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デストリア級航宙重巡洋艦

ですとりあきゅうこうちゅうじゅうじゅんようかん

『宇宙戦艦ヤマト』に登場したガミラス帝国のデストロイヤー艦をリメイクしたもの。駆逐艦から重巡洋艦にランクアップを果たしている。艦隊の主力を務めている。
目次 [非表示]

概要

オリジナル版における『駆逐型デストロイヤー艦』であり、リメイク版『宇宙戦艦ヤマト2199』では、デストリア級航宙重巡洋艦(二等航宙装甲艦)として艦級を与えられたと同時に重巡洋艦として再登場している。続編の宇宙戦艦ヤマト2202宇宙戦艦ヤマト2205にも登場する。


オリジナルに比べて重厚感が増しており、全長も270mクラスと地球規準で言う戦艦の域に入る大きさになった。この事から、地球では戦艦と識別される艦艇で、事実、地球の戦艦『キリシマ』を上回る規模である。


ガミラス艦隊の主力艦艇として多数が配備されており、小規模クラスの部隊では旗艦として配備されることもある様子(木星の浮遊大陸基地の部隊が例)。武装もオリジナル譲りだが、側面の三連装砲においては、オリジナルの様に砲身の先端で一体化せず、3本それぞれが独立しているのが特徴。


スペック

デストリア級航宙重巡洋艦(二等航宙装甲艦)

航宙重巡洋艦 デストリア級

  • 全長、270m
  • 全幅、63m
  • 全高、68m
  • 主機、ゲシュタム・ドライブ×1基
  • 武装

・330mm三連装陽電子ビーム砲塔×4基(艦上3基、艦底1基)

・280mm三連装陽電子カノン砲×4基(両舷)

・魚雷発射管×4門(艦首下面)

性能

ガミラス帝国の重巡洋艦であり、分類上は二等航宙装甲艦と呼ばれている。地球からは戦艦として分類されるほどの規模で、その攻撃力は地球艦隊にとっても恐るべきものであろう。


攻撃性能において、本艦はオリジナル版よりも1基減って8基24門のビーム砲を有しているが、重巡クラスにしてはやはり重武装である事には変わりはない。(と言うかガイデロール級戦艦の17門より多い)一撃で地球の村雨型宇宙巡洋艦磯風型突撃宇宙駆逐艦を撃破できるだけの火力を誇っている。


防御性能において、国連宇宙海軍の地球艦艇には有効的だったが、ヤマトに対しては貧弱な防御になってしまった感がある。とはいえ、口径が48㎝と凶悪的な大きさなので、受け止められるとも思えない。また、味方艦の砲撃による誤射でもあっさり沈んでいる事が多い。


航行性能において、重巡クラスといえども高度な機動性能を有している。


経歴

2199

ガミラス航宙艦隊の主力として活躍している。冥王星海戦では7隻登場し、国連宇宙海軍最後の第1艦隊に対して猛威を振るい、壊滅に追いやった。はたまた小マゼランでも、ガトランティス帝国軍相手に機動性を生かした戦闘で奮戦し、撃退するのに一役買っている。

だが、ヤマトが登場してからと言うもの、ビーム兵器が通じにくくなり、さらには凶悪極まるショックカノンの応酬によって一撃で撃破される艦が続出している。特に木星の補給基地にて遭遇した際には、侮っていたこともあって艦が真っ二つにされてしまった。


その後のカレル163海戦でも、艦首のど真ん中に付きたてられたり大きく抉られたりと、その威力の違いをまざまざと見せつけられている。とはいえ、巡洋艦対戦艦との戦いである。これで真っ当に撃ちあえと言うのが無理であろう。


親衛隊の艦隊にも多数配備されていた。ガミラス帝星を防衛するうえでヤマトを追撃、都市上空で砲撃戦を行うという暴挙に出た。しかし勢い止まらぬヤマトに対して、進路先に回り込み自らが壁になると言う行為に出たものの、某海賊船のような体当たり攻撃によって撃破されている。


もっとも先述のようにヤマト相手にやられ役も多かったが、カレル163、バラン星観艦式での戦いで波動防御の切れたヤマトに被害を与えたのも本級であり、それなりの活躍の場は与えられている。


星巡る方舟

劇場版『星巡る方舟』にも登場している。ケルカピア級航宙高速巡洋艦クリピテラ級航宙駆逐艦と同じく、ダズル迷彩型でバシブ・バンデベル艦隊の一角として行動していた。しかし、ゴラン・ダガームの指揮するガトランティス艦隊の火焔直撃砲によって全滅してしまった。中には、艦中央を火焔直撃砲の周囲にある小さなエネルギー弾によって貫通され、そのまま航行不能になって駆逐艦と激突する艦もあった。


第8警務艦隊にも数隻登場し、惑星シャンブロウでガトランティスと戦った。ただしあまり目立ってはおらず、砲撃戦の最中において撃沈している姿が確認でき、それ以降には姿が見られない事からも、早々に全滅していた可能性が高い(多数がクリピテラ級ということもあるが)。


2202

続編の2202にも登場。冒頭の八番浮遊大陸奪還作戦にもガミラス艦隊の主力として多数が参戦している。更に地球の時間断層の工場でも生産されている模様。3章では地球に向かう定期便としてデストリア級2隻が登場している。4章からは親衛隊カラー塗装の艦も登場している。6章での火星沖海戦ではガミラス艦隊の殆どがケルカピア級だった為登場していないが、地球沖で行われた都市帝国戦では他のガミラス艦と共に参戦。激戦により中には自滅型攻撃艦イーターⅠに艦体を貫通されているものもあった。


2205

2205にも引き続き登場。クリピテラ級と共にデスラー艦体の主力として冒頭ではガルマン星に駐留していたボラー連邦艦体に奇襲を仕掛けた。デスラー艦隊には通常カラーと親衛隊カラーが入り混じっている。ガミラス星にデザリアムハンマーが襲来した際には両舷の280ミリ陽電子カノン砲塔で破壊しようと出撃していた(無効化されてしまったが)。旧作の新たなる旅立ちではデストロイヤー艦(旧作におけるデストリア)は激戦の末に中盤で全滅してしまったが、本作では多数の損害を出しながらも終盤まで戦闘に参加、ちゃんと生き残った艦もいる。


カラーリング

☆彡ガミ艦プラキット1 デストリア☆彡 

デストリア級こと、オリジナル版デストロイヤー艦はモスグリーン系統の配色が一般的であるが、制作当時において迷彩柄も検討されていたという。しかし作画作業の手間暇のかかる理由等で廃止された模様。

それを2199においては、発達したアニメーション技術により、迷彩柄のデストリア級を登場させる事に成功している。また、親衛隊バージョンとして、青色のカラーリングをしたデストリア級が出てきているのも、リメイク版の特徴の一つと言えるだろう。


関連タグ

宇宙戦艦ヤマト 宇宙戦艦ヤマト2199 ガミラス 駆逐型デストロイヤー艦

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