概要
ダイナマイトデュークは、1989年にセイブ開発が開発しテクモが販売した、アーケード用アクション&シューティングゲーム。ライフ制。
視点は疑似3Dによる3人称フロントビューであり、1988年にTADが開発した『カベール』より生じたジャンル「CABAL SHOOTER」に類されるが、同セイブ開発が1986年に開発した『エンパイアシティ:1931』を3人称にしたものと考える方が妥当かも知れない。
操作系は8方向レバーにショットボタンとパンチボタン、キックボタンを使う。
ショットボタンはカーソルを合わせた場所を銃撃するもので、パンチとキックは接近してきたザコ敵やラウンドボスに対して使用する。
レバーを奥に倒してパンチを押すとアッパーカット、キックだとジャンプキックが放て、パンチボタン長押しでパワーをフルに溜めると強力なダイナマイトパンチが放てる（ボムのようなもので回数制限があり、アイテムで回数を補充）。
基本は強制による右スクロールだが、ボス戦のみ任意での横スクロールによるタイマン勝負になり、ボスもライフ制になる。
移植は1990年にX68000とメガドライブに、1991年にマスターシステム（海外のみ発売）に移植されている。先にセガの次世代機の方へ移植されている理由は不明。
