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トリスタン(Fate)

とりすたん

Fateに登場するサーヴァント。円卓の騎士の1人。
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愛は人を惑わすもの。そう知っていながら、私は愛を躊躇うことができないのです。

プロフィール

真名トリスタン
クラスアーチャー
性別男性
身長186cm
体重78kg
出典アーサー王伝説
地域ブリテン
属性秩序・善
好きなもの
嫌いなもの無神経
ILLUST森井しづき
CV内山昂輝


概要

Fate/Grand Order』に登場するアーチャークラスのサーヴァント。レアリティは☆4。

Fate/hollow ataraxia』からその存在は示唆されていたが、短編小説『Garden_of_Avalon』にて言及。「王は人の心が分からない」は彼の台詞だと判明した。
Fate/Prototype蒼銀のフラグメンツ』ではアーチャーが彼に匹敵する腕前を持つと言及されている。

メインシナリオでは、第1部第六章「神聖円卓領域キャメロット」にて登場。獅子王の為に獣に堕ちることを決意し、自ら目を潰したうえで「反転」のギフトを授かり、獅子王と対立する主人公一行の前に立ちはだかった。
同章では「反転」のギフトの影響で性格や特性が反転し、旧友のべディヴィエールからも敵と見なされるほどの無慈悲で残酷な悪漢へと成り果てた。戦う術を持たない一般人を嬉々として虐殺し、自分の部下さえも平然と手にかける冷酷さが際立っていた。

人物

誰よりも愛と正義を愛し、愛の為に全てを失った騎士。
慈悲深く、騎士の忠義よりも友愛を選ぶ人情家。普段は物静かな男性だが、その穏やかさの影に毒舌の刃を隠し持つ皮肉屋でもある。
気の多い御仁でもあり、特に禁断の恋がお好き。ランスロットとはそういった所で気が合うらしく、親友であった。以前はよく禁断の恋話に花を咲かせていたとか。
またベディヴィエールとも友人であり、任務の際には力量の劣る彼に足並みを揃えていたらしい。

またマイペースで無神経なところもあり、やや自分勝手。相手への理解に欠け、理想を押し付け、それに沿わなければ批判する。かつてはそんな性格が災いしてアーサー王やイゾルデとの確執に繋がったため、サーヴァントと成ってからは多少反省している。ただし空気を読まないといったマイペースなところは健在。

実装からしばらくの間は第1部第六章の言動でユーザーから良くない印象を持たれていたが、後に“「反転」のギフトの特性”と奈須きのこ氏の『竹箒日記』の記事から、毒気はあるが愛嬌のある誠実な好漢であることが弁明され人物評は好転している。
『ネロ祭再び』では、”第六章のトリスタン”の行いに罪悪感を感じていた”カルデアのトリスタン”がサンソン呪腕のハサンと自分の3人で懺悔大会を開いていた。
ユーザーからは「たまに真顔で変なこと言う掴みどころのない天然キャラ」として親しまれている。

真名

"かなしみの子"を意味する名を持つ円卓の騎士「トリスタン」。
円卓随一の弓手で、数々の武勲を打ち立てた。愛に生きる男であった為に、「王には人の心が分からない」といい円卓を去っていった。

トリスタンはローヌア王リヴァランとコーンウォール公マルクの妹ブランシュフルールの間に産まれた子供である。
ただし、その境遇は「哀しみの子」と呼ぶに相応しいものであった。
そもそも父リヴァランはトリスタンの顔を見ることもできずに、戦死。母ブランシュフルールはリヴァランの忠実な配下であったロアールに子を託し、トリスタンという名を与えて出産後すぐに亡くなった。

トリスタンはその後、叔父であるマルク王の騎士として仕えることになる。
トリスタンは良き騎士として王に仕え――王もまた、眉目秀麗なこの騎士に厚い信頼を寄せていた。
しかし、ある時(金髪の)イゾルデという女性と恋に落ちる。いや、落ちてしまった。

悲劇だったのはイゾルデこそがマルク王が愛し、嫁に娶ることを誓った女性だったことであろう。
やがてトリスタンを嫉むマルク王の廷臣たちの諫言により、彼は宮廷を離れることを余儀なくされる。
その後、彼は偶然にもイゾルデという同名の女性「(白い手の)イゾルデ」を娶ることになったが、かつてのイゾルデへの想いは募るばかりであった。
やがてトリスタンはとある戦いで毒に倒れ、瀕死の状態でイゾルデに会うことを願う。
「彼女が来るなら白き帆を。来ないのであれば黒き帆を――」
イゾルデが乗ったという船を待つトリスタンに妻であるイゾルデが囁いた。
「黒き帆の船が、こちらに向かってきます」
自分を娶りながらも、決して愛そうとしなかった夫へのささやかな叛逆(うそ)によって、トリスタンの物語は幕引きとなるのである。
なお、絆礼装ではこの帆の色に関して彼自身も「白き帆の船を待つ資格など自分にはなかった」「誰がどう言おうとあの時の船の帆の色は妻の言う通り黒だった」と言っており、全て自身の身勝手の報いであり、妻には一切罪はないとのこと。

ちなみに円卓に参加していたのは、このマルク王の下から出奔し、瀕死の重傷を負う前までの間と考えられる。

能力

伝承では弓の名手とされており、現に「高い狙撃技術を持つアーラシュの放った矢を命中前に撃ち落とす」など弓兵としての技量の高さをうかがわせる場面もあるが、肝心の戦闘スタイルは「戦闘に矢を一切用いず、弓の弦を弾いた音を刃に変えて飛ばす」という、色々な意味で弓兵として真っ当とは言い難いもの。そのハープや竪琴などの弦楽器を無理矢理弓矢として扱っているかのような戦い方は他の円卓の騎士達からも「弓というものを根本的に勘違いしている」「世界中の弓兵に喧嘩を売ってるようなもの」と評価されている。
そして、戦いの際に彼が用いる異色の弓こそ、後述する彼の宝具である。

ステータス

マスター筋力耐久敏捷魔力幸運宝具
藤丸立香BBABEA


保有スキル

治癒の竪琴(C)詳細不明。味方全体の精神異常状態を解除&回避付与(1回)&HPを回復
祝福されぬ生誕(B)詳細不明。恐らく生まれてすぐに母を亡くし、父も彼の顔を見ることさえ叶わず戦死した不幸が、ある種の呪いと化したものと思われる。自身のNPを増やすが同時に自身に宝具封印状態(1ターン)のデメリットが発生する。
騎士王への諫言(B)詳細不明。恐らく「王は人の心が解らない」の逸話がスキル化したもの。敵単体の強化状態を解除&クリティカル発生率をダウン(3ターン)
対魔力(B)魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
単独行動(B)マスター不在・魔力供給なしでも長時間現界していられる能力。マスターを失っても2日は現界可能。


宝具

痛哭の幻奏(フェイルノート)

  • ランク:A
  • 種別:対軍宝具

トリスタンが所有する妖弦で「無駄なしの弓」の異名を持つ。先述の通り「弦楽器を無理矢理弓として使っている」ような代物で、弦を弾いた音色が刃となって目標を切り裂く。指さえ動けば刃を飛ばせるため、攻撃の際に構える必要すらない独自の強みを持ち、第六章では使い手自身がギフトで冷酷非道な性格に変貌していたこともあり、文字通り指先一つで相手の首や胴体を切断する凶悪なまでの殺傷力を披露した。
普通に弦楽器として使うこともできるが、これまた先述した通り弦楽器では出せないような音色も奏でることができるうえに奏でた音の衝撃で宙を舞うことさえできる。本当にこれを弓と呼んでしまっていいのだろうか……。
もう、『弓の形した万能楽器』と言われても違和感が無い気がする。

ゲーム内で宝具を真名を解放した際は、無数の音の矢で相手を釘付けにした後、最大級の一撃で貫く業として表現される。最後の一撃を放つ瞬間、切れ長の目が見開かれる。

ゲーム中の性能

最大HP11637
最大ATK9735
コマンドカードQuick:2/Arts:2/Buster:1
宝具カードQuick


レア度は☆4(SR)。コマンドカードの配分は《Quick:2/Arts:2/Buster:1》とアーチャーの典型例に沿っている。
Quick・Buster・EXが多段ヒットすることからアサシンに匹敵する高いスター生産力を持ち、NP効率もなかなか良い。アーチャーゆえのスター集中率の高さを利用して、自分で稼いだスターを使ったクリティカルヒットでダメージを稼ぐこともできる。

スキルは、パーティ全体に1回ぶんの回避状態を付与しつつ精神系弱体の解除と微量のHP回復を行う「治癒の竪琴」、1ターンだけ自らの宝具を封印する代わりにNPをチャージする「祝福されぬ生誕」、敵単体の強化を解除しクリティカル発生率も下げる「騎士王への諫言」を所持し、(「祝福されぬ生誕」のデメリットも含めて)サポート向けのラインナップになっている。

使用する弓や宝具は上記の通り。ゲーム内での属性はQuickで、効果は【自身に必中状態を付与(1ターン)+敵単体に超強力な攻撃&弱体耐性をダウン(3ターン)】。所持スキルの都合からダメージはそれほど伸びないが、多段ヒットするQuick属性攻撃なのでスターの生産力は高く、自身への必中付与が宝具後の追撃にも適用されるため、バフ解除スキルを使わずに回避状態の敵にダメージを与えつつ星を稼ぐという芸当も可能。また、追加効果の弱体耐性低下は3ターン継続するので味方のデバフ撒きも援護できる。

大雑把にまとめれば、クリティカルスターの供給から耐久面のフォロー、妨害工作の支援まで幅広くこなすアーチャー屈指のサポーターであり、スター集中率の調整に気をつければ、Quickあるいはクリティカル主軸のパーティーで十分に働いてくれるだろう。同じQuick主体アーチャーであるアタランテビリーとの相性も良く、互いにスター供給やNP溜めを補助しあったり(ただしビリーはスター供給ではなく主砲としての運用がメインになる)、アタランテの「アルカディア越え」で3人の宝具をまとめて強化したりできる。

ネタバレになるが、第六章で敵として現れた際は「反転」のギフトによってクラス相性の優劣判定を独自の関係に変化した、早い話がクラス:トリスタンとでも言うべき初見殺し状態になっている。なお、クラス相性の具体的な内容は「攻撃面はバーサーカーとほぼ同仕様、防御面ではセイバーにのみ不利扱いで、その他のクラスから受けるダメージは等倍扱い」というもので、単純に有利不利が反転しているわけでもない二重の初見殺しである。
初戦では彼の配下の弓兵との連戦になることもあってか、いつもの癖でランサー中心のパーティで突っ込んでバラバラに切り刻まれたプレイヤーも多い。あくまで初見殺しでしかないため、タネさえわかってしまえばギフト付き円卓騎士の中では対処しやすい方だが、セイバーで挑んでも彼から受けるダメージは相変わらず増加しているので、2戦目以降は「セイバー中心のパーティで、チャージの早いバーサーカーと戦う」つもりで挑むといいかもしれない。
このギフトを抜きにしても、『男性』なので男性特攻持ちのサーヴァントを使うのも一考である(ただし、槍玉藻は発動前にペットハウス行きにされる可能性があるので注意)。
また、おまけとして毒無効の追加効果も内包しており、ストーリー終盤での重要な鍵となっている

関連人物

アーサー王
生前の主君。去り際に残したあの言葉を、“無神経だ”と後悔し、今でも忠誠を誓っている。

ベディヴィエール
生前の友人。どんな相手にものらりくらりと躱していたトリスタンだが、彼にはそれが通じず容赦なく隠し事などを諌められていたらしい。

ランスロット
同じく生前の友人。話の合う仲だったようだが、トリスタンの去り際の言葉は彼を狂わせる原因のひとつとなる。なお、トリスタンも狂化した彼は好ましくない模様。

アーラシュ
別時空のアーサー王からトリスタンに匹敵する腕前と言われている。

静謐のハサン
プレイヤーはトリスタンの「反転」に苦しめられるが、彼女は更にこの権能に対して絶望することになる

メルトリリス
電子の深海域で共闘したアルターエゴのサーヴァント。
人間を見下し躊躇なく屠るアルターエゴを危険視してはいるが、彼女の在り方を見て思うところがあったのか、何だかんだと遠まわしに世話を焼いていた。メルトからは“トリ”と呼ばれている。

余談

「悲しみの子」の意味を持つトリスタンの名前だが、実はこの名前あのピクト語である。数々のFateシリーズでその名を轟かせているピクト人だが、なんとトリスタンの父親がそれ。母親はトリスタンと同じ赤毛の美女だったそうな。つまるところ彼はブリテン人とピクト人のハーフである。
なお、そのピクト人はガイウス・ユリウス・カエサルの強化クエストでしれっとエネミー「ピクトウォーリア」として登場。ただし運営側も意図しない実装だったようで、24時間以内にその姿を消した(そもそも第六章にて出すつもりだったらしい)。

ピクト人


ビジュアルは伝承通り「身体を彩色し刺青を施している」が、どう見たって宇宙人。モードレッドも第四章「死界魔霧都市ロンドン」で「まるで宇宙人みたいだった」と述べていたが、まさかここまでとは誰が予想しただろうか。

後の『超極☆大かぼちゃ村~そして冒険へ…~』では、先に第六章を攻略したマスターたちが『これがあのトリスタンなのか!?』と頭を抱えるほどの奇行を乱発した。
なお、クレオパトラに窓から飛び降りるように命じられた際、ためらうことなく窓から跳び出した挙げ句、自分の宝具が発する音の衝撃で空を飛ぶという技を披露したが、実はこれ原典「トリスタンとイゾルデ」で本当にあったネタである。
さすがに平時の彼はここまでブッ飛んではいないのか、2017年バレンタインイベントではダ・ヴィンチちゃんとランスロットの悪ふざけで作られた自分のベストアルバムを回収・隠蔽しようとしていた。

なお、『Fate/EXTRA-CCC』とのコラボイベント「BBちゃんの逆襲/電子の海で会いましょう!」でもしれっと特攻対象として参加。
参加に対する言及が一切なかったため多くのユーザーが「なんでお前いるんだ」と困惑し、終いには「俺たちが知らないだけでCCCに参加してた」「思い出せよトリスタンと駆け抜けたCCCの思い出を」「隠し条件をクリアすればトリスタンを選択できる」など、一種のお祭り騒ぎとなった。

関連イラスト

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