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演:正木蒼二

概要

ウルトラマンコスモス第33話「怪獣狙撃手(ハンター)」のゲストキャラクター

統合防衛軍の一員であり、怪獣殲滅兵器開発チーム「ガウス」のチーフ。チームEYESと度々対立する防衛軍幹部・西条武官の右腕でもある。


かつてはまっすぐに平和を望む正義漢だったのだが、怪獣災害で妹ミユキを亡くしたことで憎しみに囚われ、「怪獣は発見次第、徹底的に駆除すべき」、「力でのみ平和を手にすることが出来る」と主張する過激な人物に豹変してしまった。

また、元防衛軍所属だったシノブやフブキとは顔見知りで、彼らが怪獣保護という「生ぬるい」思想に染まった事を非難していた。


対怪獣戦ではロケットランチャー「G-YG8」と専用の四輪駆動車を愛用する。


作中での活躍

33話では、EYESが保護しようとしていた温厚な怪獣ネルドラントの前に突然現れ、G-YG8で狙撃して重傷を負わせてしまう。その直後、挑発するかのごとくトレジャーベースを訪問し、自らの思想を主張。春野ムサシ隊員と激しく対立した。


ナガレの過去を知るシノブは自らの矜持を語って説得を試みたが、憎しみに染まった彼の心には届かなかった。更に彼女の言葉からネルドラントの生存を知ったナガレは今度こそトドメを刺す為に龍巌山へ向かう。しかし、再度の狙撃はムサシ隊員に阻止されたうえ、その場にカオスヘッダーまでもが現れ、ネルドランドがカオス怪獣カオスネルドランドに変異するという想定外の事態が起きてしまう。


巻き込まれる形でカオスネルドラント迎撃に参加したナガレは、市街地への侵攻を阻止しようとするムサシ隊員と共闘する中でEYES隊員の覚悟を知り、かつての理想を取り戻していった。戦闘後、再びトレジャーベースを訪問したナガレは「怪獣殲滅を最優先する考えは変わらないが、チームEYESを否定はしない。人命と街を守りたいという俺と同じ考えを持つことが分かったからな」と語り、ムサシやEYES隊員たちと事実上の和解を成し遂げた。


その後、62話でまさかの再登場。絶体絶命の危機に陥ったコスモスを救うべく現れ、カオスウルトラマンカラミティカラータイマーにG-YG8でカオスミサイルを撃ち込んで勝利へと繋げた。更に防衛軍がEYESに全面協力する事を伝えるメッセンジャーともなり、両組織の懸け橋になるという熱い展開を担った……のだが、そのときムサシ隊員は、カオスヘッダーもまた救うべき存在ではないかと考え始めており、保護ではなく殲滅という道に進むEYESへの違和感を覚え始めていた。


余談

演者の正木蒼二は他の番組でも重火器で地球外生命体と戦っていた。

33話の回想で出てきた怪獣のシルエットは、ウルトラマンガイアに登場したアルゴナのきぐるみを流用している。


関連タグ

ウルトラマンコスモス 哀しき悪役


ハルザキ・カナタ…同じく家族を地球人の外敵(こちらは宇宙人)によって亡くした事をきっかけに、その存在に対して偏見ともいえる程に過剰な敵愾心を抱くようになった防衛組織の隊員。こちらも主人公達との交流を経て、自身の思想を軟化させていった。


アトウ博士…同じく怪獣によって身内を亡くした為に、それに関わる者に対し異様な憎悪と敵意を持つ人物だが、彼は最後まで自分の主義思想や主人公への態度を改める事がなかったばかりか、後に主人公に対して恩を仇で返すような事をしでかしている。


田崎修…同じく怪獣災害で身内が被害を受けたのをきっかけに、過激な思想に走ってしまった人物。こちらは恨んでいた存在と直接交流した事で自分の思想を悔い改めた。

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