概要*
単行本巻末の『緊急依頼!フェアリーテイルの謎を解明せよ!』では、ミラジェーンが「温泉でナツはルーシィの裸を目的に女子風呂を覗いたのではないか」と話している。
ちなみに温泉での覗きはエルザによって失敗に終わったが、映画や大魔闘演武編で(映画では偶然、演武編のは意識的に)裸を直視しているので、覗きなんて遠回りな事する必要なんてなかったのではないのだろうかと思う。このやろう羨ましい!!
劇場版「FAIRY TAIL 鳳凰の巫女」の劇場用プログラムにおける監督・藤森雅也氏のインタビューにおいて、ナツがルーシィに対し仲間意識や友情以上に踏み込んだ気持ちがあることが明らかとなった。藤森氏によれば、原作者・真島ヒロ先生からまだ原作でははっきりとは描かれていないナツのルーシィへの特別な想いを劇場版では突っ込んで描写してもよいとお話があったということである。
また35巻特装版に付録していたDVD「妖精たちの合宿」では逆にルーシィがナツに対し仲間以上の感情を抱いている描写がなされており、他のフェアリーテイルのメンバーからナツとルーシィが恋愛的に両思いではないのかとからかわれる場面もあった。
作品の本編とは直接関係がないものの、原作者・真島ヒロ先生により一度Twitterにナツとルーシィのウェディングverイラストがアップされたことがある(新婦ルーシィが新郎ナツの頬にキスをしているSDのもの)。
FTと言えば作者が神懸かった速筆であることにより、読みきりのエピソードが多くあるが、半同棲模様を描いたもの等、何かとナチャラルにイチャイチャしているこの二人が多くみられる。
2014年の月刊マガジン5月号に掲載された読みきりエピソードでは、(以下一部ネタバレにつき改行)
幼女アスカにそうするよう命令されたとはいえ、ナツが躊躇いなくルーシィにキスをせまる事件が発生。ルーシィのウブスキル発動によりハッピーが盾となって回避されたが、その後明らかにナツはハッピーとのキスになってしまったことにがっかりした表情を見せている。
照れる様子もなく「減るモンじゃねーし」とルーシィに平然とキスをせまったナツだが、唇を突き出していたことからしても、実は内心ノリノリであった……のではないだろうか。
原作でも全編を通してかなりの頻度で一緒におり、この組み合わせがほぼ完成している。ハッピーも入れて3人でのエピソードが多い。
さらに元々仲間思いのナツだが、ルーシィが危険にさらされた時は特に尋常ではないくらいに怒りをみせるなどの描写がかなり多く目立っていた。
ナツはある意味ルーシィを自分の「帰る場所」としており、そのせいか部屋に度々不法侵入したりしている。何かあったとき真っ先に声をかけるのもルーシィである。
ルーシィも手のかかるナツを、自分を導いてくれた感謝やナツの中の優しさなどから何だかんだ大切に思っている。そしてどんな逆境でもいつも諦めずに現状を打破してくれることから強く信頼している。
お互いに互いを大事にし、信頼し合い、またボケとツッコミという形でも、仕事上の相棒としても良きパートナーである。