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チョウゾメモリー

ちょうぞめもりー

チョウゾメモリーとは『メトロイド サムスリターンズ』で閲覧できるギャラリーの一つである。

この項目はメトロイドサムスリターンズに纏わるネタバレが含まれています!!




















概要

メトロイドサムスリターンズでプレイ状況や条件を満たした際にアンロックされていくギャラリーモードの一項目で、過去のSR388での鳥人族達の出来事の記録と思われる絵物語である。

しかし解説文やセリフは無いため、それぞれの詳細は謎に包まれている。


1枚目


惑星SR388に宇宙船と共に鳥人族の調査隊と思われる集団が降り立つ光景。


2枚目


惑星内部に侵入し調査を開始しだした鳥人族達。

ここでナードからSR388のエネルギーであるエイオンを採取し、それを研究している事がわかる。


3枚目


より深く入る為の土木作業を始めるのか掘削メカの投入をする鳥人族達。あのディガーノートの姿も。


4枚目


謎の浮遊体を発見し、その浮遊体が原生生物にとりつき醜悪なものに変化する様を目撃する鳥人族達。


5枚目


謎の浮遊体の危険性に対抗する為、生物兵器としてメトロイドを創造した鳥人族。


6枚目


浮遊体とそれによって変貌した生物の駆除を始めるメトロイド。


7枚目


浮遊体の脅威が去り、計画を続行しだしたと思われる鳥人族達。


8枚目


今度はメトロイドが成長を始めだし、本編に登場した形態に次々に変貌。

生物兵器における制御不能の危険を目の当たりにした鳥人族達と思われる。


9枚目


駆除が無理だったのか本編で登場した紫の溶解液でエリアを満たす封印システムを作る鳥人族達。

これにより、今まで開拓していた場所を放棄する事になり、鳥人族はSR388から離れる事になった。


10枚目


その後指導者と思われる鳥人と甲冑の様なものを纏った鳥人が対面している光景。









ここで10枚全てをアンロックした後に突如10枚目が血に染まったかのような赤い滲みのエフェクトがかかり(この時、下画面の「10/10」の表示がおかしくなり「2d/10」になる)、衝撃の11枚目が出現する。








11枚目


甲冑の鳥人が兵士を統率し反旗を翻したかのような赤い光景。

甲冑の鳥人の右腕にはアームキャノンのようなものが煙を棚引かせている。

そして惑星SR388を調査していたと思われる鳥人族達が倒れている。

鳥人族達の間で何が起きたのだろうか…?


余談

サムスリターンズ発売後、メトロイドシリーズ開発に携わった坂本賀勇氏は、11枚目の絵を見てプレイヤー達がどのように解釈・推理しているのか気になっているというお知らせメールを送信していた。

すなわち、11枚目のイラストが何を示しているのかは、プレイヤー達の想像に委ねている形としての存在であった。


また、本来鳥人族は他者を傷付けようとすると精神と肉体に負荷がかかるプロテクトをされているはずである。しかし、サムスのパワードスーツもしかり、かなり高度な科学力を持ち、老いる前は戦闘能力が高い種族である。

そんな彼らが精神プロテクトを掛けてまで他人を傷付けるのを嫌ったのにも、銀河連邦軍に対して過激派に警戒して情報を秘匿にするのにも、何か複雑な理由がある可能性を感じる。


もしかしたら、かつての鳥人族には、好戦的な過激派がいたのであろうか?そんな疑惑が浮上したのである。


また、新作「メトロイド ドレッド」の初報PVに一瞬だけ出てきたり、ムービーに登場する謎の壁画にも甲冑の戦士と率いる兵士らしきものが描かれていた。


そして第2弾PVではとうとうサムスの前にあの甲冑の戦士が現れ、激闘を繰り広げる事態に…謎に包まれていた甲冑の戦士が何者なのか明かされる日が来たのである。





【注意】ここから先はメトロイドドレッドのネタバレが含まれます


























メトロイドドレッドにて、チョウゾメモリーの真相が明かされる事になる。


鳥人族は一枚岩ではなく、2種類の民族がいた。穏健なソウハ族と武闘派なマオキン族である。

クワイエットローブを始めとするソウハ族はSR388の開拓を勧めていく内に、寄生生物Xの存在に気づき、それに対抗するためメトロイドを産み出した。ソウハ族には自分達が産み出したメトロイドをコントロールする力を持っており、ソウハ族はメトロイドを操ってXの駆除に成功する。

ところが、SR388の環境下でメトロイドが進化し、ソウハ族のコントロールを受け付けなくなる。メトロイドの暴走に危険を感じたソウハ族は、マオキン族の協力を得てメトロイドの封印に成功したのである。そして、メトロイドが銀河社会の危険になると判断したクワイエットローブ達は、マオキン族の長であるレイヴンビークと会談し、SR388ごとメトロイドを根滅する事を提案する。


死を運ぶ鳥


……しかし、レイヴンビークはメトロイドをある事に使おうと企んでいた。メトロイドを生物兵器として利用し、銀河社会を支配しようと企んだレイヴンビークは、その場にいたソウハ族を皆殺しにし、メトロイドのコントロールのためにクワイエットローブのみを生かして軟禁したのである。


「2d/10」の惨禍は、まさしくこの男の邪悪な野心によって引き起こされたのであった。


そして、レイヴンビークはマオキン族の兵士達を連れて母星であるZDRに帰還し、メトロイドをSR388から移送する計画を進めていた。


だが、ある事件でそれは中断せざるを得なかった。SR388から帰還した兵士の1人が擬態したXだったのだ。兵士を全員失うも辛くもXを封印する事に成功したレイヴンビークは、未だにメトロイドによる銀河の支配を諦めず、ロボット鳥人兵士を製造し、メトロイド移送計画の再開を目論んでいた。

ところが、悪い事は重なるもので、不運にもそれと同時期にサムス・アランによってSR388のメトロイドは殲滅され、その後も幾多の事件を経て、メトロイドの存在が宇宙から消滅し、今度こそレイヴンビークの計画が頓挫したかに思えた……。


たった1つの例外から、レイヴンビークの野心が再燃するまでは。



【警告】ここから先は、『メトロイドドレッド』のチョウゾメモリーに関するネタバレが含まれます。
























メトロイドドレッドにはオマケ要素として『チョウゾアーカイブ』が存在し、各エリアのアイテム収集率が100%になるとイラストが解禁される。


こちらは過去の惑星ZDRにおけるマオキン族の出来事が描かれている。こちらにも解説文は一切記載されておらず、各々の閲覧者の想像に委ねられている。

チョウゾメモリーと違って「対応したエリアで過去に起こった出来事」を描いているため、時系列はバラバラである


なお、このイラストのタッチは絵画調だった「サムスリターンズ」とはまた違うアニメ調のタッチで描かれている。



1枚目(アルタリア)

半壊したE.M.M.I.-01Pの前に佇むレイヴンビーク。

01Pがボロボロだったのは彼の仕業であり、銀河で最も硬い金属を容易く粉砕する彼の戦闘力が窺える。

そして、この01PからE.M.M.I.の機能や構造などを分析したのだと思われる。


2枚目(カタリス)

マオキン族の兵士達がクレイドを拘束している。

少なくとも、このイラストはSR388の惨劇より前の出来事と思われる


3枚目(ダイロン)

コルピウスの研究を行っているクワイエットローブ。

ダイロンのアーカイブである事から推測するに、このコルピウスが実験体Z-57号なのだろうか?


4枚目(バルエニア)

なんらかの理由での処刑執行の様子が描かれている。

身包みを剥がされ後手に拘束された鳥人族が、化け物が口を開ける水槽の中に叩き落されようとしている。

処刑される鳥人族は彼らにある掟か何かに背いた反乱分子なのかは不明。


5枚目(ガヴォラン)

ガヴォランにて、コルピウスを狩る半裸で傷だらけのマオキン族の戦士。

数人の鳥人兵士が見届けてる様子から、一人前になるための試練だろうか?


6枚目(エルン)

SR388から帰還した兵士の1人がXとしての本性を表し、それを見たレイヴンビークは静かにアームキャノンをチャージする。


7枚目(フェーレニア)

鹵獲したE.M.M.I.をサムスが持つメトロイドのDNAを狙うように再プログラミングするレイヴンビークと、逆らえず渋々と従うクワイエットローブ。


8枚目(ハヌビア)

豪雨が降りしきるハヌビアにて。高台に立って旗を持つエリート鳥人兵士、それを見上げる沢山の鳥人兵士達、そして背景の建物の上に立つ、外套を纏った者が描かれている。上空には航過飛行をしていると考えられる三機の航空機が存在し、恐らくは、何らかの式典の最中であると思われる。


そして、8枚全てが解放されると、ある特別なイラストが解禁される。

全てのアイテムをコンプリートした果てに何が待つのか、それは貴方自身の目で確認してほしい。

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