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デュナスモン

でゅなすもん

デュナスモンとは、デジタルモンスターに登場するロイヤルナイツに属する究極体デジモン。
目次 [非表示]

概要

レベル究極体
タイプ聖騎士
属性データ
必殺技ドラゴンズロア、ブレス・オブ・ワイバーン
所属ロイヤルナイツ、ウィルスバスターズ

飛竜の力を持つロイヤルナイツの一員で、クロンデジゾイドの竜鎧を身にまとうデジモン

ロイヤルナイツの中でも特異な存在で、忠義心が強く自らが考える「正義」に見合った主君に絶対的な忠誠を誓い仕える。それがたとえ「悪」と呼ばれ存在でも自らが考える正義の為なら命も厭わない己の忠義を貫く。

武士道騎士道精神が強く、忠義と信義、礼儀を重んじ質実剛健な性格である。


名前の由来はDynamis(ギリシャ語で力)、Dynastie(ドイツ語で王朝)のどれかだと思われる。


デュナスモンX

X抗体を吸収し、ブルーデジゾイドで全身を構成したデュナスモン。全身が黒く鋭くなり翼も四枚に変わるなど、誰てめえとしか言いようがないほど原型が無くなっている。


必殺技

ドラゴンズロア

両手の宝玉からエネルギー弾を発射する。設定では十闘士と同じ属性を持つ。

超越形態は設定では十闘士5人分(現代究極体を遥かに超える戦闘力を持つ5体が1つになっている)の力を持つとされるにもかかわらず、『フロンティア』でカイゼルグレイモンを圧倒しているシーンがあるのは、この技を使えるだけの実力者だからであろうか。


名前の元ネタはおそらく『デジモンペンデュラムプログレス1.0 DRAGON'S ROAR』だと思われる…が、これは彼の初登場作ではない。


ブレス・オブ・ワイバーン

咆哮と共にエネルギーを巨大なドラゴンの形に生成して放つ最大の必殺技。


ドラゴンコライダー

ドラゴン型のオーラを複数生成し、大渦を発生させて温度爆発を起こす大技。

瞬間的に恒星のコアに匹敵する高温に達するほどの威力があるが、味方が巻き込まれる危険性を孕んでいる。


活躍

デジモンフロンティア

CV:三宅健太


ロイヤルナイツ

第38話から登場。ロードナイトモンと共にルーチェモン復活のため、選ばれし子供達の前に立ち塞がる。

ルーチェモンに忠実に従う反面、内心で不信感を抱いていたロードナイトモンとは違い、デュナスモンは終始ルーチェモンに従順だった。

バロモンは彼らロイヤルナイツ2人を「正しき心を持つはずのデジモン」と評しており(実際、ロイヤルナイツは本来の設定では「デジタルワールドの守護騎士」である)、彼らがデジタルワールドそのものを破滅させようとしていたことに驚いていた…が、彼ら2人は主君であるルーチェモンを復活させるためならば無辜なるデジモンたちを殺すことどころか、デジタルワールドそのものを破滅させることすら躊躇せず、次々とデジタルワールドのエリアを破壊してはそのエリアを構成するデジコード(データ)を回収していった。

第42話ではスワンモンが守護していた「はじまりの街」(劇中で死んだデジモンたちのデジタマが集まり、生まれ変わる場所)を襲撃。拓也から「ここを破壊されるとデジタマたちがどうなってしまうのかわかっているのか!」とその所業を非難されたが、それを意にも介さず「生まれてくるデジモンたちはコピーやクローンの方がいい。そのほうがルーチェモン様が支配しやすくなる」と言い放つなど、劇中では一貫して絶対悪として描写されていた。

劇中では主にカイゼルグレイモン(拓也)と戦い、幾度となく負かす圧倒的な力を見せ付けた。


デジタルワールドのデータを全て回収し残るは月のみとなった所で、47話にて月面での決戦に突入。しかし幾度の戦いの末に強くなったカイゼルグレイモンに圧倒されていたところ、相方のロードナイトモンはマグナガルルモン輝二)との戦闘に敗れて瀕死の重傷を負ってしまう。これに「一緒に人間世界に攻め入ると約束したのに…よくも我が同胞を!」と激怒したデュナスモンはカイゼルグレイモンを渾身の必殺技「ブレス・オブ・ワイバーン」で葬らんとするが、カイゼルグレイモンの必殺技「九頭龍陣」でワイバーンのオーラを一刀両断され敗北。デュナスモン自身も致命傷を負い、ロードナイトモン共々ルーチェモンにデータを吸収(ロード)された。


デジモンセイバーズ

CV:小嶋一成


第40話からロイヤルナイツの一員として登場。

当初は人間界で破壊活動を展開したが、後にオメガモンマグナモンデュークモンアルフォースブイドラモン達と共に、デジモンすらも見捨てようとしたイグドラシルに反旗を翻し、人間界とデジタルワールドの両方を救おうとするマサルたちに加勢した。結果的に彼らや、(いずれも同作で初登場した)クレニアムモンスレイプモンとともに最後まで生存することとなったが、過去作にも登場した生存メンバーで主人公経験がないデジモンは彼のみである。

デュナスモンが人間達と共闘した初めての作品であり、ここから悪の道を突き進む(ただしこれを除く)ロードナイトモンとは逆に、善にも悪にもなりうる彼自身のスタンスが書かれるようになった。


デジモンクロスウォーズ

漫画版に登場。ジュピターゾーンでの戦いに、ロードナイトモンやクレニアムモンドゥフトモンと共にクロスハートの援軍として参戦。その威力は瞬間的に恒星のコアほどの高温に達し、ロイヤルナイツ屈指といわれる秘奥技 「ドラゴンコライダー」をズィードミレニアモンに対し使用するが、逆にそのエネルギーごとズィードミレニアモンに吸収されてしまう。

その後ズィードミレニアモンが強制クロスオープンされたことにより解放され、タイキたちと共に脱出した。


アニメ版のパラレルストーリーとなるゲーム版・『デジモンストーリー超クロスウォーズ』では、武器デジモンの末裔であるスパーダモンの師匠という形で登場。どうやらクロスウォーズ関連の媒体に登場するデュナスモンはロードナイトモン同様、マトモな味方サイドになる傾向が多いようである。


ストーリー中ではステルスけいこくのコンデンサタワーのボスとして登場。かつては武器デジモンを率いてエルエストウゾーンを防衛していた英雄であり、武器デジモンの中で一番幼いスパーダモンを強くするべく各地のコンデンサタワーを巡らせ、巡礼を終えたスパーダモンに彼から預かっていたメモリーを返却し、最終試練と称してタイキたちに勝負を挑んだ。

しかし、かつて暴走した相棒を封印する際にデジコアに損傷を負ってしまった為、なんとかデータを維持している状態である為、ステルスけいこくを離れれば消滅してしまうという運命にあった。死に際にタイキを探していたベルゼブモンを呼び寄せて消滅した(実はタイキたちをエルエストウゾーンに呼び寄せたのは他でもないデュナスモンであり、その気になれば他のデジモンを呼び寄せることもできるという)。

武器デジモンのアルマモンが相棒であったとされ、このアルマモンはラスボスとしてクロスハートの前に立ちふさがる上に、第二形態としてバーストモードになる能力を持っている強敵。

状況次第では敵にも味方にもなるロイヤルナイツの一員であるデュナスモンが「天使が持てば世界を救い、悪魔が持てば世界を滅ぼす」という言い伝えのある武器デジモンを扱えたのは、この世界のデュナスモンの人徳が高かったが故なのだろう。


デジモンストーリーサイバースルゥース

CV:服巻浩司


ロイヤルナイツの一員として登場。ドゥフトモン「パラダイスロスト計画」に賛同し、現実世界の人間を滅ぼしに来た。秋葉原にてオメガモンがドゥフトモンに攻撃しようとした所に、割り込んで初登場。

オメガモン側にもデュークモンが参戦し、ドゥフトモンと共にその場は一時撤退をした。


主人ノキア、オメガモンが渋谷にてマグナモンと出会った際に再登場。マグナモンに人間を滅ぼすよう訴えるが、一掃されてしまう。主人公とマグナモンの共闘に敗れ撤退を余儀なくされる。


その後、ドゥフトモンがいる東京新都庁の30階に登場。自らがたとえ「悪」と映ろうとも、自分の歩んできた、信じてきた道を突き通すため再び主人公と戦う。

戦いの末に敗れるが自らが進んできた道に後悔はなく、笑いながら散っていった。


「騎士道とは!滅することと、見つけたりぃいいい!!ハハッ・・・ハハハハハハハハハハハーッ!」


デジモンリアライズ


デジモンフィーチャークエスト「プライドオブロイヤルナイツ」の主役に抜擢。ガンクゥモン主催のバトルロワイヤル「デュナス杯」に参戦する事となる。この大会名はガンクゥモンが勝手に付けた物でありデュナスモン本人は不本意であったようだがロイヤルナイツの名を冠した影響力は大きく強力なデジモンが集まる事となった。

バンチョー四大竜オリンポス十二神円卓の同胞等錚々たる参加者を下していき最終的にロードナイトモンとの一騎打ちに臨む。

この一騎打ちの決着は不明であるがポイント制の大会であったため数多くの猛者と戦ったデュナスモンが優勝して幕を閉じた。


進化元

カードゲームではミスティモンが進化前に据えられる事が殆どだが、次いでシルフィーモンから進化するという意外なルートもある。この為、デジモンリアライズではこの両者から進化するルートが実装されている。如何せん、ミスティモンがゲームでの登場機会に恵まれないからである。

順当に騎士からの連想でナイトモン、ドラゴン系という事でメタルグレイモンデジモンストーリーロストエボリューションではエアロブイドラモン(分岐でアルフォースブイドラモンに進化する)から進化できた。『デジモン新世紀』でもブイドラモン系列を採用している。


ウィッチェルニーとの関連

ミスティモンとの関係は先述した通りだが、このミスティモンはウィッチェルニー出身であり、ウィッチェルニーにはロイヤルナイツのデュークモンに似たメディーバルデュークモンが英雄として伝わっている。

このメディーバルデュークモンの魔槍がデュナスモンと同じ名を冠する「デュナス」であり、必殺技も「ブレス・オブ・ワイバーン」に酷似した「レイジ・オブ・ワイバーン」となっている。このため、デュナスモンもウィッチェルニー関係者ではないかと度々指摘される。

『超クロスウォーズ』では武器デジモン(「Legend-Arms」)との関係性が描写されたが、彼も武器デジモンないしはその末裔(=魔槍「デュナス」と同一存在)なのかは不明(武器デジモン関連が『超クロスウォーズ』限定の設定といえばそこまでだが)。


関連イラスト

Twitterに載せたデジモン

デュナスモンデュナスモン


関連タグ

ロードナイトモン イグドラシル 飛竜


メディーバルデュークモン…関係者?


武器デジモン

ズバモン スパーダモン

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