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ニキ燐

にきりん

スマホアプリ「あんさんぶるスターズ‼︎」のキャラクター、椎名ニキ×天城燐音の腐向けカップリング。
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スマホアプリあんさんぶるスターズ‼︎に登場する椎名ニキ×天城燐音の腐向けカップリング。

※このタグを用いて投稿する場合、腐向けタグとの併用や、あんさん腐るスターズ!などの棲み分けタグの使用が望ましい。


概要

ともに『COSMIC PRODUCTION』の『Crazy:B』に所属している。ユニットを結成する前はコンビとして活動していたという。


ニキの自認は「料理人」であり、故にESメンバーの中では珍しく,しばしばアイドルにたいする冷めた目線が見られることがある。一方の燐音は傍若無人な面があり、ニキを振り回すことが多い。


しかし、「料理人」というその自認が、ニキが燐音と共にある重大な要因になっており、同時にニキの底知れなさでもある。2021年1月現在2人についてのストーリーは、個人ストーリー以外ではメインストーリー及び『ハニービー』『ナイトクラブ』『ホットリミット』があげられるが、是非読んでいただきたい。



ストーリー概要(以下ネタバレ注意)


「え~,あいつは俺っちのことが大好きっしょ?」


●メインストーリー第2章~第4章

ESに突如として表れ、さまざまなユニットに喧嘩をうっては炎上させていくCrazy:B。そんな中、ストーリー上でのニキは、燐音に振り回されているようにしか見えない印象であった。「晩御飯の仕込みがあるので帰りたい」といえば、燐音に「アイドルしかできないように職場を爆破してやる」とステージ上で脅されている。冒頭の台詞はそのような状況を見てきたこはくが、「ニキがやきもちを焼くかもしれない」という燐音の台詞に呆れた返答を返した際に、さらに燐音が返した台詞である。なお、この場にニキはいない。

こはくが呆れるのもある意味当然…と、思われた。

















「僕の命をどう使うか決めるのは、燐音くんでもお父さんでもないっす。僕が自分で決めるっすよ、いつだって」


●メインストーリー167話,168話


そしてついに、MDMの前日。燐音はステージのうえで全ては自分の筋書きだと言い放って、そのまま消えようとする。


だが、その夜、その姿は何故かESの食堂にいるニキのもとにあった。


「ねえ,これで満足っすか,燐音くん?もう、やり残したことはないっすか?」

「満足っすか?じゃあ何で、いつまでも故郷に帰らず、未練たらしくずるずる居座ってるんすかね~?」


ステージの上での姿とは裏腹に、憔悴した燐音に対し、ニキは自身の最優先である食事を作りながら、二人の過去を淡々と燐音に投げかける。かつて燐音が突然彼の元に転がりこんできたこと。「アイドルになりたい」という燐音と共になり方を調べたこと。破天荒な燐音を気にかけ、最初は一緒にアイドルをしていたこと。

やがて燐音がES設立へと向かう大きな流れに乗りそびれて、人気をなくしていってしまったこと。


そして、燐音にむかって言う。もしもうアイドルでいる元気もないのなら、自分も燐音の故郷まで一緒に行く、と。冒頭の台詞はこの時のものである。


「手ぇ握って立たせて、歩かせて、目的地まで連れてってあげるっすから」


ニキの自認は冒頭でも述べたとおり「料理人」である。ゆえに自ら望んで、拾った命に責任を持ってついていくのだ、とニキは言う。ニキの燐音への感情と同時に、その底知れなさもわかるエピソードである。

――博打うちである燐音にも自分の命の使わせ方は決めさせない、自分が望んで、燐音とともにあるのだ、と。



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