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ハンター(逃走中)

とうそうちゅうのはんたー

本来の意味は「狩猟家」をさす英語。ここではフジテレビ系列のバラエティ番組「逃走中」(アニメ含む)に出演し、逃走者を追う役を担う方々について。
目次 [非表示]

特徴

黒いサングラススーツに身を包んだ姿が特徴の、いわゆる「鬼ごっこの鬼役」。

設定上は未来世界の技術で生み出された高性能なアンドロイドということになっているが、もちろん生身の方々である。ちなみに『逃走中』を主催するクロノス社がハンターたちの製造元*自社製ゲームの「駒」みたいなものなのでそれも当然だが。

 

初期の頃はスプリンターの瞬発力とマラソンランナーの持久力を併せ持つアスリートという説明がされることが多く、オーディションでは俊足と持久力を兼ね備えたスポーツマンが集う。持久力が一番重要視されるらしい。


ちなみに2023年11月2日に放送された『私のバカせまい史』では番組独自でハンターの50m走のタイムを算出したところ、およそ5秒58(時速約32km)という原付並みの速度だったことが判明。

過去には『まる子大捜索指令』でハンターに確保された見取り図のリリーが「速ぇ…マジ原付ぐらい速かった…」と言っていたのでかなり信憑性の高いデータである。

『美女とハンターと野獣』でも確保されたオズワルドの伊藤俊介があまりの速さに「白バイじゃん!」と言っていた。

 

カーブで撒くことすら難しく、まして直線で振り切れる逃走者は滅多にいない。基本的にオープニングゲームに置かれてあるハンターボックスから登場し、ボックスに居る間は全く動かない。

その為、ゲームによっては途中からの参加を阻止する事も出来る。


いでたちは映画「マトリックス」のエージェント・スミスや、カイジ遊戯王黒服そのものだが、立ち回りはスミスや黒服よりさらに機械的で、むしろロボコップやらターミネーターやらに例えられる事もしばしば。徹頭徹尾機械化されたそのスタイルは毎回出演者にただならぬ恐怖を与える(中でも藤森慎吾矢吹奈子は夢に出てきたほどらしい)。ロケ開始前の出演者同士のあいさつにすら無反応だったというのだから、徹底的な「無機質」もかなりのもの。

ゲーム開始前から恐怖はすでに始まっているのである。

逃走中公式Twitterにて2022年元日スペシャルに向けて、各出演者が意気込みを語るムービーがアップされているがなんとハンターの分まで存在する。

その内容はハンターに「意気込みお願いします」「目標は?」とスタッフが尋ねるが何も返答せずに歩いてるだけ、というもの。


ハンターにはそれぞれ逃走者の顔がインプットされており、それ以外の人物は追わないように配慮されている。すなわち、カメラマンは顔を登録されていないため設定上このヤラセは否定できる。

恐らくステージの至る所にダミーカメラを持ったエキストラを用意して、カメラマンを見つけても逃走者が近くに居るとは限らないようにする事でハンターの中の人がカメラマンを意識から外し易くしているのだろう。とあるインタビューによると、カメラマンを追いかけても意味がないという事情もあったとか(ハンターを映しているカメラマンという可能性もあるため)。

顔というのは一応形だけの設定であり、実際はどのような形にせよ逃走者の姿を確認すると追跡する(顔の見えない背後や死角からでも襲ってくる)。また、姿勢についても前屈などの意図的な隠匿行為は禁止されているが、初期はそこまで厳しくなかったので前屈で姿を隠しながら距離を詰める場面や、逃走者を見つけても追わずに先回りして捕まえる場面も見受けられた。

これじゃそうそう逃げ切れるわけないよねぇ……。


なお1体が一度にロックオンできる逃走者は1人だけ。複数の逃走者が固まって逃げている場合、複数を追いかけているように見えても、1人を確保した段階で追跡を解除し、しばらくは他の逃走者を追わないようになっている。これも初期の頃は当てはまっておらず、確保➡即追跡➡連続確保に至る場面もあった。


クールな印象から、女性人気も凧上g《この書き込みは確保されました

(↑一部の女性逃走者も同じ事を言っていたりするから困r《この書き込みもです》)


初期設定ではハンターは冷凍された状態でボックス内に保管されている。現在では鎖によって「封印」という形がとられているが、凍らせてハンターを停止できることは変わらないようだ。

この設定から、ハンター追加ミッション(特に100体追加するなど大掛かりなもの)に関しては、冷凍された状態で立ち尽くすハンターも見受けられるほか、冷凍銃や冷凍コンテナ等の冷凍装置で凍らせると停止させることが可能。

また、網鉄砲で一定時間捕縛することもできるが、暫くすると自ら解くので逃げる必要がある。

2021年4月4日放送回では網が入っていない空砲、いわゆるハズレの網鉄砲も登場した。

さらに、2021年からはハンター停止装置が網鉄砲とセットで登場。網鉄砲で捕縛したハンターに8角形の形をした小さな装置を取り付けることでハンターを停止させることができるようになった。しかし、2021年1月2日放送回では網鉄砲を回避する機能が追加されたハンターが登場した。

同年5月5日放送回でも再登場している。

今回は網鉄砲を回避する機能は無かったが、減らせる数がハンターゾーンの中にいる7体中の2体だけで、減らしても5体残るので危険な状況を変えることは殆どできなかった。


2022年11月15日にNetflixで独占配信された『Battle Royal』では、ミッションでエリア外にある運河の対岸にいる逃走者を確保するため、川に飛び込む水陸両用ハンターが登場した。


なお、2020年は2019年新型コロナウイルス感染症対策のため新たにマスクと手袋を装備している(なお、マスク、手袋ともに「ハンターマスク大人用・子ども用」、「ハンターグローブ大人用、子供用」として実際に販売されている)。ハンターも感染して病気になるの?と突っ込んではいけない。ちなみにネット上では「更に不気味になった」という声もある。コロナが5類に下げられ、感染対策が緩和された後初の27時間テレビスペシャルでは、手袋こそ外されていた(上記のバトロワ編もだが)ものの、雰囲気が出るのか表情を隠すためかマスクはつけたままだった。(逃走者側は既に感染対策のシールド、マスクをしていなかったため)

そして2023年秋の強欲の王編では遂にマスクを外し、約3年ぶりに素顔で追跡をするようになった。と思ったら2023年末ではまた装着していた。やはり雰囲気が出るのだろうか。


公式グッズとしてハンターサングラスが発売されている。


条件

逃走中の生みの親でもある高瀬敦也氏によると、採用されるには以下の条件を満たす必要がある。


・アンドロイドであることを演じられるか。

・現場での判断も多いため、性能(頭)の良さが求められる。

・走力が大事と思われがちだが、もっと大事なことが沢山ある。

・なにより逃走中が好きであること。


ネットでは定期的に以下の条件が必要だと拡散されているが逃走中の生みの親でもある高瀬敦也氏からは否定されているので注意。


・50m走6秒5

・20mシャトルラン125回以上

・1500m走10分未満

高校生を除く18歳以上

・スピードをコントロールできる

・給与については、1~3万円+確保した人数×2000となっている。



追加ミッション

「逃走中」では毎回見られる「ハンター追加ミッション」。ここでは代表的な例を挙げる。

  • 一定時間による追加
    • 一定時間になると投入される、いわばお決まりのパターン。「残り◯◯分までに封印せよ」などがこれに該当する。ボックスから放出されるのは勿論、チャーターヘリで降り立つ、観覧車から1体ずつなどエリアによっても放出のしかたは様々。ボックスの装置を止めたり、エリア内にいる「村人」などのキャラクターを使って阻止するというものが多い。
    • が、まれに阻止すらできないケースや、ミッションの結果逃走者が自ら増やすこともある。
  • 自首によるペナルティ
    • かつては、逃走者による自首によって放出されてしまう事もあった。これによって容易に自首をさせない効果があると思われたがそんなことは無かった。逃走者=芸能人の素顔が垣間見えてしまう事も···それがこの番組の醍醐味の一つであることは言うまでもない。
  • 大量ハンター放出
    • 文字通り大量のハンターがエリア内に放出される、通報部隊と並んで一番大がかりなミッションともいえる。
    • 基本的にその数は概ね10体〜50体程度、さらには100体のハンターが放出されることもある。回によって放出される数が異なるが、まともに対処できる数ではないことに変わりは無い。対処方法は、ハンターの投入されるエリア内から逃げる、あるいは投入自体を阻止する、もしくはアイテムや装置を使って停止させるしかない程度。
    • もしも失敗した場合、自分めがけて大量のハンターが集う、あるいは逃げ場がほとんどなくなって残り全員があっという間に次々と確保されるという事態になる。この大量のハンター達は冷凍された状態で運び込まれたり、開始当初からエリア内の柵で待機しているなど、シュールな光景になることが多い。
      • 「逃走中アルティメット」ではまさかのハンター100体とガチ対決になり、さらに終盤戦はハンター100体によるサドンデスとなった。

派生キャラ

逃走中以外にも「密告中」やら「護衛中」やら様々なゲームが同番組で制作されたが、そのたびにゲームのルールに合致したスタイルで変幻自在のアレンジを加えられて毎回出演する。

  • 通常のハンターによる多彩な出番
    • 「密告中」では密告された逃走者を連行したり、双眼鏡などを使用してプレイヤーを通報する役割になったことがある。飛んでいる虫を箸で捕らえるほど動体視力に優れているらしい。「解除中」では凍結したままだったり、くじ引きミッションなどで雑用をやっていたり、ある意味不憫。
  • ダミーハンター/ニセハンター
    • 通常のハンターと変わらないが、こちらはサングラスのフレームに色がついていたり、尻尾が生えて居る等の違いが有る。本物と違い、ただただ動き回るだけで、逃走者を見つけても追いかけない。
    • しかし2022年3月20日に放送された『ハンターと偽ハンター』では50体のダミーハンターのうち10体がランダムにダッシュを繰り返す機能を付けられており、走るダミーハンターから逃げてしまえば無駄な体力を消費することになる。そのため、この回では走るダミーハンターに惑わされて本物のハンターに追いかけられても判別が付かずに捕まるという鬼畜コンボで次々と逃走者が確保された。更に最後のミッションでは50体のダミーハンターを消滅させなければ本物のハンターに変わるという恐ろしいミッションが発令された。
    • ハンターボックス封印ミッションにて胸元に入っているカードキーが必要だったときは、リスクを冒してまで近づく必要があった。だが、ダミーハンター目当てに近づいたらサングラスのフレームが真っ黒だった時には···
    • ハンターゾーンにも投入されたことがある。その数なんと100体。もちろん全てダミーなのだが、問題はその中に本物のハンター2体が紛れ込んでいるということ···
  • ロングレッグハンター(ロングレッグマン)
    • 初登場は「密告中」。「竹馬を仕込んで身長を3mに高める」という奇抜なアイディアが特徴。高所からグラサン越しに監視されるシチュエーションは全員を恐怖のドン底に叩き落した。
    • 「逃走中」でも登場し、ジャンプ内での逃走中においては、無線から通報、本編の逃走中では笛を吹き通常のハンターに居場所を通報。2種類のハンターの共演という奇跡を見せる。密告中においては、その後は英国紳士風な見た目に変更(ハット+トレンチコート)、名前を「ロングレッグマン」に改める。
    • 逃走中でも「ロングレッグマン」と改名したが、仕様は大きく変更されている。身長は2mに縮まったが、機能性を大幅に向上。3体1組で行動し、サングラスとスーツを装着する。跳ねるように行動するようになったためか「カシャーン!カシャーン!」とうるさい。こちらも逃走者を見つけ次第、通報する。
    • 2022年12月31日に放送された『大みそかSP お台場大決戦!お台場殿の31人』で通報部隊として再登場したが、竹馬仕様に戻っており、顔が見えないようにフルフェイスヘルメットを装着するようになった。そして何やら鍵のようなモノをぶら下げており…?

  • 甲冑ハンター(甲冑男爵)
    • 重厚な金属鎧を着用したハンター。「護衛中」や「生還中」では無敵の防御力を活かしてプレイヤーを追い詰める。ただし足が遅い弱点があるため、全力で逃げれば回避するのは難しくない。「密告中」では高所から逃走者を監視する役割になった。
  • 鎧武者
    • 日本風の鎧を着用したハンター。初出演の護衛中では通常のハンターのような俊足でプレイヤーの撃破を狙う恐怖の存在。それまで有利だったチームのメンバーが鎧武者に次々と撃破される事態も···。「逃走中」にも出演したが、こちらはハンター追加役であり、プレイヤーを直接襲うことはしなかった。
  • 忍者
    • 昼間から黒装束。忍んですらない。ロングレッグマンとほぼ同じ扱いで、逃走者を密告する。戦闘中とは別物。
  • 八百屋さん
    • アメ横の一角に店を構えるハンター亜種。黒キャップに黒Tシャツとサングラス。ミッションのために逃走者達から店先の野菜をどんどん奪われた悲しい人。
  • ピンクパンサー
    • USJ編ゲスト。牢獄にて捕まった逃走者をおちょくってた。
  • ニセ逃走者
    • ヘリオス社幹部・有明リョージの十八番。逃走者に紛れ込んでミッションの妨害をするため、逃走者に似せたアンドロイド。うっかり信用すると酷い目に遭うほか、途中で通報部隊に役割を変更されるなど独特の見せ場がある。
    • これまでこの役になったことがあるのは山根良顕坪倉由幸益若つばさの3名で、決まって大量のダミーが追加され、同じ姿のニセ逃走者がエリアに溢れかえり、その中から本物を見つけるミッションが発令されるという、なんとも不気味な光景が出来上がる。
      • 特に山根は、ダミー20体とあわせて21体に増えた際、その様子から多くの出場者・視聴者の背筋を凍らせたほか、相方の田中すらパッと見では判らなかったという(初めて偽逃走者として登場し、ゲームの混乱を止めようと逃走者達に止められたが、「ゲームを更に盛り上げる」と言う名目で月村サトシが恩を仇で返し通報部隊に改造した。)
      • なお山根は、事前番組で相方である田中卓志を確保する役を演じ、あたりまえだが唯一ハンターボックスから放出された経験を持つ逃走者である。
  • ミッションアンドロイド
    • クロノス社とヘリオス社の争いの果てに爆破されたハンター1号機を、月村の兄にして二代目ゲームマスターの如月カケルが修復されたもの。フルフェイスのヘルメットとアーマーを着用し、さしずめアメフト選手のようである。その名の通り、ミッション達成を狙う逃走者の前に立ちはだかる屈強な存在。
  • 江頭ハンター
    • めちゃイケとのコラボ回で使用されたもので、唯一クロノス社が開発に一銭も使わなかったもの。サングラスとネクタイこそしているが、全体的な格好はいつもの江頭2:50である。逃走者を追いかけたり捕まえたりするが確保能力は無く、クロノス社でもコントロールできない極まった性能だったので、最後はミッションアンドロイドによって力ずくで撤去するしかなかった。

第49回以降、「新型ハンター」が度々登場。普通のハンターとは外見・体格が違うだけでなく、特殊能力を持つ個体も存在する。

  • キッズハンター
    • 直線で振り切るのは不可能ではないが、その分機敏に動く上に背が低く視認性が低い。現在新型ハンターで唯一2度登場している。また、数の暴力で攻めてくるので、1体ならまだしも、複数体来るとかなり厄介。さらに、キッズハンターは足音やカメラマンを見て攻めてきたり、先回りを故意で行うなど、現在のハンターでは違法な行為を平気で行う個体もいるため、視聴者からの評判はかなり悪い(実際、逃走中「ハンターランド」編では、ハンターゾーンに突入した高岸氏がキッズハンターに捕まったが、高岸氏を捕まえたハンターは先回りしており、これは現在のハンターのルールに反する)。
  • レディースハンター
    • 女性限定ミッション(2020年1月5日放送回)に登場したハンター。今のところ通常のミッションに登場したことはない。余談だが、登場した際には全員がポニーテールだった。
  • パルクールハンター
    • パルクールの機能が備えられたアクロバティックなハンター。俊敏性が高く、障害物をも素早く通り抜けるため、狭いエリア内で逃げ切るのは至難の業。
  • パワースーツハンター
    • パワードスーツで武装した巨大なハンター。おもにQRコードを読み取るミッションに使われている。俊敏性に欠けるが、リーチ範囲は最大4m。「お台場殿の31人」では、ボタンを押すと起動する仕様になっている。
    • QRコードを読み取る用のミッションに使われているのはほかにレディース通報部隊&アナウンサー通報部隊の例がある。

  • 擬態ハンター
    • 『Battle Royal』で登場したハウステンボス一般客の老婆に擬態したハンター。100体ハンターから逃れるため一般客からドムトールンの塔へ入場できるチケットを譲ってもらう必要がある(生き残っている逃走者の数だけ用意されているため、一般客全員がチケットを持っているわけではない。)のだが、6体のうち3体のハンターが一般客に擬態しており、逃走者が話しかけると追跡を開始する。初見ではなかなか見分けがつかないが、よく見るとハンターの恰好である黒服スーツを羽織で隠しており、走りやすそうな運動靴を履いている。

2022年大晦日SP『お台場殿の31人』に登場したOPセレモニーを担当。おなじみマツケンサンバに合わせて大晦日の内容を予告した。格好は同じ物衣装だが、途中でハンターの恰好になり、更にノーマルハンターが踊ると言うシュールな光景が見せられた。なお、マツケンハンターと言っているが、松平当人はハンターでなく生逃走中のプレイヤーとしての参加となった。2023年の大晦日SPで生逃走中終了後、逃走中20周年を記念して再登場している(なお、歌の歌詞ではこれまでの逃走中の各種データを紹介した)。


  • ハンターねぶた

同じく大晦日SP『お台場殿の31人』のオープニングゲームに登場するハンター。最初20体おりプレイヤーは3分以内に大砲化ランチャーを使いハンター型のねぶたにある的(2or3体)を射抜きハンターを減らしていく。

最終的に初期ハンターは6体になった。


  • オリンピックメダリストハンター(ジャスティン・ガトリン/サンディ・モリス/エリック・ワイナイナ
    • 同じく大晦日SP『お台場殿の31人』の復活カードを獲得するミッションに登場するハンター。復活カードを獲得するには7番勝負と同じ、3つのエリア(フジテレビにガトリン、アクアシティにモリス、ダイバーシティにワイナイナ)に設置された2つの宝箱(1枚と2枚)に施錠されている4桁のダイヤル錠をボートをめくると現れる番号を5秒以内に解除して、ゲートまで走って確保されずに逃げ切る。(5秒後にハンターのゲートが開くため。)ちなみに、復活カードを持っていても、ハンターに確保されてしまうと、復活枠が減ってしまい、次の復活ミッションで忍に撃破されてしまうと、ただの紙切れとなってしまう。

前回の2022年大晦日SP『お台場殿の31人』に続いて2023年大晦日SP『お台場リベンジャーズ』の復活カードを獲得するミッションに登場するハンター。

大まかなルールは前回と同じだが、宝箱が設置されているのは赤と青のそれぞれ左右に一つずつで距離によって難易度や枚数が変わることはなく、どちらを選んでも宝箱の中には復活カードは一枚しか入っていない。

赤と青の二つのハンターボックスにはそれぞれベン・ジョンソンハンターとアサファ・パウエルハンターが入っているが、外からはどちらが入っているか分からず、逃走者が挑戦する度に中身がシャッフルされる。どちらも金メダルを獲得(ベン・ジョンソンは後にドーピングで失格している)しているが、ベン・ジョンソンは現役を引退している61歳でアサファ・パウエルも2022年で現役を引退しているが最後に金メダルを獲得したのは2016年という難易度の違いがある。(オリンピックハンターの正体は前回はゲート内に入らなければ分からなかったが、この回ではゲート前に設置されているミッション説明文に書かれていた。)


  • 27時間テレビスペシャルハンター

『FNS27時間TVコラボSP』でかまいたち軍と千鳥軍に分かれたチーム戦で敵エリアにハンターを放出する際に用意された。ミッションの結果を知らされるまではどんなハンターなのか分からないため、逃走者の中にはオリンピック級の誰かではないかと予想している者もいた。……が、その正体はナダルハンター&ZAZYハンターであった。アスリート級の身体能力を持っているわけでもない芸人二人と通達された逃走者たちは拍子抜けしていたが、確保能力を持ったハンターが追加されたことは変わらないため十分に脅威ではある。

ナダルハンターは同じ芸人である千鳥の大悟でも撒ける程度の脚力と体力ですぐに息切れを起こし、初期のハンターやキッズハンターのように先回りをしてくる。ただし、初速は意外と速いため発見された時の距離が近かったり、逃走者が逃げた先が行き止まりだったりすると捕まえることが出来たりする。そして通常ハンターと違って何故か半ズボンの恰好をしている。あと11KJにそっくり。

ZAZYハンターは放出されなかったため、サングラス越しに悲しそうな目でハンターボックスの中に佇んでいた。いつもの羽はピンクではなくブラックになっていた。

なお、ZAZY本人はTwitterで「俺、放出されず」と悲しそうに呟いていた。

逃走エリアを統一&縮小した終盤ではハンターの数を通常の4体にするために機能を停止してフェードアウト。

ゲーム終了後に逃走成功者と自首成功者にボーナス賞金と自首成功賞金を渡すために再登場した。ナダルハンターは賞金を渡す際に数枚のお札をちょろまかしてポケットに入れるというボケをかましていたが、「おもんな…」「ZAZYの潔さ見習えクソが」とボロクソに言われていた。

ちなみにこの謎の選出は最近クロノス社が開発した最新AI「クロノス(演:秋山竜次)」が提案したものである。


収録中の余談

転倒してサングラスが外れたこともあったり、一度だけ「クロノス」内での逃走中にて通報の際、ハンターの肉声が流れたりとたまに天然を見せることがある。確保した逃走者に(半ばふざけて)罵倒された際、ジッとそちらを睨むということも。

女性・子供逃走者や転んだ人,自分に見つかった事に気づいていない人にはそっと確保する、全力で逃げている逃走者には突き飛ばさないよう両肩を掴む形で安全に足を止めさせるなど、気を配る部分もある。


ドラマの世界観での設定

開発は2900年代の企業「クロノス社」であり、スプリンターの瞬発力とマラソンランナーの持久力を併せ持つアンドロイド。量産されており、01KR・02NNなど、数字2桁+アルファベットのコードネームで管理されている。ハンターのイニシャル・番号は、01KR、02NN、03OM、04GT、05KT、06TT、07OF、08TG、09TR、10HM、11KJ、12JN、13YY、14SK、15KY、16TR、17ST、18WJ、19TY、20HT、21TT、22KD、23MY、24KK、25MT、26NO、27UY、28TT(SG)、29AM、30AS、31NH、32RT、33TH、34SK、35SM、36YR、37OF、38TT、39SY、40KH、41SH、42UN 、43DN、44YS、45KT、46TR、47OT、48NR、49TY、50KS、51IN、52TN、53TM、54MK、55IK、56NB、57OS、58OJ、59MT、60MY、...など。コードネームは基本的に正規ハンター(インカム等の機材を装着しているハンター)に付けられる。

初期の一部を除き、ファンによってコードネームが決められている。また、コードネームの整理等によってネームの剥奪や変更も行われる。(因みに、よくよく18号機と21号機はVH,NSと称されているが、WJ,TTが正式だったり。)

もともと逃走中は、地球外での生活することになった人類による興業という設定。環境が荒廃した地球を脱出して月面に移住した人類は、狭いコロニーでの生活を余儀なくされており、子供たちの遊び場もなかった。月村サトシがそうした環境を改善すべく資金を調達する為、エンターティメントショーを開催し、そのためのアンドロイドとして開発されたのが、ハンターである。

冷凍させると停止するのも、基本的に−239℃まで凍らせることで機能停止するよう設計されているから。というかそんな温度になるまで活動できるスペックがすごい。

完成させてショーとして開催するまでに数多くの実験を行っており、裏では月村と異なる考えを持つクロノス社の幹部たちが、実験段階の頃から軍事利用を視野に入れてハンターを戦力利用する「ハンターX計画」を立てていたが、ショーの開催中に月村を妨害したことで計画がバレてしまい、総裁の竹取カレンが失脚したことがきっかけとなり、そうした勢力は社内から一掃された。

竹取がこれらの罪を1人で被ったことで、ハンターX計画に加担していた1人である有明リョージがライバルの「ヘリオス社」の幹部に収まり、逃走中自体を乗っ取って収益を独占・利益を軍事に回そうとする。有明のスパイとして朱月サクがゲームプログラムの横流しを行い、ハンター自体も複製のため1体をヘリオス社へ転送したが、月村を始末しようとした有明の攻撃から自動で庇うという、ゲームプログラムにも無ければ有明にとっても想定外の行動を取る。これは月村が最初に作ったハンター1号機であり、月村にとって我が子同然の存在だった。複製を防ぐ為に月村の手によって自爆装置を作動させられ、その爆発はコロニーでひときわ大きいビルの1つであるヘリオス社の本社屋の一角を吹き飛ばすものであったことから、兵器としての性能も元々高いと思われる。


アニメ「逃走中グレートミッション」でのハンター

アンドロイドという設定はそのままだが、頑丈なボディに強力な力を持つなどアニメならではの設定が存在する。

煙幕をものともしない視力、攻撃行為が逃走者へ許可されていることを見越した規格外の回避性能、逃走者にとっては足止めになる破壊活動の余波による障害物の除去を可能とする腕力といった描写がされている。

また、ステージの住民にはハンターの存在が認知されていないと思われる描写がある。

第47話では、上記のマスクをした新型ハンターが登場し、主人公達の住んでいるコロニーの逃走者のハンターの性能が上がっている設定になっている(別コロニーであるA3の乗っ取りによるもので、それを知らないA7の逃走者達の殆どがゲーム中断せざる負えない程になるまで多く確保された)。


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