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ハムスターの研究レポート

はむすたーのけんきゅうれぽーと

「『ハムスターの研究レポート』(ハムスターのけんきゅうレポート)は、大雪師走作の漫画作品。単行本の発売は当初は偕成社、後に白泉社。既刊8巻。白泉社、『silky』にて2006年12月号より再開したが、2008年10月号より再び連載が途絶えている。偶数号に掲載(奇数号は『はりはりハリ太郎』)。通称「ハム研」。
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概要


1988年12月、『コミックモエNo.6』(偕成社)で連載開始。その後白泉社の様々な雑誌に連載している。
作者自身が実際に自宅で飼っているハムスター達と作者の日常を書いた4コマ漫画。漫画の中でハムスターのことだけではなく作者自身の身の回りのことも描かれている。素朴な視点に立ったほのぼのとした作風が人気を博し、ハムスターブームを呼ぶ一端となった。
現在ペットとして飼われる種類はジャンガリアンハムスターが主流であるが、作者が飼っているハムスターの種類はゴールデンハムスターである。
単行本の帯のマンガは毎回描き下ろしである。また、カバーをめくると「おまけマンガ」を見ることができる(7巻はおばあちゃんすごろく)。

巻ごとに注目されるハムスター


1巻……チビすけ
2巻……チビすけ・てんてん
3巻……てんてん・チビっち・まめ太郎
4巻……チビっち・まめ太郎
5巻……チビっち・子供たち(6匹)・プー
6巻……おチビくん
7巻……まめ太郎・みそちゃん
8巻……チビすけ・まめ太郎

登場ハムスター&人物


作者のハムスター


チビ(オス)


チビすけの父。ペットショップで育った。好物はミカン。趣味は花子とのデート。おでこに白い縦線がある。

花子(メス)


チビすけの母。出産する前日にトイレの便器にはまってしまったが、無事に子供を出産した。好物は砂糖入りミルク。趣味は子育て。お尻にだるま模様がある。

チビすけ(オス)


チビと花子の子供。背中に大きな点がある。この漫画の主人公的存在。好物はとりのからあげ。趣味はてんちゃんとのデート(しかし、てんちゃんには噛まれる事が多い)。生まれて間もない頃はチビ1と呼ばれていた。作者にそのまま飼われる1匹に選ばれたのは、他の兄弟達が貰われる前日に花子や他の兄弟に隠れて餌を食べ過ぎてお腹を壊したためである。別荘は棚の下。

てんてん(メス)


作者の友人・森さんからもらったハムスター。2巻目からは「てんちゃん」と呼ばれるようになるが、2巻では「てん」とも呼ばれている。チビっちとまめ太郎の母。お尻に白い斑点がある。最初は小柄でおとなしかったが、しばらくすると太って逞しくなった。趣味は電気コード齧り。なかなかチビすけになびかなかったが、作者が魔法の粉(実際はお菓子の粉)をチビすけにかけた事でようやく子供が生まれたが、チビっちとまめ太郎の2匹しか生まれなかったため、作者は子供の里親になるはずだった友人らに対する言い訳に苦労する羽目になった。

チビっち(メス)


てんちゃんとチビすけの子供。まめ太郎の姉にあたる。好物はチーズ。腰にネズミのような模様がある。「チビ1(幼い頃につけられた名前)」がなまっただけだったりする。親離れ前にまめ太郎の餌を横取りしていたのと太りやすい体質から、出産前はかなり太っていた。趣味は他のハムスターの別荘を荒らす事で、このことに関してはかなりの執念を見せる。丸い壷を別荘にしているが自分が寝返りを打ったから壷が転がったのに怒ることがある。

まめ太郎(オス)


てんちゃんとチビすけの子供。チビっちの弟にあたる。体がとにかく小さく、おぼっちゃん育ちで他のハムスターよりかなり贅沢。好物はむしいも。趣味は別荘作り(何度かチビっちに荒らされたり、作者によって掃除された)。最初はプーの姉妹とお見合いが用意されるも体調を崩しすぐに返された。その後みそちゃんとお見合いをしているが振られてばかりいる。名前の無い頃はチビ2と呼ばれる。名前を決める際に、最初に触れたカードに書かれていた名前になる事になるが、作者は最初からまめ太郎にしたかったらしく、「まめ太郎」と書かれたカードにチーズを塗って、それに釣られてまめ太郎になった。頭からお尻まで背中の濃い毛が繋がっている。別荘はテレビ台の中。

おチビくん(メス)


チビっちとプーの子供。名前はもともと正式名を決める前の一時的なものだったがそれが定着。兄弟が客人に貰われる中、いやしんぼだった事によって最後まで残ったハムスター。趣味はゴミあさりとツルツルした蓋の収集。別荘は押入れの中。ゴミあさりは大きくなったので、あまりできなくなってしまった。背中にえりあし模様があり、お尻には花子と同じようなだるま模様がある。

作者のハムスターの家族


プー


チビっちの夫。姉妹のメスとの喧嘩で右の耳が少し欠けている。チビすけやチビっちの別荘を荒らした事がある。兄弟で一匹だけのオスだが飼い主はしばらくにそれに気づかなかった。大雪なじみの獣医さんに名前を覚えてもらえなかった。

チビ子・坊ちゃ


プーの両親。チビ子はペットショップで育ったが、作者の友人に飼われるようになった。飼い主の姉が連れて来た坊ちゃとは初対面にも関わらず、すぐに仲良くなった。

みそちゃん


まめ太郎のお見合い相手。まめ太郎の倍以上の体重があり、大きい。力もかなりのもので自分のケージを歯で折ったこともある。サラダほうれん草をエサとしており、作者はこれが力の源ではないかと考えている。名前の由来は寝そべった姿がみそ田楽そっくりに見えた事から。飼い主からは単に「みそ」と呼ばれることもある(主に叱る時)。まめ太郎にかなり好かれているものの、みそちゃんはまめ太郎のことを嫌っている。しかし、みそちゃんの飼い主曰く他のオスが相手でも喧嘩するらしい。

ちゃー坊


おチビくんの兄弟。性別不明。趣味はカーテン登りであるが、夏になると薄手のカーテンになり登れなくなったためカーテンかじりになった。

ポッケ


おチビくんの兄弟。性別不明。名前の由来は飼い主がパジャマのポケットにひまわりの種を入れて、それを取るためにポケットに入るためだという。しかし、飼い主はたまに種を入れたままパジャマを洗濯機に入れてしまうことがあり、母親から苦情が来たことも。

チビ太


おチビくんの兄弟。オス。飼い主はチビ太の子供が生まれたら全部もらおうと思っているほど、楽観的。

プクプク


おチビくんの兄弟。オス。名前の由来はプクプクと鳴いているのが可愛かったからだが、これはハムスターの苦情である事に飼い主は気づいていない。ツルツルした蓋に興味がある(これは作者のハムスターの家系の特徴でもある)。

マリ


おチビくんの兄弟。メス。貰われていったが、飼い主の帰省により大雪家に里帰りした。幼い頃はチビ子、成長するにしたがってチビ子→マルミ→マンマルミ→マリと名前が変わっていった。ちなみにマンマルミでは長いので省略してマリになった。おっぱいは大雪家のハムスターとは違って16個ある。
なお、おチビくんの兄弟として登場したハムスターが6匹に対して、実際のおチビくんの兄弟は5匹という矛盾が生じるため、チャー坊、ポッケ、チビ太のいずれかがプクプクとマリの2匹と同じハムスターと思われる。

ちいちい


おチビくんの兄弟。メス。慣れない環境に緊張してちいちいと鳴いていた事により名前をつけられた。茶色の模様の部分に白い毛が生えているため、よくお客さんからホコリと間違えられる。

チビン


おチビくんの兄弟。オス。最初、飼い主はケビンという名前をつけようとしたが、母の読み間違いによりチビンになった。最近は母の発音がおもしろかったのかチビンヌと呼ばれている。

助清


オス。おチビくんのお婿さん候補としてやって来た白いハムスター。名前の由来は某超有名な推理小説に出てくる白い覆面の不気味な人物から。

他のハムスター・動物


ゴンちゃん


作者の隣の家で飼われている犬。「北」のような顔をしている。血統書つきの名犬でもある。彼と瓜二つな家族がたくさんいる(作者は「お隣さんはクローンでも作っているのだろうか」と言った)。また、顔がそっくりな野良犬も登場したが、後に理科の実験で扱う器具を販売している店に引き取られたようである。それを見た作者は嬉しくてつい石綿付き金網を買ってしまった。

モルちゃん


作者の従姉妹のモルモット。台風の夜に子供を産んだ。

ハエ太郎


大雪家にいるハエ。最初は作者らに嫌がられていたが、ご飯をたかるわけでもないためどうやって食料を調達しているのか心配される。一度窓から外に出たがすぐに戻ってきて、情が移った作者によって名前がつけられる。

ブッチ


大雪家の夕飯を狙ってよくやって来る野良猫。作者からニボシをもらったある日の翌日の同じ時間に来てみると、その日は血相を変えた作者に追い出された。実はブッチと同じく大雪家によくエサを食べに来るスズメ達も来ており、そのスズメ達をブッチが襲うのを危惧した為で、追い出した後で作者はブッチに謝罪していた。また、作者が木から助けた野良猫もブッチである。

信頼関係まるで無しのネコ

よく餌を食べに出てくる野良猫。大雪家に来る度に作者が触ろうとしたりすると、名前の通り信頼関係まるで無しのため、大抵の場合、怒って作者の手を引っ掻いて逃げてしまう。後にメスである事が判明し、子供を産んだが、その子猫も作者と信頼関係がないようだ。

ボスネコ


最初はひょろりと痩せこけており、その姿を見て大雪が少し値打ちの高い物をあげていた。しかしその後立派に大きくなり、近所のボスになっていた。

インコ


大雪の庭に来るインコ。誰かが逃がした物だと思われる。だが、もう飼い主の元には戻らないだろうという理由で、大雪が飼おうとも考えている。

アライグマ


ノラネコや小鳥にあげているえさを水入れで洗うノラアライグマ。夜中に大雪が住んでいるアパートの庭にやって来る。また、大雪が洗っているシーンを撮ろうとしたビデオカメラを水入れに入れてしまう。

マコ


プクプクのお見合い相手。オス。プクプクの飼い主はメスだと思い込んだが、実はオスだった。さらにマコの飼い主もプクプクがメスだと思い込んでいたので、2匹ともかなり困惑していた。

チョコちゃん


チビすけの最初のお見合い相手。お見合い相手としてやって来た際、何故かチビすけに悪い事ばかり起こった。

ポチ


第1巻のレポート11に登場したハムスター。背中にポチっと模様があることから犬でもないのに「ポチ」という安易な名前を付けられた。ペットショップで作者と思しき人物に買われていったが、飼い主の詳細が語られなかったので正確には誰であるかは不明。

ニコ丸


オス。背中に二つ丸がある。体はまだ小さい。飼い主の旅行が行っている間、大雪家に預けられた。

まめ三郎


まめ太郎のファンである女性に飼われているハムスター。オス。いつの間にか名前がさぶポンに変わっており、体重もまめ太郎よりも重くなった。

チーピー


飼い主の仕事の都合で作者に預けられる事になった。飼い主はメスと思って飼ったらしいが後にオスだという事が判明。

ドブネズミ


深夜の作者の家のトイレから出現した巨大ドブネズミ。そのほかにも野良猫が殺した物を連れてきた事があるが、実は生きていて作者が捕まえようとしたが追い出される。が、また戻ってきて天井裏の電気コードを食いちぎった。

チビ・チビすけ達の先祖


チビビンバ


チビすけの曾祖父。耳が少しだけ欠けている。

チビビ


花子の父。1巻の番外編に登場。
番外編に登場するハムスター

チビまろ


ビビリ屋なのでペットショップの水槽の巣材にずっと隠れていたため、売れ残ったハムスター。後に「ひな子」さんの父親が彼女の誕生日プレゼントに買っていった。彼女の母親が試しにバースデーケーキの栗を与えたところ、喜んで食べたので父親と「ひな子」さんの提案で「チビ」と「まろ(マロン=栗)」からこの名が付けられた。最初は、ひな子さんにモルモットと勘違いされた。

頑丈野郎チビお


リスの代わりに飼ったハムスターという設定。飼い主が男の子らしい名前にしたかったので「チビお」と言う名前になったが、どこから落ちても平気と言う頑丈さを見せた為に「頑丈野郎」と言う名前も良いと考え、結局「頑丈野郎チビお」と言う名前になった。大安の日に嫁をもらうこととなった。

カルビ


焼肉店のそばのペットショップ出身。飼い主の父にだっこされるのがあまり好きでない。鼻力が強い。パセリばかり与えられていた。名前の由来はよほど美味しかった骨付きカルビかららしい

しま次郎


その名の通り背中に黒い線が一本通っている。
その珍しい柄から、ペットショップで2万円という高値で出品された。しかしなかなか売れず、徐々に値下げされるがそれでも売れなかった為、通常のハムスターと同じ千円まで値下がりした。それを運よく見つけた、カメを買うつもりだった少年「太郎」に(気紛れで)買われた子である。
彼はオスだと思って名前をつけたが実はメスだった。
話の最後でペットショップで高値で売られているウリ坊のような珍しい柄のオスが夫になる事が示唆されている。

チビ太郎


某ハムスター愛好家からもらわれてきたハムスター。
実はモルモットとハムスターの区別の付かない飼い主により、先に飼っていたモルモット(メス)の婿になるためにもらわれてきた。モルモットには好かれているがチビ太郎は快く思っておらず、意地悪な素振りをよくする。逆に嫁には気に入られており、じゃれるつもりで怪我を負わされてしまう事も。
父親が「チビ」という名前であることが語られているので、元の飼い主である某ハムスター愛好家とは作者の大雪師走のことであり、チビすけとは兄弟である可能性もある。

チビ坊(ヘラクレス)


元の名前はヘラクレスだったが、飼い主が転勤によりペット禁止の寮に入るために今の飼い主「鉄子」さんに泣く泣く譲られた。しかし、ヘラクレスは言いにくい名前だったため、名前を決める際に偶然耳にした「ヤン坊、マー坊、天気予報」からチビ坊に改名された(が、中々そう呼ばれても反応しなかった)。昔の飼い主に飼われていた頃は高級なりんごを食べさせられていたが、「鉄子」さんは安いりんごしか買って来ないので中々食べなかった。しかし、新しい名前に慣れ、安いりんごも食べるようになった。その後またしても飼い主は転勤で、ペット禁止の寮に入る事になってしまうが、飼い主は「黙っていれば問題ない」とチビ坊も連れて引っ越した。

ぼん太郎


ペットショップ出身のハムスター。とてもビビリやで耳が良い。名前の由来は、飼い主が名前を決める際に偶然聞いた柱時計の「ボーン」という音から。

コロちゃん


名前の通り、体型がコロコロとしているハムスター。飼い主が作ったコロちゃんの歌も存在する。

チビ玉


ペットショップ出身のハムスター。生後一ヶ月で店頭に並び、それを大雪の友達が見つけて買った。飼い主は大雪をハムバカと呼ぶ。名前の由来は、鶉の卵みたいに小さい事から。

人間の登場人物


基本的に人間は後ろ姿、もしくは髪で目が隠れた姿、線で描写された目で描かれている。メガネをかけた人物については普通に描かれていることも多い。ただし、初期は目が描かれたカットも多い。

大雪師走


作者。女性。話の構成上最も多く登場する人間である。一度だけ鏡を見ている姿で真正面から顔が描かれた事があるが、ハムスターと同じような丸い目で描写されていた(作中でも似てきたと語っている)。また、8巻では「><」状の目もたまに出てくる。TVゲームが好きだが、度々ハムスターにコードをかじられている。作中ではドブネズミを捕まえて飼おうとしたり、排水溝の中にいるネズミに芋をやってパイプを詰まらせたりと子供っぽい一面も持つ。間違えてインクを飲んだ事や新品のヘッドホンのコードを切った事やハムスターフードを食べた事も・・・。

作者の母


作者の母親。アフロヘアーのような髪形をしている。娘である作者への突っ込み役が多い。

おばあちゃん


作者の祖母。時々大雪家にやって来る。常に名古屋弁でしゃべる、掃除機を使わない、手の皮が厚い、ゴキブリを素手で捕まえようとする、など個性的な人物である。花子が子供を出産した際、作者の母が出産したと勘違いした。氷川きよしが好き。おまけ漫画で主役になったり最後のページにだけ登場したりすることがある。

大家さん


作者が住んでいるアパートの大家。アパートではペットを飼う事が禁止なので大家さんが来ると作者はハムスターを隠す。一度、木から下りられなくなった野良猫(ブッチ)を作者が助けていたのを目撃したが、あまり気にしなかった。

お向かいさん(ゴンちゃんの飼い主)


ゴンちゃんを飼っている人。「北」の顔の犬が好き。金持ち。

先生


動物病院「なんでも医院」の獣医。白髪と黒縁眼鏡が特徴の中年男性。天然ボケな所がある。「しばらく見ない内に太りましたねー大雪さんは」と口走るなど、時々余計な事を言ったりする空気の読めない先生。チビすけの足の怪我に気づかないなど、本当に医者なのか疑わしいところもある(そのときの先生の診断は「太りすぎ」)。

ご近所の人々


作者の近くに住んでいるおばさんや女子高生で、よくハムスターの自慢をしている。チビっちにネズミみたいな模様があることを作者が自慢し、どこで聞いたのか譲ってほしいという人物が電話してきた事も。

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