはもう とどかない。すべてを

うしない ぼう走する かつて女王であった

悲そうな むくろ…。世界をとりこみ なお美に

しゅうちゃくする かのじょに、とわなる…ねむりを!

(太字は本来赤字)


星のカービィ トリプルデラックス』の登場キャラクターで、カービィに敗れたラスボス『クィン・セクトニア』の骸が、四つの「きせきの実」を取り込み復活した姿。

本編クリア後に出るサブゲームの一つ『真・格闘王への道』で登場し、ワールドツリーに寄生したかつての第二形態と戦うことになる。

鮮やかな赤を主とした体色は青白く染まり、まさに『動く屍』。花弁は切り込みの入ったデザインになった。


トリプルデラックス」最後のサブゲームである「真・格闘王への道」で登場するボスキャラクター。

強力な四天王のトリを務めるだけあって強敵。


使用技

通常と同様、本体から放たれた攻撃ユニット「セクトニアフラワード」に攻撃を当てていくことになるが、通常版同様足場は徐々に小さくなっていく上、ユニットの数も早い段階で追加される。あちらの攻撃が激化している分攻撃を当てるタイミングも増えてはいるのだが、向こうは向こうで別々の攻撃を複合して繰り出し、隙を潰してくる


  • フローラルファイア弾

セクトニアフラワードが移動しながら4回(フラワードが4つになったあとは3回)、小さな炎の種の様な弾を吐き出す。

炎の種の色が赤黒くなっているが、性能は通常版と同じ。

ファイアをコピー出来る。

フラワードが4つになると、フローラルスパーク弾と複合して使うようになる。(この場合は2回)


  • フローラルボム

画面奥から爆発する大きな黒い種の様な弾を吐き出す。

ボムをコピー出来る。

フラワードが4つになると、フローラルソードとの複合技を出してくる。


  • フローラルソード

通常版で使用したパターンに加え、フラワードが2つのときは横からの突きと上からの斬り付けを2セット、4つになると左右からの突きと上からの交差斬りやフローラルボムとの複合技が追加された。


  • ジャイアントナッツ

トゲの生えたセクトニアフラワード。花が2つの時は横方向に突進。花が4つの時は端から転がるのではなく巨大化して高速で突進する。


  • フローラルカノン

セクトニアフラワードの放つビーム。通常版よりも放つビームが太い。戦闘開始直後のものは横に移動しながら上に向かって撃つが、上に向けて撃っている途中で、急に下に向けてくる(このパターンは4つになっても使用する)。第3地点までは移動直後に使用し、花が4つになると、4つ同時発射も行う(通常版とは異なり2つが上と横から撃つパターンを2セット行った後に4体が画面外周を囲む様に撃つ)。

因みに通常版も戦いが長引くと、ソウルの戦闘開始直後のパターンを使うようになる。


  • フローラルスパーク弾

左右から中央へ、また左右へと移動しながら電気の弾を下方に発射。よく見るとフラワードは前後に揺れているため、見てくれほどの攻撃範囲はない。

スパークをコピー出来る。

フラワードが4つになると、フローラルファイア弾と複合して使うようになる。


  • フローラルカッター

セクトニアフラワードがカッターとなり、画面奥と手前を通過する。最後は回転しながら広がっていくが、4つになった後は通常版と違い2つ一組で別々に回転しながら2連続で広がっていく。


  • ヴァインヴァインド

セクトニアソウルで追加された新技。

画面の様々な方向から巨大なツタを2本または3本伸ばす。赤くなったら回避の準備を行うように。このツタに攻撃してもダメージを与える事が出来る。


  • ロードアントラー召喚

セクトニアソウルで追加された新技。

ロードアントラーを1体召喚する。飲み込んでも能力をコピー出来ない。

ロードアントラーの攻撃方法は「杖殴り」と「シルバーロッドショット(クィン・セクトニア第一形態の技)」の2種類。

従来のバグズ同様セクトニアの攻撃でもダメージを受けるが耐える事もある。

因みにロードアントラーを召喚する際、普段とは異なる笑い声が聞こえる。


これ以降はセクトニアフラワードが4つに増える事で追加される技。


  • フローラルレイ:カルテット

4つが電撃で結ばれた状態でカービィを囲み、最後に挟み込んで攻撃する。ソウルではその直後、上下に押しつぶしが追加されている。


  • フローラルレイ:デュエット

2つずつフラワードを電撃で結び、画面中心を軸として×の字状に回転する。通常版とは異なり滑らかに回転し急に回転方向を変える。


  • フローラルタックル

ツボミ状になったフラワードが奥から突っ込む技。攻撃順は左→右→中央に変わり、回数も3回に変わった。


  • デスブルーム

画面左端、または右端から本体が超巨大なビームを角度を変えながら発射する。

第3地点到達時は通常版と同じ3連発のパターンだが、最終地点到達後は左右から2発ずつ、計4発撃つパターンに変わる。


セクトニアフラワードの猛攻を掻い潜り、セクトニアソウルの体力を0にする事でようやく真・格闘王への道をクリア出来る……と思われたが…。



































第二形態

「アナタは誰よりも美しい」

いくどとなくきせいし、のりうつりつづけ

どれが 本当のすがた であったのか…

もはや 思い出すことも出来ない。

わたしをよぶ声もしたが 今はもう聞こえない。

この夜が明けるその前に、とわなる…ねむりを…


勝利したのもつかの間、ストーリーモードとは異なる2連戦を強いられることとなる。

「ソウル」という名前を見て「これで最後だ」と油断していたプレイヤーも多いだろう。


しかし、第二形態の伏線は存在していた。

格闘王のタイム表記は最終戦になると隠されるのだが、セクトニアソウル第一形態の時点ではそうなっていない。


敗れたセクトニアソウルはまたも再起し、今度はワールドツリーと一体化した下半身を切り捨てて生首だけの姿となって襲いかかってくる。また、足場の穴がなくなる。


ストーリーモードでは、カービィはきせきの実から力を得る事でビッグバンカービィに変身してセクトニアに立ち向かっていったのに対して、セクトニアソウル戦ではきせきの実の力を得たセクトニアがカービィに襲いかかるという対照的な展開になっている。


第二形態の使用技

クィン・セクトニア第二形態基準だった技から、独自の技を使うようになる。殆どが過去作品でソウルの名義で登場したラスボスの技と酷似している。その為、元ネタらしき技も記載する。

戦闘中、セクトニアの笑い声が聞こえるが、その狂気じみた笑い声はマルクソウルを連想させる。


狂った笑い声とともに奥から手前へと高速で移動した後、テレポートする。

5回テレポートしたところでカービィの頭上に現れて四方にカッターを発射する。

3セット繰り返し3セット目は2連続で放ってくる。その場合攻撃後の待機時間にも猶予があるので反撃チャンスとなる。

カッターをコピー出来る。


身体を液状の球体に変化させてはじけ飛び、上空から無数の飛沫を降り注がせる。

初回のみ両端安置、それ以降は片端のみ安置。安全地帯は発射角度から判別可能。

雫が地面につくたびにセクトニアの狂った笑い声が聞こえる。

ペイントはコピー出来ない。


セクトニアフラワードからではなく、魔法陣を展開して角度を変えながら、ビームを照射する。


第一形態でも使用した新技。

画面の様々な方向からツタを合計11本伸ばす。

この形態でもツタを攻撃すれば、セクトニアにダメージが入る。

第一形態の時とは異なり、ツタにはトゲが生え、紅いバラが咲いている。セクトニアの狂った笑い声も相まって、マルクソウルのシード攻撃を連想させる。


  • 高速移動〜バグズ召喚

第一形態の時とは異なり、ロードアントラーを含む全てのバグズを呼び出す事が出来る。

これまでのセクトニアとは異なり、高速移動中に召喚する。


残り体力が約3分の1以下になると使用するようになる。

巨大な火の玉となって狂った笑い声を上げながら跳ねまわり、そのままカービィの真上からプレスアタック。これを3回繰り返したら次は画面横から体当たり。そして今度は奥から3度も突進してくる。

攻撃中の背景はドロシアソウルのデッドリーサン使用時と酷似している。


再び体力を0にすると爆発を繰り返し、夜が明けると共に断末魔を上げながら無数の青い花弁となって散った。

鎮魂


戦闘BGM

作曲者は2曲とも安藤浩和氏。


第1形態

正式曲名:「狂花水月


本編の第2形態と同じ曲が流れる。


第2形態


サウンドトラック未収録のため、正式曲名は不明。

本編の最終決戦BGM「この星をかけた魂の戦い」のイントロとループ位置を変更したもの(中盤から始まる)。

イントロが不穏な雰囲気のものに変わったことで絶望感のあるBGMへと変貌した。


余談

第一形態のスペシャルページを見るに、セクトニアにきせきの実を捧げたのはタランザだと思われる。

公式のMiiverseには

・きせきの実は摂取したによって異なった奇跡をもたらす物である

・セクトニアは(きせきの実で蘇った代償として)変わり果て我を忘れてしまいましたが…

といった内容の記事が投稿されていた。


第二形態のスペシャルページの内容はセクトニアの独白だと思われるが、一人称が「わらわ」ではなく「わたし」である。ディメンションミラーの負の力によって豹変する前のセクトニアの人格なのだろうか?

なお、『カービィファイターズZ』のチームDDD戦のスペシャルページの中盤の内容(難易度「むずかしい」まで)が、この文章のセルフパロディとなっている。


また、過去のソウルキャラは、英語版において"Drawcia soul"や、"Marx soul"、"Magolor soul"など、ほぼ日本語版と大差ない表記だが、セクトニアソウルの場合"Soul of Sectonia"という表記になっている。これが意味するものは…。

ちなみに英語版以外の言語の場合、"Sectonia Fleurie"(フランス語版、Fleurie=開花)、"Sectonias Blüte"(ドイツ語版、Blüte=花)、"Queen Sectonia Boccio"(イタリア語版、Boccio=蕾)、"Brote de Sectonia"(スペイン語版、Brote=開花)と、「花」に関する単語で統一されている。


関連タグ

星のカービィ トリプルデラックス カービィ

タランザ クィン・セクトニア


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