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概要

2005年に部分的な化石がアメリカ・サウスダコタ州のヘル・クリーク累層から発掘され、2015年にダコタラプトル・スタイニと命名された。ダコタラプトルとは「ダコタの略奪者」を意味する。


それまでヘル・クリーク累層や同時期の北米大陸から発見されているドロマエオサウルス科ラプトル)の中では最大で、全長は5.5メートルとユタラプトルに匹敵する巨体を誇る。ただしがっしりとしたユタラプトルと比べると、ダコタラプトルはデイノニクスに似た華奢な体型をしており、軽快な動きでオルニトミモサウルス類テスケロサウルス等の俊敏な獲物を追い込んでいた可能性がある。


それまでの白亜紀末期の北米大陸の獣脚類層は、大型のティラノサウルスと小型のドロマエオサウルス科・トロオドン科しか確認されておらず、中型獣脚類のニッチはティラノサウルスの幼体が担っていると考えられていた。だがダコタラプトルの発見で、中型肉食恐竜もその生態系に存在していたことが証明された。


キメラ説

ダコタラプトルは複数系統の動物の化石からなるキメラである可能性がある。

ダコタラプトルの叉骨として報告されていた化石は実際にはスッポンの化石であり、爪はテリジノサウルス類オルニトミモサウルス類の、尾椎の一部はオルニトミモサウルス類の可能性が示唆されている。


確かに一部にはドロマエオサウルス科の化石もあったが、これもダコタラプトルの属としての妥当性を保証するものではないといわれている。


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獣脚類 ドロマエオサウルス科

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