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ガンダムシリーズに登場する小型ロボット。様々な場面で活躍する名脇役。

検索に関する注意

検索に関する注意

「ハロ」だけで検索すると「ハロウィン」等も引っかかってしまう為、「ガンダム」等を併記してアンド検索すると良い。


曖昧さ回避

曖昧さ回避

名探偵コナンのスピンオフ作品・ゼロの日常に登場する安室透の飼い犬は→安室ハロ


概要

概要

デザインは初代ガンダムと同じく大河原邦男氏。

有重力下では転がったり跳ねたりして、また無重力下では球体上部の左右に付けられているカバー2枚を羽根のように羽ばたかせたりして移動する事ができる。会話機能もついており、よく人物の名前や簡潔な返事を単調な口調で連呼している。なお、声優は同作の登場キャラクターの兼役であることが多い。


大まかな外見は初代から一貫して同じではあるが、作品によって大きさや手・足・口の開閉機構、口の中などデザインに差異が見られる。

手足のある『機動戦士ガンダム』のハロなどはホース状のアームを持つ手が上カバー内に収まっており、足はアームにより下半分のカバーそのものが伸長し本体を支える。

当初は黄緑色のものだけだったが、機動戦士ガンダムSEEDシリーズ以降は同形状で様々な色のハロが登場した。


いつ頃からか、サンライズのマスコットにまで地位を登り詰めており、映像ソフトや映画のオープニングロゴ映像では「SUNRISEのIの上の点がないロゴが表示された後、ハロが登場。飛び跳ねて来てIの上の点になる」という映像が流れる。これはガンダム内外を問わずサンライズのロゴが必要なら使われる。

ちなみに普通は黄緑色のハロが登場するが、「SEED」関係の作品だとラクスのピンクハロが登場する。芸コマ


出自・由来

ガンダムを代表するキャラクターだが、実は1stガンダムこと『機動戦士ガンダム』の製作段階で作られたわけではない。

無敵鋼人ダイターン3』で主役メカ・ダイターンを修理する小型ロボットとしてデザインされた。


監督である富野由悠季氏の「いいデザインだからこの程度の出番ではもったいない」との判断で登場は見送られ、後番組である1stガンダムにマスコット・キャラクターとして登場することになった。


「ハロ」という名前は、映画『2001年宇宙の旅』に登場した人工知能HAL(ハル)9000型コンピュータに由来するとされる。


機動戦士ガンダム

機動戦士ガンダム

シリーズ史上初めてのハロは、『機動戦士ガンダム』にてアムロ・レイが製作しフラウ・ボウにプレゼントしたペットロボット。飼い主(持ち主)はもちろんフラウ。

声優は井上瑤セイラ・マスとの兼役)。劇場版3部作の1作目のみ高木早苗が演じた。『THE ORIGIN』では後述の映画『機動戦士Ζガンダム A New Translation』から新井里美氏が再び演じている。


当初はアムロが製作したオリジナルだったが、続編で類似品が登場した事から、地球で購入したアムロによって持ち込まれたSUN社製の市販ロボットであると改変された。

主にカツ・レツ・キッカ達の玩具となっていた。

市販品といってもアムロによって大幅に改造されているようであり、彼の脳波を測定したこともあった。また手足が内蔵されており、延ばして階段を上る描写もある。脱走した捕虜コズン・グラハムの足にぶつかって転ばしたり、何かの理由で腹を立てたフラウ・ボゥに蹴り飛ばされても壊れないなど、かなり丈夫にできているようである。

『THE ORIGIN』によると「セキュリティモード」なる防衛機構が搭載されているようだが、発動する前にアムロ邸に侵入してきた男に蹴り飛ばされて不発に終わっている。


機動戦士Ζガンダム

機動戦士Ζガンダム

厳密には「ハロ THE II」という名前。一年戦争が終結した後に、戦争を勝利に導いたとしてホワイトベース隊が英雄扱いされ、その際にマスコット・ロボットとしての人気が出て玩具メーカーによる商品化がされた、というのが当初の設定であったが、後にハロを販売していたSUN社がアムロから逆ライセンスを得て再商品化されたものと設定が変更された。テレビシリーズでの声優は荘真由美。劇場版『機動戦士Ζガンダム A New Translation』では新井里美ファ・ユイリィとの兼役)が演じた。

作中では月に遺棄された一年戦争時の残骸の中からカミーユ・ビダンが発見。ホワイトベースの情報を持っているかもしれないと期待し、持ち帰って修理をしてはみたが特に目ぼしい収穫は無かった模様。ガンダムMk-Ⅱのコクピットに入り込んで戦闘に付いてきたこともあったが、結局はただのオモチャなのでVガンダムガンダム00のハロのように戦闘のサポートはしていない。だがそのボディは異様に頑丈なようで、敵兵の銃弾に当たっても無傷で弾き返している。これにより白兵戦では何度かカミーユを救った。

その後はクワトロ・バジーナが連れてきたシンタクムの遊び相手となっている。

キーボードとモニタが内蔵されており、ノートパソコンとしての機能を持つ他、初代とは異なり手足が存在せず、転がるか、跳ねまわる事で移動する。

足が消えたため下半分左右のカバーは消失しているが、代わりに腹部にハッチが設けられ取り外すとデジタル時計が現れる。


エンディングでは、走っているファ・ユイリィの隣で歌のリズムに合わせてバウンドしている。


機動戦士ガンダムΖΖ

機動戦士ガンダムΖΖ

『機動戦士Ζガンダム』のものが続投。


機動戦士ガンダム逆襲のシャア

機動戦士ガンダム逆襲のシャア

アムロがハサウェイ・ノアにプレゼントしたものが登場。しかしハサウェイがラー・カイラムのブリッジから抜け出したときにはブリッジに取り残されてしまった。

アムロの話によると、このハロは初代から3代目に当たるらしい(アムロの手による「二代目」の消息は不明)。なお劇中において他の登場人物との関わりが少ないためか、歴代ハロの中では最も口数が少ない。

シーンによって足部カバーがある初代のタイプと腹部ハッチのあるΖのタイプ両方の作画で描かれている。

また、閃光のハサウェイでは上巻の表紙に描かれているが、作中には登場していない。


機動戦士ガンダムUC

機動戦士ガンダムUC

バナージ・リンクス父親から5歳の時にクリスマスプレゼントとして送られたもの。

外見はΖのものとほぼ同じ。

作中では「1年経たずしてブームは過ぎ去り、製造元もアフターサービスを中止した」とされており、バナージはそれを独自に改造して連れている。

また、アニメ版ではアラーム機能が搭載されているのが確認できる。

声は広橋涼が担当。


機動戦士Vガンダム

機動戦士Vガンダム

主人公ウッソ・エヴィンの相棒。シリーズで一二を争うほどハロが大活躍した作品。

もとは父親であるハンゲルグ・エヴィンが拾ってきたものを、高性能に改造した上でウッソへ渡している。声優は松本梨香ウォレン・トレイスとの兼役)。


不法居住者という、正規の居住権を持たずに「カサレリア」と名付けた物寂しい地帯に暮らさざるを得なかったハンゲルグ夫妻が、ウッソの遊び相手兼学習(訓練)補助として、ウッソを「マスター」登録してある。

データ検索や、周辺索敵中は「エーット……」等と考え込む音声を発し、「ヤベェゼ、アニキ!」といった奇妙な言葉も学習するため愛嬌を感じるが、これらは全て、ハンゲルグによって意図的にプログラムされた行動である。上述の通りカサレリアという特殊な環境で、同年代がシャクティ・カリンしか居ない生活環境下において、ウッソの情操教育のために入力しただけの「キャラクター性」に過ぎない。


人工知能自体も高度に改造されており、ウッソからの「シャクティに着いていて」といったようなファジーな命令に対しても、的確に対応する。その他、スペースコロニー通路内の警備ロボに対して、オトリになった上で自滅させる、V2ガンダムを操縦するなど、その性能の高さは他作品のそれを遥かに上回る。

手足も腹部ハッチも無いタイプだが目が録画・映写可能のカメラになっており、口からシャボン玉を吐き出す機能が備わっている。大きく膨らませたシャボン玉をスクリーン代わりにしてどこにいても映像を映し出すことが可能。

ウッソが敵兵に追われているときは拳銃の発砲音を再生して兵士を驚かせたり、建物並みに巨大なシャボン玉を出し、そこにモビルスーツの姿を映して威嚇したりした。

戦闘力もそこそこあり、白兵戦では敵兵が吹っ飛ぶほど勢いよく体当たりをして活路を開く。コクピットから外に落下しそうになったウッソの手を咥えて支えきるほどの力も備わっている。中盤でサンドージュの電撃によりウッソが感電死しそうになったときは身を呈してウッソを庇い、故障してしまう。

なお、上記のような的確なハロのサポートの数々は人からの指示ではなくハロが独自に判断して自発的に行ったものであり、AIの優秀さも相当なものとなっている。

ハイランドではトマーシュの手によって圧縮ガスボンベとワイヤーガンが取り付けられ宇宙空間でも飛び回れるようになった。学習機能もあるのでオデロ・ヘンリークウォレン・トレイスあたりから俗っぽい言葉を学んだらしく「ヤベーゼ、アニキ」という迷言を唐突に放ち、ウッソは「そんな言葉どこで覚えたの・・・」と困惑していた。

そしてウッソがV2ガンダムに搭乗するようになった以降はコックピットにハロ専用の台座が用意され、戦闘の際には索敵や仲間の安否の情報収集をするなど本格的にウッソのバックアップ役となる。最終決戦まで立派にその役目を果たした。

ウッソの作戦により単独でV2の操作そのものを任されたこともあり、いきなりのMS戦にハロ本人はかなり焦っていたがカテジナ・ルースゴトラタンをV2のバルカンでけん制、攻撃をシールドで防ぎつつ体当たりで押し返し見事にウッソを救った。

最後の決戦を前にして、こういうときだからこそと無邪気にバスケットボールのような遊びをするウッソ達のボール役になった。そこでさり気なく見せるとても満足そうなハロの笑顔は必見。戦闘にも対応できる高性能ロボだが、本来の子供用オモチャとしての扱いを嬉しく思っているようだ。


アイキャッチではハロが主役。シャクティ・カリンの愛犬であるフランダースと一緒に並んでいるが徐々に巨大化していき・・・。

ガンダムシリーズ中ここまでハロが活躍したのは珍しく、ゲームスーパーロボット大戦では、ウッソ専用のサブパイロットとされることもある。また、同シリーズで最高峰の強化パーツである「ハロ」はVガンダムのハロなのではないかという説もある。

ガンダムVSガンダムではV2でウッソと一緒に乗っており、アムロやカミーユなど、そしてアスランの様なハロに関係したパイロットと組むと特別な台詞が発生する。


Gジェネレーションシリーズでは拡散バブルを装備しているオリジナル機体として登場したり、パイロットとしても登場しセリフや担当声優が松本梨香氏であったりなど、明らかに本作の影響を受けているのがわかる。


機動戦士ガンダムSEED

機動戦士ガンダムSEED

アスラン・ザララクス・クラインにプレゼントしたもの。幾度かプレゼントしたため、複数のカラーバリエーションがあり、ラクスは特にピンク色のものを好んで携帯していた。

声優は三石琴乃(ピンク、マリュー・ラミアスとの兼役)、折笠富美子(赤、メイリン・ホークとの兼役)。

初代以来の手足があるタイプとなる。また、本作のハロは歴代でも最も小型で、ソフトボール程度の大きさしかない。

前述の通りカラーバリエーションが豊富なため、そのボディーカラーで「ピンクちゃん」「ネイビーちゃん」などと呼び分けられていた。さらに、カラー毎に様々な機能を内蔵しており、「ピンクちゃん」には戦艦の電子ロックを解除できるほどの高度な開錠能力が搭載されている。

一方。言語学習機能を共通して搭載しており、簡単な言語コミュニケーションを取ることができる。ちなみに、「ナンデヤネン」「マイド」「オオキニ」「アカンデー」といった関西弁や、「オマエモナー」「サセルカー!」「ミトメタクナーイ!」といった口の悪い言葉はアスランが作った時点では学習しておらず、ラクスが学習させたものである

『DESTINY』の「ピンクちゃん」には、特殊部隊の侵入やラクスへの狙撃を察知する、フリーダムの格納庫への扉を開けるための鍵を口の中に持っているなど、以前より高度な機能が追加されている。また、「てやんでぃ!」といった江戸っ子口調など、若干ではあるが言葉のレパートリーも増えている。


ラクスの替え玉であるミーア・キャンベルにもレプリカの赤いハロが与えられており、こちらは英語で喋る。

『FREEDOM』ではなんと催眠ガスを仕込まれており、キラ達がアルテミス要塞に侵入作戦を行った際、通気口にハロを投入し、ファウンデーション王国の兵士達を催眠ガスでダウンさせた。

「ネイビーちゃん」の声優は子安武人で「ゲッコウチョー!」と言いながら催眠ガスを流していた。


機動戦士ガンダム00

機動戦士ガンダム00

私設武装組織・ソレスタルビーイングにて宇宙世紀シリーズに登場するハロより一回り小さいサイズの複数体が登場。ソレスタルビーイングは必要最小限の人員で活動を行っているため、回避運動などMSのサブパイロットから専属の小型ロボットによるメンテナンス活動など、あらゆる面をこなす独立型マルチAIとして存在する。

SEEDから引き続き手足が存在するが足の展開方法が初代と異なり、後ろへカバーがずれて開口部からシューズ状の足が出てくる。


元々は木星探査船「エウロパ」においてスカイ・エクリプスの製作した物。整備によってかなり長い時間の稼働が可能らしく、当時製作されたオリジナル個体(オレンジ)が継続して使用されている他、木星圏から地球圏へ太陽炉を輸送した個体をソレスタルビーイングのメンバーがコピー・量産して活用している。

登場するハロは皆兄弟機として認識されており、例えばオレンジハロは他のカラーのハロから「オニイサマ」「オニイチャン」「アニサン」などと呼ばれる。

声優は小笠原亜里沙(オレンジ、ソーマ・ピーリスとの兼役)、高山みなみ(赤、カティ・マネキンとの兼役)、佐藤有世(青、クリスティナ・シエラとの兼役)、入野自由(HARO、沙慈・クロスロードとの兼役)。


ソレスタルビーイング所属としてはロックオン・ストラトス(初代ニール・ディランディ、2代目ライル・ディランディ)の相棒として登場するオレンジカラーのハロの出番が一番多い。

セカンドシーズンでは赤ハロも登場し、沙慈・クロスロードのパートナー的存在として活躍したが、劇場版でダブルオーライザーと共に失われた。

劇場版では新たに青ハロも登場し、オレンジハロと共にガンダムサバーニャのサポートを行った。

その他グリーン、ライトブルー、ピンク、パープル(トリニティの物とは別)などのカラーも存在し、オレンジハロと共に整備メカのカレルで整備を行うことがある。


プトレマイオスチームと別行動をとっているトリニティの、ネーナ・トリニティの相方である、パープルブラックのハロ(正しくは「HARO」)は80年前に発見された個体そのものであり、最初期に作られたためオレンジハロから「ニイサン」と呼ばれている。

ただし、当ハロはオレンジハロに関しての情報を失っていた為に同系機と認識せず、目つきや口が悪く、攻撃的な面がある。長らくネーナのサポートを行っていたが、セカンドシーズンでネーナがイノベイターに用済みと見なされた際にリボンズ・アルマークがHAROを通してネーナにそれを宣告しており、スローネドライが撃墜された際には宇宙に漂っていた。


また、公式外伝である『機動戦士ガンダム00P』『機動戦士ガンダム00F』にも登場。

ソレスタルビーイングのサポート組織『フェレシュテ』(『神の手』を意。またペルシャ語だと、『天使』の意)でも同様の役目を持つ。

ロックオンネーナが持つものとは違い、猫耳&猫しっぽ付き。


機動戦士ガンダムAGE

機動戦士ガンダムAGE

声優は遠藤綾エミリー・アモンドならびにユノア・アスノとの兼役)。

各部において主人公や彼らと親しい人間と行動をともにするペットロボット。

第一部一話から登場しているが、制作された理由などは明確に描かれていない。半世紀以上も稼働しており、現状においてガンダム00におけるHAROに次ぐ稼働時間を誇る。

手足は無く内部にディスプレイとキーボード、AGEデバイス用スロットを持ち、口をあける形で『PCモード』に変形することでAGEシステムのデータ解析用のパソコン端末として使用することが可能。サイズは従来のハロより少し大きめである。

なお開き方はノートPCよろしく上下に開いていたΖとは異なっており、上半分のカバーをヘルメットシールドのように跳ね上げることで内部機器が露出するようになっている。


ガンダムビルドシリーズ

ガンダムビルドシリーズ

ガンダムビルドファイターズ』の主人公イオリ・セイの目覚まし時計として初登場。これは実際に存在する商品であり、セイの物は初代の井上瑤バージョン。他に「SEED」準拠の三石琴乃バージョンも存在する。


ガンダムビルドダイバーズ』ではGBNへログインする際のゲストアバターとして登場している。実際に確認されたのはヤシロ・モモカのピンクハロ、それ以外にも……。


ガンダム Gのレコンギスタ

ガンダム Gのレコンギスタ

環境チェック用ロボットとして「ハロビー」と呼ばれる球状のロボットが登場する。

声優は高垣彩陽マニィ・アンバサダとの兼役)。

顔面こそハロに似ているがカバーの類は上半分含め一切なく、顔面を除いた本体が左右に割れタイヤとなることで自走が可能。

主人公ベルリ・ゼナムの持ち歩いているものはノレド・ナグから送られた物で、二人の名前を取って「ノベル」と呼ばれている。


機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ

機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ

本作においてはハロといった近未来的なものは世界観から外れてしまうため、ほとんど登場せず、最終回でカッサパファクトリーのオフィスの机に背景として描き込まれていたに留まる。


SDガンダムワールドシリーズ

SDガンダムワールドシリーズ

SDガンダムワールド 三国創傑伝』の主人公劉備ユニコーンガンダムの相棒として登場する。色は緑色。

劉備の感情に反応して竜の紋章が現れて、ドラゴンメモリを出現させ彼に力を与えた。どうやら劉備の家に代々受け継がれていたらしいが…。

作中での最強クラスの実力を持つ呂布シナンジュの攻撃をじかに受けても原形をとどめる頑丈さを持つ。

『三国創傑伝』ではその正体は明かされなかったが、直接の続編である『SDガンダムワールド ヒーローズ』にて判明した実態は作中世界に5つ存在する至宝「オーパーツ」であり、全てのハロが揃えば世界の滅亡を阻止するのに必要なシステム「ピラミッド」を起動させるキーとなることが判明。

「5つのハロ全てをピラミッドに揃え世界の滅亡を防ぐべく、世界各地にあるハロを集める」ことが今作における劉備達の冒険の目的となる。


詳細は当該項目にて


機動戦士ガンダム 水星の魔女

機動戦士ガンダム 水星の魔女

グリーンとオレンジ色のハロが登場。

声優はグリーンを富田美憂(チュアチュリー・パンランチと兼任)、オレンジを古川慎(シャディク・ゼネリと兼任)が担当。

SDガンダムシリーズやビルドダイバーズのゲストダイバーなどのような自我を有している作品以外では基本的に片言で喋っていたハロではあるが、今作では「承りました。」などかなり流暢に喋るAIとなっている。

本作の舞台となるアスティカシア高等専門学園では幅広く使われており、用途ごとの機械にハロの搭載スペースが設けられてる。

手足や下半分のハッチの類が無い代わりに上記機械との接続用と思われる穴が4つ開いている。

現時点で確認できるのはガイドロボット、空撮用のドローン、スクーター、クワイエット・ゼロ内部の警備迎撃用兵器


その他

その他

機動戦士クロスボーン・ガンダム

当作にペットロボットのハロは直接登場はしないが、ベラ・ロナのペットのオウムが「ハロ」と名付けられており、劇中ではシャア・アズナブルなどの声真似をしている。


機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト

ハロを模した美少女型AIハロロが登場する。


GUNDAM THE RIDE

コロニー公社のスペースコロニー案内ビデオでイメージキャラクターとして登場。今作でハロは元々コロニー公社のイメージキャラだったと言う設定が付与された。


G-SAVIOUR

サイド・ガイアの生物工学研究所所属のコウビィが所持している黒い携帯型端末としてハロが登場。

スタージス空軍基地のキーロック番号を調べる時に使用された。この時代では汎用携帯端末が学生レベルでも通常持っているほど普及しており、通信やデータのやり取りなどで使われている。


∀ガンダム(マガジンZ版)

マガジンZのコミカライズにおいて何を間違えたのか『機動戦士ガンダムF91』に登場したバグの機能を有したハロが登場し、ディアナ・ソレルへの暗殺に用いられた。


模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG

本作におけるハロはマスコットではなく、ガンプラをスキャンする為のスキャナーとして機能する。

口の中は空洞になっており、そこにガンプラを入れてスキャンを行う。

普段はガンプラバトル用の筐体に備え付けられているが、大型キット用の大型スキャナーもあり、筐体備え付けのスキャナーに入らないキットはそちらを使用する。


機動戦士ガンダムサンダーボルト外伝

機動戦士ガンダムサンダーボルト外伝」の第一話においては、RGM-79の頭部に搭載された探査ドローンとして登場。他シリーズのハロと大きく異なり、知的かつ機械的な言動を見せる。また漂流する敵機体内の酸素残量を調べたりコクピットハッチを開放するなど、実用性の高さを見せつけた。


ゲーム等での活躍

ゲーム等での活躍

スーパーロボット大戦シリーズでは運動性、移動力、武器射程を向上させる強化パーツとして登場。「ガンダムSEED」が参戦するタイトルでは別枠で「ピンクハロ」も登場する。

高い効果がある分入手できる数は極めて少なく、装備させる機体を吟味する必要がある。

第三次・EXでは何故かAIパイロットの顔アイコンがハロである。また、EXではスーパーファミコンマウスを接続すると、ハロをマウスカーソルで弄る項目が出てくる。


ヒーロー戦記ではアムロたちが所属するゼウスの総司令官として「ハロ9000」が登場。

本体は部屋いっぱいのスーパーコンピューターだが、通信する際は原典のハロと同型の端末で会話する。

名前はハロと上述のHAL9000をかけたもので、劇中でも南光太郎が「コンピューターは反乱を起こして人類抹殺なんて考える、大体名前からして怪しげだ」とHAL9000を意識した発言をしている。

また、原作同様アムロのペットとしてのハロも登場する。


SDガンダムGセンチュリーでは登場しないが、パイロットの名前を「ハロ」に変更するとパイロットのレベルが強制的に1に戻されてしまうという隠し要素がある。


SDガンダムGジェネレーションシリーズでは『まるい悪魔』の異名を持つオリジナルMSとして登場。

初代では大型MAに匹敵する性能を持つ最強ユニットであった。

しかしZEROとFでは能力が控えめに抑えられ、魂以降は大幅に弱体化されたりしたが、OWではあのサイコハロと攻守のスペックが互角になっている。

・・・と思ったらジェネシスで再び弱体化。大型サイズとしてはかなりステータスが低い。クロスレイズでも性能は据え置き+Iフィールド削除という手痛い弱体化を受けている。

武装に関しては、初代とZEROでは「タックル」、「メガ粒子砲」、「拡散バブル」を装備していたが、F以降はメガ粒子砲がドリルクローに差し替えられ、格闘機色が少し強くなった(作品によってはウインチギミックやハロ・ビットも装備している)。

それに伴い見た目も「唯の球体」から「丸い手足の付いた球体」へと大きく変化したのだが、ゲーム中では一言も触れられていない。

また、NEOでは新生シャッフル同盟+東方不敗の技を扱えるゴッド・ハロが登場。

機体区分はモビルファイターであるため、一部の専用エンブレムの恩恵を得られる。

SEEDではピンクハロを始めとしたアスラン謹製のハロ達がユニットとして登場。

色によって性能とスペシャルアタックの演出が異なっている。


一部の作品では、ファーストガンダムの初代ハロが隠しパイロットになっている。(声優はVガンダムで担当した松本梨香)

ハロにはハロを乗せて楽しむというのも勿論アリだが、ハロ・ビットが有る作品ではハロ自身が覚醒値を持ってないせいでハロ・ビットが使えず性能をフルに発揮できない。

また、F・IFでは敵専用キャラとして「暴走ハロ」と「暴走超ハロ」が登場。

サイコロガンダムやサイコ・ハロにも搭乗しており、何故かニュータイプなので問答無用でハロ・ビットをぶっ放してくる。

見た目は前者は目がつり上がった黒い球体。後者も目がつり上がっているが体色は紫色で、何かDG細胞の様なものに感染されている・・・。


ガンダムトライエイジにおいては、モビルスーツをパイロットとは違う方向から強化できるアイテム「パーツ」として複数のハロが登場。

ピンクハロ、ネイビーハロのようなラクス所有のものからアムロ所有のものやウッソ所有のもの、バナージ所有のものまで様々なハロが登場している一方、鉄血の3弾現在ではこれ以上の出番はない(「ハロルーレット」のような期間限定のものはあったが……)。

また、本ゲームオリジナルのバリエーションも存在し、特に「ハロ型蚊取り線香」についてはプレイヤーから「実際に商品化してほしい」という声が上がったほどの人気。

また、ゲームには直接登場しないながら、BUILD MS2弾のガンダムデュナメスやBUILD G2弾のケルディムガンダムなどのパーフェクトレアの箔押しにハロがひょっこり顔を覗かせている。おそらく前述のオレンジハロであろう。


ガンダム無双シリーズでは、劇場版Zで担当していた新井氏が演じている。

システムボイスとしての出番が多かったが、真・ガンダム無双ではパートナーキャラとしても登場。

バナージやカミーユたちとも掛け合いが存在する。


立体物

立体物

2018年から小型の「ハロプラ」として様々な展開がなされ、プチッガイに並ぶファンシー系ガンプラの代表格となっている。

カラバリも一般的なベーシックグリーンを筆頭に多く、ガンダムベース限定やイベント限定クリアボディモデルもある。

球体のため、転がり防止の専用台座が用意され、差し替えで手足も展開する。初期のモデルは内部メカにフレームを組み込んだものだったがニューバージョンでは口が大きく開くタイプに変更され、現在はこちらが主流。


より本物に近づけたFigure-rise Mechanicsでも登場。カラバリはベーシックグリーンとピンクのみ。

デザイナーの大河原邦男本人により徹底監修され内部メカが細かく再現され、ベーシックグリーンはガンメタリック主体の宇宙世紀版、ピンクはパープルメタリック主体のコズミック・イラ版で全く異なるデザインとなっている。

さらに別売りのLEDユニット(白)を組み込むことで目も発光し、大型化したことで手足の展開も差し替えなしで可能。外装パーツも通常と内部メカがわかるスケルトンカラーの二種類が用意され、さらにプラモデルの透過特性を利用した目の発光が浮かんで分かる上半分が目の部分が開口していないホールレスタイプの外装が付属している。

ガンダムベース限定版ではLEDユニットとのセット商品が販売され、こちらはスケルトン外装がメタリック外装に変えられている。


関連イラスト

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関連タグ

関連タグ

機動戦士ガンダム 機動戦士Zガンダム 逆襲のシャア

機動戦士ガンダムUC 機動戦士クロスボーン・ガンダム 機動戦士クロスボーンガンダムゴースト

機動戦士Vガンダム 機動戦士ガンダムSEED 機動戦士ガンダムSEEDDESTINY

機動戦士ガンダム00 機動戦士ガンダムAGE

ガンプラビルダーズ

Gのレコンギスタ GUNDAM_THE_RIDE

SDガンダムワールド三国創傑伝 SDガンダムワールドヒーローズ

ハロボッツ


R2-D2:スターウォーズに登場するドロイド。主人公と共に戦闘機に乗り込みサポートする活躍と、半球状の頭部だけを露出して戦闘機に乗り込んだ姿がVガンダムのハロの元ネタだと思われる。

検索に関する注意

検索に関する注意

「ハロ」だけで検索すると「ハロウィン」等も引っかかってしまう為、「ガンダム」等を併記してアンド検索すると良い。


曖昧さ回避

曖昧さ回避

名探偵コナンのスピンオフ作品・ゼロの日常に登場する安室透の飼い犬は→安室ハロ


概要

概要

デザインは初代ガンダムと同じく大河原邦男氏。

有重力下では転がったり跳ねたりして、また無重力下では球体上部の左右に付けられているカバー2枚を羽根のように羽ばたかせたりして移動する事ができる。会話機能もついており、よく人物の名前や簡潔な返事を単調な口調で連呼している。なお、声優は同作の登場キャラクターの兼役であることが多い。


大まかな外見は初代から一貫して同じではあるが、作品によって大きさや手・足・口の開閉機構、口の中などデザインに差異が見られる。

手足のある『機動戦士ガンダム』のハロなどはホース状のアームを持つ手が上カバー内に収まっており、足はアームにより下半分のカバーそのものが伸長し本体を支える。

当初は黄緑色のものだけだったが、機動戦士ガンダムSEEDシリーズ以降は同形状で様々な色のハロが登場した。


いつ頃からか、サンライズのマスコットにまで地位を登り詰めており、映像ソフトや映画のオープニングロゴ映像では「SUNRISEのIの上の点がないロゴが表示された後、ハロが登場。飛び跳ねて来てIの上の点になる」という映像が流れる。これはガンダム内外を問わずサンライズのロゴが必要なら使われる。

ちなみに普通は黄緑色のハロが登場するが、「SEED」関係の作品だとラクスのピンクハロが登場する。芸コマ


出自・由来

ガンダムを代表するキャラクターだが、実は1stガンダムこと『機動戦士ガンダム』の製作段階で作られたわけではない。

無敵鋼人ダイターン3』で主役メカ・ダイターンを修理する小型ロボットとしてデザインされた。


監督である富野由悠季氏の「いいデザインだからこの程度の出番ではもったいない」との判断で登場は見送られ、後番組である1stガンダムにマスコット・キャラクターとして登場することになった。


「ハロ」という名前は、映画『2001年宇宙の旅』に登場した人工知能HAL(ハル)9000型コンピュータに由来するとされる。


機動戦士ガンダム

機動戦士ガンダム

シリーズ史上初めてのハロは、『機動戦士ガンダム』にてアムロ・レイが製作しフラウ・ボウにプレゼントしたペットロボット。飼い主(持ち主)はもちろんフラウ。

声優は井上瑤セイラ・マスとの兼役)。劇場版3部作の1作目のみ高木早苗が演じた。『THE ORIGIN』では後述の映画『機動戦士Ζガンダム A New Translation』から新井里美氏が再び演じている。


当初はアムロが製作したオリジナルだったが、続編で類似品が登場した事から、地球で購入したアムロによって持ち込まれたSUN社製の市販ロボットであると改変された。

主にカツ・レツ・キッカ達の玩具となっていた。

市販品といってもアムロによって大幅に改造されているようであり、彼の脳波を測定したこともあった。また手足が内蔵されており、延ばして階段を上る描写もある。脱走した捕虜コズン・グラハムの足にぶつかって転ばしたり、何かの理由で腹を立てたフラウ・ボゥに蹴り飛ばされても壊れないなど、かなり丈夫にできているようである。

『THE ORIGIN』によると「セキュリティモード」なる防衛機構が搭載されているようだが、発動する前にアムロ邸に侵入してきた男に蹴り飛ばされて不発に終わっている。


機動戦士Ζガンダム

機動戦士Ζガンダム

厳密には「ハロ THE II」という名前。一年戦争が終結した後に、戦争を勝利に導いたとしてホワイトベース隊が英雄扱いされ、その際にマスコット・ロボットとしての人気が出て玩具メーカーによる商品化がされた、というのが当初の設定であったが、後にハロを販売していたSUN社がアムロから逆ライセンスを得て再商品化されたものと設定が変更された。テレビシリーズでの声優は荘真由美。劇場版『機動戦士Ζガンダム A New Translation』では新井里美ファ・ユイリィとの兼役)が演じた。

作中では月に遺棄された一年戦争時の残骸の中からカミーユ・ビダンが発見。ホワイトベースの情報を持っているかもしれないと期待し、持ち帰って修理をしてはみたが特に目ぼしい収穫は無かった模様。ガンダムMk-Ⅱのコクピットに入り込んで戦闘に付いてきたこともあったが、結局はただのオモチャなのでVガンダムガンダム00のハロのように戦闘のサポートはしていない。だがそのボディは異様に頑丈なようで、敵兵の銃弾に当たっても無傷で弾き返している。これにより白兵戦では何度かカミーユを救った。

その後はクワトロ・バジーナが連れてきたシンタクムの遊び相手となっている。

キーボードとモニタが内蔵されており、ノートパソコンとしての機能を持つ他、初代とは異なり手足が存在せず、転がるか、跳ねまわる事で移動する。

足が消えたため下半分左右のカバーは消失しているが、代わりに腹部にハッチが設けられ取り外すとデジタル時計が現れる。


エンディングでは、走っているファ・ユイリィの隣で歌のリズムに合わせてバウンドしている。


機動戦士ガンダムΖΖ

機動戦士ガンダムΖΖ

『機動戦士Ζガンダム』のものが続投。


機動戦士ガンダム逆襲のシャア

機動戦士ガンダム逆襲のシャア

アムロがハサウェイ・ノアにプレゼントしたものが登場。しかしハサウェイがラー・カイラムのブリッジから抜け出したときにはブリッジに取り残されてしまった。

アムロの話によると、このハロは初代から3代目に当たるらしい(アムロの手による「二代目」の消息は不明)。なお劇中において他の登場人物との関わりが少ないためか、歴代ハロの中では最も口数が少ない。

シーンによって足部カバーがある初代のタイプと腹部ハッチのあるΖのタイプ両方の作画で描かれている。

また、閃光のハサウェイでは上巻の表紙に描かれているが、作中には登場していない。


機動戦士ガンダムUC

機動戦士ガンダムUC

バナージ・リンクス父親から5歳の時にクリスマスプレゼントとして送られたもの。

外見はΖのものとほぼ同じ。

作中では「1年経たずしてブームは過ぎ去り、製造元もアフターサービスを中止した」とされており、バナージはそれを独自に改造して連れている。

また、アニメ版ではアラーム機能が搭載されているのが確認できる。

声は広橋涼が担当。


機動戦士Vガンダム

機動戦士Vガンダム

主人公ウッソ・エヴィンの相棒。シリーズで一二を争うほどハロが大活躍した作品。

もとは父親であるハンゲルグ・エヴィンが拾ってきたものを、高性能に改造した上でウッソへ渡している。声優は松本梨香ウォレン・トレイスとの兼役)。


不法居住者という、正規の居住権を持たずに「カサレリア」と名付けた物寂しい地帯に暮らさざるを得なかったハンゲルグ夫妻が、ウッソの遊び相手兼学習(訓練)補助として、ウッソを「マスター」登録してある。

データ検索や、周辺索敵中は「エーット……」等と考え込む音声を発し、「ヤベェゼ、アニキ!」といった奇妙な言葉も学習するため愛嬌を感じるが、これらは全て、ハンゲルグによって意図的にプログラムされた行動である。上述の通りカサレリアという特殊な環境で、同年代がシャクティ・カリンしか居ない生活環境下において、ウッソの情操教育のために入力しただけの「キャラクター性」に過ぎない。


人工知能自体も高度に改造されており、ウッソからの「シャクティに着いていて」といったようなファジーな命令に対しても、的確に対応する。その他、スペースコロニー通路内の警備ロボに対して、オトリになった上で自滅させる、V2ガンダムを操縦するなど、その性能の高さは他作品のそれを遥かに上回る。

手足も腹部ハッチも無いタイプだが目が録画・映写可能のカメラになっており、口からシャボン玉を吐き出す機能が備わっている。大きく膨らませたシャボン玉をスクリーン代わりにしてどこにいても映像を映し出すことが可能。

ウッソが敵兵に追われているときは拳銃の発砲音を再生して兵士を驚かせたり、建物並みに巨大なシャボン玉を出し、そこにモビルスーツの姿を映して威嚇したりした。

戦闘力もそこそこあり、白兵戦では敵兵が吹っ飛ぶほど勢いよく体当たりをして活路を開く。コクピットから外に落下しそうになったウッソの手を咥えて支えきるほどの力も備わっている。中盤でサンドージュの電撃によりウッソが感電死しそうになったときは身を呈してウッソを庇い、故障してしまう。

なお、上記のような的確なハロのサポートの数々は人からの指示ではなくハロが独自に判断して自発的に行ったものであり、AIの優秀さも相当なものとなっている。

ハイランドではトマーシュの手によって圧縮ガスボンベとワイヤーガンが取り付けられ宇宙空間でも飛び回れるようになった。学習機能もあるのでオデロ・ヘンリークウォレン・トレイスあたりから俗っぽい言葉を学んだらしく「ヤベーゼ、アニキ」という迷言を唐突に放ち、ウッソは「そんな言葉どこで覚えたの・・・」と困惑していた。

そしてウッソがV2ガンダムに搭乗するようになった以降はコックピットにハロ専用の台座が用意され、戦闘の際には索敵や仲間の安否の情報収集をするなど本格的にウッソのバックアップ役となる。最終決戦まで立派にその役目を果たした。

ウッソの作戦により単独でV2の操作そのものを任されたこともあり、いきなりのMS戦にハロ本人はかなり焦っていたがカテジナ・ルースゴトラタンをV2のバルカンでけん制、攻撃をシールドで防ぎつつ体当たりで押し返し見事にウッソを救った。

最後の決戦を前にして、こういうときだからこそと無邪気にバスケットボールのような遊びをするウッソ達のボール役になった。そこでさり気なく見せるとても満足そうなハロの笑顔は必見。戦闘にも対応できる高性能ロボだが、本来の子供用オモチャとしての扱いを嬉しく思っているようだ。


アイキャッチではハロが主役。シャクティ・カリンの愛犬であるフランダースと一緒に並んでいるが徐々に巨大化していき・・・。

ガンダムシリーズ中ここまでハロが活躍したのは珍しく、ゲームスーパーロボット大戦では、ウッソ専用のサブパイロットとされることもある。また、同シリーズで最高峰の強化パーツである「ハロ」はVガンダムのハロなのではないかという説もある。

ガンダムVSガンダムではV2でウッソと一緒に乗っており、アムロやカミーユなど、そしてアスランの様なハロに関係したパイロットと組むと特別な台詞が発生する。


Gジェネレーションシリーズでは拡散バブルを装備しているオリジナル機体として登場したり、パイロットとしても登場しセリフや担当声優が松本梨香氏であったりなど、明らかに本作の影響を受けているのがわかる。


機動戦士ガンダムSEED

機動戦士ガンダムSEED

アスラン・ザララクス・クラインにプレゼントしたもの。幾度かプレゼントしたため、複数のカラーバリエーションがあり、ラクスは特にピンク色のものを好んで携帯していた。

声優は三石琴乃(ピンク、マリュー・ラミアスとの兼役)、折笠富美子(赤、メイリン・ホークとの兼役)。

初代以来の手足があるタイプとなる。また、本作のハロは歴代でも最も小型で、ソフトボール程度の大きさしかない。

前述の通りカラーバリエーションが豊富なため、そのボディーカラーで「ピンクちゃん」「ネイビーちゃん」などと呼び分けられていた。さらに、カラー毎に様々な機能を内蔵しており、「ピンクちゃん」には戦艦の電子ロックを解除できるほどの高度な開錠能力が搭載されている。

一方。言語学習機能を共通して搭載しており、簡単な言語コミュニケーションを取ることができる。ちなみに、「ナンデヤネン」「マイド」「オオキニ」「アカンデー」といった関西弁や、「オマエモナー」「サセルカー!」「ミトメタクナーイ!」といった口の悪い言葉はアスランが作った時点では学習しておらず、ラクスが学習させたものである

『DESTINY』の「ピンクちゃん」には、特殊部隊の侵入やラクスへの狙撃を察知する、フリーダムの格納庫への扉を開けるための鍵を口の中に持っているなど、以前より高度な機能が追加されている。また、「てやんでぃ!」といった江戸っ子口調など、若干ではあるが言葉のレパートリーも増えている。


ラクスの替え玉であるミーア・キャンベルにもレプリカの赤いハロが与えられており、こちらは英語で喋る。

『FREEDOM』ではなんと催眠ガスを仕込まれており、キラ達がアルテミス要塞に侵入作戦を行った際、通気口にハロを投入し、ファウンデーション王国の兵士達を催眠ガスでダウンさせた。

「ネイビーちゃん」の声優は子安武人で「ゲッコウチョー!」と言いながら催眠ガスを流していた。


機動戦士ガンダム00

機動戦士ガンダム00

私設武装組織・ソレスタルビーイングにて宇宙世紀シリーズに登場するハロより一回り小さいサイズの複数体が登場。ソレスタルビーイングは必要最小限の人員で活動を行っているため、回避運動などMSのサブパイロットから専属の小型ロボットによるメンテナンス活動など、あらゆる面をこなす独立型マルチAIとして存在する。

SEEDから引き続き手足が存在するが足の展開方法が初代と異なり、後ろへカバーがずれて開口部からシューズ状の足が出てくる。


元々は木星探査船「エウロパ」においてスカイ・エクリプスの製作した物。整備によってかなり長い時間の稼働が可能らしく、当時製作されたオリジナル個体(オレンジ)が継続して使用されている他、木星圏から地球圏へ太陽炉を輸送した個体をソレスタルビーイングのメンバーがコピー・量産して活用している。

登場するハロは皆兄弟機として認識されており、例えばオレンジハロは他のカラーのハロから「オニイサマ」「オニイチャン」「アニサン」などと呼ばれる。

声優は小笠原亜里沙(オレンジ、ソーマ・ピーリスとの兼役)、高山みなみ(赤、カティ・マネキンとの兼役)、佐藤有世(青、クリスティナ・シエラとの兼役)、入野自由(HARO、沙慈・クロスロードとの兼役)。


ソレスタルビーイング所属としてはロックオン・ストラトス(初代ニール・ディランディ、2代目ライル・ディランディ)の相棒として登場するオレンジカラーのハロの出番が一番多い。

セカンドシーズンでは赤ハロも登場し、沙慈・クロスロードのパートナー的存在として活躍したが、劇場版でダブルオーライザーと共に失われた。

劇場版では新たに青ハロも登場し、オレンジハロと共にガンダムサバーニャのサポートを行った。

その他グリーン、ライトブルー、ピンク、パープル(トリニティの物とは別)などのカラーも存在し、オレンジハロと共に整備メカのカレルで整備を行うことがある。


プトレマイオスチームと別行動をとっているトリニティの、ネーナ・トリニティの相方である、パープルブラックのハロ(正しくは「HARO」)は80年前に発見された個体そのものであり、最初期に作られたためオレンジハロから「ニイサン」と呼ばれている。

ただし、当ハロはオレンジハロに関しての情報を失っていた為に同系機と認識せず、目つきや口が悪く、攻撃的な面がある。長らくネーナのサポートを行っていたが、セカンドシーズンでネーナがイノベイターに用済みと見なされた際にリボンズ・アルマークがHAROを通してネーナにそれを宣告しており、スローネドライが撃墜された際には宇宙に漂っていた。


また、公式外伝である『機動戦士ガンダム00P』『機動戦士ガンダム00F』にも登場。

ソレスタルビーイングのサポート組織『フェレシュテ』(『神の手』を意。またペルシャ語だと、『天使』の意)でも同様の役目を持つ。

ロックオンネーナが持つものとは違い、猫耳&猫しっぽ付き。


機動戦士ガンダムAGE

機動戦士ガンダムAGE

声優は遠藤綾エミリー・アモンドならびにユノア・アスノとの兼役)。

各部において主人公や彼らと親しい人間と行動をともにするペットロボット。

第一部一話から登場しているが、制作された理由などは明確に描かれていない。半世紀以上も稼働しており、現状においてガンダム00におけるHAROに次ぐ稼働時間を誇る。

手足は無く内部にディスプレイとキーボード、AGEデバイス用スロットを持ち、口をあける形で『PCモード』に変形することでAGEシステムのデータ解析用のパソコン端末として使用することが可能。サイズは従来のハロより少し大きめである。

なお開き方はノートPCよろしく上下に開いていたΖとは異なっており、上半分のカバーをヘルメットシールドのように跳ね上げることで内部機器が露出するようになっている。


ガンダムビルドシリーズ

ガンダムビルドシリーズ

ガンダムビルドファイターズ』の主人公イオリ・セイの目覚まし時計として初登場。これは実際に存在する商品であり、セイの物は初代の井上瑤バージョン。他に「SEED」準拠の三石琴乃バージョンも存在する。


ガンダムビルドダイバーズ』ではGBNへログインする際のゲストアバターとして登場している。実際に確認されたのはヤシロ・モモカのピンクハロ、それ以外にも……。


ガンダム Gのレコンギスタ

ガンダム Gのレコンギスタ

環境チェック用ロボットとして「ハロビー」と呼ばれる球状のロボットが登場する。

声優は高垣彩陽マニィ・アンバサダとの兼役)。

顔面こそハロに似ているがカバーの類は上半分含め一切なく、顔面を除いた本体が左右に割れタイヤとなることで自走が可能。

主人公ベルリ・ゼナムの持ち歩いているものはノレド・ナグから送られた物で、二人の名前を取って「ノベル」と呼ばれている。


機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ

機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ

本作においてはハロといった近未来的なものは世界観から外れてしまうため、ほとんど登場せず、最終回でカッサパファクトリーのオフィスの机に背景として描き込まれていたに留まる。


SDガンダムワールドシリーズ

SDガンダムワールドシリーズ

SDガンダムワールド 三国創傑伝』の主人公劉備ユニコーンガンダムの相棒として登場する。色は緑色。

劉備の感情に反応して竜の紋章が現れて、ドラゴンメモリを出現させ彼に力を与えた。どうやら劉備の家に代々受け継がれていたらしいが…。

作中での最強クラスの実力を持つ呂布シナンジュの攻撃をじかに受けても原形をとどめる頑丈さを持つ。

『三国創傑伝』ではその正体は明かされなかったが、直接の続編である『SDガンダムワールド ヒーローズ』にて判明した実態は作中世界に5つ存在する至宝「オーパーツ」であり、全てのハロが揃えば世界の滅亡を阻止するのに必要なシステム「ピラミッド」を起動させるキーとなることが判明。

「5つのハロ全てをピラミッドに揃え世界の滅亡を防ぐべく、世界各地にあるハロを集める」ことが今作における劉備達の冒険の目的となる。


詳細は当該項目にて


機動戦士ガンダム 水星の魔女

機動戦士ガンダム 水星の魔女

グリーンとオレンジ色のハロが登場。

声優はグリーンを富田美憂(チュアチュリー・パンランチと兼任)、オレンジを古川慎(シャディク・ゼネリと兼任)が担当。

SDガンダムシリーズやビルドダイバーズのゲストダイバーなどのような自我を有している作品以外では基本的に片言で喋っていたハロではあるが、今作では「承りました。」などかなり流暢に喋るAIとなっている。

本作の舞台となるアスティカシア高等専門学園では幅広く使われており、用途ごとの機械にハロの搭載スペースが設けられてる。

手足や下半分のハッチの類が無い代わりに上記機械との接続用と思われる穴が4つ開いている。

現時点で確認できるのはガイドロボット、空撮用のドローン、スクーター、クワイエット・ゼロ内部の警備迎撃用兵器


その他

その他

機動戦士クロスボーン・ガンダム

当作にペットロボットのハロは直接登場はしないが、ベラ・ロナのペットのオウムが「ハロ」と名付けられており、劇中ではシャア・アズナブルなどの声真似をしている。


GUNDAM THE RIDE

コロニー公社のスペースコロニー案内ビデオでイメージキャラクターとして登場。今作でハロは元々コロニー公社のイメージキャラだったと言う設定が付与された。


G-SAVIOUR

サイド・ガイアの生物工学研究所所属のコウビィが所持している黒い携帯型端末としてハロが登場。

スタージス空軍基地のキーロック番号を調べる時に使用された。この時代では汎用携帯端末が学生レベルでも通常持っているほど普及しており、通信やデータのやり取りなどで使われている。


∀ガンダム(マガジンZ版)

マガジンZのコミカライズにおいて何を間違えたのか『機動戦士ガンダムF91』に登場したバグの機能を有したハロが登場し、ディアナ・ソレルへの暗殺に用いられた。


模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG

本作におけるハロはマスコットではなく、ガンプラをスキャンする為のスキャナーとして機能する。

口の中は空洞になっており、そこにガンプラを入れてスキャンを行う。

普段はガンプラバトル用の筐体に備え付けられているが、大型キット用の大型スキャナーもあり、筐体備え付けのスキャナーに入らないキットはそちらを使用する。


機動戦士ガンダムサンダーボルト外伝

機動戦士ガンダムサンダーボルト外伝」の第一話においては、RGM-79の頭部に搭載された探査ドローンとして登場。他シリーズのハロと大きく異なり、知的かつ機械的な言動を見せる。また漂流する敵機体内の酸素残量を調べたりコクピットハッチを開放するなど、実用性の高さを見せつけた。


ゲーム等での活躍

ゲーム等での活躍

スーパーロボット大戦シリーズでは運動性、移動力、武器射程を向上させる強化パーツとして登場。「ガンダムSEED」が参戦するタイトルでは別枠で「ピンクハロ」も登場する。

高い効果がある分入手できる数は極めて少なく、装備させる機体を吟味する必要がある。

第三次・EXでは何故かAIパイロットの顔アイコンがハロである。また、EXではスーパーファミコンマウスを接続すると、ハロをマウスカーソルで弄る項目が出てくる。


ヒーロー戦記ではアムロたちが所属するゼウスの総司令官として「ハロ9000」が登場。

本体は部屋いっぱいのスーパーコンピューターだが、通信する際は原典のハロと同型の端末で会話する。

名前はハロと上述のHAL9000をかけたもので、劇中でも南光太郎が「コンピューターは反乱を起こして人類抹殺なんて考える、大体名前からして怪しげだ」とHAL9000を意識した発言をしている。

また、原作同様アムロのペットとしてのハロも登場する。


SDガンダムGセンチュリーでは登場しないが、パイロットの名前を「ハロ」に変更するとパイロットのレベルが強制的に1に戻されてしまうという隠し要素がある。


SDガンダムGジェネレーションシリーズでは『まるい悪魔』の異名を持つオリジナルMSとして登場。

初代では大型MAに匹敵する性能を持つ最強ユニットであった。

しかしZEROとFでは能力が控えめに抑えられ、魂以降は大幅に弱体化されたりしたが、OWではあのサイコハロと攻守のスペックが互角になっている。

・・・と思ったらジェネシスで再び弱体化。大型サイズとしてはかなりステータスが低い。クロスレイズでも性能は据え置き+Iフィールド削除という手痛い弱体化を受けている。

武装に関しては、初代とZEROでは「タックル」、「メガ粒子砲」、「拡散バブル」を装備していたが、F以降はメガ粒子砲がドリルクローに差し替えられ、格闘機色が少し強くなった(作品によってはウインチギミックやハロ・ビットも装備している)。

それに伴い見た目も「唯の球体」から「丸い手足の付いた球体」へと大きく変化したのだが、ゲーム中では一言も触れられていない。

また、NEOでは新生シャッフル同盟+東方不敗の技を扱えるゴッド・ハロが登場。

機体区分はモビルファイターであるため、一部の専用エンブレムの恩恵を得られる。

SEEDではピンクハロを始めとしたアスラン謹製のハロ達がユニットとして登場。

色によって性能とスペシャルアタックの演出が異なっている。


一部の作品では、ファーストガンダムの初代ハロが隠しパイロットになっている。(声優はVガンダムで担当した松本梨香)

ハロにはハロを乗せて楽しむというのも勿論アリだが、ハロ・ビットが有る作品ではハロ自身が覚醒値を持ってないせいでハロ・ビットが使えず性能をフルに発揮できない。

また、F・IFでは敵専用キャラとして「暴走ハロ」と「暴走超ハロ」が登場。

サイコロガンダムやサイコ・ハロにも搭乗しており、何故かニュータイプなので問答無用でハロ・ビットをぶっ放してくる。

見た目は前者は目がつり上がった黒い球体。後者も目がつり上がっているが体色は紫色で、何かDG細胞の様なものに感染されている・・・。


ガンダムトライエイジにおいては、モビルスーツをパイロットとは違う方向から強化できるアイテム「パーツ」として複数のハロが登場。

ピンクハロ、ネイビーハロのようなラクス所有のものからアムロ所有のものやウッソ所有のもの、バナージ所有のものまで様々なハロが登場している一方、鉄血の3弾現在ではこれ以上の出番はない(「ハロルーレット」のような期間限定のものはあったが……)。

また、本ゲームオリジナルのバリエーションも存在し、特に「ハロ型蚊取り線香」についてはプレイヤーから「実際に商品化してほしい」という声が上がったほどの人気。

また、ゲームには直接登場しないながら、BUILD MS2弾のガンダムデュナメスやBUILD G2弾のケルディムガンダムなどのパーフェクトレアの箔押しにハロがひょっこり顔を覗かせている。おそらく前述のオレンジハロであろう。


ガンダム無双シリーズでは、劇場版Zで担当していた新井氏が演じている。

システムボイスとしての出番が多かったが、真・ガンダム無双ではパートナーキャラとしても登場。

バナージやカミーユたちとも掛け合いが存在する。


立体物

立体物

2018年から小型の「ハロプラ」として様々な展開がなされ、プチッガイに並ぶファンシー系ガンプラの代表格となっている。

カラバリも一般的なベーシックグリーンを筆頭に多く、ガンダムベース限定やイベント限定クリアボディモデルもある。

球体のため、転がり防止の専用台座が用意され、差し替えで手足も展開する。初期のモデルは内部メカにフレームを組み込んだものだったがニューバージョンでは口が大きく開くタイプに変更され、現在はこちらが主流。


より本物に近づけたFigure-rise Mechanicsでも登場。カラバリはベーシックグリーンとピンクのみ。

デザイナーの大河原邦男本人により徹底監修され内部メカが細かく再現され、ベーシックグリーンはガンメタリック主体の宇宙世紀版、ピンクはパープルメタリック主体のコズミック・イラ版で全く異なるデザインとなっている。

さらに別売りのLEDユニット(白)を組み込むことで目も発光し、大型化したことで手足の展開も差し替えなしで可能。外装パーツも通常と内部メカがわかるスケルトンカラーの二種類が用意され、さらにプラモデルの透過特性を利用した目の発光が浮かんで分かる上半分が目の部分が開口していないホールレスタイプの外装が付属している。

ガンダムベース限定版ではLEDユニットとのセット商品が販売され、こちらはスケルトン外装がメタリック外装に変えられている。


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ガンダムシリーズに登場する小型ロボット。様々な場面で活躍する名脇役。

検索に関する注意

検索に関する注意

「ハロ」だけで検索すると「ハロウィン」等も引っかかってしまう為、「ガンダム」等を併記してアンド検索すると良い。


曖昧さ回避

曖昧さ回避

名探偵コナンのスピンオフ作品・ゼロの日常に登場する安室透の飼い犬は→安室ハロ


概要

概要

デザインは初代ガンダムと同じく大河原邦男氏。

有重力下では転がったり跳ねたりして、また無重力下では球体上部の左右に付けられているカバー2枚を羽根のように羽ばたかせたりして移動する事ができる。会話機能もついており、よく人物の名前や簡潔な返事を単調な口調で連呼している。なお、声優は同作の登場キャラクターの兼役であることが多い。


大まかな外見は初代から一貫して同じではあるが、作品によって大きさや手・足・口の開閉機構、口の中などデザインに差異が見られる。

手足のある『機動戦士ガンダム』のハロなどはホース状のアームを持つ手が上カバー内に収まっており、足はアームにより下半分のカバーそのものが伸長し本体を支える。

当初は黄緑色のものだけだったが、機動戦士ガンダムSEEDシリーズ以降は同形状で様々な色のハロが登場した。


いつ頃からか、サンライズのマスコットにまで地位を登り詰めており、映像ソフトや映画のオープニングロゴ映像では「SUNRISEのIの上の点がないロゴが表示された後、ハロが登場。飛び跳ねて来てIの上の点になる」という映像が流れる。これはガンダム内外を問わずサンライズのロゴが必要なら使われる。

ちなみに普通は黄緑色のハロが登場するが、「SEED」関係の作品だとラクスのピンクハロが登場する。芸コマ


出自・由来

ガンダムを代表するキャラクターだが、実は1stガンダムこと『機動戦士ガンダム』の製作段階で作られたわけではない。

無敵鋼人ダイターン3』で主役メカ・ダイターンを修理する小型ロボットとしてデザインされた。


監督である富野由悠季氏の「いいデザインだからこの程度の出番ではもったいない」との判断で登場は見送られ、後番組である1stガンダムにマスコット・キャラクターとして登場することになった。


「ハロ」という名前は、映画『2001年宇宙の旅』に登場した人工知能HAL(ハル)9000型コンピュータに由来するとされる。


機動戦士ガンダム

機動戦士ガンダム

シリーズ史上初めてのハロは、『機動戦士ガンダム』にてアムロ・レイが製作しフラウ・ボウにプレゼントしたペットロボット。飼い主(持ち主)はもちろんフラウ。

声優は井上瑤セイラ・マスとの兼役)。劇場版3部作の1作目のみ高木早苗が演じた。『THE ORIGIN』では後述の映画『機動戦士Ζガンダム A New Translation』から新井里美氏が再び演じている。


当初はアムロが製作したオリジナルだったが、続編で類似品が登場した事から、地球で購入したアムロによって持ち込まれたSUN社製の市販ロボットであると改変された。

主にカツ・レツ・キッカ達の玩具となっていた。

市販品といってもアムロによって大幅に改造されているようであり、彼の脳波を測定したこともあった。また手足が内蔵されており、延ばして階段を上る描写もある。脱走した捕虜コズン・グラハムの足にぶつかって転ばしたり、何かの理由で腹を立てたフラウ・ボゥに蹴り飛ばされても壊れないなど、かなり丈夫にできているようである。

『THE ORIGIN』によると「セキュリティモード」なる防衛機構が搭載されているようだが、発動する前にアムロ邸に侵入してきた男に蹴り飛ばされて不発に終わっている。


機動戦士Ζガンダム

機動戦士Ζガンダム

厳密には「ハロ THE II」という名前。一年戦争が終結した後に、戦争を勝利に導いたとしてホワイトベース隊が英雄扱いされ、その際にマスコット・ロボットとしての人気が出て玩具メーカーによる商品化がされた、というのが当初の設定であったが、後にハロを販売していたSUN社がアムロから逆ライセンスを得て再商品化されたものと設定が変更された。テレビシリーズでの声優は荘真由美。劇場版『機動戦士Ζガンダム A New Translation』では新井里美ファ・ユイリィとの兼役)が演じた。

作中では月に遺棄された一年戦争時の残骸の中からカミーユ・ビダンが発見。ホワイトベースの情報を持っているかもしれないと期待し、持ち帰って修理をしてはみたが特に目ぼしい収穫は無かった模様。ガンダムMk-Ⅱのコクピットに入り込んで戦闘に付いてきたこともあったが、結局はただのオモチャなのでVガンダムガンダム00のハロのように戦闘のサポートはしていない。だがそのボディは異様に頑丈なようで、敵兵の銃弾に当たっても無傷で弾き返している。これにより白兵戦では何度かカミーユを救った。

その後はクワトロ・バジーナが連れてきたシンタクムの遊び相手となっている。

キーボードとモニタが内蔵されており、ノートパソコンとしての機能を持つ他、初代とは異なり手足が存在せず、転がるか、跳ねまわる事で移動する。

足が消えたため下半分左右のカバーは消失しているが、代わりに腹部にハッチが設けられ取り外すとデジタル時計が現れる。


エンディングでは、走っているファ・ユイリィの隣で歌のリズムに合わせてバウンドしている。


機動戦士ガンダムΖΖ

機動戦士ガンダムΖΖ

『機動戦士Ζガンダム』のものが続投。


機動戦士ガンダム逆襲のシャア

機動戦士ガンダム逆襲のシャア

アムロがハサウェイ・ノアにプレゼントしたものが登場。しかしハサウェイがラー・カイラムのブリッジから抜け出したときにはブリッジに取り残されてしまった。

アムロの話によると、このハロは初代から3代目に当たるらしい(アムロの手による「二代目」の消息は不明)。なお劇中において他の登場人物との関わりが少ないためか、歴代ハロの中では最も口数が少ない。

シーンによって足部カバーがある初代のタイプと腹部ハッチのあるΖのタイプ両方の作画で描かれている。

また、閃光のハサウェイでは上巻の表紙に描かれているが、作中には登場していない。


機動戦士ガンダムUC

機動戦士ガンダムUC

バナージ・リンクス父親から5歳の時にクリスマスプレゼントとして送られたもの。

外見はΖのものとほぼ同じ。

作中では「1年経たずしてブームは過ぎ去り、製造元もアフターサービスを中止した」とされており、バナージはそれを独自に改造して連れている。

また、アニメ版ではアラーム機能が搭載されているのが確認できる。

声は広橋涼が担当。


機動戦士Vガンダム

機動戦士Vガンダム

主人公ウッソ・エヴィンの相棒。シリーズで一二を争うほどハロが大活躍した作品。

もとは父親であるハンゲルグ・エヴィンが拾ってきたものを、高性能に改造した上でウッソへ渡している。声優は松本梨香ウォレン・トレイスとの兼役)。


不法居住者という、正規の居住権を持たずに「カサレリア」と名付けた物寂しい地帯に暮らさざるを得なかったハンゲルグ夫妻が、ウッソの遊び相手兼学習(訓練)補助として、ウッソを「マスター」登録してある。

データ検索や、周辺索敵中は「エーット……」等と考え込む音声を発し、「ヤベェゼ、アニキ!」といった奇妙な言葉も学習するため愛嬌を感じるが、これらは全て、ハンゲルグによって意図的にプログラムされた行動である。上述の通りカサレリアという特殊な環境で、同年代がシャクティ・カリンしか居ない生活環境下において、ウッソの情操教育のために入力しただけの「キャラクター性」に過ぎない。


人工知能自体も高度に改造されており、ウッソからの「シャクティに着いていて」といったようなファジーな命令に対しても、的確に対応する。その他、スペースコロニー通路内の警備ロボに対して、オトリになった上で自滅させる、V2ガンダムを操縦するなど、その性能の高さは他作品のそれを遥かに上回る。

手足も腹部ハッチも無いタイプだが目が録画・映写可能のカメラになっており、口からシャボン玉を吐き出す機能が備わっている。大きく膨らませたシャボン玉をスクリーン代わりにしてどこにいても映像を映し出すことが可能。

ウッソが敵兵に追われているときは拳銃の発砲音を再生して兵士を驚かせたり、建物並みに巨大なシャボン玉を出し、そこにモビルスーツの姿を映して威嚇したりした。

戦闘力もそこそこあり、白兵戦では敵兵が吹っ飛ぶほど勢いよく体当たりをして活路を開く。コクピットから外に落下しそうになったウッソの手を咥えて支えきるほどの力も備わっている。中盤でサンドージュの電撃によりウッソが感電死しそうになったときは身を呈してウッソを庇い、故障してしまう。

なお、上記のような的確なハロのサポートの数々は人からの指示ではなくハロが独自に判断して自発的に行ったものであり、AIの優秀さも相当なものとなっている。

ハイランドではトマーシュの手によって圧縮ガスボンベとワイヤーガンが取り付けられ宇宙空間でも飛び回れるようになった。学習機能もあるのでオデロ・ヘンリークウォレン・トレイスあたりから俗っぽい言葉を学んだらしく「ヤベーゼ、アニキ」という迷言を唐突に放ち、ウッソは「そんな言葉どこで覚えたの・・・」と困惑していた。

そしてウッソがV2ガンダムに搭乗するようになった以降はコックピットにハロ専用の台座が用意され、戦闘の際には索敵や仲間の安否の情報収集をするなど本格的にウッソのバックアップ役となる。最終決戦まで立派にその役目を果たした。

ウッソの作戦により単独でV2の操作そのものを任されたこともあり、いきなりのMS戦にハロ本人はかなり焦っていたがカテジナ・ルースゴトラタンをV2のバルカンでけん制、攻撃をシールドで防ぎつつ体当たりで押し返し見事にウッソを救った。

最後の決戦を前にして、こういうときだからこそと無邪気にバスケットボールのような遊びをするウッソ達のボール役になった。そこでさり気なく見せるとても満足そうなハロの笑顔は必見。戦闘にも対応できる高性能ロボだが、本来の子供用オモチャとしての扱いを嬉しく思っているようだ。


アイキャッチではハロが主役。シャクティ・カリンの愛犬であるフランダースと一緒に並んでいるが徐々に巨大化していき・・・。

ガンダムシリーズ中ここまでハロが活躍したのは珍しく、ゲームスーパーロボット大戦では、ウッソ専用のサブパイロットとされることもある。また、同シリーズで最高峰の強化パーツである「ハロ」はVガンダムのハロなのではないかという説もある。

ガンダムVSガンダムではV2でウッソと一緒に乗っており、アムロやカミーユなど、そしてアスランの様なハロに関係したパイロットと組むと特別な台詞が発生する。


Gジェネレーションシリーズでは拡散バブルを装備しているオリジナル機体として登場したり、パイロットとしても登場しセリフや担当声優が松本梨香氏であったりなど、明らかに本作の影響を受けているのがわかる。


機動戦士ガンダムSEED

機動戦士ガンダムSEED

アスラン・ザララクス・クラインにプレゼントしたもの。幾度かプレゼントしたため、複数のカラーバリエーションがあり、ラクスは特にピンク色のものを好んで携帯していた。

声優は三石琴乃(ピンク、マリュー・ラミアスとの兼役)、折笠富美子(赤、メイリン・ホークとの兼役)。

初代以来の手足があるタイプとなる。また、本作のハロは歴代でも最も小型で、ソフトボール程度の大きさしかない。

前述の通りカラーバリエーションが豊富なため、そのボディーカラーで「ピンクちゃん」「ネイビーちゃん」などと呼び分けられていた。さらに、カラー毎に様々な機能を内蔵しており、「ピンクちゃん」には戦艦の電子ロックを解除できるほどの高度な開錠能力が搭載されている。

一方。言語学習機能を共通して搭載しており、簡単な言語コミュニケーションを取ることができる。ちなみに、「ナンデヤネン」「マイド」「オオキニ」「アカンデー」といった関西弁や、「オマエモナー」「サセルカー!」「ミトメタクナーイ!」といった口の悪い言葉はアスランが作った時点では学習しておらず、ラクスが学習させたものである

『DESTINY』の「ピンクちゃん」には、特殊部隊の侵入やラクスへの狙撃を察知する、フリーダムの格納庫への扉を開けるための鍵を口の中に持っているなど、以前より高度な機能が追加されている。また、「てやんでぃ!」といった江戸っ子口調など、若干ではあるが言葉のレパートリーも増えている。


ラクスの替え玉であるミーア・キャンベルにもレプリカの赤いハロが与えられており、こちらは英語で喋る。

『FREEDOM』ではなんと催眠ガスを仕込まれており、キラ達がアルテミス要塞に侵入作戦を行った際、通気口にハロを投入し、ファウンデーション王国の兵士達を催眠ガスでダウンさせた。

「ネイビーちゃん」の声優は子安武人で「ゲッコウチョー!」と言いながら催眠ガスを流していた。


機動戦士ガンダム00

機動戦士ガンダム00

私設武装組織・ソレスタルビーイングにて宇宙世紀シリーズに登場するハロより一回り小さいサイズの複数体が登場。ソレスタルビーイングは必要最小限の人員で活動を行っているため、回避運動などMSのサブパイロットから専属の小型ロボットによるメンテナンス活動など、あらゆる面をこなす独立型マルチAIとして存在する。

SEEDから引き続き手足が存在するが足の展開方法が初代と異なり、後ろへカバーがずれて開口部からシューズ状の足が出てくる。


元々は木星探査船「エウロパ」においてスカイ・エクリプスの製作した物。整備によってかなり長い時間の稼働が可能らしく、当時製作されたオリジナル個体(オレンジ)が継続して使用されている他、木星圏から地球圏へ太陽炉を輸送した個体をソレスタルビーイングのメンバーがコピー・量産して活用している。

登場するハロは皆兄弟機として認識されており、例えばオレンジハロは他のカラーのハロから「オニイサマ」「オニイチャン」「アニサン」などと呼ばれる。

声優は小笠原亜里沙(オレンジ、ソーマ・ピーリスとの兼役)、高山みなみ(赤、カティ・マネキンとの兼役)、佐藤有世(青、クリスティナ・シエラとの兼役)、入野自由(HARO、沙慈・クロスロードとの兼役)。


ソレスタルビーイング所属としてはロックオン・ストラトス(初代ニール・ディランディ、2代目ライル・ディランディ)の相棒として登場するオレンジカラーのハロの出番が一番多い。

セカンドシーズンでは赤ハロも登場し、沙慈・クロスロードのパートナー的存在として活躍したが、劇場版でダブルオーライザーと共に失われた。

劇場版では新たに青ハロも登場し、オレンジハロと共にガンダムサバーニャのサポートを行った。

その他グリーン、ライトブルー、ピンク、パープル(トリニティの物とは別)などのカラーも存在し、オレンジハロと共に整備メカのカレルで整備を行うことがある。


プトレマイオスチームと別行動をとっているトリニティの、ネーナ・トリニティの相方である、パープルブラックのハロ(正しくは「HARO」)は80年前に発見された個体そのものであり、最初期に作られたためオレンジハロから「ニイサン」と呼ばれている。

ただし、当ハロはオレンジハロに関しての情報を失っていた為に同系機と認識せず、目つきや口が悪く、攻撃的な面がある。長らくネーナのサポートを行っていたが、セカンドシーズンでネーナがイノベイターに用済みと見なされた際にリボンズ・アルマークがHAROを通してネーナにそれを宣告しており、スローネドライが撃墜された際には宇宙に漂っていた。


また、公式外伝である『機動戦士ガンダム00P』『機動戦士ガンダム00F』にも登場。

ソレスタルビーイングのサポート組織『フェレシュテ』(『神の手』を意。またペルシャ語だと、『天使』の意)でも同様の役目を持つ。

ロックオンネーナが持つものとは違い、猫耳&猫しっぽ付き。


機動戦士ガンダムAGE

機動戦士ガンダムAGE

声優は遠藤綾エミリー・アモンドならびにユノア・アスノとの兼役)。

各部において主人公や彼らと親しい人間と行動をともにするペットロボット。

第一部一話から登場しているが、制作された理由などは明確に描かれていない。半世紀以上も稼働しており、現状においてガンダム00におけるHAROに次ぐ稼働時間を誇る。

手足は無く内部にディスプレイとキーボード、AGEデバイス用スロットを持ち、口をあける形で『PCモード』に変形することでAGEシステムのデータ解析用のパソコン端末として使用することが可能。サイズは従来のハロより少し大きめである。

なお開き方はノートPCよろしく上下に開いていたΖとは異なっており、上半分のカバーをヘルメットシールドのように跳ね上げることで内部機器が露出するようになっている。


ガンダムビルドシリーズ

ガンダムビルドシリーズ

ガンダムビルドファイターズ』の主人公イオリ・セイの目覚まし時計として初登場。これは実際に存在する商品であり、セイの物は初代の井上瑤バージョン。他に「SEED」準拠の三石琴乃バージョンも存在する。


ガンダムビルドダイバーズ』ではGBNへログインする際のゲストアバターとして登場している。実際に確認されたのはヤシロ・モモカのピンクハロ、それ以外にも……。


ガンダム Gのレコンギスタ

ガンダム Gのレコンギスタ

環境チェック用ロボットとして「ハロビー」と呼ばれる球状のロボットが登場する。

声優は高垣彩陽マニィ・アンバサダとの兼役)。

顔面こそハロに似ているがカバーの類は上半分含め一切なく、顔面を除いた本体が左右に割れタイヤとなることで自走が可能。

主人公ベルリ・ゼナムの持ち歩いているものはノレド・ナグから送られた物で、二人の名前を取って「ノベル」と呼ばれている。


機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ

機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ

本作においてはハロといった近未来的なものは世界観から外れてしまうため、ほとんど登場せず、最終回でカッサパファクトリーのオフィスの机に背景として描き込まれていたに留まる。


SDガンダムワールドシリーズ

SDガンダムワールドシリーズ

SDガンダムワールド 三国創傑伝』の主人公劉備ユニコーンガンダムの相棒として登場する。色は緑色。

劉備の感情に反応して竜の紋章が現れて、ドラゴンメモリを出現させ彼に力を与えた。どうやら劉備の家に代々受け継がれていたらしいが…。

作中での最強クラスの実力を持つ呂布シナンジュの攻撃をじかに受けても原形をとどめる頑丈さを持つ。

『三国創傑伝』ではその正体は明かされなかったが、直接の続編である『SDガンダムワールド ヒーローズ』にて判明した実態は作中世界に5つ存在する至宝「オーパーツ」であり、全てのハロが揃えば世界の滅亡を阻止するのに必要なシステム「ピラミッド」を起動させるキーとなることが判明。

「5つのハロ全てをピラミッドに揃え世界の滅亡を防ぐべく、世界各地にあるハロを集める」ことが今作における劉備達の冒険の目的となる。


詳細は当該項目にて


機動戦士ガンダム 水星の魔女

機動戦士ガンダム 水星の魔女

グリーンとオレンジ色のハロが登場。

声優はグリーンを富田美憂(チュアチュリー・パンランチと兼任)、オレンジを古川慎(シャディク・ゼネリと兼任)が担当。

SDガンダムシリーズやビルドダイバーズのゲストダイバーなどのような自我を有している作品以外では基本的に片言で喋っていたハロではあるが、今作では「承りました。」などかなり流暢に喋るAIとなっている。

本作の舞台となるアスティカシア高等専門学園では幅広く使われており、用途ごとの機械にハロの搭載スペースが設けられてる。

手足や下半分のハッチの類が無い代わりに上記機械との接続用と思われる穴が4つ開いている。

現時点で確認できるのはガイドロボット、空撮用のドローン、スクーター、クワイエット・ゼロ内部の警備迎撃用兵器


その他

その他

機動戦士クロスボーン・ガンダム

当作にペットロボットのハロは直接登場はしないが、ベラ・ロナのペットのオウムが「ハロ」と名付けられており、劇中ではシャア・アズナブルなどの声真似をしている。


機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト

ハロを模した美少女型AIハロロが登場する。


GUNDAM THE RIDE

コロニー公社のスペースコロニー案内ビデオでイメージキャラクターとして登場。今作でハロは元々コロニー公社のイメージキャラだったと言う設定が付与された。


G-SAVIOUR

サイド・ガイアの生物工学研究所所属のコウビィが所持している黒い携帯型端末としてハロが登場。

スタージス空軍基地のキーロック番号を調べる時に使用された。この時代では汎用携帯端末が学生レベルでも通常持っているほど普及しており、通信やデータのやり取りなどで使われている。


∀ガンダム(マガジンZ版)

マガジンZのコミカライズにおいて何を間違えたのか『機動戦士ガンダムF91』に登場したバグの機能を有したハロが登場し、ディアナ・ソレルへの暗殺に用いられた。


模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG

本作におけるハロはマスコットではなく、ガンプラをスキャンする為のスキャナーとして機能する。

口の中は空洞になっており、そこにガンプラを入れてスキャンを行う。

普段はガンプラバトル用の筐体に備え付けられているが、大型キット用の大型スキャナーもあり、筐体備え付けのスキャナーに入らないキットはそちらを使用する。


機動戦士ガンダムサンダーボルト外伝

機動戦士ガンダムサンダーボルト外伝」の第一話においては、RGM-79の頭部に搭載された探査ドローンとして登場。他シリーズのハロと大きく異なり、知的かつ機械的な言動を見せる。また漂流する敵機体内の酸素残量を調べたりコクピットハッチを開放するなど、実用性の高さを見せつけた。


ゲーム等での活躍

ゲーム等での活躍

スーパーロボット大戦シリーズでは運動性、移動力、武器射程を向上させる強化パーツとして登場。「ガンダムSEED」が参戦するタイトルでは別枠で「ピンクハロ」も登場する。

高い効果がある分入手できる数は極めて少なく、装備させる機体を吟味する必要がある。

第三次・EXでは何故かAIパイロットの顔アイコンがハロである。また、EXではスーパーファミコンマウスを接続すると、ハロをマウスカーソルで弄る項目が出てくる。


ヒーロー戦記ではアムロたちが所属するゼウスの総司令官として「ハロ9000」が登場。

本体は部屋いっぱいのスーパーコンピューターだが、通信する際は原典のハロと同型の端末で会話する。

名前はハロと上述のHAL9000をかけたもので、劇中でも南光太郎が「コンピューターは反乱を起こして人類抹殺なんて考える、大体名前からして怪しげだ」とHAL9000を意識した発言をしている。

また、原作同様アムロのペットとしてのハロも登場する。


SDガンダムGセンチュリーでは登場しないが、パイロットの名前を「ハロ」に変更するとパイロットのレベルが強制的に1に戻されてしまうという隠し要素がある。


SDガンダムGジェネレーションシリーズでは『まるい悪魔』の異名を持つオリジナルMSとして登場。

初代では大型MAに匹敵する性能を持つ最強ユニットであった。

しかしZEROとFでは能力が控えめに抑えられ、魂以降は大幅に弱体化されたりしたが、OWではあのサイコハロと攻守のスペックが互角になっている。

・・・と思ったらジェネシスで再び弱体化。大型サイズとしてはかなりステータスが低い。クロスレイズでも性能は据え置き+Iフィールド削除という手痛い弱体化を受けている。

武装に関しては、初代とZEROでは「タックル」、「メガ粒子砲」、「拡散バブル」を装備していたが、F以降はメガ粒子砲がドリルクローに差し替えられ、格闘機色が少し強くなった(作品によってはウインチギミックやハロ・ビットも装備している)。

それに伴い見た目も「唯の球体」から「丸い手足の付いた球体」へと大きく変化したのだが、ゲーム中では一言も触れられていない。

また、NEOでは新生シャッフル同盟+東方不敗の技を扱えるゴッド・ハロが登場。

機体区分はモビルファイターであるため、一部の専用エンブレムの恩恵を得られる。

SEEDではピンクハロを始めとしたアスラン謹製のハロ達がユニットとして登場。

色によって性能とスペシャルアタックの演出が異なっている。


一部の作品では、ファーストガンダムの初代ハロが隠しパイロットになっている。(声優はVガンダムで担当した松本梨香)

ハロにはハロを乗せて楽しむというのも勿論アリだが、ハロ・ビットが有る作品ではハロ自身が覚醒値を持ってないせいでハロ・ビットが使えず性能をフルに発揮できない。

また、F・IFでは敵専用キャラとして「暴走ハロ」と「暴走超ハロ」が登場。

サイコロガンダムやサイコ・ハロにも搭乗しており、何故かニュータイプなので問答無用でハロ・ビットをぶっ放してくる。

見た目は前者は目がつり上がった黒い球体。後者も目がつり上がっているが体色は紫色で、何かDG細胞の様なものに感染されている・・・。


ガンダムトライエイジにおいては、モビルスーツをパイロットとは違う方向から強化できるアイテム「パーツ」として複数のハロが登場。

ピンクハロ、ネイビーハロのようなラクス所有のものからアムロ所有のものやウッソ所有のもの、バナージ所有のものまで様々なハロが登場している一方、鉄血の3弾現在ではこれ以上の出番はない(「ハロルーレット」のような期間限定のものはあったが……)。

また、本ゲームオリジナルのバリエーションも存在し、特に「ハロ型蚊取り線香」についてはプレイヤーから「実際に商品化してほしい」という声が上がったほどの人気。

また、ゲームには直接登場しないながら、BUILD MS2弾のガンダムデュナメスやBUILD G2弾のケルディムガンダムなどのパーフェクトレアの箔押しにハロがひょっこり顔を覗かせている。おそらく前述のオレンジハロであろう。


ガンダム無双シリーズでは、劇場版Zで担当していた新井氏が演じている。

システムボイスとしての出番が多かったが、真・ガンダム無双ではパートナーキャラとしても登場。

バナージやカミーユたちとも掛け合いが存在する。


立体物

立体物

2018年から小型の「ハロプラ」として様々な展開がなされ、プチッガイに並ぶファンシー系ガンプラの代表格となっている。

カラバリも一般的なベーシックグリーンを筆頭に多く、ガンダムベース限定やイベント限定クリアボディモデルもある。

球体のため、転がり防止の専用台座が用意され、差し替えで手足も展開する。初期のモデルは内部メカにフレームを組み込んだものだったがニューバージョンでは口が大きく開くタイプに変更され、現在はこちらが主流。


より本物に近づけたFigure-rise Mechanicsでも登場。カラバリはベーシックグリーンとピンクのみ。

デザイナーの大河原邦男本人により徹底監修され内部メカが細かく再現され、ベーシックグリーンはガンメタリック主体の宇宙世紀版、ピンクはパープルメタリック主体のコズミック・イラ版で全く異なるデザインとなっている。

さらに別売りのLEDユニット(白)を組み込むことで目も発光し、大型化したことで手足の展開も差し替えなしで可能。外装パーツも通常と内部メカがわかるスケルトンカラーの二種類が用意され、さらにプラモデルの透過特性を利用した目の発光が浮かんで分かる上半分が目の部分が開口していないホールレスタイプの外装が付属している。

ガンダムベース限定版ではLEDユニットとのセット商品が販売され、こちらはスケルトン外装がメタリック外装に変えられている。


関連イラスト

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関連タグ

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機動戦士ガンダム 機動戦士Zガンダム 逆襲のシャア

機動戦士ガンダムUC 機動戦士クロスボーン・ガンダム 機動戦士クロスボーンガンダムゴースト

機動戦士Vガンダム 機動戦士ガンダムSEED 機動戦士ガンダムSEEDDESTINY

機動戦士ガンダム00 機動戦士ガンダムAGE

ガンプラビルダーズ

Gのレコンギスタ GUNDAM_THE_RIDE

SDガンダムワールド三国創傑伝 SDガンダムワールドヒーローズ

ハロボッツ


R2-D2:スターウォーズに登場するドロイド。主人公と共に戦闘機に乗り込みサポートする活躍と、半球状の頭部だけを露出して戦闘機に乗り込んだ姿がVガンダムのハロの元ネタだと思われる。

検索に関する注意

検索に関する注意

「ハロ」だけで検索すると「ハロウィン」等も引っかかってしまう為、「ガンダム」等を併記してアンド検索すると良い。


曖昧さ回避

曖昧さ回避

名探偵コナンのスピンオフ作品・ゼロの日常に登場する安室透の飼い犬は→安室ハロ


概要

概要

デザインは初代ガンダムと同じく大河原邦男氏。

有重力下では転がったり跳ねたりして、また無重力下では球体上部の左右に付けられているカバー2枚を羽根のように羽ばたかせたりして移動する事ができる。会話機能もついており、よく人物の名前や簡潔な返事を単調な口調で連呼している。なお、声優は同作の登場キャラクターの兼役であることが多い。


大まかな外見は初代から一貫して同じではあるが、作品によって大きさや手・足・口の開閉機構、口の中などデザインに差異が見られる。

手足のある『機動戦士ガンダム』のハロなどはホース状のアームを持つ手が上カバー内に収まっており、足はアームにより下半分のカバーそのものが伸長し本体を支える。

当初は黄緑色のものだけだったが、機動戦士ガンダムSEEDシリーズ以降は同形状で様々な色のハロが登場した。


いつ頃からか、サンライズのマスコットにまで地位を登り詰めており、映像ソフトや映画のオープニングロゴ映像では「SUNRISEのIの上の点がないロゴが表示された後、ハロが登場。飛び跳ねて来てIの上の点になる」という映像が流れる。これはガンダム内外を問わずサンライズのロゴが必要なら使われる。

ちなみに普通は黄緑色のハロが登場するが、「SEED」関係の作品だとラクスのピンクハロが登場する。芸コマ


出自・由来

ガンダムを代表するキャラクターだが、実は1stガンダムこと『機動戦士ガンダム』の製作段階で作られたわけではない。

無敵鋼人ダイターン3』で主役メカ・ダイターンを修理する小型ロボットとしてデザインされた。


監督である富野由悠季氏の「いいデザインだからこの程度の出番ではもったいない」との判断で登場は見送られ、後番組である1stガンダムにマスコット・キャラクターとして登場することになった。


「ハロ」という名前は、映画『2001年宇宙の旅』に登場した人工知能HAL(ハル)9000型コンピュータに由来するとされる。


機動戦士ガンダム

機動戦士ガンダム

シリーズ史上初めてのハロは、『機動戦士ガンダム』にてアムロ・レイが製作しフラウ・ボウにプレゼントしたペットロボット。飼い主(持ち主)はもちろんフラウ。

声優は井上瑤セイラ・マスとの兼役)。劇場版3部作の1作目のみ高木早苗が演じた。『THE ORIGIN』では後述の映画『機動戦士Ζガンダム A New Translation』から新井里美氏が再び演じている。


当初はアムロが製作したオリジナルだったが、続編で類似品が登場した事から、地球で購入したアムロによって持ち込まれたSUN社製の市販ロボットであると改変された。

主にカツ・レツ・キッカ達の玩具となっていた。

市販品といってもアムロによって大幅に改造されているようであり、彼の脳波を測定したこともあった。また手足が内蔵されており、延ばして階段を上る描写もある。脱走した捕虜コズン・グラハムの足にぶつかって転ばしたり、何かの理由で腹を立てたフラウ・ボゥに蹴り飛ばされても壊れないなど、かなり丈夫にできているようである。

『THE ORIGIN』によると「セキュリティモード」なる防衛機構が搭載されているようだが、発動する前にアムロ邸に侵入してきた男に蹴り飛ばされて不発に終わっている。


機動戦士Ζガンダム

機動戦士Ζガンダム

厳密には「ハロ THE II」という名前。一年戦争が終結した後に、戦争を勝利に導いたとしてホワイトベース隊が英雄扱いされ、その際にマスコット・ロボットとしての人気が出て玩具メーカーによる商品化がされた、というのが当初の設定であったが、後にハロを販売していたSUN社がアムロから逆ライセンスを得て再商品化されたものと設定が変更された。テレビシリーズでの声優は荘真由美。劇場版『機動戦士Ζガンダム A New Translation』では新井里美ファ・ユイリィとの兼役)が演じた。

作中では月に遺棄された一年戦争時の残骸の中からカミーユ・ビダンが発見。ホワイトベースの情報を持っているかもしれないと期待し、持ち帰って修理をしてはみたが特に目ぼしい収穫は無かった模様。ガンダムMk-Ⅱのコクピットに入り込んで戦闘に付いてきたこともあったが、結局はただのオモチャなのでVガンダムガンダム00のハロのように戦闘のサポートはしていない。だがそのボディは異様に頑丈なようで、敵兵の銃弾に当たっても無傷で弾き返している。これにより白兵戦では何度かカミーユを救った。

その後はクワトロ・バジーナが連れてきたシンタクムの遊び相手となっている。

キーボードとモニタが内蔵されており、ノートパソコンとしての機能を持つ他、初代とは異なり手足が存在せず、転がるか、跳ねまわる事で移動する。

足が消えたため下半分左右のカバーは消失しているが、代わりに腹部にハッチが設けられ取り外すとデジタル時計が現れる。


エンディングでは、走っているファ・ユイリィの隣で歌のリズムに合わせてバウンドしている。


機動戦士ガンダムΖΖ

機動戦士ガンダムΖΖ

『機動戦士Ζガンダム』のものが続投。


機動戦士ガンダム逆襲のシャア

機動戦士ガンダム逆襲のシャア

アムロがハサウェイ・ノアにプレゼントしたものが登場。しかしハサウェイがラー・カイラムのブリッジから抜け出したときにはブリッジに取り残されてしまった。

アムロの話によると、このハロは初代から3代目に当たるらしい(アムロの手による「二代目」の消息は不明)。なお劇中において他の登場人物との関わりが少ないためか、歴代ハロの中では最も口数が少ない。

シーンによって足部カバーがある初代のタイプと腹部ハッチのあるΖのタイプ両方の作画で描かれている。

また、閃光のハサウェイでは上巻の表紙に描かれているが、作中には登場していない。


機動戦士ガンダムUC

機動戦士ガンダムUC

バナージ・リンクス父親から5歳の時にクリスマスプレゼントとして送られたもの。

外見はΖのものとほぼ同じ。

作中では「1年経たずしてブームは過ぎ去り、製造元もアフターサービスを中止した」とされており、バナージはそれを独自に改造して連れている。

また、アニメ版ではアラーム機能が搭載されているのが確認できる。

声は広橋涼が担当。


機動戦士Vガンダム

機動戦士Vガンダム

主人公ウッソ・エヴィンの相棒。シリーズで一二を争うほどハロが大活躍した作品。

もとは父親であるハンゲルグ・エヴィンが拾ってきたものを、高性能に改造した上でウッソへ渡している。声優は松本梨香ウォレン・トレイスとの兼役)。


不法居住者という、正規の居住権を持たずに「カサレリア」と名付けた物寂しい地帯に暮らさざるを得なかったハンゲルグ夫妻が、ウッソの遊び相手兼学習(訓練)補助として、ウッソを「マスター」登録してある。

データ検索や、周辺索敵中は「エーット……」等と考え込む音声を発し、「ヤベェゼ、アニキ!」といった奇妙な言葉も学習するため愛嬌を感じるが、これらは全て、ハンゲルグによって意図的にプログラムされた行動である。上述の通りカサレリアという特殊な環境で、同年代がシャクティ・カリンしか居ない生活環境下において、ウッソの情操教育のために入力しただけの「キャラクター性」に過ぎない。


人工知能自体も高度に改造されており、ウッソからの「シャクティに着いていて」といったようなファジーな命令に対しても、的確に対応する。その他、スペースコロニー通路内の警備ロボに対して、オトリになった上で自滅させる、V2ガンダムを操縦するなど、その性能の高さは他作品のそれを遥かに上回る。

手足も腹部ハッチも無いタイプだが目が録画・映写可能のカメラになっており、口からシャボン玉を吐き出す機能が備わっている。大きく膨らませたシャボン玉をスクリーン代わりにしてどこにいても映像を映し出すことが可能。

ウッソが敵兵に追われているときは拳銃の発砲音を再生して兵士を驚かせたり、建物並みに巨大なシャボン玉を出し、そこにモビルスーツの姿を映して威嚇したりした。

戦闘力もそこそこあり、白兵戦では敵兵が吹っ飛ぶほど勢いよく体当たりをして活路を開く。コクピットから外に落下しそうになったウッソの手を咥えて支えきるほどの力も備わっている。中盤でサンドージュの電撃によりウッソが感電死しそうになったときは身を呈してウッソを庇い、故障してしまう。

なお、上記のような的確なハロのサポートの数々は人からの指示ではなくハロが独自に判断して自発的に行ったものであり、AIの優秀さも相当なものとなっている。

ハイランドではトマーシュの手によって圧縮ガスボンベとワイヤーガンが取り付けられ宇宙空間でも飛び回れるようになった。学習機能もあるのでオデロ・ヘンリークウォレン・トレイスあたりから俗っぽい言葉を学んだらしく「ヤベーゼ、アニキ」という迷言を唐突に放ち、ウッソは「そんな言葉どこで覚えたの・・・」と困惑していた。

そしてウッソがV2ガンダムに搭乗するようになった以降はコックピットにハロ専用の台座が用意され、戦闘の際には索敵や仲間の安否の情報収集をするなど本格的にウッソのバックアップ役となる。最終決戦まで立派にその役目を果たした。

ウッソの作戦により単独でV2の操作そのものを任されたこともあり、いきなりのMS戦にハロ本人はかなり焦っていたがカテジナ・ルースゴトラタンをV2のバルカンでけん制、攻撃をシールドで防ぎつつ体当たりで押し返し見事にウッソを救った。

最後の決戦を前にして、こういうときだからこそと無邪気にバスケットボールのような遊びをするウッソ達のボール役になった。そこでさり気なく見せるとても満足そうなハロの笑顔は必見。戦闘にも対応できる高性能ロボだが、本来の子供用オモチャとしての扱いを嬉しく思っているようだ。


アイキャッチではハロが主役。シャクティ・カリンの愛犬であるフランダースと一緒に並んでいるが徐々に巨大化していき・・・。

ガンダムシリーズ中ここまでハロが活躍したのは珍しく、ゲームスーパーロボット大戦では、ウッソ専用のサブパイロットとされることもある。また、同シリーズで最高峰の強化パーツである「ハロ」はVガンダムのハロなのではないかという説もある。

ガンダムVSガンダムではV2でウッソと一緒に乗っており、アムロやカミーユなど、そしてアスランの様なハロに関係したパイロットと組むと特別な台詞が発生する。


Gジェネレーションシリーズでは拡散バブルを装備しているオリジナル機体として登場したり、パイロットとしても登場しセリフや担当声優が松本梨香氏であったりなど、明らかに本作の影響を受けているのがわかる。


機動戦士ガンダムSEED

機動戦士ガンダムSEED

アスラン・ザララクス・クラインにプレゼントしたもの。幾度かプレゼントしたため、複数のカラーバリエーションがあり、ラクスは特にピンク色のものを好んで携帯していた。

声優は三石琴乃(ピンク、マリュー・ラミアスとの兼役)、折笠富美子(赤、メイリン・ホークとの兼役)。

初代以来の手足があるタイプとなる。また、本作のハロは歴代でも最も小型で、ソフトボール程度の大きさしかない。

前述の通りカラーバリエーションが豊富なため、そのボディーカラーで「ピンクちゃん」「ネイビーちゃん」などと呼び分けられていた。さらに、カラー毎に様々な機能を内蔵しており、「ピンクちゃん」には戦艦の電子ロックを解除できるほどの高度な開錠能力が搭載されている。

一方。言語学習機能を共通して搭載しており、簡単な言語コミュニケーションを取ることができる。ちなみに、「ナンデヤネン」「マイド」「オオキニ」「アカンデー」といった関西弁や、「オマエモナー」「サセルカー!」「ミトメタクナーイ!」といった口の悪い言葉はアスランが作った時点では学習しておらず、ラクスが学習させたものである

『DESTINY』の「ピンクちゃん」には、特殊部隊の侵入やラクスへの狙撃を察知する、フリーダムの格納庫への扉を開けるための鍵を口の中に持っているなど、以前より高度な機能が追加されている。また、「てやんでぃ!」といった江戸っ子口調など、若干ではあるが言葉のレパートリーも増えている。


ラクスの替え玉であるミーア・キャンベルにもレプリカの赤いハロが与えられており、こちらは英語で喋る。

『FREEDOM』ではなんと催眠ガスを仕込まれており、キラ達がアルテミス要塞に侵入作戦を行った際、通気口にハロを投入し、ファウンデーション王国の兵士達を催眠ガスでダウンさせた。

「ネイビーちゃん」の声優は子安武人で「ゲッコウチョー!」と言いながら催眠ガスを流していた。


機動戦士ガンダム00

機動戦士ガンダム00

私設武装組織・ソレスタルビーイングにて宇宙世紀シリーズに登場するハロより一回り小さいサイズの複数体が登場。ソレスタルビーイングは必要最小限の人員で活動を行っているため、回避運動などMSのサブパイロットから専属の小型ロボットによるメンテナンス活動など、あらゆる面をこなす独立型マルチAIとして存在する。

SEEDから引き続き手足が存在するが足の展開方法が初代と異なり、後ろへカバーがずれて開口部からシューズ状の足が出てくる。


元々は木星探査船「エウロパ」においてスカイ・エクリプスの製作した物。整備によってかなり長い時間の稼働が可能らしく、当時製作されたオリジナル個体(オレンジ)が継続して使用されている他、木星圏から地球圏へ太陽炉を輸送した個体をソレスタルビーイングのメンバーがコピー・量産して活用している。

登場するハロは皆兄弟機として認識されており、例えばオレンジハロは他のカラーのハロから「オニイサマ」「オニイチャン」「アニサン」などと呼ばれる。

声優は小笠原亜里沙(オレンジ、ソーマ・ピーリスとの兼役)、高山みなみ(赤、カティ・マネキンとの兼役)、佐藤有世(青、クリスティナ・シエラとの兼役)、入野自由(HARO、沙慈・クロスロードとの兼役)。


ソレスタルビーイング所属としてはロックオン・ストラトス(初代ニール・ディランディ、2代目ライル・ディランディ)の相棒として登場するオレンジカラーのハロの出番が一番多い。

セカンドシーズンでは赤ハロも登場し、沙慈・クロスロードのパートナー的存在として活躍したが、劇場版でダブルオーライザーと共に失われた。

劇場版では新たに青ハロも登場し、オレンジハロと共にガンダムサバーニャのサポートを行った。

その他グリーン、ライトブルー、ピンク、パープル(トリニティの物とは別)などのカラーも存在し、オレンジハロと共に整備メカのカレルで整備を行うことがある。


プトレマイオスチームと別行動をとっているトリニティの、ネーナ・トリニティの相方である、パープルブラックのハロ(正しくは「HARO」)は80年前に発見された個体そのものであり、最初期に作られたためオレンジハロから「ニイサン」と呼ばれている。

ただし、当ハロはオレンジハロに関しての情報を失っていた為に同系機と認識せず、目つきや口が悪く、攻撃的な面がある。長らくネーナのサポートを行っていたが、セカンドシーズンでネーナがイノベイターに用済みと見なされた際にリボンズ・アルマークがHAROを通してネーナにそれを宣告しており、スローネドライが撃墜された際には宇宙に漂っていた。


また、公式外伝である『機動戦士ガンダム00P』『機動戦士ガンダム00F』にも登場。

ソレスタルビーイングのサポート組織『フェレシュテ』(『神の手』を意。またペルシャ語だと、『天使』の意)でも同様の役目を持つ。

ロックオンネーナが持つものとは違い、猫耳&猫しっぽ付き。


機動戦士ガンダムAGE

機動戦士ガンダムAGE

声優は遠藤綾エミリー・アモンドならびにユノア・アスノとの兼役)。

各部において主人公や彼らと親しい人間と行動をともにするペットロボット。

第一部一話から登場しているが、制作された理由などは明確に描かれていない。半世紀以上も稼働しており、現状においてガンダム00におけるHAROに次ぐ稼働時間を誇る。

手足は無く内部にディスプレイとキーボード、AGEデバイス用スロットを持ち、口をあける形で『PCモード』に変形することでAGEシステムのデータ解析用のパソコン端末として使用することが可能。サイズは従来のハロより少し大きめである。

なお開き方はノートPCよろしく上下に開いていたΖとは異なっており、上半分のカバーをヘルメットシールドのように跳ね上げることで内部機器が露出するようになっている。


ガンダムビルドシリーズ

ガンダムビルドシリーズ

ガンダムビルドファイターズ』の主人公イオリ・セイの目覚まし時計として初登場。これは実際に存在する商品であり、セイの物は初代の井上瑤バージョン。他に「SEED」準拠の三石琴乃バージョンも存在する。


ガンダムビルドダイバーズ』ではGBNへログインする際のゲストアバターとして登場している。実際に確認されたのはヤシロ・モモカのピンクハロ、それ以外にも……。


ガンダム Gのレコンギスタ

ガンダム Gのレコンギスタ

環境チェック用ロボットとして「ハロビー」と呼ばれる球状のロボットが登場する。

声優は高垣彩陽マニィ・アンバサダとの兼役)。

顔面こそハロに似ているがカバーの類は上半分含め一切なく、顔面を除いた本体が左右に割れタイヤとなることで自走が可能。

主人公ベルリ・ゼナムの持ち歩いているものはノレド・ナグから送られた物で、二人の名前を取って「ノベル」と呼ばれている。


機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ

機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ

本作においてはハロといった近未来的なものは世界観から外れてしまうため、ほとんど登場せず、最終回でカッサパファクトリーのオフィスの机に背景として描き込まれていたに留まる。


SDガンダムワールドシリーズ

SDガンダムワールドシリーズ

SDガンダムワールド 三国創傑伝』の主人公劉備ユニコーンガンダムの相棒として登場する。色は緑色。

劉備の感情に反応して竜の紋章が現れて、ドラゴンメモリを出現させ彼に力を与えた。どうやら劉備の家に代々受け継がれていたらしいが…。

作中での最強クラスの実力を持つ呂布シナンジュの攻撃をじかに受けても原形をとどめる頑丈さを持つ。

『三国創傑伝』ではその正体は明かされなかったが、直接の続編である『SDガンダムワールド ヒーローズ』にて判明した実態は作中世界に5つ存在する至宝「オーパーツ」であり、全てのハロが揃えば世界の滅亡を阻止するのに必要なシステム「ピラミッド」を起動させるキーとなることが判明。

「5つのハロ全てをピラミッドに揃え世界の滅亡を防ぐべく、世界各地にあるハロを集める」ことが今作における劉備達の冒険の目的となる。


詳細は当該項目にて


機動戦士ガンダム 水星の魔女

機動戦士ガンダム 水星の魔女

グリーンとオレンジ色のハロが登場。

声優はグリーンを富田美憂(チュアチュリー・パンランチと兼任)、オレンジを古川慎(シャディク・ゼネリと兼任)が担当。

SDガンダムシリーズやビルドダイバーズのゲストダイバーなどのような自我を有している作品以外では基本的に片言で喋っていたハロではあるが、今作では「承りました。」などかなり流暢に喋るAIとなっている。

本作の舞台となるアスティカシア高等専門学園では幅広く使われており、用途ごとの機械にハロの搭載スペースが設けられてる。

手足や下半分のハッチの類が無い代わりに上記機械との接続用と思われる穴が4つ開いている。

現時点で確認できるのはガイドロボット、空撮用のドローン、スクーター、クワイエット・ゼロ内部の警備迎撃用兵器


その他

その他

機動戦士クロスボーン・ガンダム

当作にペットロボットのハロは直接登場はしないが、ベラ・ロナのペットのオウムが「ハロ」と名付けられており、劇中ではシャア・アズナブルなどの声真似をしている。


GUNDAM THE RIDE

コロニー公社のスペースコロニー案内ビデオでイメージキャラクターとして登場。今作でハロは元々コロニー公社のイメージキャラだったと言う設定が付与された。


G-SAVIOUR

サイド・ガイアの生物工学研究所所属のコウビィが所持している黒い携帯型端末としてハロが登場。

スタージス空軍基地のキーロック番号を調べる時に使用された。この時代では汎用携帯端末が学生レベルでも通常持っているほど普及しており、通信やデータのやり取りなどで使われている。


∀ガンダム(マガジンZ版)

マガジンZのコミカライズにおいて何を間違えたのか『機動戦士ガンダムF91』に登場したバグの機能を有したハロが登場し、ディアナ・ソレルへの暗殺に用いられた。


模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG

本作におけるハロはマスコットではなく、ガンプラをスキャンする為のスキャナーとして機能する。

口の中は空洞になっており、そこにガンプラを入れてスキャンを行う。

普段はガンプラバトル用の筐体に備え付けられているが、大型キット用の大型スキャナーもあり、筐体備え付けのスキャナーに入らないキットはそちらを使用する。


機動戦士ガンダムサンダーボルト外伝

機動戦士ガンダムサンダーボルト外伝」の第一話においては、RGM-79の頭部に搭載された探査ドローンとして登場。他シリーズのハロと大きく異なり、知的かつ機械的な言動を見せる。また漂流する敵機体内の酸素残量を調べたりコクピットハッチを開放するなど、実用性の高さを見せつけた。


ゲーム等での活躍

ゲーム等での活躍

スーパーロボット大戦シリーズでは運動性、移動力、武器射程を向上させる強化パーツとして登場。「ガンダムSEED」が参戦するタイトルでは別枠で「ピンクハロ」も登場する。

高い効果がある分入手できる数は極めて少なく、装備させる機体を吟味する必要がある。

第三次・EXでは何故かAIパイロットの顔アイコンがハロである。また、EXではスーパーファミコンマウスを接続すると、ハロをマウスカーソルで弄る項目が出てくる。


ヒーロー戦記ではアムロたちが所属するゼウスの総司令官として「ハロ9000」が登場。

本体は部屋いっぱいのスーパーコンピューターだが、通信する際は原典のハロと同型の端末で会話する。

名前はハロと上述のHAL9000をかけたもので、劇中でも南光太郎が「コンピューターは反乱を起こして人類抹殺なんて考える、大体名前からして怪しげだ」とHAL9000を意識した発言をしている。

また、原作同様アムロのペットとしてのハロも登場する。


SDガンダムGセンチュリーでは登場しないが、パイロットの名前を「ハロ」に変更するとパイロットのレベルが強制的に1に戻されてしまうという隠し要素がある。


SDガンダムGジェネレーションシリーズでは『まるい悪魔』の異名を持つオリジナルMSとして登場。

初代では大型MAに匹敵する性能を持つ最強ユニットであった。

しかしZEROとFでは能力が控えめに抑えられ、魂以降は大幅に弱体化されたりしたが、OWではあのサイコハロと攻守のスペックが互角になっている。

・・・と思ったらジェネシスで再び弱体化。大型サイズとしてはかなりステータスが低い。クロスレイズでも性能は据え置き+Iフィールド削除という手痛い弱体化を受けている。

武装に関しては、初代とZEROでは「タックル」、「メガ粒子砲」、「拡散バブル」を装備していたが、F以降はメガ粒子砲がドリルクローに差し替えられ、格闘機色が少し強くなった(作品によってはウインチギミックやハロ・ビットも装備している)。

それに伴い見た目も「唯の球体」から「丸い手足の付いた球体」へと大きく変化したのだが、ゲーム中では一言も触れられていない。

また、NEOでは新生シャッフル同盟+東方不敗の技を扱えるゴッド・ハロが登場。

機体区分はモビルファイターであるため、一部の専用エンブレムの恩恵を得られる。

SEEDではピンクハロを始めとしたアスラン謹製のハロ達がユニットとして登場。

色によって性能とスペシャルアタックの演出が異なっている。


一部の作品では、ファーストガンダムの初代ハロが隠しパイロットになっている。(声優はVガンダムで担当した松本梨香)

ハロにはハロを乗せて楽しむというのも勿論アリだが、ハロ・ビットが有る作品ではハロ自身が覚醒値を持ってないせいでハロ・ビットが使えず性能をフルに発揮できない。

また、F・IFでは敵専用キャラとして「暴走ハロ」と「暴走超ハロ」が登場。

サイコロガンダムやサイコ・ハロにも搭乗しており、何故かニュータイプなので問答無用でハロ・ビットをぶっ放してくる。

見た目は前者は目がつり上がった黒い球体。後者も目がつり上がっているが体色は紫色で、何かDG細胞の様なものに感染されている・・・。


ガンダムトライエイジにおいては、モビルスーツをパイロットとは違う方向から強化できるアイテム「パーツ」として複数のハロが登場。

ピンクハロ、ネイビーハロのようなラクス所有のものからアムロ所有のものやウッソ所有のもの、バナージ所有のものまで様々なハロが登場している一方、鉄血の3弾現在ではこれ以上の出番はない(「ハロルーレット」のような期間限定のものはあったが……)。

また、本ゲームオリジナルのバリエーションも存在し、特に「ハロ型蚊取り線香」についてはプレイヤーから「実際に商品化してほしい」という声が上がったほどの人気。

また、ゲームには直接登場しないながら、BUILD MS2弾のガンダムデュナメスやBUILD G2弾のケルディムガンダムなどのパーフェクトレアの箔押しにハロがひょっこり顔を覗かせている。おそらく前述のオレンジハロであろう。


ガンダム無双シリーズでは、劇場版Zで担当していた新井氏が演じている。

システムボイスとしての出番が多かったが、真・ガンダム無双ではパートナーキャラとしても登場。

バナージやカミーユたちとも掛け合いが存在する。


立体物

立体物

2018年から小型の「ハロプラ」として様々な展開がなされ、プチッガイに並ぶファンシー系ガンプラの代表格となっている。

カラバリも一般的なベーシックグリーンを筆頭に多く、ガンダムベース限定やイベント限定クリアボディモデルもある。

球体のため、転がり防止の専用台座が用意され、差し替えで手足も展開する。初期のモデルは内部メカにフレームを組み込んだものだったがニューバージョンでは口が大きく開くタイプに変更され、現在はこちらが主流。


より本物に近づけたFigure-rise Mechanicsでも登場。カラバリはベーシックグリーンとピンクのみ。

デザイナーの大河原邦男本人により徹底監修され内部メカが細かく再現され、ベーシックグリーンはガンメタリック主体の宇宙世紀版、ピンクはパープルメタリック主体のコズミック・イラ版で全く異なるデザインとなっている。

さらに別売りのLEDユニット(白)を組み込むことで目も発光し、大型化したことで手足の展開も差し替えなしで可能。外装パーツも通常と内部メカがわかるスケルトンカラーの二種類が用意され、さらにプラモデルの透過特性を利用した目の発光が浮かんで分かる上半分が目の部分が開口していないホールレスタイプの外装が付属している。

ガンダムベース限定版ではLEDユニットとのセット商品が販売され、こちらはスケルトン外装がメタリック外装に変えられている。


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