概要
1922年に(1924年10月25日ともいわれる)南アフリカのマーゲート海岸で目撃されたUMA。
目撃者たちによると、海上で2頭のシャチが見たこともない生き物と争っている様子が見え、その日の夜に力尽きたその生き物の死体が砂浜に打ち上げられた。
その生き物の死体は体長は15mもあり、全体の印象はアザラシのような海洋哺乳類のようであった。
しかし、全身が20㎝ほどの白い毛に覆われており、頭部にあたる部分が無い代わりにゾウのような長い鼻があるという異形でもあった。
そのため象の鼻を意味する英語トランク(trunk)から、トランコ(trunko)と呼ばれるようになったのだという。
その生き物の死体は腐敗がひどく、正式な調査が行われる前に波にさらわれたために正体はわかっていない。
一説によるとインドを中心に信仰されるヒンドゥー教のヴァーハナのマカラと同様のものであるといわれ、この幻獣自体もUMAとしてインド沖で目撃されている。
またクジラなどの死骸が腐敗して、筋繊維がほぐれて白い体毛状にささくれだったものであるともいわれている。