概要
KGN.001
元は発電所へ見学にきた子供達を案内するロボットとして働いていたが、キングによって戦闘用に改造され、強力な発電機を組み込まれた。しかし無理な改造に耐え切れず、常に電流を撒き散らしている危険なロボットになってしまったため、人々から敬遠され、疑り深く人付き合いが嫌いな性格になった。それゆえか無理な改造を後悔している。ただし、正直な性格なのは変わっていない模様。
その強力な発電機を最大活用して画面全域に高圧電流を発生させる特殊武器「ライトニングボルト」のほか、時間差でこちらに向かって飛ぶ電撃弾や、3段階の高度で飛ぶ帯電した発電機などを発射してくる。
また、HPが半分以下になると天井から充電器を呼び出してHPを回復する。
ロックマンシリーズのボス史上初の直接的な回復技使いである。（回復する速度は速くはないが、充電器を破壊しない限り最大まで回復し続ける。）
フォルテは上撃ちで良いが、ロックマンはコピービジョンやアイスウォールなどで素早く破壊する必要がある。
原案者は有賀ヒトシ。
弱点武器は一応コピービジョンだが、ダメージはそこまで大きくない上に専用ダメージモーションなども無い（つまり、弱点攻撃でもダイナモマンの行動を強制中断させられない）。
これらのことから、おそらく今作の8ボスの中で最強と思われる（おそらく歴代でも最強クラス）。その強さに加え、最弱のコールドマンから倒すと順番が最後になるため、多くのプレイヤーに最後の関門として立ち塞がるボスとなる。
ライトニングボルトはダイナモマンが身に纏った雷球を打ち上げた数の分だけ繰り出すが、雷球自体は攻撃することでこっちに飛んできてライトニングボルトの攻撃回数を減らし、最高で0にできる。この時にコピービジョンが雷球を全て吸ってくれる。
他にも誘導電撃弾を全て引きつけてくれたり、分担してミニ発電機の弾幕を破壊したりと、どちらかと言えば防御面で役立つ印象。
ちなみに撃破すると、頭部のガラス状カバーが砕け散る演出がある。これは原案者である有賀ヒトシのアイデアとのこと。
また出月こーじによるコミカライズ版では、その少年型っぽい顔に似合わずチンピラじみたヒャッハー口調のキャラとして登場する。
入手できる特殊武器
ライトニングボルト
画面全体攻撃。ポーズを構え、画面内に連続で4回、高圧電流を放電させる。発動中はその場に留まり終了まで無敵になるため、緊急回避にも利用できる（一部の攻撃はこれでないと回避できないものがある）。一部のブロックを破壊可能で、攻撃中は暗い部屋全体を明るくすることが出来る。
非常に強力な画面全体攻撃であるが、燃費はかなり悪く、だいたい6回使用するとエネルギー切れになる。
これでも全体攻撃としては燃費はいいほうで、エナジーセイバーと併用すれば12回まで増やせたりする。ちょっとインチキくさい。
ただでさえ弱いコールドマンを、文字通り赤子の手を捻るより簡単にねじ伏せられる。
関連イラスト
関連タグ
ファラオマン：弱点武器だけでは足止めしかできずダメージを与えられない。
ダイナモ(ロックマン)：何故か名前が被ってしまっているが、全く関係はない。
プラグマン：容姿が似ている上に同じ電気系。
