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ディメーン

でぃめーん

ディメーンとは、『スーパーペーパーマリオ』に登場するキャラクターである。「ザ・伯爵ズ」における幹部の1人。
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概要

ノワール伯爵の部下で、通称「みわくの道化師 ディメーン」。その通称のように道化師のような容姿をしており、常に不敵な笑みを浮かべている。テーマ曲は通称と同じで、戦闘曲は「イッツァ ショータ~~イム!」である。

名前の由来は恐らく「次元」を意味する「ディメンション」。英語版での名称は「Dimentio(ディメンティオ)」。

様々な魔法が使える「魔法使い」であり、特に次元魔法や分身、爆発する結界といった攻撃を得意とする。

去り際や決めどきにフランス語を交じらせる(アデュー,オ・ルヴォアール,ボン・ボヤージュなど。英語版ではこれらは全て「ciao!(チャオ!)」に変わっている)、他者を惑わす掴み所のない言動が特徴。「んっふっふ」と笑いつつもペーパーマリオ特有の黒い発言が多い。


また、他のキャラクターをニックネームで呼ぶ特徴を持つ。

勇者側であるマリオは「ヒゲヒケくん」か「ムッシュ・ヒゲヒ~ゲ」、ピーチ姫は「マドモアゼル・ピーチ」、クッパは「トゲトゲくん」か「ムッシュ・トゲト~ゲ」、ルイージは「ルイルイくん」と呼んでいる。

一方のザ・伯爵ズはというと、ノワール伯爵は「伯爵さま」(素では「伯爵」)、ドドンタスは「ドドンタくん」、ミスターLは「エリリン」、マネーラナスタシアは呼び捨てであった。

ただし、最終面において「マリオ」や「ルイージ」と呼び捨てにしていることから、ドドンタスとは違って、本名をちゃんと認識しているようだ。


ステージ1-4『いせきとカイブツ』で初登場。その時に「あっさり目的を果たしちゃったらつまらないだろう?」と言ってズンババを狂わせた。


ステージ3-3『のぼって!のぼって!えんやこら』ではあらゆるステータスが256倍に跳ね上がる「ディメーン空間」を用意してマリオ達に勝負を挑むが、同じ空間にいるために両者のステータスが256倍になっていたので、全く意味をなさなかったというドジを踏む(ただし後述の正体から「演技だったのでは?」と考えているプレイヤーもいる)。


ステージ5ではドドンタスに洗脳効果のある「あやしげなはっぱ」を植えつけ、彼を操っている。


崩壊したステージ6では、マリオ達に敗北したミスターLを結界で爆破してアンダーランドへ送っている。その後、ハザマタウンへと戻ってきたマリオ達のことも、立て続けに結界で爆破してアンダーランドやスカイランドへと送っている。


8-3では各地に逃げ続けた後、ルイージとの因縁の対決となる。戦闘後は彼と共に結界で自爆したと思われたが……。


戦闘ではおもに魔法弾をとばしたり、結界を張って爆破する攻撃をしてくる。また、HPが少なくなってくると分身してこちらを惑わせてくる(分身には当たり判定がない)。


ちなみに、ディメーンとの戦闘前に「伯爵を倒すために協力してくれ」と言われるが、ここで「はい」と答え続けると…


伯爵の部下であるが、さりげなくマリオ達を試すような行動や、冒険の手助けをしていたりと、彼の行動には謎が多い。ドリンクバーの話によると「彼が一体何者で、どこから来たのか誰も知らない」らしく、まさに謎の人物である。また、彼自ら伯爵に仲間にするよう持ちかけたらしい。伯爵は1度その申し出をはねのけたものの、「黒のヨゲン書」に彼らしき人物が書かれているのを発見し、結局は仲間にすることにしたようである。


その正体とは?

※以下、『スーパーペーパーマリオ』の重大なネタバレがある為閲覧注意。















実は真の黒幕ともいうべき存在であり、本作のラスボスでもある。

伯爵やマリオ達を利用し、コントンのラブパワーを使って「新世界の王になろうと目論んでいた。


目的のためなら非情な行為も厭わない腹黒冷酷な精神の持ち主。作中でピーチ姫を暗黒城からハザマタウンへワープさせたり、マリオ達を不意打ちで始末すると見せかけて、「壊れて石になってしまったピュアハート」を修理することができる閻魔ジャーデスのいるアンダーランドへマリオをワープさせるなどの援助行為をしていたが、それらはすべて彼の策略でありマリオ達を利用していただけにすぎなかった。

マリオ達に伯爵を倒してもらい、その後コントンのラブパワーを奪うという算段である。


上記の伯爵を倒す為の協力の取引については、マリオとルイージに「伯爵を倒す力」の他にも「スーパースペシャルカード」や「自伝小説『ボンジュ~ル世界征服』(ディメーンのサイン付き)」をプレゼントするという甘言で乗せ、アンナが二人を見限り何処かへ姿を消した後(恐らくは二人を仲間にした後に裏切られて自分自身が逆に倒されると言ったリスクを排除する為に)上記の「あやしげなはっぱ」を植えつけ洗脳させて自身の奴隷改造し利用していた事から、疑り深く狡猾で打算的な面もある(正解の選択肢を選んだ、またはアンナの制止で思い止まった際は「伯爵からコントンのラブパワーを奪えばその力で世界を支配できるんだよ?ボクの味方になっておけば君達の未来もバラ色さ」と自身の計画を明言した事で、このまま協力すれば世界にとっての脅威が伯爵からディメーンに変わるだけと察したマリオとルイージは拒否する姿勢に変わり、ディメーンは「時間の無駄だったね。じゃあさっさと死んでくれるかい?」とアッサリ掌を返しストーリーは進む)。


ルイージミスターL」である事を知っていた他、彼がヨゲン書のミドリのオトコであることも知っていた模様。暗黒城では先述の結界による自爆の際、ルイージに対してドドンタスに生やしたものと同じ「あやしげなはっぱ」を植えつけ一旦マリオ達のもとへ返し、ノワール伯爵がやられたあとに洗脳する。

その後「コントンのラブパワー」とその雛形となった「ミドリのオトコ」ことルイージと融合し、スーパーディメーンとなる。

その時の戦闘BGMである「サイコーのショー」は彼らしくエキセントリックな曲調から人気が高い。


結局彼の望む世界がどんなものか、彼の正体が一体何者だったのかは、最後まで明かされることはなかった。

ただドリンクバーで最後に聞けるクイーンフェアリンの話で事故で亡くなったとされる大魔法使いの息子が実は奇跡的に生きていたという説があるという。それが本当だとすると、彼の実年齢は3000歳以上ということになるが…。

その大魔法使いの血を受け継いだ彼はどうなったのか?幸せになれたのか?もしかすると……。


やっていること自体はマリオキャラの中では、バツガルフマジョリン達やゲドンコ星人SSカンパニーと肩を並べられるぐらい悪辣だが、謎の多さと独特な口調などから不思議と悪辣な感じがしない。


漫画では

漫画スーパーマリオくんでも度々登場。ズンババ戦では原作通り回路を狂わせ、ズンババが倒されると意味深なセリフを言って一旦引き下がる。その後最終話(38巻)にて唐突に本性を現しラスボスとして立ちはだかる。改心しかけた伯爵をスーパーディメーンとなって踏み潰し、マリオたちを圧倒的な力で痛めつける。しかしマリオたちの怒りがピュアハートを復活させ、無敵となったマリオ、クッパ、ピーチ姫の総攻撃により消滅した。わずか4ページの戦闘シーンだが一切ギャグ要素のない「悪役」のまま退場するという、著作のキャラクターとして異色の扱いとなった。


台詞

「フフフ…キミはボクだけのものだ…ルイージ!」

「そうかい、そうかい…。時間のムダだったね。じゃあさっさと死んでくれるかい?」

「さあ…サイコーのショーの始まりだ!」

「じゃあ、そろそろ始めようか?ボクが全てを手に入れ…新世界の王になるための戦いを!」


関連イラスト

/びやあぁぁあん!\ちびキャラ強化月間その3「ディメーン」

1番好きな版権キャラディメーン


関連動画

「みわくの道化師 ディメーン」


「イッツァ ショータ~~イム!(ディメーン戦BGM)」


関連タグ

スーパーペーパーマリオ ザ・伯爵ズ ルイージ

道化師 ピエロ 黒幕 ラスボス

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