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概要

ホンダ1997年に発売した原付バイク


デザインベースとなったのは、1962年に登場した50ccのレーサー「CR110カブレーシング」である。

ホンダ創業50周年の節目の年に登場した記念モデルで、新設計の空冷DOHC4バルブエンジンホイールはアルミリム、ブレーキは前後ディスク、マフラーは2本出しと、この手の原付にしてはかなり凝ったモデルである。

総じて1990年代の技術を使いながらも、ホンダの勃興期である1960年代の50ccレーサーを再現したレーサーレプリカと言えるマシンとなった。

カラーリングは、当時の市販レーサーのカラーリングであった「フレームタンク」。他に、ワークスレーサーのカラーリング「色フレームに色タンク」を再現したスペシャルエディションが設定された。

この時、乗用車の50周年記念モデルとなったのはS2000である。


搭載されたDOHCエンジンは、レッドゾーンが13000rpmを超える高回転型となった。

とはいえ公道仕様車の場合、実際に最高出力を発揮したのは10500rpm付近で、これはSOHC車のCB50と大差がなかったり…

シリンダーヘッドは側面から見るとミッキーマウスの顔に見えることから、そのように呼ばれたこともある。


一方で、各部が専用設計であったため定価が32万9000円と高価で、持ち前の高性能も30km/h規制のある原付という枠の中では発揮できないため、販売台数は伸び悩んだ。

排ガス規制の為に2000年に販売終了と短命であったが、原付としては特異な存在である事から現在に至るまで人気が高い。


サーキット専用マシン

本車と同時にサーキット専用マシン「ドリーム50R」が発売された。こちらは2009年製造終了と、競技用モデルとしては割と長命であった。

ドリーム50には、HRCのレーシングキットを組んだ「ドリーム50RTT」が設定されていたが、台数はごく少数の限定販売であった。


関連項目

HONDA バイク 原付

Dream50

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