フィールドコマンドとして街の人の持ち物を「買い取る」ことができる。正道コマンドでは唯一レベルに関係なく実行でき、レベルが高くなるとたまに値引きしてくれることもある。対応する邪道コマンドの「盗む」だと成功率が1桁のこともあるので、リセットして盗み直す手間を考えたらリーフを稼いで買った方が早いかもしれない。

尚、一部の品物は「盗む」ことができないため、「買い取る」しかない。逆にその人が思い入れがある品など、買取不可で「盗む」でなければ入手できないアイテムもあるため注意。

固有アクションとして、敵がいる地域を歩くだけでリーフ(オルステラ大陸の通貨)がたまっていく。マップが切り替わった後に「トレサは道中で○○リーフを獲得した」と表示される。どのような方法でリーフを得ているのかは不明。

本人のステータスは平均型、バランス型であり器用貧乏でもある。

ベースジョブ「商人」のアビリティは他の職と組み合わせた際に無駄になりにくいため、バトルジョブをセットした際にも死に技になりにくく商人の技も生かせることが多い。

物理攻撃とSP枯渇対策ができるため魔導士系に向いていおり特に上級魔法職と異常に相性が良く、装備武器の武器の関係で最強の風魔法を使用できる魔術師、「ひと休み」「緊急回避」を全体に拡散できるルーンマスターは他の7人では真似のできない性能となる。

ベースジョブ：商人

武器は槍と弓。

雑多にいろいろなことができる、かなり小回りが利く職業。

明記こそされていないが魔法系の職業なので、属性攻撃力の高い武器を1つは装備しておきたい。

自信のHPとSPと状態異常をノーコストで回復する「ひと休み」、物理攻撃を1回回避するバリアを張る「緊急回避」はBPを消費すればその分だけ重ねがけ出来るなど自衛手段に長けている。

また、「風呼び」「大風呼び」で風魔法での攻撃が可能。敵から集金したり、お金を払って傭兵を呼んで攻撃してもらったりなどと独特な技が多い。対象のBPを1+消費BP分回復する「BPパサー」はうまく使えば役立つ。

奥義「紳商伯ビフェルガンの心眼」は単体に無属性で攻撃し、与えたダメージと同じ額のリーフを獲得できる。単体かつ弱点をつけずブーストMAX限定と制限が多いものの威力自体は剣士や狩人の奥義に全く引けを取らず、ボス戦用の火力として活用できる。特に、「何でもできる系の職である商人が火力まで得た」という点が大きい。

ちなみにこの奥義は属性攻撃力に依存するので、属性攻撃力を上げておけば9999ダメージも難なく出せる一方、属性攻撃力がないとダメージを1桁しか与えられないという悲惨なことになる。

これ単体では大したことはできないが、組み合わさっているジョブに関わらず無駄にならないような技が揃っている。

大陸の覇者では

2021年1月1日に本編の前日談である「大陸の覇者」の追加キャラとして登場している。本編からのプレイアブルキャラとしてはハンイットに次いで二人目となる。

性能は原作に登場した技に加え、

3連続で槍攻撃ができる「連続突き」、素早く動いて3連続で槍攻撃ができる「疾風連続突き」。

敵全体に風属性を2連続で攻撃する「大嵐よび」。

さらに敵全体に挑発しつつ、味方前衛4人に物攻を強化できる「陣頭指揮」。

ただし、ジョブごとに武器が決まっているため、原作では使えていた弓は使えない上に

原作では使い勝手の良かった「ひと休み」「緊急回避」「BPパサー」の消費SPは大幅に増加している。

さらに「集金」「傭兵よび」が使えなくなっている。

「ひと休み」（消費SP0→42）

「緊急回避」（消費SP10→50）

「BPパサー」（消費SP3→60）

このため上手くSP管理すれば「陣頭指揮」「緊急回避」を使うだけで敵の物理攻撃を完封できてしまう。

「大陸の覇者」が具体的に本編の何年前かは設定されていないため年齢は不明だが（仮に3年前だとしたら15歳）、見た目は前作とほとんど変わっていない。唯一の違いは帽子についていた羽根がないこと。彼女のトラベラーストーリー（個別シナリオ）ではその「運命の羽根」がつくことになった経緯が描かれる（クリア後はちゃんと帽子が羽根つきに変わる）。

また、プレイアブルキャラの一人「コニー」のトラストにもゲスト出演しており、この頃から若手の見習いながらやり手の商人としてリプルタイドでは有名だった。