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ドクター・ヘス

どくたーへす

小説・アニメ『セイバーマリオネットJ』のキャラクター。都市国家ゲルマニア(ガルトラント)総統に仕える科学者。
目次 [非表示]

声 - 西村朋紘

概要

ゲルハルト・フォン・ファウストが治める都市国家ゲルマニア(アニメではガルトラント)の天才科学者。

いくつもの兵器を設計した、ゲルマニアの軍事を支える人物。


原作

その正体は、二代目ファウストに殺されたと思われていた、初代ファウストその人。

自らの直系クローンである二代目に殺された際に、マリオネット技術を使って体をアンドロイド化して生き延びていた。

二代目以降のファウストや徳川家安とはまた違った見地から、女性復活を実現するため、300年に渡って暗躍し続けてきた。


終盤、二代目以降のファウストが悲願としていた「地球への帰還」が、地球文明自体が滅んでいたことが発覚。

自暴自棄になった当代ファウストが間宮小樽たちを殺そうとした際、彼を射殺し、己の正体を明かした。

300年前、肉体を得たミス・ローレライを心中未遂で失ったことが野望の契機であったが、小樽たちの姿を見て、かつて自分が恋をしたのは生体コンピュータのローレライであることを思い出し、生体コンピュータのローレライが動かすマリオネットに寄り添う形で、その生涯を終えた。


アニメ版

第1期では、軍事政権が崩壊したガルトラントからこっそり抜け出して生き延びており、第2期『セイバーマリオネットJtoX』にて本格的に黒幕として登場する。


その正体は、300年前のメソポタミア号墜落から遡ること100年前、機密の移民政策「フロンティアプロジェクト」によりテラツーに単独で調査に降り立った調査員。

しかしプラズマ雲によって帰還できず、母船のフロンティア号に救難信号を送るも救援が来なかったことから、地球への復讐を目的に400年間生きてきた。

楊明を唆してネオメソポタミア号を建造、ライムたちを「人間になれる」と騙し、共に宇宙のメソポタミア号のもとへ行き、そこに座標が記録された地球へワームホールを使って進行する。

しかし、土星近くの宙域で大破したフロンティア号を発見し、母船は助けてくれなかったのではなく、助けることができなかったのだと悟り、復讐心をなくす。

そしてライムたちを巻き込んだ罪を悔い、自らの命が尽きる寸前、彼女たちをスキャンしたデータをテラツーへ送った。


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