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「北に長く囚われ、故郷に戻ることさえ叶わなかったこの私を、今更連れて行く気?――そう。お前についていってこの世界を見てみようか」

「待つことに慣れてしまうと、待っていたものの価値が失われる」


CV.田中敦子


概要

擬人化STG「アズールレーン」に登場するドイツ海軍の戦艦「ティルピッツ」の擬人化。

レッドアクシズ・鉄血所属。SSレアの戦艦。大陸表記では「提尔比茨


日本語版でもイベント「鏡写されし異色」開催とともに先行実装がなされた。

入手手段はPT素子ポイント交換(必要ポイントは8000)。中国語版ではイベント海域のB4とD4でドロップ可能であったが、日本語版ではできない。


キャラクター像

ビスマルクの妹。しかし姉のことはおぼろげにしか覚えていない。

他国牽制の戦略のため、北方の地におかれていた。『アズールレーン』の物語の開幕のきっかけとなるライン演習作戦は史実においては1941年のことであるが、1942年以降の度重なるイギリス(ロイヤルに相当)からの襲撃がアズレン世界では起こっていないのか「安全な場所から戦場を眺める、「残酷」という言葉以外何も言えないこの感触、分かるか?」「戦略目的か……砲塔を艤装したのに、それが弾薬を撃つためにあるわけではない…皮肉だと思わないか?」という発言をする。

ある意味セイレーンの出現によって史実とは異なる方向を歩んだアズレン世界史を物語る存在となっている。発言内容は全体的に暗め。


北方においては人とのつながりも控えていたようで、冷静沈着な顔の下に孤独を抱えていた。しかし指揮官と出会い、運命を共にするなかで凍り付いた心が少しずつ解けていく。後に実装されたキャラクターストーリーでは指揮官だけではなくアズールレーンの仲間たちの熱も受けた事で、無意識に仲間を大事にする人思いのお姉さんのような一面を見せるようになる。元々指揮官に対して気遣うセリフは多く、元々人と関わる事が嫌な性分ではなかったのだろう。


ちなみに、指揮官のセクハラには「あとでどう料理してやろうか……」と制裁もしくはやり返す気満々の台詞を言う。


容姿

アズレン⑬

白を基調とした軍服と帽子を着ており、銀色の髪と瞳を持つ。鉄血特有の生物的な外見の艤装に魚雷発射管が付いてること、鉄血の国旗を手にしていることが特徴。

ビスマルク級戦艦である事から艤装はビスマルクに似た部分が多いが、本人は服装や髪色などかなり違いが多い。


北宅与企业

エンタープライズとよく似ており、特にSDキャラはそっくり。髪型と目の色と艤装、カードでは向いている方向で見分けられる。瞳が水色で髪が短いのがティルピッツ、瞳が紫色で髪が長いのがエンタープライズ


センシティブな作品

2018年8月9日のメンテナンスにてショップに着せ替え衣装「氷溶ける夏」が8月19日まで期間限定で販売される。

指揮官待望の水着であり、髪の形状がよく分かるため、エンタープライズとの区別が容易になった。Live2D対応衣装であり、カモメを腕に留めたり缶ジュースを取り出してストローで優雅に飲んだりする(もちろん揺れる)。足元に流氷がまだ残ってるが、寒くないのだろうか?

衣装の告知自体は6月25日にされていたが、実装まで1月以上も待たされることとなり、やきもきする指揮官も多かった。だが、待たされた分以上の完成度である。


性能

エンタープライズフッドと共に最強格の艦艇として名が挙がる。

耐久、攻守、いずれも申し分なく、その火力は戦艦随一。

現在は開発計画などで強力なSSR以上の戦艦も増えてきて初期のような一強状態ではなくなったが、単体で仕事ができる完成された戦艦であるのは変わらず、非常に高い使い勝手を誇る。



  • 「孤独なる北の女王」

同じ艦隊に他の戦艦・巡洋戦艦が一隻も編成されていない場合、ティルピッツが与えるダメージを10%(最大30%)アップさせる。


編成に制限がかかる代わりに、ティルピッツの火力が底上げされるスキル。

編成の幅は狭まるが、それを補って余りある戦闘能力を彼女に与える。

ちなみに「巡洋戦艦」はアウトだが「航空戦艦」は一緒に編成してもスキル発動を阻害しない。

このスキルは主砲・副砲・スキルによる魚雷(下記)全てに効果があり、元々のSSRゆえのステータスの高さにこのスキルが乗るため、他の戦艦における確率発動の1回限りのバフが常に乗っているかのような威力の砲撃を連発する。

また、このスキルは火力や雷装などのステータスバフではなく「最終ダメージ」を直接増加させるため、「弾薬切れ補正(弾薬が0になるとダメージ50%ダウン)」の後に加算でかかる。

つまり、通常だと単純に火力5割減になるところ、ティルピッツのみ「100%-50%+30%=80%」と、弾薬が切れても2割しか火力が下がらない。編成で戦艦単騎になりやすいという事も加え、連戦になる道中の露払い艦隊の旗艦としてこの上なく使い勝手が良い。

なお、専用の特殊装備である『孤独の女王の旗』を装備した場合は『主力艦隊に鉄血陣営以外の戦艦・巡洋戦艦が存在しない場合ティルピッツ自身の与ダメージがアップする』に挙動が変化する。これによりビスマルクと同時編成していた場合、ビスマルク側のスキルのサブ効果も相まって常時与ダメージが最大70%アップするという火力面の大幅強化が可能となった。


現在は長門など他陣営も陣営統一編成を有効にするキャラが揃ってきているのであまり見られなくなったが、長門の実装前はティルピッツ+赤城加賀等という編成も良く見られた。


  • 「磁気魚雷」

35秒(最短15秒)毎に、敵を追尾する魚雷を4発発射する。威力はスキルレベルで変わる。


戦艦でありながら魚雷を発射する。

似たようなスキルは同じ鉄血戦艦であるシャルンホルストグナイゼナウも持っているが、ティルピッツのものは発射数が多い上に誘導付き。


後衛である主力に編成される戦艦から発射されるためかなり遠くからの発射になるが、その分長射程…というか明らかに前衛艦が放つ魚雷より射程が長く、演習だと相手主力にまで到達するほど。

装備スロットに魚雷が無いため雷装値を上乗せできず威力を強化できないが、スキルレベルを最大にすれば中々の威力がある。演習などで敵対した際、駆逐など魚雷を飛ばすような相手もおらず、艦載機が飛んでもいない状況で突然の死を迎えた味方がいた場合、この魚雷によるものである可能性が高い。そのレベルで強い

誘導性能自体も前衛の磁気魚雷よりもやけに高性能で、位置関係によっては「一旦曲がった魚雷がS字にカーブして戻ってくる」なんてことさえあり得る。

ここまでの誘導性能でありながら雷速はかなりゆっくりで長時間画面に停滞するため、元々ある副砲も合わせ、突っ込んでくる自爆ボートの迎撃性能が非常に高い。




姉のビスマルクと同時編成した場合、ビスマルクは戦艦なので「孤独なる北の女王」は発動しなくなってしまうが、ビスマルクの持つ第三スキル『鉄血艦隊の指導者』によってティルピッツに対して個別で与ダメージ最大40%アップのバフが乗るため、戦艦と同時編成できない弱点が実質的に克服される。

この状態でビスマルクが戦闘不能になるなどして戦艦が彼女一人になった場合は『孤高なる冬の女王』が追加発動し、姉の死にブチギレたとでもいうべく与ダメージ最大70%アップという前代未聞の数値を叩き出す。これが姉妹愛の力か。


逆に同じ鉄血戦艦のフリードリヒ・デア・グローセとはかなり相性が悪い。

同じ戦艦で「孤独なる北の女王」を阻害しそれをカバーするようなバフを持っていないばかりか、ティルピッツの高い迎撃能力のせいで「自身がダメージを受けるか一定距離内に敵艦が接近した時」に発動する特殊弾幕スキル『破壊のSinfonie』の発動を阻害してしまい、互いに互いの足を引っ張ってしまう。

公式ストーリーで仲が悪いような様子は特に描写されていないが、同時編成するとFDGが「私の指揮では貴方の力が十分発揮できないかしら」と発言するのは、この露骨な相性の悪さを意識したものだろう。



関連イラスト

センシティブな作品urara 提尔比兹


関連タグ

アズールレーン 鉄血(アズールレーン) 戦艦 ビスマルク級戦艦 ティルピッツ


ヴィクトリアス……ロイヤル所属の空母にしてティルピッツの押しかけ友達。前世の因縁などからティルピッツは余り相手をしたくはないようだが、相手をし無さ過ぎると遊びたくて部屋を爆撃しようとする。本当に友達と思ってるのか?


ヴィクティル……あるいはヴィク・ティル。ヴィクトリアスとティルピッツのカップリングタブ。馴れ初めは「タングステン作戦」(ゲーム内イベント“凛冽なりし冬の王冠”のモデルとなった戦役)でボコられた事がきっかけ。

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