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ソル=バッドガイ

そるばっどがい

ARC SYSTEM WORKSの対戦型格闘ゲーム『ギルティギア』シリーズのキャラクター。 本作の主人公であり、ギアという存在と最も因縁深い男。
目次 [非表示]

プロフィール

本名フレデリック=バルサラ
身長184cm(AC+ストーリーモード&GG2では182cmと記載)
体重74kg
血液型不明(初代では「知らんな」)
出身地アメリカ合衆国
生年月日不明(初代では「知らんな」)
アイタイプ赤茶
趣味QUEENを聞く事
大切なものQUEENの「シアー・ハート・アタック」のレコード
嫌いなもの努力、頑張る事
格闘スタイル我流
所属元聖騎士団
声優石渡太輔花田光中田譲治

概要

ギルティギアシリーズの主人公である流浪の賞金稼ぎ。神器「封炎剣」を使う。

口癖は「ヘヴィだぜ」と「やれやれだぜ」。見た目は人間ではあるが、実年齢は150歳以上あり、ギアであるため不老であり、凄まじい戦闘力を持つ。通り名の「背徳の炎」はギルティギア・ビギンにおいて「あの男」が心の中で叫んだ声が発端となる。


性格

ぶっきらぼうでガラの悪い、ダークヒーロー的な性格。人当たりは冷たいがバッドガイの名に反して決して悪人ではない。


X-XX期のストーリーでは、絡んでくる相手のことは大抵「うぜぇ」と思っており、とりあえず「殴るか」と言い出すなどその言動はヤンキー染みており、相当スレていた時期とも言える。100年以上も、自身の目的である「あの男」に関して大きな進展がなければ、スレる気持ちもわからなくはないが……(メタ的に考えると、まだソルというキャラクターが固まっておらず、XXまでは粗暴な面が描かれるシーンが多く、科学者としての一面が描かれるシーンは少なかった)。


しかしカイやシンと交流を深めていくうちに、わずかずつ態度は軟化しており、Xrd期には「お前も人間だ」と諭されるにまでいたっている。それに伴い以前は無口気味だったが現在は口数が増え、ぶっきらぼうな物言いもやや少なくなっている。時には洒落た言い回しを口にすることも増えてきた。

本人もまた、関わってくる者達を「花火」に例えており「見逃す手はない」と前向きに受け入れるような口ぶりでいることから、関わってくる者達を拒絶していた以前と比べて、考えが大きく変わってきている事がうかがえる。


ちなみに、ぶっきらぼうな性格は科学者時代からのもの。過去の回想や、設定資料などで描かれる彼の様子からくみ取ると、ぶっきらぼうではあるが根は優しく、落ち着きがあって思慮深さも前面に出ている性格。GG2以降の性格に近いものがある。


また、作品を重ねる毎にキャラクターが次第に固まっていき、GG2以降科学者としての彼の一面が描かれるシーンが増えていく。またGG2やXX終盤の頃に声優が中田譲治へと変更になり、彼の大人な渋い演技も加わって、現在の性格に落ち着いたところが大きい。



他キャラとの関わり

「あの男」とは、人間だった頃の研究仲間であり、またアリアとは恋人関係であった。しかし生物兵器であるギアのプロトタイプとして「あの男」によって改造を受け、逃亡を余儀なくされたことを恨み復讐のために行方を追っている。


カイ=キスクとは、聖騎士団所属時代に「気に食わない」ということで神器「封炎剣」を盗んで脱走したことから敵視されることになる。執拗に決着を迫るカイに対して鬱陶しく思っているが、実力自体は認めている。元々人とあまり話したがらず、距離を置く事が多かったためにできたわだかまりだったが、幾度かの衝突を経てカイとは和解に至った。また呼び名についても、それまで「坊や」「小僧」と呼んでいたのを「カイ」と改めるようになった(ただしたまに昔を思い出すように口に出すこともある)。

Xrd REV2では、聖戦時代においてカイが一切の私情を交えず冷徹にギアを討伐する姿を見て、密かに恐怖心を抱いていた事を吐露している。その際に、カイがソルに勝てなかったのはカイが「勝負」にこだわっていたからだと指摘しており、生死をかけた戦いにおける姿とは全くの別物だったことに呆気に取られていた。


シン=キスクに関しては、連王となったカイが精神的に疲弊しており、またカイとディズィーとの息子である彼へのギア迫害から守るため、一時的に預かり彼の面倒を見ることになった。しかし教育方針はワイルドで、はぐれないようにするため首輪をつけて動きを制限したりしていたりと一見虐待のように見えなくもないが、シンからは「親父」と呼ばれ慕われている。またシンとは賭け事をしており、勝てばシンに九九の七の段を覚えさせ、負ければ夕食の当番を引き受けていた。

Xrdではシンと加えてラムレザルなど同行者が増えたため、まるで託児所みたいになっていた。


ディズィーに関しては、ジャスティス(=恋人だったアリア)の娘であるため、言ってしまえば自分の娘に相当する。態度に出さず興味を持たないそぶりをしているが気には掛けている模様。

なおその場合カイとは義理の息子という関係になるため、その事実に気づいた際はカイと共に絶叫する羽目になった。



戦闘能力

科学者としては超一流であり、法力学に関する豊富な専門知識は勿論、ギアに改造されてまもなくその細胞を抑制する装置を開発したり、8種の神器の元となった対ギア用兵器のアウトレイジを開発している。

ただし、その行動においては基本的に出たとこ勝負、考えるよりもまず動くと言った感じである。それでもギアとしての格闘能力が凄まじく高いので、大体うまく事が運んでしまう。

戦闘においても「圧倒的な力に任せてひたすら攻め通す」という一本槍なスタイルである。

不死の肉体を生かした大雑把な戦闘は周囲から技術が足りないと言われることがあるらしい。

とはいえ、攻撃の中には火属性が込められた攻撃も多数あることから、法力の扱いにも長けている事がうかがえ、ただ単に力任せな戦いだけではない事がうかがえる。

ギルティギア2においては、未知の力であったサーヴァントの召喚・使役などを短期間で習得している。


名前の由来

「ソル」という名前は自分で名付けたわけではなく、スレイヤーがつけたもの(どのようにして本人が使う形になったのかは不明)。Xrdの設定資料によれば、太陽を意味する言葉「ソル」から名前を付けたとエリ=プ=マーブス手記にて記されている(エリプマーブスはアルファベットで表記すると、EripmavS'sとなり、逆さから読むとヴァンパイアとなる)。バッドガイは西暦2065年頃、ギアの破壊に明け暮れていたソルの正体が全く掴めなかったことから付けられた。



外見・服装

たくさんのベルトを巻いた赤を基調とした服を着る筋肉隆々マッチョマン

後述の通りのパワーファイター寄りな能力もあって、ブリジット曰く「細くて美しい」カイとの対比で、見た目も内面も見事に差を表している。

科学者のころからマッチョらしい。

頭には赤いヘッドギアを付けているが、これは自身のギア化を抑えるためのもの。

外せば驚異的な力が出せるが、体に負担がかかりギアに侵食され、人間の形を保てなくなりその際には髪が長髪になる。

ちなみに後ろ髪で長髪を束ねているが、実は付け髪(アースらしい)で作品によってはヘッドギアが外れると無くなる。

また、ヘッドギアで隠れるため立ち絵のほとんどは眉が描かれておらず、初期の作品での立ち絵やキャラドットではそもそもヘッドギアの陰に隠れて目自体が見えないことが多かった。

人間だった頃は髪の色が黒寄りで、瞳の色は青だった。

服はデニム生地で作られており、ジーンズは安物メーカー「RIOT」製だがソルにとってはお気に入りでありこれしか着ないそうである。

ソルソル


ギルティギアXTRA

珍しく科学者の姿で登場するシーンがある。


ギルティギア2

外見のコンセプトは「旅人」。

赤いジャケットを羽織り、袴をスネのあたりまで上げたようなズボン(袴がデザイン元)を穿いている。

物語の終盤、ジャケットを腰に巻いたタンクトップ姿になる。対戦でもアナザーコスチュームとして使用可能。

カイの息子であるシンと行動を共にしており、「親父臭くなった」と評判。

この頃から元科学者らしい言動も目に見えて増えてきている。

自ら改造した封炎剣は見た目が変わっている。

オヤジお前ハイスラでボコるわ


また、GG2のドラゴンインストールではついに完全にギア化したソルを拝むことが出来る。

外見は炎の剣と翼を持った深紅の竜人。背中にはしっぽのようなものがついている。

顔には目と思わしき器官が5つあるが、その形はジャスティスの額の刻印に酷似している。

DRAGON INSTALL


ヴァステッジ

GG2設定資料集の小説の挿絵と似たような格好をしているが、胸筋は下乳まで見えるように露出しており雄っぱい愛好家から喜ばれた。


GGXrd

X~XX時代をベースに付髪の付け根に髪飾りが足されたり、黒のアンダーには白い十字架の模様が追加された。

服だけ見ると大きな変化がないように見えるが、以前と比べると全体的な筋肉が増え、特に上半身の発達は著しい。

また、髪型も一気にボリュームアップしておりモデリングでは角と呼べるレベルまでバングが尖がっている。

石渡太輔氏が担当したイラストや監修したフィギュアでは各部のボリュームが若干異なっており、XXまでのスマート寄りな体型に近いものになっているがRev2からのイラストはゲーム内の体型に準拠したものに変更された。

GG Xrd ソルno title


GG2と同じくドラゴンインストールでのドラゴン化が抑制しきれず、完全に竜人の姿となる。

【GGXrd】ドラゴンインストール


ストーリーモードではヴァステッジの服を微修正したものを着用している。


STRIVE

ヴァステッジやXrdのストーリーモードの系譜である、袖の長いアウターを着用。

いくつかアクセサリーが足された程度で大きな変化はないがXrdの時期と比べると髪のボリュームが控えめになっている。

guilty gear


聖騎士団ソル

ギルティギアより8年前にあたる2172年に聖騎士団に入団した頃のソル。

カイと同じ騎士団の制服で、屠龍刀を武器としていた。

白または黒のタイツをはいている。詳細は聖騎士団ソルを参照。

織田聖騎士団ソル


フレデリック

GEARプロジェクト発足当時のGEAR化していない人間のソル。

法力エネルギー物理学を研究する科学者だが、アスリートのような体型をしている。

「あの男」とは上司と部下であり、友人関係にあった。

フレッド



武器

封炎剣8つの神器の一つ。炎の法力を強める力を持つ大剣。聖騎士団から勝手に持ち出した武器。ドラゴンインストールのレベルによって形状が変わる。なお神器はソルが開発した決戦兵器アウトレイジ(槍型)を分割したものである。封炎剣に始まるソルの武器はモチーフがzippoライターであり、実際にライターとしてグッズ化もされた。GG2ではソルが改造を施したためデザインが大幅に変更された。
法力全属性の法力を操れるが、特に炎属性を好んで使う。カイが野蛮と見下して嫌う理由の開放的ゆえに限界という概念がない面も、根っからのぶっきらぼうなソルにはこれ以上なくかみ合った(炎だけど)まさに水を得た魚だったのである。
体術ソルの必殺技の主な攻撃方法。剣を持ってるのに殴り合いとは不思議な話だが、封炎剣は「炎の法力を強める力」をメインに使っているらしい。普通に斬ったりもするが、殴ったり蹴ったりヤクザキックしたり剣を持っている手で思い切りぶん殴ったり大暴れである。こらそこ、トンファーキックとか言わない。
ジャンクヤードドッグヴァステッジ~Xrdで携行。さらなる強敵に備え新規開発した大剣。名前は聖騎士団時代に使っていた廃材をつなぎ合わせて作った剣から受け継がれている。ヴァステッジでは銃火器としても扱う。赤い外殻の中には封炎剣が内蔵されている。Xrdではさらに閃牙を組み込むなど段階的に強化されており、最終的にMK.IIIにまで発展を遂げた。特許出願中ただし、これは二つの神器しか使わない不完全な設計であり、最終的にカイに分解されたことで使用不能となる。
アウトレイジMk.IISTRIVEから登場した新たに制作されたアウトレイジであり、ソル曰く扱いを誤れば山が吹き飛ぶ代物。

『アウトレイジMk2』についてジャック・オーに作った理由を問われて際は、『(こんな危ないものを作ったのは)一世紀趣味をお預けされた結果の力作』と答えたりと(当然だがジャック・オーも軽く呆れていた)、どうやら法力学や各種巨大兵器に関わっていたのもそっち系だった疑惑も…


GG2でソルが召喚するサーヴァントは、全て機械のような見た目をおり、こちらも非常に中二心をくすぐってくる。一つ一つのサーヴァントの作り込み具合もすごいが、特に上級装甲兵のギガントは、超大型ロボットでありながら、他の兵種へと変形可能など、見た目・性能の両面でロマンの塊となっている。



ゲーム上での性能

主人公なので全ての作品に登場。そのどれもがオーソドックスなタイプであり、多少クセがあるが初心者にも扱えるバランスが整ったキャラクターである。

同じく主人公格であるカイと比べると、向こうが本当に平均的な能力バランスなのに対し、こちらはやや動きが重めだが、攻防の基本値が高めに設定されているのが特徴。

カイは本当にクセがないコテコテの入門用初心者御用達キャラなのに対し、ソルはぶっきらぼうな性格通りに、細かいことはあまり気にしない、多少の被弾は仕方ないので肉を切らせて骨を断つのが性に合う人向けの性能と言える。

シリーズを通して、ギルティギアというゲーム自体が攻撃的なデザインになっていることから、ゲームシステムとのシナジーはソルの方が高い。その為、カイは格闘ゲームとしての入門用キャラと言える性能であるが、ソルはギルティギアというゲームの入門用のキャラとも言える性能になっている。


格闘ゲーム

初代~GGXまでは全体的に高性能だったため上位、XX、XX#Rでは性能面での修正がなされたが、画面端でJDの性能を生かした「Dループ」と呼ばれるループコンボが強力で上位クラスの次点に落ち着く。

しかし何を思ったのか、一転してヴォルカニックヴァイパー(以下VV)の超絶強化のため、SLASHではカイに次ぐ強キャラとして脚光を浴びた。

だがACでは他キャラの強化+VVの下方修正のおかげで中堅下位と落ち込んでしまっている。

STRIVEではどの技も高性能高火力で判定も強く、リーチがやや短めなこと以外は完璧な性能。

発売当初はソルとメイの二強でネットワーク対戦での使用率も圧倒的だった。

その後弱体化が入ったものの、未だに強キャラとして君臨している。

なお、これだけ高性能なのは初心者がおそらく最初に使用するのがソルであるため、意図的に強くした結果とのこと。


挙動が率直で素直であり、ガトリングルートも基本的。

格闘ゲーム三種の神器と言われる波動技、昇龍技、突進技が揃っており、カイと並んで初心者に優しい。コマンド投げもきちんとある。

火力もなかなかで、場を荒らす能力とラッシュ能力が高いため、ギルティアというゲームのシステムを理解するのに最も適したキャラクター。

格ゲー屈指の高性能昇龍と言われるVVやガンフレイムを盾にした接近ができ、ライオットスタンプは画面端からのカウンターに使えるなど、とにかく画面狭しと動き回るのが座右。

相手を翻弄しながら高火力コンボを決めていくその様子は爽快そのもので、ソルというキャラクターを体現している。

しかし、リーチが短いため牽制が非常に弱く、かつ相手に近寄れなければ一方的に攻撃されることがしばしば。

いかに相手に近づき反撃の余地を封じるかがソルの目標であり、それが最大の魅力でもある。


GG2

ゲームシステムが全くの別物になっても、格闘ゲームと同じく超攻撃的なコンセプトは健在。

攻撃モーションの変更、追加がなされ、封炎剣を使った斬撃も増えた。

ACまでのヤクザキックやボディブローは健在で、やはり元科学者らしからぬ戦い方をする。ガンフレイム、ヴォルカニックヴァイパー、バンディットリボルバー、タイランレイヴといった代名詞とも言える技も健在。

大きな特徴として、ソル自身の能力が非常に高いという事が挙げられる。

これはソルのトライブ(軍勢)がマスター特化型というコンセプトのためである。

中でもドラゴンインストール(通称ドライン)は強力で、25%、50%、100%の3つの段階があり、

25%と50%が封炎剣を強化、100%は自身を強化し、外見もギア化して戦うことができる。

炎を纏った竜の亜人と言った外見。ちなみにディスペル(特殊効果を解除するアイテム)は不可。


対サーヴァントの殲滅力が高く、個別撃破、ある程度まとまった敵を一網打尽にする能力どちらも高い。ドライン状態だと短めなリーチもカバーされつつ、攻撃力も上がるので、更に殲滅力が増す。邪魔な敵は吹き飛ばして一時的に戦線から遠ざける事もできる。倒すのに時間がかかりそうな上級サーヴァントはタイランレイヴで粉砕も可能といった、出来たら嬉しい行動というものは大体網羅している。また、サーヴァント殲滅の基本となる攻撃の多くがテンションゲージを消費しないで済む行動なので、敵マスターの奇襲に対して万全の状況で備えることが出来るのも大きな強み。


対マスター戦においては、攻めの起点となる攻撃はリーチこそ短いものの、どれも出が早い為、見てからの対処はほぼ不可能。何か一撃が当たれば(むしろガードさせても)、ソルが絶対有利のn択を押し付けることができる。もちろん回避は可能だが、あくまでもソル有利が前提の読み合いあり、逃げるのは難しく、ソル側としても逃がさない戦い方が得意である。こちらがダウン中に、ロックしながらジリジリと歩み寄ってくる威圧感は格闘ゲーム以上のものがある。

相変わらず中~遠距離の攻撃に弱いが、相手の懐に潜り込む能力は高く、火力も非常に高いので、相手側は近寄られたが最後、完封負けするという事態も起こり得る。


このようにソル自身は非常に強力なキャラクターであるが、同時に使役できるサーヴァント(兵士)に偏りがあるという弱点も存在している。

上級サーヴァントはどれも強力で他キャラと比べても遜色ない性能。実は一番上級兵の数が多いキャラ。下級兵の弱点を補う面々が揃っており、それらが揃う終盤戦に持ち込めれば、安定した戦いが可能。

下級サーヴァントは他のキャラに比べて性能に偏りがあり、コストが高いわりには性能が今一で。他キャラの下級サーヴァントと戦えば性能差、数の差で劣勢になってしまう。

このようにいくらソル自身が強くてもサーヴァントの能力差があるため、他キャラとのバランスは取れていると言える。


下級サーヴァントが弱いという性質上、ソル自身が積極的に動き回り支援や殲滅を行う必要があり、試合開始から試合終了まで常に走りまわる事を余儀なくされる。

このため全キャラクター中一番忙しいマスターと言え、格闘ゲームとは違い初心者向けとは言いがたくなった。

しかし感覚を掴めれば非常に強力且つやり応えがあるため、よくできたキャラクターとも言える。



外部作品への参戦

主人公だけあって、コラボには大体呼ばれるが、コラボ先のキャラのほとんどが女子の場合などは他の女性キャラに譲っている。アバターが設定できるゲームでは何故か女性姿のコスチュームまで用意されていることもあった。ソルの服そのままだが、さすがに胸元は隠すようにアレンジが施されている。

またゲームではないが、東京ゲームショーなどのイベントでもなぜか他の女性キャラを差し置いてソルの姿をした女性コンパニオンが度々登場している。ソルの女体化はなぜか定期的に確認されている。


ロードオブヴァーミリオンIII

スクウェア・エニックスのアーケードカードゲーム「ロードオブヴァーミリオンIII」のVer3.1でゲスト使い魔として参戦。

原作と比較して、防御力が高いのはそのままだが、攻撃力が悪い意味で落ち着いてしまっている。

種族:人獣、コスト:60、ジョブ:アタッカー、タイプ:「狂戦士」、HP550、ATK70、DEF100の中型使い魔として参戦

DEF偏重のステータスであり覚醒時はHP600:ATK90:DEF120:、超覚醒時はHP650:ATK170:DEF200とATKがコストに反して低めだが超覚醒時に「自身の周囲に自ユニットが存在しない状況時にATKが上昇する」アビリティ「アローンアップA」が発動しアビリティの効果が発動してる間はHP650:ATK250:DEF200とかなりATKが上昇する

最大の特徴はアーツ「ドラゴンインストール」であり、効果は「発動から一定時間の間、自身のATKと移動速度を大幅上昇」というものであり超覚醒時にアーツを使用した際、通常時はHP650:ATK220:DEF200:更に移動速度高速化、アビリティ発動時はATK300と凄まじいATKを叩き出す

ここまでATKが上昇すると低コスト瞬殺はおろか大型に使い魔すら脅威と言えるATKに変貌する

アタッカーが弱点のマジシャンに至っては余程DEFが高くない限り中型マジシャンすら2、3回攻撃されたら瀕死か死滅の2択というとんでもない有様

更に消費マナも30とそこまで重くなく人獣という種族自体がマナ補給を得意とする種族なので何度もこのアーツを使用しやすい

しかしこのアーツ、効果終了時に厳しいペナルティが発生しその効果はなんと「自身がゲートに帰還かマナタワー駐留するまでの間、自身のDEF-100&移動速度低下」というものである

DEF自体はコスト相応でアビリティもアーツもDEF上昇は無く、アビリティの効果が単独行動でしか効果を発揮しないのも相まって効果終了時に相手に狙われたらなすすべもなく狩られかねないので効果時間に気をつけて運用する必要がある

(マナタワーなどの専門用語は此処を参照


Compass Xrd -REVELATOR-

NHN×ドワンゴにより共同開発されたTPS(三人称視点シューティング)リアルタイムオンライン対戦ゲームの「#コンパス」でギルティギア(GUILTY GEAR Xrd -REVELATOR-)コラボ第1弾にて参戦。

コラボ第1弾にてディズィーが同時参戦、第2弾にてカイ=キスクが参戦。それ以降は『GUILTY GEAR Xrd REV 2』として扱う

余談だが、この3人を合わせると、属性的にポケモン三種の神器ないしトライアタックとなる。

コスチュームは5種類あり、本家のカラバリを移植している。6度目のコラボ復刻の際には『-STRIVE- コスチューム』も追加された。


ソルのロールはアタッカー。攻撃力が高く、防御、体力は平均寄りで移動速度は遅め。

カード適正は全体的に高く、特に遠と連は全ヒーロートップクラスの速さを誇るため、一般的にはこれらが採用される。


アビリティ『手加減もここらが限界だ』は、相手を1体倒すごとに攻撃力が約1.1倍ずつ強化されていく(倒れるとリセット)。最大で7体撃破する事で最初の攻撃力の約1.6倍になる。素の生存能力の低さもあり発動は難しいが、完全に発動すれば全ヒーローでトップクラスの火力を獲得できる

また、味方ソルが近くにいるにもかかわらず体力が残り僅かな敵をキルする行為は「キル泥(キル泥棒)」として嫌われている。ダメージを稼ぐのはいいが、とどめはソルに譲るというのが暗黙の了解となっている(これは13セイバーオルタのような発動条件の同じアビリティを持つキャラでも言える事である)。


ヒーローアクション『突進タメ攻撃/グランドヴァイパー』は敵に突進して、ダメージを与えつつ大きく吹き飛ばす。他の突進系ヒーローアクションと比べタメ時間が短いが、欠点として突進距離が短めで、後隙が大きく外した時のリスクが高い。

タメ時間が短いため突進系HAの中で唯一安定して壁ハメ(壁と敵を挟み込むように突進することで延々とHAを当てる技術)ができ、下手な攻撃カードより火力を出せる。敵の僅かな隙をついてHAを叩き込む事が勝利の秘訣。


ヒーロースキル『ドラゴンインストール』は、約9秒のあいだ攻撃力、防御力を約12倍に強化する。ほとんどの相手を1撃で倒せるようになるが、効果が切れる際に約3.5秒のスタンが発生する。また、耐久面で強化されるのは防御だけなので、貫通攻撃にも注意が必要。


基本的には、全体的な攻撃性能の高さで相手を圧倒する動きができ、使いこなす事ができればとても爽快なヒーローである。しかし、耐久性能はアタッカーの中でも中の下程度であり、足も遅いため、取り回しが悪い。それらを理解しながら極めれば勝利を男らしく掴んでくれるだろう。


テイルズオブザレイズ

2021年8月のコラボイベント前編で加入。

魔鏡技は、「タイランレイブ」「ヘヴィモブセメタリー」


デスティニーチャイルド

2022年10月13日のアップデートのコラボイベントにてラムレザルミリアと共に追加された。特にソルはプレイアブルキャラクター以外にイベントボスとしても登場し、プレイヤーはドラゴンインストールによりギア化したソルと戦う事になる。ギア化したソルのキャラクタースキンもイベントアイテムとして手に入る。

ちなみにこのゲームは登場しているキャラクターのほとんどが女性であり、他作とのコラボでも男性主人公を差し置いてヒロインのみの実装が優先されていたため珍しい。

ゲーム内に温泉というコンテンツがある関係で上半身裸のセクシーLive2Dがある上、(流石にイラストに反映される訳ではないが)システム上装備品に性別の制限が無い為に女性物の下着やドレスを装備させられる事態になっている。

RiverCityGirls2

ソル(リバーシティガールズ2)

隠し要素として蔵土縁紗夢と共にストーリー二周目に登場。歯車を12個集めることで雇うことができ、ガンフレイムでアシストを行う。

デザインはSTRIVEをベースに若くヤンキー調にアレンジされており、アウトレイジMk.IIは持ち手がバットのようなアレンジになっている。



余談

  • 本名の「フレデリック=バルサラ」について、製作者インタビューではフレデリック=マーキュリーとされているが、流石にフレディ・マーキュリーそのまますぎたのか、小説版ではバルサラ姓になった。なおこれもフレディ・マーキュリーの本名であるファルーク・バルサラから取られている。
  • 没になった開発初期の設定ではフレデリック・マルキュリアスという名前の24歳。ギアという設定が固まってなかったのか、魔人という設定であり、一国の王になるため大会に参加しようとした。
  • 石渡氏へのインタビューによれば元々声優は山寺宏一氏をどうしてもキャスティングしたかったが、当時山寺氏は多くのアニメのメインキャラを務め始めた油の乗った時期でギャラが高かったために予算の都合で断念せざる終えず、他に任せるぐらいなら自分でやろうとなったが結果的に後悔することになったと語っている。
  • ぶるらじでは石渡太輔氏や中田譲治氏がゲスト出演した時にアバターとして用いられる。過去には猫耳を付けた描き下ろしイラストが画面に映された状況で、「にゃーん」となんとも悩ましい声を発したこともある。
  • 初代ではチップ=ザナフに「タバコをやってる奴には負けねぇ」と言われているように喫煙家だったが、Xrdではチップに「まだ禁煙は続けているか?」と問われている。これは裏設定として、かつてチップと賭け勝負をして負けたためである(書籍でのソースはなく、イベントでの石渡氏の解答による)。
  • 線が出るのを嫌うのでノーパンだった(なおソルがノーパンだった理由は産みの親である石渡氏がノーパンだったためらしい)。またXX SLASHの大会のトークイベントでは、XX時点でもまだソルはノーパンであり、カイはブリーフだと石渡氏は語っている。Xrd REV2のサイン会では、Xrdでは履いてると答えている。(これらの情報の多くはソースが確認できないファンイベントでの石渡氏の回答が人づてに伝わったものだという事を注記しておく。また主人公のパンツ事情という質問にも快く応じてくれた石渡氏の懐の深さも忘れないでおきたい)

※ソルがノーパンとする情報の最初の出処がどこなのかは、確認できていないため、情報を持っている方は編集していただきたい。


関連タグ

ギルティギア / ギルティギア2

フレデリック=バルサラ / 聖騎士団ソル

カイ=キスク / シン=キスク / ディズィー

ジャスティス / ヴァレンタイン / アリア / ジャック・オー / 「あの男」 / 飛鳥=R=クロイツ


ギアプロ組 フレデリック、アリア、「あの男」の3人組を指すタグ。のちに人類の生体強化を目的とした通称GEAR(ギア)計画に深く関わっている。


ラグナ=ザ=ブラッドエッジ 本シリーズと双璧を成すアークシステムワークス開発のゲーム『BLAZBLUE』の主人公繋がり。大雑把・ぶっきらぼうな性格のほか、バトルスタイルも徹底攻撃型かつ初心者向け設定など似ている部分も多い。一方でソルは賞金稼ぎで、ラグナは賞金首という、物語においての立場は全くの正反対でもある。

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