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デメジエール・ソンネン

でめじえーるそんねん

「機動戦士ガンダムMSIGLOO」第2話に登場するキャラクター。所属はジオン公国軍で、戦車教導団の教官を任されていたほどの実力を持つ戦車兵。階級は少佐。
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CV:天田益男

人物像

ジオン公国軍の歴戦の戦車兵であり、戦車教導団の教官を任されるほどの実力者。

搭乗機は試作モビルタンク・ヒルドルブ

劇中でも自尊心の強いキャディラック特務大尉が「尊敬していた」と語っているため、相当有能な人物だったのだろう。

しかし、モビルスーツへの転科適性試験に落ちた後に、若手の戦車兵が次々と転科していくのを見て自暴自棄になり、自堕落な生活を送っていた。


第603技術試験隊には、ヒルドルブのパイロットとして着任。

これは、今後の発展が見込まれないヒルドルブを、評価試験の名のもとに使いつぶすだけの作戦だったのだが、ソンネンは最期までこれを再起のチャンスと信じて疑わなかった。


モニク・キャディラックとは旧知の中で、彼女の教官を務めていたこともある。

それだけに、今のソンネンを見た彼女は酷く失望し、「負け犬」と罵った。

神経症患者であり、時折起きる発作を抑えるために「ドロップ」と称する薬を定期的に服用しなければならない。


劇中での活躍

ヒルドルブの評価試験で地球に降下し、鹵獲したザクⅡを運用する連邦軍のコマンド部隊『セモベンテ隊』と遭遇。

巧みな操縦と戦法で、ザクⅡ6機、61式戦車2両をヒルドルブ単機で圧倒し、それらを次々と撃破した。

しかし、全機撃破したと思い油断したところを、辛うじて生き残っていた敵隊長機に襲撃され、最期は相打ちとなり戦死した。


余談

セモベンテ隊との遭遇戦ではかなり不利な状況(予想外の遭遇、数的に不利、敵パイロットも優秀、ヒルドルブの射撃制御プログラムが不完全)にもかかわらず、ヒルドルブのタンク形態・モビル形態両方を使いこなして圧倒した。

ソンネンはヒルドルブの不採用評価を「不当だった」と主張しているが、実際のところ戦闘能力は申し分なくともコスト・整備・輸送・操縦難易度などに問題を抱えており、ジオン軍の事情を考えると不採用評価はやむなしという面もある。

劇中でもソンネンの技量に助けられた場面もあり、視聴者の間では「何故この男がMSの適性試験に落ちたのか」「不当だったのはヒルドルブではなくソンネンへの評価だったのでは」などの声が上がっている。


これらについてはファンの間で、


・宇宙空間での活動を含む三次元的な機動には対応できなかった。

・戦車とMSの操縦方法と感覚が違いすぎて適応できなかった。(ただしヒルドルブの操縦系はMSに近い)

・戦車兵の教官として留めておきたかった軍の上層部が無理矢理不合格にした。


などの説が唱えられている。


その他情報

アーケードゲーム・ガンダムエクストリームバーサスにおいてヒルドルブを駆り参戦。

癖のある機体だが、羽の生えたガンダム達を一方的に殴り倒せる超火力やトラウマになりかねない動きをする。TGSではヒルドルブとザク改のペアが優勝していた。

続編であるフルブーストでは弱体化がされたが、まだまだ戦える性能。

扱いにくいが究めればきっと応えてくれるだろう。


ゲーム『機動戦士ガンダム バトルオペレーション CodeFairy』においては既に故人だが、戦没後もそのまま投棄されていたヒルドルブの主砲を再利用した重MSを開発する計画が立ち上がった。ノイジー・フェアリー隊の手によって、彼の遺体も合わせて回収され、同隊のメンバーらによって弔われるシーンがある。

そしてヒルドルブの主砲を再利用したMS、ドム・ノーミーデスが完成。パイロットを務めるミア・ブリンクマン技術少尉が「あなたと、ヒルドルブの力をお借りします」と改めて祈りを捧げている。


関連項目

機動戦士ガンダム_MS_IGLOO

ヒルドルブ 戦車兵

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